街と愛をテーマに幾人もの監督が撮ったショートラブストーリーをオムニバス形式で綴った『パリ、ジュテーム』の成功を受け、今度の舞台はニューヨーク!
待ちに待った『ニューヨーク、アイラブユー』を観てきました。
『東京、アイシテル』もしくは『好っきやねん、大阪』も是非!(無いやろな)
★★★★★
ニューヨークには行ったことが無いし、そもそもアメリカ大陸の土を踏んだことが無い。
映像では知ってても、肌では知らない街なので、個人的な思い入れや肌で空気を感じる感覚は前回のようにはありません。
このシリーズは街と人が主体なので、知らない場所だとちょと感覚が違うんだなぁと思った次第です。
土地勘がまったく無いから、こういう映画だと映像の向こう側の方向感覚、位置関係がさっぱり。
初めて訪れた街を土地勘のある人に連れまわされる感覚で、前回程はハマリ切れなかったかもしれない。
やっぱ一度は行ってみないとなぁ。
個人主義なパリが舞台だった前作は、“らしく”完全にオムニバス形式で街ごとにエピソードを区切り、監督のカラーを前面に出した短編の連続になっていましたが、今回はオムニバス形式では無くて、様々なエピソードがゆるく絡まり合った群像劇のスタイルをとってます。
人種のるつぼなニューヨークらしく、あらゆる思考を持った、あらゆる宗教の人々が世界中から集まり、混沌としながらもお互いを尊重し合って共存が成り立っている、そんなニューヨークをそのまま具現化したような作りになっているところが、パリの場合と対比して観ると余計に面白い。
『ラブ・アクチュアリー』や、つい先日の『バレンタインデー』も結果として同じような愛をテーマとしたアンサンブルになってましたが、こちらの方が見応えたっぷりです。
なんと言っても、監督の数だけ想像力と創造力がハンパないのと、各エピソードを繋ぐ監督が別に居る辺り、映画好きには作りが楽しくて仕方がない。
記事書くのが大変だと思い、参考にと久しぶりにパンフレットを買いました。
以下パンフレットも参考にしながらのネタバレ。
ネタバレ
Love 01 トライベッカ
監督:チアン・ウェン
出演:ヘイデン・クリステンセン
レイチェル・ビルソン
アンディ・ガルシア
スリの若者の話。
さっき財布を抜いてきた紳士風なオッサンの彼女を見初め、彼女も盗んでしまおうと口説いていた所に事情を全て察したオッサンが戻り、スマートに財布も彼女も取り戻されてしまった。
もう退散するしか…しかし、彼女は若者の後を追ってきた。
3人それぞれの心境を想像しながら観ていると微笑ましくて楽しい。
Love 02 ダイヤモンド街
監督:ミーラー・ナーイル
出演:イルファン・カーン
ナタリー・ポートマン
ジャイナ教徒でインド系ダイヤモンド商のオヤジのもとに、結婚を控えたユダヤ教徒女性の仲買人が訪れ、心を割って話すうち不思議な愛情のようなものが…。
凄い、なにこれ、もう人間愛?みたいなレベルの展開。
このエピソードを観てるときに、中学生の時に習った「人種のるつぼ」って言葉を思い出しました。
ニューヨークって凄い。
Love 03 ハーレム/アッパー・ウェスト・サイド
監督:岩井俊二
出演:オーランド・ブルーム
クリスティーナ・リッチ
アニメ映画の音楽を手がける青年と、彼を電話でフォローするアシスタントの女性、でも二人は顔も知らない間柄。
お互い見えない相手に寄せる信頼関係から興味を感じ、実際に会ったことで愛が芽生えそうなラストがめっさ可愛い。
腰をかがめてクリスティーナ・リッチを迎えるオーランド・ブルームの構図が少女漫画的で面白いとか、『ゲド戦記』やら『DEATH NOTE』やらすげー日本がフィーチャーされとるなぁとか思ってたら岩井俊二監督作でした。
Love 04 ソーホー
監督:イヴァン・アタル
出演:マギー・Q
イーサン・ホーク
夜の街角で必死に女性を口説く男性。
上手いことマイペースで口説けそうかな?と思った途端、実は彼女は娼婦だと判明。
「ここに連絡してねー」と名刺を手渡された彼の表情、残された仕草が面白い。
延々口説いてる場面だけでも必死すぎて面白かったのに、こんなオチまであるなんて。
口説かれている時の彼女の表情も、もう一度見たら感じ方が変わるんだろうな。
久しぶりのイーサン・ホークに、相手は日本人に人気のマギー・Q!
