００７ 慰めの報酬

前作『００７ カジノ・ロワイヤル』で新ジェームズ・ボンドにダニエル・クレイグを迎え、原点に返り作風をリニューアルした事で大成功を収めたのはまだ記憶に新しいけれど、あれからもう２年。
『００７ 慰めの報酬』を先行ロードショーで観てきました。
★★★★★

また★４つ以上、連発しすぎ。
今年は異常事態が続いています。

予告編で匂わせてはいたけど、実は前作『００７ カジノ・ロワイヤル』と完全に繋がって前後編的な構成になっています。
００７シリーズでこういう事をするのも初めてなんじゃないかな？（古いのはよく覚えてないけどね）
なので、前作の内容が飛んでる人はもう一度チェックしてから観た方が良いです、絶対に。
俺は何度か観直してるのでバッチリでしたけど。

前回はダニエル・クレイグがカッコエー！って印象で記事を書きましたが、今回も前回通りカッコエー！
アクションも有り得ないくらいに体張ってた前作に輪をかけてヤリ切ってるし、観どころ満載なのには間違い無いんですが、改めて００７だなぁと思うのは観終わっても何も残らないところｗ
良い意味でなんですけれど、★4.5付けてるし。

数年前から“M”役がジュディ・デンチですが、新シリーズに彼女が残ってくれたおかげでこの前後編の質が上がってますよね。

今回は前作で封印されていたオープニングのクレジットタイトル映像に女性達が戻ってきていて、前作の時は新鮮で只々喜んでいたはずなのに、「やっぱこうでなくっちゃ」と思ったのは俺だけでしょうか。

血まみれでも無敵度が上がってるし、でも前回好評だったリアリティー重視の姿勢は崩さない。
そこら辺、客の感情理解した演出が上手いなぁ…。

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