住職の独り言

~ご縁に触れて~

日曜礼拝

2017年02月13日 | 独り言

昨日の日曜礼拝は私の当番日。

正直に言うと終わってホットする。

そして、また次に向かって走り出す訳だ…(笑)

さて、昨日の日曜礼拝

和讃は、先週、今週・来週と法然讃

御文章は12日だったので「唯能常称章」

ミニ法話は法然聖人ご流罪途中の

室津の遊女(法然聖人伝記より)の話

 (「法然上人絵伝」知恩院蔵 週刊朝日百科・日本歴史中世1-3より引用)

遊女

「この舟には法然上人という方が乗られている舟とお見受けし、

参らせていただきました。この世の中には様々な職業がありますが、

どんな前世の罪があってかこのような身となってしまいました。

このような罪深い身でどうしたら地獄に墜ちずに助かるのでしょうか」

法然上人

「そのような生活では罪業も重いでしょう。

そして、その報いも計り知れません。

もしできることならば、その生業をおやめなさい。

しかし、他に生きる方法もなく、仏道を求める心も起こらないのであれば、

その身そのままでお念仏を申しなさい。

阿弥陀様はあなたのような人のために本願を成就されたのです。

 ただ、阿弥陀様の本願をおたのみして、決して自分自身を卑下する必要はありません。

 本願を信じてお念仏を称えるならば、疑いなく救われますよ」

とお答えになりました。遊女は涙を流して喜んだということです。

以下省略

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