今年のアカデミー賞を観てて、ニクソン大統領って何した人?フロストって誰よ?等と思っていた『フロスト×ニクソン』を観てきました。
★★★★
『ウォッチメン』の世界では豪腕を発揮して1985年も大統領として在任していたニクソンですが、現実世界ではウォーターゲート事件で失脚し、1974年アメリカ大統領で初めて任期途中で退任したのだそうで、野心の強い本人はこの汚名をなんとしても返上したい一心。
その後就任したフォード大統領に恩赦を与えられて全く罪に問われる事もなく、国民に謝罪せずに元々クリーンだったというイメージで復帰する機会を狙っていたある日、外国のテレビ司会者フロストがニクソンとの対談番組を持ちかけてきた。
フロストからすればニクソンから謝罪の言葉を引き出したい、ニクソンにしてみればフロストを言葉巧みに言い負かしてイメージアップを図る機会にしたい。
そんな二人の知略戦が描かれています。
ケネディーとの討論番組で大統領選に落ちたという逸話が付きまとうニクソンが、背水の陣でのぞんだイメージアップ作戦は上手く行くのか?
二人の駆け引きを観ているだけでも面白いんだけど、それをサポートする周りのスタッフ達の心の動きやら、一筋縄ではいかない番組作りの難しさやら見所たっぷり。
ニクソンがどんな人物だったのかなんてこの週末まであんまり知らなかったのに、この映画と『ウォッチメン』を続けて観て急に詳しくなれた気がする。
オリバー・ストーンの『ニクソン』も機会があったら観てみよ。
★★★★
『ウォッチメン』の世界では豪腕を発揮して1985年も大統領として在任していたニクソンですが、現実世界ではウォーターゲート事件で失脚し、1974年アメリカ大統領で初めて任期途中で退任したのだそうで、野心の強い本人はこの汚名をなんとしても返上したい一心。
その後就任したフォード大統領に恩赦を与えられて全く罪に問われる事もなく、国民に謝罪せずに元々クリーンだったというイメージで復帰する機会を狙っていたある日、外国のテレビ司会者フロストがニクソンとの対談番組を持ちかけてきた。
フロストからすればニクソンから謝罪の言葉を引き出したい、ニクソンにしてみればフロストを言葉巧みに言い負かしてイメージアップを図る機会にしたい。
そんな二人の知略戦が描かれています。
ケネディーとの討論番組で大統領選に落ちたという逸話が付きまとうニクソンが、背水の陣でのぞんだイメージアップ作戦は上手く行くのか?
二人の駆け引きを観ているだけでも面白いんだけど、それをサポートする周りのスタッフ達の心の動きやら、一筋縄ではいかない番組作りの難しさやら見所たっぷり。
ニクソンがどんな人物だったのかなんてこの週末まであんまり知らなかったのに、この映画と『ウォッチメン』を続けて観て急に詳しくなれた気がする。
オリバー・ストーンの『ニクソン』も機会があったら観てみよ。
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メインの2人の演技が素晴らしかったのは言うまでもないのですが、個人的にはケヴィン・ベーコンの好演も気に入りました。
ですよねぇ、表情とかしぐさとか研究し尽くして作ってる感じが有りましたよね。
ニクソンはどっちかと言うと『ウォッチメン』のオーバーな特殊メイクの方が似てました。
ケヴィン・ベーコン、久々にスクリーンで観ましたが、全然老けてませんでしたね。
個人的には久々なんてよりも、もっと活躍して欲しい人なんですが。