Love 05 セントラル・パーク
監督:ブレット・ラトナー
出演:アントン・イェルチン
オリヴィア・サールビー
ジェームズ・カーン
ロシア訛りの青年は、プロムに誘った彼女に断られ、薬局のオヤジの誘いで彼の娘と行くのを快諾してみたら、娘さんは車椅子の美人とビミョーな空気。
プロムに行ってもパッとしなかったけど、帰りにセントラルパークで大胆な初体験でご満悦!
「良かったね!」なんて思って観てたら…、「や、やっぱ良かったんじゃない?」みたいなオチw
夢に向かって生きるニューヨーカーのパワーみたいなものも感じる、短編ならではお話でした。
『スタートレック』のアントン・イェルチンはやっぱ役者として天才肌。
Love 06 グリニッチ・ビレッジ
監督:アレン・ヒューズ
出演:ドレア・ド・マッテオ
ブラッドリー・クーパー
バーで出会って一夜の情事…が、あまりにもお互いセックスの相性が良すぎて次の日も期待してそのバーに行く二人の心の様子を官能的に描きつつ、純愛風にオチを付けてるところが面白い。
どこかゲイゲイしいのは『バレンタインデー』でのブラッドリー・クーパーの役どころだけのせいじゃなくて、ストーリー自体w
Love 07 アッパー・イースト・サイド
監督:シェカール・カブール
出演:シャイア・ラブーフ
ジュリー・クリスティ
ジョン・ハート
ホテルにチェックインした元オペラ歌手と、不思議と彼女の要望を直ぐに叶えてくれる腰に障害のある若いホテルマン。
思いつめた表情でウェディングドレスを纏い部屋の窓を全開にした時、ホテルマンがシャンパンを持って現れたので、促して二人でシャンパンを乾杯するが、彼は乾杯のあと窓から飛び降りてしまう。
すると、どういうわけか窓の外から老いたホテルマンが現れ…。
うーん、幾様にも解釈が考えられて、どうとって良いのかさっぱり、抽象的過ぎ。
シャイア・ラブーフを初めて良い役者になったと感じた。
Love 08 セントラル・パーク
監督:ナタリー・ポートマン
出演:カルロス・アコスタ
ジャシンダ・バレット
白人の少女を連れた黒人男性。
他の子供たちと楽しそうに遊ぶ少女を見守る彼は、子供たちの母親たちから「優秀なマニーね!」と言われるがその表情は曇ってしまう。
実は父親でしたってオチなんだけど、怖いよねこのシチュエーション。
父親だって思われないって事は、場合によっては誘拐犯と勘違いされてしまったりもしそう。
「キャーキャー」はしゃぐ娘を追いかける場面ではそんな雰囲気も漂わせながら、観る側にあれこれ想像させた後のスッキリとしたキメが笑顔を呼ぶ。
Love 09 チャイナ・タウン
監督:ファティ・アキン
出演:ウグル・ユーセル
スー・チー
漢方屋の女性店員を見初めた老画家は、彼女を思い出して描こうとするがどうしても目が書けない。
そこで半ばストーカーのように彼女をつけ、モデルを懇願するがあえなく拒否られてしまった。
頼まれた女性は毎日の家業に嫌気がさし、店を飛び出し画家のもとを訪れてみたが、彼はもうこの世を去っていた。
彼女は自分の顔写真から目を切り取り、残された“目の無い”絵に貼りつけて完成させる…。
