エディット・ピアフ ～愛の賛歌～

予告編を観て初めて知った名前、“エディット・ピアフ”。
日本では越路吹雪で有名な「愛の賛歌」の元歌を歌った世界の歌姫、というか、大いなる場末のスターというか。
その波乱に満ちた人生を描いた『エディット・ピアフ ～愛の賛歌～』を観てきました。
★★★★

マリオン・コティヤールの演技に魅了され、歌声（本物のピアフの声？）に圧倒され、ステージで二つが重なった時に沸き起こる感動に酔いしれた。

が、時系列をいじり過ぎているのが気になる。
どうも印象的には彼女の武勇伝をずらずらっと並べて、それだけじゃ物足りないから時系列を変えてみたような印象。
ラスト30分までは一本道にしておいて欲しかったくらいに複雑で疲れる。
もっとじっくり彼女を知りたかった。

ネタバレ
過程は全く違うけど、人生のクライマックスが余りに美空ひばりと被って、悲しみも倍増。
こんなに惜しい人を知らなかったなんて反省。

薬と酒でボロボロになった彼女、計算すると48歳で老婆のような姿で亡くなったんですね（涙）

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