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憑神

2007-06-28 | 劇場映画れびゅー
妻夫木聡、夏木マリ、佐々木蔵之介、佐藤隆太、香川照之、西田敏之、森迫永依…って、好きな色んな意味で俳優ばっかりやん。
という事で、『憑神』を観てきました。
★★

つまらなかったので最初からネタバレで
落語的な話の流れから想像されるその先の展開への期待は、全く適えてもらえない。
人間臭い神様達の個人芸任せな、のんべんだらりとした3つの話が展開していく。
クライマックスに至っては、「なんだこりゃ?」と首をかしげてしまった。
あれじゃオチにもサゲにも…。

あ、個人芸任せというのは赤井英和には当てはまらないか。
なんで彼をキャスティングしたんだろう。
芸達者揃いの中で慣れない言葉遣い。浮きまくってました。

3人の不幸を司る神々に交互に憑かれる度、主人公は精神的に成長していくわけだけど、結局は他人に押し付け、押し付けられた人もそう酷い目には会わない。
なんだか緊張感に欠け、演出がくどくて笑いにも欠ける映画だった。



憑神

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