余命いくばくも無いと悟った画家の、最後の愛かと思うと凄く切ない。
Love 10 ソーホー
監督:イヴァン・アタル
出演:ロビン・ライト・ペン
クリス・クーパー
再び夜のソーホーの街角でタバコを吸う男女の話。
オッサンのタバコの火を借りにきた美女がオッサンを誘惑しまくり。
しかし、オッサンがやっとその気になった途端、つれない態度で店内に戻ってしまう。
その時の彼女の台詞がうろ覚えだったので、パンフレットを参照すると、「今夜私はすべてを変えるの」と言ってたみたい。
オチは結婚指輪を付けた二人が笑顔でレストランで談笑する場面、意味が幾通りにも考えれてよーわからんからもう一度観なあかんかな。
ニューヨークってレストランの店内ではタバコが吸えないんだっけ?だとしたら現在のニューヨークを反映した面白い演出ですよね。
Love 11 ブライトン・ビーチ
監督:ジョシュア・マーストン
出演:イーライ・ウォラック
クロリス・リーチマン
足の遅いじいちゃんに文句をたらたら言いながら先導してあるくばあちゃん。
最後は浜辺で肩を寄せ合い、結婚記念日を祝う二人を纏うゆっくりとした時間の流れ…。
そうかと思えば、それをかき乱すスケボーの悪がき達、マイペースを取り戻すばあちゃんw
老夫婦の話はやっぱ一番グッと来る。
Inserted Cut ニューヨークシティー
監督:ランディ・バルスマイヤー
出演:エミリー・オハナ
ジャスティン・バーサ
ビデオアーティストの女性がニューヨークの街と人をあらゆる角度から記録していく。
11人目の監督が、オープニングとクライマックス、及び全てのエピソードの間を埋める役割を担っていて、各エピソードから登場人物が少しずつ顔を出し、その後の展開の片鱗を見せてくれるところが面白い。
待ちに待った『ニューヨーク、アイラブユー』を観てきました。
『東京、アイシテル』もしくは『好っきやねん、大阪』も是非!(無いやろな)
★★★★★
ニューヨークには行ったことが無いし、そもそもアメリカ大陸の土を踏んだことが無い。
映像では知ってても、肌では知らない街なので、個人的な思い入れや肌で空気を感じる感覚は前回のようにはありません。
このシリーズは街と人が主体なので、知らない場所だとちょと感覚が違うんだなぁと思った次第です。
土地勘がまったく無いから、こういう映画だと映像の向こう側の方向感覚、位置関係がさっぱり。
初めて訪れた街を土地勘のある人に連れまわされる感覚で、前回程はハマリ切れなかったかもしれない。
やっぱ一度は行ってみないとなぁ。
個人主義なパリが舞台だった前作は、“らしく”完全にオムニバス形式で街ごとにエピソードを区切り、監督のカラーを前面に出した短編の連続になっていましたが、今回はオムニバス形式では無くて、様々なエピソードがゆるく絡まり合った群像劇のスタイルをとってます。
人種のるつぼなニューヨークらしく、あらゆる思考を持った、あらゆる宗教の人々が世界中から集まり、混沌としながらもお互いを尊重し合って共存が成り立っている、そんなニューヨークをそのまま具現化したような作りになっているところが、パリの場合と対比して観ると余計に面白い。
