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「デジャヴを操れ!」って予告編の言葉。
「何の事やろ、それにしてもジェリー・ブラッカイマー映画な割りに派手さの少ない予告編…」と、全然期待せずに『デジャヴ』を観てきました。
★4個と言いたいところだけど、マイナス1.5で★★★
予告編からは想像出来ない展開に観る気持ちは高揚し、この先の展開はどうなるのか全くわからない状況が続く。
“デジャヴ”がタイトルなのに、ちっともそれと関連した事が発生しない。
幾通りにも想像出来る面白さが確かに有った。
が、肝心な最後の部分が予告編でネタバレされていて最悪。
それまでの展開を★4個以上と思って、その後を期待していたのに最後の最後で…。
予告編をはっきりと覚えてない方には楽しめる、タイトルに深い意味の有る良作です。
オープニングタイトルで久々にバル・キルマーの名前を見つけて期待していたら、えらく丸っこくなっててびっくりしましたw
ちっとも顔の老けないデンゼル・ワシントンの老いが裸に見られて納得。
ネタバレ
ちっともデジャヴを感じない主人公に、絡んでくるのは女性の変死体。
え、もしかして『トゥルー・コーリング』?
なんて思いながら観ていたら、まるで『タイムコップ』のような装置の登場。
でもスパイ衛星から…の話でタイムトラベル物の筋も消えてしまった。
スパイ衛星から…って、そんな怖い話有るんかなぁ…。
疑いつつ観ていたらやっぱりスパイ衛星は大嘘で、実はドラえもんのタイムテレビ。
それを使って、どうにかこうにか過去へ送る事が出来たのは一枚のメモ用紙。
わかった!『イルマーレ』か!
そうでも無いか…おや?どこかで観た次元の流れの図がホワイトボードに。
ひょっとして『バック・トゥー・ザ・フューチャー』?『サマータイムマシーンブルース』だったりして。
それとも『バタフライ・エフェクト』?『時をかける少女』?『ターミネーター』?『ある日どこかで』?まさか『バブルへGO!! 』じゃ?
ええい、『スーパーマン』みたく地球逆回転させてみろ。
と、想像が膨らみまくったところで、やっぱりフツーにタイムマシンを使ってのタイムトラベル…。
まぁいっか、リスクを犯してでも遣りたい気分だったのはむしろ褒めてあげなきゃ。
と、ちょっとガッカリだったのを押してくれたのは、装置の蓋を閉める時の「これは2回目?」という台詞。
なんでそこでデジャヴやねんと一瞬思ったけど、実はこの言葉が重かった。
これ見よがしに敷かれていた伏線に沿って過去のストーリーは展開するけど、本人は気づかない。
観客にとってはずっとデジャヴを感じている感覚。
最後の最後に自分の血の付いたガーゼを見て、デジャヴを感じたところから運命が変わっていく上手さ。あの台詞がそこで生きてくる。
彼にとっては1回目のタイムトラベルかもしれないけれど、他の次元の彼、もしくは複数の彼等が何度も同じタイムトラベルを繰り返した結果、やっと気づけた事なのかもしれない。
そうなってくると、彼の次元に来ていた別の彼は一体どうなったのか?なんて疑問も浮かんできますが、戻ってこれない彼の代わりにタイムスリップ後ひょっこり現れて入れ替わっているのかもしれない。
フェリー爆破を食い止められなかった無念さを抱きながら。
この映画での次元の流れの説明どおりだと、その次元は消滅する事になるのかもしれないけど。
なーんてもう面白くて色々想像しながら観ていたのに、ラストシーンで彼女とその次元の彼との会話(これもデジャヴというタイトルが生きてくる場面)が予告編でそのまま流れていたので、別次元の彼が死んだ時点で全て読めてしまってむかっ腹が立った。
配給会社のあふぉ!
