そーれりぽーと

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ONCE ダブリンの街角で

2007-12-20 | 劇場映画れびゅー
いろんな方面から“大絶賛”されている『ONCE ダブリンの街角で』。
歌と恋愛の映画は嫌いでは無いので、とりあえず観てきました。
★★

ネタバレ全開で。

ネタバレ
なんだろう、どこら辺が素敵なラブストーリーなのかよくわからない。

ひたすら女が悪女に思え、ひたすら男がカモに思え、生み出す歌の良さとは逆に、観ていて心に引っかかるものが残り続けた。
特にクライマックスは。

お互い、引きずり続けている過去の相手については微妙なニュアンスの伝え方しかしない。
なので、観ていても想像するしかない。

男は過去の女性を歌にするけれど、一方的な片思いだったと解釈。
実際そんな風な台詞もあったように思うし、電話に出たロンドンの彼女の返事も適当にあしらっている感が。

たった一度のピュアな恋愛なんて奇麗事並べたコピーに釣られて観たけど、どう考えても天然系ぶった移民女に振り回される冴えない童貞男が、やらしてもらえない思いを歌にぶつけてみたら良い歌が出来ちゃったという話に感じてしまったw

他の曲も片思いの女に振り向いてもらえない思いをぶつけた曲だったりするから始末が悪い。
才能はあるんだけどねぇ…みたいなw

狡猾な移民女は結局欲しかった物を手に入れてしまい、冴えない童貞男はうまい具合に去ってめでたしめでたしなの?

俺の心が捻くれてるのか。

歌だけは、歌だけは良かったんですけどね。
特にレコーディングの企画から仕上げまでは別の映画のように浮いていたけど良かった。



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