『ラブ・アクチュアリー』や、つい先日の『バレンタインデー』も結果として同じような愛をテーマとしたアンサンブルになってましたが、こちらの方が見応えたっぷりです。
なんと言っても、監督の数だけ想像力と創造力がハンパないのと、各エピソードを繋ぐ監督が別に居る辺り、映画好きには作りが楽しくて仕方がない。
記事書くのが大変だと思い、参考にと久しぶりにパンフレットを買いました。
以下パンフレットも参考にしながらのネタバレ。
ネタバレ
Love 01 トライベッカ
監督:チアン・ウェン
出演:ヘイデン・クリステンセン
レイチェル・ビルソン
アンディ・ガルシア
スリの若者の話。
さっき財布を抜いてきた紳士風なオッサンの彼女を見初め、彼女も盗んでしまおうと口説いていた所に事情を全て察したオッサンが戻り、スマートに財布も彼女も取り戻されてしまった。
もう退散するしか…しかし、彼女は若者の後を追ってきた。
3人それぞれの心境を想像しながら観ていると微笑ましくて楽しい。
Love 02 ダイヤモンド街
監督:ミーラー・ナーイル
出演:イルファン・カーン
ナタリー・ポートマン
ジャイナ教徒でインド系ダイヤモンド商のオヤジのもとに、結婚を控えたユダヤ教徒女性の仲買人が訪れ、心を割って話すうち不思議な愛情のようなものが…。
凄い、なにこれ、もう人間愛?みたいなレベルの展開。
このエピソードを観てるときに、中学生の時に習った「人種のるつぼ」って言葉を思い出しました。
ニューヨークって凄い。
Love 03 ハーレム/アッパー・ウェスト・サイド
監督:岩井俊二
出演:オーランド・ブルーム
クリスティーナ・リッチ
アニメ映画の音楽を手がける青年と、彼を電話でフォローするアシスタントの女性、でも二人は顔も知らない間柄。
お互い見えない相手に寄せる信頼関係から興味を感じ、実際に会ったことで愛が芽生えそうなラストがめっさ可愛い。
腰をかがめてクリスティーナ・リッチを迎えるオーランド・ブルームの構図が少女漫画的で面白いとか、『ゲド戦記』やら『DEATH NOTE』やらすげー日本がフィーチャーされとるなぁとか思ってたら岩井俊二監督作でした。
Love 04 ソーホー
監督:イヴァン・アタル
出演:マギー・Q
イーサン・ホーク
夜の街角で必死に女性を口説く男性。
上手いことマイペースで口説けそうかな?と思った途端、実は彼女は娼婦だと判明。
「ここに連絡してねー」と名刺を手渡された彼の表情、残された仕草が面白い。
延々口説いてる場面だけでも必死すぎて面白かったのに、こんなオチまであるなんて。
口説かれている時の彼女の表情も、もう一度見たら感じ方が変わるんだろうな。
久しぶりのイーサン・ホークに、相手は日本人に人気のマギー・Q!
Love 05 セントラル・パーク
監督:ブレット・ラトナー
出演:アントン・イェルチン
オリヴィア・サールビー
ジェームズ・カーン
ロシア訛りの青年は、プロムに誘った彼女に断られ、薬局のオヤジの誘いで彼の娘と行くのを快諾してみたら、娘さんは車椅子の美人とビミョーな空気。
プロムに行ってもパッとしなかったけど、帰りにセントラルパークで大胆な初体験でご満悦!
