エクスペンダブルズ

「スタローンとシュワちゃんが共演したら凄いよねー」なんて会話を子供の頃にしたような気がしますが、それどころじゃない！
ハリウッドアクションスター達ほぼ総出演による夢の共演がシルベスター・スタローンの呼びかけで実現！
『エクスペンダブルズ』を観てきました。
★★★★


スゲー！ハンパない！
豪華すぎて興奮が止まらない！
映画史上に残る超お祭りアクション映画がここに完成！

シルベスター・スタローン監督脚本主演、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ミッキー・ローク、ドルフ・ラングレン、あーんどストーン・コールド・スティーブ・オースチン！
そしてオマケにスタローンの宿敵で旧友プラネットハリウッドの共同出資者ら、アーノルド・シュワルツェネッガー知事と、ブルース・ウィリスもカメオ出演！
第一線のアクション映画スター達が勢揃いだなんて、ちょっと前にジェット・リーとジェイソン・ステイサムが共演した『ローグ・アサシン』（おもろなかったけどｗ）だけでも相当アガってたのに。

何なんこのメンツ！ジャン＝クロード・ヴァン・ダムとスティーブン・セガールは出演断って損したね！
（俺のイメージではこの二人は相当性格コスいので、ヒットを見て続編には何事もなかったかのように参加してそうですが）

メインキャストの全員に見事な見せ場を作ってバランスを取ってるんだけど、『ローグ・アサシン』同様に本物のスピーディーで魅せる格闘がワンカメラだけで十分出来るジェット・リーのアクションまで他と同様に細かなカット割りで編集されてて、結果速すぎて何をやってるのかさっぱりわからないようになってるのは残念でならない。
なので、次回もしジャッキー・チェンが出たとしても、きっと今回のジェット・リー以上に物足りなく感じそう。

作りはスタローンらプラネットハリウッド三人衆程にはなかなかスマッシュヒットしない現役のスターな二人、ジェット・リー（ハリウッドでの話）とジェイソン・ステイサムを核に彼らをアゲるような作りになってるんだけど、結果元飛び込み選手に基準が合わせられてジェイソン・ステイサムの一人得状態。

なんだかんだ言っても、あの歳でバケモノのような肉体で気合入りまくりのスタローンが美味しいとこは押さえてますけど。

個人的にはドルフ・ラングレンが一番良かった。
こないだの『ユニバーサル・ソルジャー：リジェネレーション』で、いよいよこれから！ってところでただの脇役に回されてしまうという酷い扱いを受けてたのはワガママヴァン・ダムの策略だろうと感じてたのがこの映画で確信。
歳食ってこんなイイ表情するようになった役者、しかも相変わらず格闘シーンは超見栄えのするガタイはヴァン・ダムにとっては邪魔だったんでしょうか、『ロッキー４』の後のドルフ・ラングレン旋風がまた来るんじゃないかと思える程今回は堪能させてくれました。

プラネットハリウッド三人衆が集結するボーナスシーン、あれってシュワ知事だけおもいっきり分かりやすく別撮りやったよねぇ。
トップスターの皮肉の言い合いにも聞こえる会話は楽しい。

公式サイトも気合が入ってるので要チェック。

次回予想！
新たに現れた敵側の傭兵としてジャン＝クロード・ヴァン・ダム、ロック、ウェズリー・スナイプスが登場し、通りがかりのスティーブン・セガールが巻き込まれてひとアクション披露、敵地に乗り込んだら幽閉されていたCIAエージェントのジャッキー・チェンが期を見て敵の内側からエクスペンダブルズに加勢。
みたいな。

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