「自然」(じねん)→「人間の思い計らいを越えた阿弥陀仏のはたらき」
→願力自然(がんりきじねん)→さとりへと導く。
→無為自然(むいじねん)→さとりそのものの世界。
さとりの世界は、混じりけのない世界。純粋なる世界。
→無為自然(むいじねん)→さとりそのものの世界。
さとりの世界は、混じりけのない世界。純粋なる世界。
この世界へは、人間のはからいは通用しません。
如来さまより廻向された念仏(南無阿弥陀仏)のみ通ずる世界。
~唯信鈔文意~
「唯」はただこのことひとつといふ、ふたつならぶことをきらふことばなり。また「唯」はひとりといふこころなり。「信」はうたがひなきこころなり、すなはちこれ真実の信心なり、虚仮はなれたるこころなり。虚はむなしといふ、仮はかりなるといふことなり、虚は実ならぬをいふ、仮は真ならぬをいふなり。本願他力をたのみて自力をはなれたる、これを「唯信」といふ 。
