ウォーム・ボディーズ

毎度毎度、ゾンビなんて死ねばいいのにと思ってる位にゾンビが大嫌いで、正統派のゾンビ映画を観られない私ですが、ゾンビと恋愛というわけのわからん組み合わせだけど面白いという評判を半年前位に聞いて気になってたキワモノ映画『ウォーム・ボディーズ』を観てきました。
★★★★

何これ、ほんまに面白いやん。
昨今のゾンビ映画ブームの中、いろんなシチュエーションとパターンの“とりあえずゾンビ映画”が乱立しておりますが、ゾンビと生者が恋に落ちるなんてキワモノ中のキワモノな設定をここまで本気で考えて、ちゃんと成り立たせてしかも笑いのセンスも臭くないラブコメに作っちゃったところに感服でございます。
奇抜過ぎるけど、ラブコメとしては適度にベタなのが逆に良い。

ぶっちゃけ主役のゾンビ青年が誰からも好かれそうなイケメンベースで、見た目もゾンビにしては整ってて、グロさがあまり無いから成り立ってるんだけどね。
そんな好青年ゾンビを演じるニコラス・ホルト、気合入れるとびっくりするくらい美形なのに、これまでちょっと変わった役ばっか演じてる中で、今回がずば抜けて変ででも一番良い演技を見せてくれます。
この先ジョニー・デップのように大きく化けそうで、とりあえず次の『X-MEN』に期待。

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