震災のがれき問題では、
自分達の都合ばかり考え
受け入れをがスムーズに進んでいない、
「絆」もちょっと色あせたかな…
人間一人で生きている訳ではなく、
お互いつながりあって縁起の中で生きている。
この度の震災を「共業」(ぐうごう)と受け止め、
社会全体、人類全体でがれき問題の苦難を共有したいものだ。
【共業】(中村元著 仏教辞典)
万人に共通な、万人に一様に現われる業。万人が共通してつくる善悪の業。その結果として、苦楽の果報を感ずることがまた共通である。山河など自然の環境世界をいう。(倶舎論)