「忘れないで
君は僕の人生だった
でも僕は君の人生の一部でしかない
新しい恋を恐れないで
妻になってくれてありがとう」
亡くなった夫から届く手紙。
予告編を観てるだけでもホロっときてしまうヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー主演の『P.S. アイラヴユー』を観てきました。
★★★★★
恋って、愛ってやっぱ良いよなぁと思い出した気がする。
愛が生まれてはぐくまれて行く様子と、壊れてしまってから立ち直る切欠、そういった人間の心の動きを、時にコミカルに、時に悲しくに描いた、ラブストーリーというよりもヒューマンドラマ。
いろいろあって面倒くさくなり、恋愛に積極的でなくなってから何年も経つ俺的には、こういう映画を観ると直球で心のバリケードが壊されてヤラれてしまいます。
って、何を気持ちの悪いことを書いてるんやw
ヒラリー・スワンク貫禄の“キュートな女性像”は、誰もが好きになってしまいそう。
あの濃い顔がこんなにも可愛く見えてしまうなんて、どうしたんだ。
一方のジェラルド・バトラーは、これまでに観てきた彼の像とは真逆の、表情豊かなナイスガイ。
こんなやつ、男でも惚れてしまうんじゃ?
若干ネタバレ
そんな最強のカップルが、冒頭の幸せそうな様子から一転して、タイトルロールの後にはもう彼が亡くなっていて、彼女は仲間に囲まれながらも精神的には一人ぼっち…。
いきなりどん底に突き落とされたのにあっけらかんとしてみせる彼女の精神状態が、そのまま伝わってきてしまう急展開には、観ている側も落ち込まずにはいられない。
そんな始まり方なもんだから、その時点で“手紙が届く”設定を思い出すと、なんて酷な事をするんだろうなんて思うんだけど、彼女の事を100%知った上での彼の行動なんよね。
脇を固めるのは、キャシー・ベイツ、リサ・クドロー、ハリー・コニックJr.と、これまた最強メンバー。
ほとんどきちんとキャストを調べずに観始めたので、タイトルロールでこの3人の名前を見たときの期待感を裏切らない、3人が三様の独特な世界観をもって映画を彩ってます。
特に、リサ・クドローの貢献は絶大。
彼女が出てなかったら全く違うテイストの映画に変わっていたかもしれない。
と言っても、いつもの彼女だったわけですが、『ロミー&ミッシェル』のあのハチャメチャな空気(つーか他の映画でも『フレンズ』でも彼女は彼女キャラなのが好き)をそのまま持ち込んで、微妙にお洒落度やらゲイライク度が上がっています。
いつも実年齢よりもかなり若い役を演じてはるけど、今回ばかりは限界を感じる皺の多さでしたけどw
徹底して自分に合う相手のみを選ぼうとするデニース(リサ・クドローの役名)の行動は、傲慢知己に思えて実は一番必要なこと、素敵過ぎます。
夫を失った彼女が、彼からの手紙でどんな風に立ち直っていくのか、彼との出会いはどんな風で、どうやったらそれを乗り越えることができるのか。
そこがテーマなんだろうけど、ある意味、人生のターニングポイントな三十路を迎えた女性達(男も同じだと思う)と、そんな時に夫を失ってしまった主人公を描いているという視点でも観れるし、誰がどうやってこの手紙を送ってきているのかなんて想像しながらも観る事ができる。
オチバレ
スタジアムでキスをした二人の反応、ダニエルの台詞「妹にキスしたみたい」。
そうよな、これよな…デニースも重要なポイントにしてたし、こう感じても続けると上手くいくわけがないよな…、感情先行で肌が合わないのを気にしないフリしても。
こんなに恋愛を描いた映画に感情移入してしまったのは久し振り。
君は僕の人生だった
でも僕は君の人生の一部でしかない
新しい恋を恐れないで
妻になってくれてありがとう」
亡くなった夫から届く手紙。
予告編を観てるだけでもホロっときてしまうヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー主演の『P.S. アイラヴユー』を観てきました。
★★★★★
恋って、愛ってやっぱ良いよなぁと思い出した気がする。
愛が生まれてはぐくまれて行く様子と、壊れてしまってから立ち直る切欠、そういった人間の心の動きを、時にコミカルに、時に悲しくに描いた、ラブストーリーというよりもヒューマンドラマ。
いろいろあって面倒くさくなり、恋愛に積極的でなくなってから何年も経つ俺的には、こういう映画を観ると直球で心のバリケードが壊されてヤラれてしまいます。
って、何を気持ちの悪いことを書いてるんやw
ヒラリー・スワンク貫禄の“キュートな女性像”は、誰もが好きになってしまいそう。
あの濃い顔がこんなにも可愛く見えてしまうなんて、どうしたんだ。
一方のジェラルド・バトラーは、これまでに観てきた彼の像とは真逆の、表情豊かなナイスガイ。
こんなやつ、男でも惚れてしまうんじゃ?