自分が二人居る状況のややこしいタイムトラベル物のルールを無くす為なのか、死なせたのには全く異論は無いんだけど。
単なるタイムトラベル物に終わらないところが凄く良い。
「何の事やろ、それにしてもジェリー・ブラッカイマー映画な割りに派手さの少ない予告編…」と、全然期待せずに『デジャヴ』を観てきました。
★4個と言いたいところだけど、マイナス1.5で★★★
予告編からは想像出来ない展開に観る気持ちは高揚し、この先の展開はどうなるのか全くわからない状況が続く。
“デジャヴ”がタイトルなのに、ちっともそれと関連した事が発生しない。
幾通りにも想像出来る面白さが確かに有った。
が、肝心な最後の部分が予告編でネタバレされていて最悪。
それまでの展開を★4個以上と思って、その後を期待していたのに最後の最後で…。
予告編をはっきりと覚えてない方には楽しめる、タイトルに深い意味の有る良作です。
オープニングタイトルで久々にバル・キルマーの名前を見つけて期待していたら、えらく丸っこくなっててびっくりしましたw
ちっとも顔の老けないデンゼル・ワシントンの老いが裸に見られて納得。
ネタバレ
ちっともデジャヴを感じない主人公に、絡んでくるのは女性の変死体。
え、もしかして『トゥルー・コーリング』?
なんて思いながら観ていたら、まるで『タイムコップ』のような装置の登場。
でもスパイ衛星から…の話でタイムトラベル物の筋も消えてしまった。
スパイ衛星から…って、そんな怖い話有るんかなぁ…。
疑いつつ観ていたらやっぱりスパイ衛星は大嘘で、実はドラえもんのタイムテレビ。
それを使って、どうにかこうにか過去へ送る事が出来たのは一枚のメモ用紙。
わかった!『イルマーレ』か!
そうでも無いか…おや?どこかで観た次元の流れの図がホワイトボードに。
ひょっとして『バック・トゥー・ザ・フューチャー』?『サマータイムマシーンブルース』だったりして。
それとも『バタフライ・エフェクト』?『時をかける少女』?『ターミネーター』?『ある日どこかで』?まさか『バブルへGO!! 』じゃ?
ええい、『スーパーマン』みたく地球逆回転させてみろ。
と、想像が膨らみまくったところで、やっぱりフツーにタイムマシンを使ってのタイムトラベル…。
まぁいっか、リスクを犯してでも遣りたい気分だったのはむしろ褒めてあげなきゃ。
と、ちょっとガッカリだったのを押してくれたのは、装置の蓋を閉める時の「これは2回目?」という台詞。
なんでそこでデジャヴやねんと一瞬思ったけど、実はこの言葉が重かった。
これ見よがしに敷かれていた伏線に沿って過去のストーリーは展開するけど、本人は気づかない。
観客にとってはずっとデジャヴを感じている感覚。
最後の最後に自分の血の付いたガーゼを見て、デジャヴを感じたところから運命が変わっていく上手さ。あの台詞がそこで生きてくる。
彼にとっては1回目のタイムトラベルかもしれないけれど、他の次元の彼、もしくは複数の彼等が何度も同じタイムトラベルを繰り返した結果、やっと気づけた事なのかもしれない。
そうなってくると、彼の次元に来ていた別の彼は一体どうなったのか?なんて疑問も浮かんできますが、戻ってこれない彼の代わりにタイムスリップ後ひょっこり現れて入れ替わっているのかもしれない。
フェリー爆破を食い止められなかった無念さを抱きながら。
この映画での次元の流れの説明どおりだと、その次元は消滅する事になるのかもしれないけど。
なーんてもう面白くて色々想像しながら観ていたのに、ラストシーンで彼女とその次元の彼との会話(これもデジャヴというタイトルが生きてくる場面)が予告編でそのまま流れていたので、別次元の彼が死んだ時点で全て読めてしまってむかっ腹が立った。
配給会社のあふぉ!
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こういう映画って自分の期待と違う方向へ話が進んで行った時、アナザーストーリーでも作って欲しい気持ちにさせられますよね。
監視システムで投影された映像に対して当てたペンライトの光が直接過去に届いたあたりがさっぱり仕組みがわからなかったり、突っ込んで考えるといくらでもアヤシイ設定が浮かんできたりするので、やっぱりタイムパラドックスを扱う映画はいろんな妥協が必要なのかも。
1度目なのか何度繰り返していたのかわかりませんが、前回のダグは少なくとも彼女の家にはたどり着いて治療をしていましたよね。
未来では触っていないはずなのに部屋中の物に彼の指紋が残っていたのだから、あの治療跡は間違いなく過去に行った彼のものでしょう。
ただ、前回彼女の指はその時点で既に切られていたかもしれない。
そして前回は、その後彼女が赤白のワンピースに着替えてからフェリー乗り場で犯人とすれ違うまでの間に再び連れ去られて殺害、遺棄されたと考えるのが妥当かな。
でも、そうなると時間が足りないような…。
彼女が連れ去られた時点で彼も殺害されていれば、同様に焼かれて遺棄されていたはずで、やっぱり川にはダグの死体が沈んでいたのかも。
いや、ひょっとすると彼女は小屋で大火傷を負っていて、ダグは彼女を家で治療したけど救うことができず、彼の手で辻褄合わせに遺棄されたのかも。
そうするとやっぱり未来の彼が居なくなった後にひょっこりと入れ替わって…。
デジャヴ=タイムマシーンでGO!な
展開になってしまってからはダメでした・・
冒頭の死体袋シーンからタイムマシーンものに
ならないよう、ならないよう願っていたのに・・。
タイムパラドックスなら
どういう矛盾も解釈次第ってことですもんね。
それならいっそ
インチキ監視システムの方が良かったなって
思うあたしはどうも少数派のようです(笑)
ところで1度目のダグはどの時点で
爆破阻止を失敗しちゃったんでしょうね?
