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アポカリプト

2007-06-16 | 劇場映画れびゅー
300人むさ苦しいの腹筋に続くのは、数千人の生尻。
熱心すぎるキリスト教徒として知られるメル・ギブソンが、どうして異教の民を描いた映画を撮ろうと思い立ったのか。
マヤ文明自体に焦点を当てた映画も観たことが無くて、『アポカリプト』を興味津々で観てきました。
★★

ジャングルに暮らす平和を愛する民が、マヤの邪教徒達に襲われ、略奪される。

既に滅んでしまった文明を映像にするのは、エジプトしかり、大変難しい事なんだと思う。
特にマヤについて描いた映画なんて今まで無かったのでは?
テレビや本で得ていた知識に、初めて照らし合わせながら観るマヤの姿のクオリティーの高さには感動。
しかし、徹底的に邪教として、都合よく描いている点には納得できない。

欲を言えば、人種的にミックスな配役が気になるところだったけど、ハリウッド映画って昔からそういうものなので、気にするべきではない。
英語を話さないだけでも“凄い!”と思うべきかもw
せっかく言葉にこだわってたのに、名前にだけ英語読みの字幕が付いていたのは…。

森の中を駆け抜ける爽快感も見もの。
裸足だったけど、足の形の靴でも履いてたんだろうか?

冒頭に書いた、「何故メル・ギブソン監督作が?」という疑問については、最後まで観れば納得出来る内容。
納得というか、俺はがっかりしましたが…。

ネタバレ
キリスト教史における“邪教”を、徹底的に邪教として描き、「ほらみろ、キリスト教は彼らを苦痛から救ったんだ」とでも言わんばかりのクライマックスにがっかり。
後に彼らの行った略奪の限りなんて微塵も感じさせす、「森の民は森で暮らせば良い」と締めくくる。

酷くない?



パッション

東宝

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コメント (2)    この記事についてブログを書く
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2 コメント

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そうかー (英イチ)
2007-06-17 21:24:55
何気に300よりもこっちが気になってたり。
史実として残っているモノに肉付けをしたというよりかは、宗教的な観点で捉えられてるっぽいんでしょうか?

ならちょっと食指が動かんかも。
返信する
うーん (そーれ)
2007-06-17 21:33:15
>英イチさん
いやー、俺は偏った見方をしてたのかもしれないよ。
宗教的なとこが強調されてるのは最後だけだし。
気にする必要ないかもw
返信する