若干ネタバレ
そんな最強のカップルが、冒頭の幸せそうな様子から一転して、タイトルロールの後にはもう彼が亡くなっていて、彼女は仲間に囲まれながらも精神的には一人ぼっち…。
いきなりどん底に突き落とされたのにあっけらかんとしてみせる彼女の精神状態が、そのまま伝わってきてしまう急展開には、観ている側も落ち込まずにはいられない。
そんな始まり方なもんだから、その時点で“手紙が届く”設定を思い出すと、なんて酷な事をするんだろうなんて思うんだけど、彼女の事を100%知った上での彼の行動なんよね。
脇を固めるのは、キャシー・ベイツ、リサ・クドロー、ハリー・コニックJr.と、これまた最強メンバー。
ほとんどきちんとキャストを調べずに観始めたので、タイトルロールでこの3人の名前を見たときの期待感を裏切らない、3人が三様の独特な世界観をもって映画を彩ってます。
特に、リサ・クドローの貢献は絶大。
彼女が出てなかったら全く違うテイストの映画に変わっていたかもしれない。
と言っても、いつもの彼女だったわけですが、『ロミー&ミッシェル』のあのハチャメチャな空気(つーか他の映画でも『フレンズ』でも彼女は彼女キャラなのが好き)をそのまま持ち込んで、微妙にお洒落度やらゲイライク度が上がっています。
いつも実年齢よりもかなり若い役を演じてはるけど、今回ばかりは限界を感じる皺の多さでしたけどw
徹底して自分に合う相手のみを選ぼうとするデニース(リサ・クドローの役名)の行動は、傲慢知己に思えて実は一番必要なこと、素敵過ぎます。
夫を失った彼女が、彼からの手紙でどんな風に立ち直っていくのか、彼との出会いはどんな風で、どうやったらそれを乗り越えることができるのか。
そこがテーマなんだろうけど、ある意味、人生のターニングポイントな三十路を迎えた女性達(男も同じだと思う)と、そんな時に夫を失ってしまった主人公を描いているという視点でも観れるし、誰がどうやってこの手紙を送ってきているのかなんて想像しながらも観る事ができる。
オチバレ
スタジアムでキスをした二人の反応、ダニエルの台詞「妹にキスしたみたい」。
そうよな、これよな…デニースも重要なポイントにしてたし、こう感じても続けると上手くいくわけがないよな…、感情先行で肌が合わないのを気にしないフリしても。
こんなに恋愛を描いた映画に感情移入してしまったのは久し振り。
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んでその次にキスで感じられたらオッケー。
・・・ああいう男子選択法があるんだ(!)
んな、アホなと思いつつ
いや、ずいぶん合理的だ、
理にかなってるなと
何度も繰り返すうちに笑いより納得してしまった。(笑)
ヒラリースワンクがかわいく見えるかどうかは
こっちへ置いといて
ミスキャストかと思った主役二人が
意外とハマってたのにはびっくり。
うまくいくのかと思うとそうじゃなく
でもアイルランドじゃもしかして・・?
そんなに簡単に新しい恋は始められなくても
さわやかな終わり方でよかったです。
・・・日本語版主題歌には
みなさんブーイングのようですが・・・。
そうなんですよ、合理的過ぎて最初は面食らっても彼女のキャラクターとか年齢とかを考えたり、結果を見ると「そのとおりだなぁ」とw
しかも、キスの相性なんかはしつこいくらいにオチにも使われてますし、肌が合う合わんも大切だなぁ…なんて、自分の過去の失敗も照らし合わせて考えちゃいました(汗)
主役の二人はほんと意外にハマッてましたよね、冒頭の場面からむちゃくちゃ仲むつまじいイ感が出てて、ジェラルド・バトラーの包容力で成り立ってる気もするカップルでしたけど。
日本語主題歌は、私も気分を害したのですぐに劇場を出ましたw
日本語吹き替え版でなら理解できるんですが、ただのタイアップ目的で字幕版に日本語版エンドロール作る必要ないですよね。