予告編観すぎるのは駄目ですね(泣)
極力上映開始直前に入って予告編観ないようにしたいんですが、予告編が楽しみな話題作も有るのがジレンマです(笑)
過去を変えちゃったから、存在し得ない思考を持った彼は必然的に消えるべくして消えたのかもしれないですね。
という事は、死んだんじゃなくてパラレルワールドに飛ばされて、そこで息を吹き返すところから別のストーリーが起こったりして…って難解すぎ(笑)
>ミストさん
ちょうどタイムマシンに乗り込んで扉を閉める時の台詞ですね。
私もこの映画はDVDで何度もチェックしなおしてみたいです。
デンゼル・ワシントン、顔は全然変わらないけど、脇のタルミが凄くてびっくりでした(笑)
「2回目・・・」とか言うセリフ落としてましたわ!(笑)
あの辺、過去と現在がややこしくなってきた辺りかしら?(^_^;)
今度はDVDが出たらしっかりチェックして観たいと思います。(^^ゞ
デンゼル・ワシントンは好きな俳優さんなので、
ツッコミどころ満載もまた楽しめました(笑)。
予告編の意味が私には通じていなかったので、全く「デジャヴ」を感じずに最後まで楽しく見れました。
未来からのタグは悲惨な最後でしたが、それもいつか臨死体験というデジャブで甦ったりはしないのかしら?なんて思ったりも・・・(笑)
未チェックです(゜Д゜)
ググってみたらなんだか面白そうですね。
早速チェックしてみますね!
何度も繰り返していたら「プライマー」のようにさぞかしややこしくなったでしょうね^^)
『サマータイムマシーンブルース』のように、過去に返って変えたつもりでも、実は元々そうなる事になっていて何も変わっていないというオチになるのかなぁ?と思っていたんですけど、血の包帯に気づく事で流れが変わったのが面白かったです。
違う時間帯に戻ってきた生きたデンゼルが増殖するのもドラえもんの何かのエピソードのようで面白そう(笑)
そうそう!『エネミー…』ネタ被るし、スパイ衛星の作り話は胡散臭さが漂ってましたねぇ。
その辺のセルフパロディーもオイシイ映画でした。
(あれは、いまだに電源OFFのケータイを衛星からの遠隔でONにしたネタが気になる映画です)
>ミチさん
ですです。
帰りたくても帰れないデンゼルが違う時間にどんどん戻ってきてうじゃうじゃ増殖したら面白かったのに。
そしたら『マトリックス』も彷彿とさせるクライマックスが…(って違う)
“デジャヴ”は最後の場面よりも、過去に帰ったデンゼルが無意識に“起こるべくして起こす行動”と、血の包帯に“デジャヴ”を感じて何も変わっていない事に気づく場面の方を指すんだと思いますよ。
いつ女性の死体が動いて「助けて」と喋るのかちょっと期待しました(笑)
変えられなかったら↑のkossyさんじゃないけれど、デンゼルの死体だけが川底に(爆)
最後になってタイトルの意味が分かりましたが、これって本当の意味のデジャヴじゃないですよね?
そういえば「トゥルーコーリング」もこの手の作品でした!
また繰り返しなんですよね・・・
そのうち川底にどんどんデンゼルの死体だけが積み重なっていって大変なことになりそうです(笑)
衛星からの撮影は、同じくブラッカイマーの『エネミー・オブ・アメリカ』が好きですね~