住職の独り言

~ご縁に触れて~

心に残る言葉

2012年05月11日 | Weblog

「人間だもの」は

相田みつおさんの言葉であります。

が…

私の心に残る言葉は、

仏教学者のOさんとの会話の中で

「所詮、人間ですから…」

という言葉であります。

どういう会話だったのか忘れたけど

この言葉だけが残っている。

仏さまとか大いなるのもと対比して

「所詮、人間ですから…」

という言葉があると思う。

私の思考や行動全てが

愚かな人間の営みにしか過ぎない。

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褒め言葉

2012年05月10日 | Weblog

宴席で「褒める・叱られる」ということが話題になった。

まぁ…誰しも「ほめられる方がいい」

でも、注意されたり、

叱られたりすることも大切ですよね。

こどもの詩に

「ほめられるのがすき」

わたしはほめられるのがすき

ほめられると うれしくて やさしい

気持ちになる

ほめられるとチャレンジしたくなる

ほめられることは 自分が

せいちょうしたという事

(さいたま市 菅井ひなた 小4)

 と、いうのがあったけど…

人を導くことで思い出すのが、

歎異抄(九条)の親鸞聖人の唯円との対話だ。

唯円「阿弥陀如来の救われて、歓びの心も、お浄土へ往きたいとも思わないんですが…?」

親鸞聖人「唯円もそうか…私もそうなんだよ…考えてみれば…」

と、あるように、頭ごなしに反対意見を言うのではなく

一度相手の心を受け入れる事が大切なんでしょうね。

…でも、なかなか…これが出来ないんですよね。

 

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イチョウの木

2012年05月09日 | Weblog

お寺を移転した時

境内に左右対称にケヤキがあった。

しかし、土盛りした関係で左側のケヤキが枯れてしまい、

替わりに植えたのがイチョウの木。

三本植えました。

三本とは「仏・法・僧」を表したつもりです。

三本のイチョウがいつの日か

一つになったらいいなぁ…と思いつつ

でも、三本のイチョウが一つになる頃には

私はお浄土だろうね。

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無為自然(詩)

2012年05月08日 | Weblog

あるがまま

そのまま生きる

無為自然

虚空のごとく

さわりなし

 

【無為自然】

無為は、生滅変化を超えた絶対の真実。涅槃の異名。阿弥陀如来のおさとりの世界。

作為がなく、自然のままであること。

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僧職老寺

2012年05月07日 | Weblog

ゴールデンウイークは何となくせわしなかった。

法事がポツン・ポツンとあったり…

納骨室へのお参り…

電話も結構あったりして…

ゴールデンウイークが終わり…ホットしています。

今日は新聞の休刊日。

朝一番テレビでニュースを見ていると

スポニチに「僧職男子」記事を紹介していた。

さっそくコンビニでゲット

先日は龍哉がフジテレビの生放送に出演し

今回の記事では写真とコメントが載っていたが、

僧職男子の集いは夜7時から…

この時間「僧職老寺」は寝ている時間です。

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夢一夜

2012年05月06日 | Weblog

今を盛りと 咲けしども 夢一夜(ゆめひとよ)

(恵)

人の世も同じですね。

人生50年100年と言えども

あっという間に過ぎ去る

そんなはかない命を今生きている。

そんな私を

夢一夜に終わらせぬぞと

大悲は慈しみたもう…

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こどもの日

2012年05月05日 | Weblog

今日は「立夏」…夏の入口

五月晴れのこどもの日ですね。

子ども三人とも30代になっています。

鯉のぼりを揚げていたのが…

ついこないだのように感じる。

 

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常識

2012年05月04日 | Weblog

そんなの常識だろ!

よく使いますね…

…言われた方はムッとしたり、

カチンときたりする。

よくテレビに出てくるIKKOさん(50)が、

「常識の違いが心を苦しめる」というエッセーを書いていた。

IKKOさん19歳の時、住み込みで働き始めた頃の経験談で

Aという会社にはAという常識があり、

Bという会社にはBという常識があります。

…ご飯の炊き方ひとつを取っても、

その場所によって違うんです。

固めに炊くのが好きなところは

「固めがおいしい」という常識だし、

柔らかめが好きなところはその逆。

そういう常識の違いには、

自分が合わせていくしかありません。

と言われていた。

 

お聖教に「智によりて識によらざるべし」という言葉がある。

意訳すると

「真実の智慧を依りどころとし、人間の分別に依ってはならない」

という意味だが、

まさに私たちの使っている「常識」とは

国や地域・人・価値観…によっも変わってくる。

自分勝手な常識かもね…。

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自然のそって生きる

2012年05月03日 | Weblog

~読売新聞「こどもの詩」より~

「森のカレンダーと時計」

木はカレンダーのかわり

春は黄みどり 夏はみどり

秋は赤 黄色 茶色 冬はかれ木

空は時計のかわり

朝は青 昼は水色 

夕方は赤 夜はむらさき

わたしたちもつかえるよ

(町田市 福井千沙 小3)

【コメント】

草木の自然素材を使用して染め物をする方が、

日本には四季があり

その自然にそって感謝しながら生きる

と言われていたが、

四季折々の自然は

私たちに恩恵をもたらし

カレンダーとなり時計となってくれるんですね。

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桜からハナミズキへ

2012年05月02日 | Weblog

さくらの花も葉桜となり…

今、ハナミズキが満開を迎えようとしている。

(常盤平双葉町近辺のハナミズキ通り)

ハナミズキは日本の桜をアメリカへ贈り、

その返礼として大正4(1915)年、

東京に苗木が贈られて根付いたという。

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