「良かったね!」なんて思って観てたら…、「や、やっぱ良かったんじゃない?」みたいなオチw
夢に向かって生きるニューヨーカーのパワーみたいなものも感じる、短編ならではお話でした。
『スタートレック』のアントン・イェルチンはやっぱ役者として天才肌。
Love 06 グリニッチ・ビレッジ
監督:アレン・ヒューズ
出演:ドレア・ド・マッテオ
ブラッドリー・クーパー
バーで出会って一夜の情事…が、あまりにもお互いセックスの相性が良すぎて次の日も期待してそのバーに行く二人の心の様子を官能的に描きつつ、純愛風にオチを付けてるところが面白い。
どこかゲイゲイしいのは『バレンタインデー』でのブラッドリー・クーパーの役どころだけのせいじゃなくて、ストーリー自体w
Love 07 アッパー・イースト・サイド
監督:シェカール・カブール
出演:シャイア・ラブーフ
ジュリー・クリスティ
ジョン・ハート
ホテルにチェックインした元オペラ歌手と、不思議と彼女の要望を直ぐに叶えてくれる腰に障害のある若いホテルマン。
思いつめた表情でウェディングドレスを纏い部屋の窓を全開にした時、ホテルマンがシャンパンを持って現れたので、促して二人でシャンパンを乾杯するが、彼は乾杯のあと窓から飛び降りてしまう。
すると、どういうわけか窓の外から老いたホテルマンが現れ…。
うーん、幾様にも解釈が考えられて、どうとって良いのかさっぱり、抽象的過ぎ。
シャイア・ラブーフを初めて良い役者になったと感じた。
Love 08 セントラル・パーク
監督:ナタリー・ポートマン
出演:カルロス・アコスタ
ジャシンダ・バレット
白人の少女を連れた黒人男性。
他の子供たちと楽しそうに遊ぶ少女を見守る彼は、子供たちの母親たちから「優秀なマニーね!」と言われるがその表情は曇ってしまう。
実は父親でしたってオチなんだけど、怖いよねこのシチュエーション。
父親だって思われないって事は、場合によっては誘拐犯と勘違いされてしまったりもしそう。
「キャーキャー」はしゃぐ娘を追いかける場面ではそんな雰囲気も漂わせながら、観る側にあれこれ想像させた後のスッキリとしたキメが笑顔を呼ぶ。
Love 09 チャイナ・タウン
監督:ファティ・アキン
出演:ウグル・ユーセル
スー・チー
漢方屋の女性店員を見初めた老画家は、彼女を思い出して描こうとするがどうしても目が書けない。
そこで半ばストーカーのように彼女をつけ、モデルを懇願するがあえなく拒否られてしまった。
頼まれた女性は毎日の家業に嫌気がさし、店を飛び出し画家のもとを訪れてみたが、彼はもうこの世を去っていた。
彼女は自分の顔写真から目を切り取り、残された“目の無い”絵に貼りつけて完成させる…。
余命いくばくも無いと悟った画家の、最後の愛かと思うと凄く切ない。
Love 10 ソーホー
監督:イヴァン・アタル
出演:ロビン・ライト・ペン
クリス・クーパー
再び夜のソーホーの街角でタバコを吸う男女の話。
オッサンのタバコの火を借りにきた美女がオッサンを誘惑しまくり。
しかし、オッサンがやっとその気になった途端、つれない態度で店内に戻ってしまう。
その時の彼女の台詞がうろ覚えだったので、パンフレットを参照すると、「今夜私はすべてを変えるの」と言ってたみたい。
オチは結婚指輪を付けた二人が笑顔でレストランで談笑する場面、意味が幾通りにも考えれてよーわからんからもう一度観なあかんかな。
ニューヨークってレストランの店内ではタバコが吸えないんだっけ?だとしたら現在のニューヨークを反映した面白い演出ですよね。
Love 11 ブライトン・ビーチ
監督:ジョシュア・マーストン
出演:イーライ・ウォラック
クロリス・リーチマン
足の遅いじいちゃんに文句をたらたら言いながら先導してあるくばあちゃん。
最後は浜辺で肩を寄せ合い、結婚記念日を祝う二人を纏うゆっくりとした時間の流れ…。
そうかと思えば、それをかき乱すスケボーの悪がき達、マイペースを取り戻すばあちゃんw
老夫婦の話はやっぱ一番グッと来る。
Inserted Cut ニューヨークシティー
監督:ランディ・バルスマイヤー
出演:エミリー・オハナ
ジャスティン・バーサ
ビデオアーティストの女性がニューヨークの街と人をあらゆる角度から記録していく。
11人目の監督が、オープニングとクライマックス、及び全てのエピソードの間を埋める役割を担っていて、各エピソードから登場人物が少しずつ顔を出し、その後の展開の片鱗を見せてくれるところが面白い。
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