シビル・ウォー キャプテン・アメリカ

完全に『アベンジャーズ』本編の続きのような大集合映画と化した『シビル・ウォー キャプテン・アメリカ』を観てきました。
★★★★★

あいつや、前々からうわさされていたまさかのあいつまで遂に登場しての大混戦に大満足。
但し、常識外のパワーを持つハルクとソーは今回お預け、パワーバランスが成り立たないから。
ヴィジョンだけは前回のニューキャラクターなので、パワーバランスを考えた演出で参戦しています。

タイトルこそ『キャプテンアメリカ』ですが、コミックスの『シビル・ウォー』がベースになっているらしいです。
序盤でブラック・ウィドゥーがスピード感たっぷりに物凄くしなやかな動きのアクションを観せてくれるのを観て、そう言えば『アイアンマン２』の頃はこれだけでかなりの満足度に貢献してくれてたんだよなと思い出した。
今となってはもうこんなの序の口で、てんこ盛りと言うかお祭りと言うか、やり過ぎの上を行くやり過ぎでさらにまだ上にやり過ぎを乗せて楽しませてくれてしまう。

本タイトルは、『アベンジャーズ』と同様にテレビドラマ『エージェント・オブ・シールド』や、さらには本タイトル単体からのスピンオフドラマ『エージェント・カーター』とも密接な繋がりを持っている映画なだけに、直後のドラマへの影響も気になるところ。

現在は同じディズニー資本になった『スターウォーズ』の宣伝とも取れる場面や台詞が多いのと、年末に公開予定のスピンオフ『ローグワン』の予告編が本作公開と同時に劇場公開されたのとで、いろいろとニヤついてしまった。

ネタバレ
初登場のブラックパンサーとスパイダーマンに超アガる。
特にスパイダーマンはもっと飛び入り的な扱いかと思っていたのが、トニー・スタークがバッチリフォローする関係で、単独映画に置いても影響力が有りそうな予感をさせて、楽しみで仕方が無い。
エンドロール後のメッセージも、キャプテン・アメリカじゃなくてスパイダーマンになってるところに気合を感じる（映画会社違うのに）。

あと、アントマンがオイシイ。
自分のタイトルでもないのに早くも巨大化したり、今後も正義感とか義務感とは関係無いところでかき回すキャラクターとして期待。
デッドプールもこっちにも出て欲しいなぁ…。

まさかのマーティン・フリーマンがちょい役で登場していますが、この先マーベル・シネマティック・ユニバースで何か重要な役割に関わるんじゃないかと、『ガーディアン・オブ・ギャラクシー』にちょい役で出ているグレン・クローズと同様に期待しまくり。
もしかして、『ドクター・ストレンジ』でベネディクト・カンバーバッチと絡んで『シャーロック』コンビみたいなサプライズが有ったりして？なんてね。

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