住職の独り言

~ご縁に触れて~

春一番

2017年02月18日 | 独り言

昨日は春一番が吹き荒れる中

近所でも火事があったようですが

お互い気をつけましょうね。

 

「春一番」キャンデーズ

穂口雄右作詞・作曲

雪が溶けて川になって 流れてゆきます
つくしの子がはずかしげに 顔を出します
もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか
風が吹いて暖かさを 運んで来ました
どこかの子が隣りの子を 迎えに来ました
もうすぐ春ですね 彼を誘ってみませんか
泣いてばかりいたって 幸福(しあわせ)は来ないから
重いコート脱いで 出かけませんか
もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか

日だまりには雀たちが 楽しそうです
雪をはねて猫柳が 顔を出します
もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか
おしゃれをして男の子が 出かけてゆきます
水をけってカエルの子が 泳いでゆきます
もうすぐ春ですね 彼を誘ってみませんか
別れ話したのは 去年のことでしたね
ひとつ大人になって 忘れませんか
もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか

泣いてばかりいたって 幸福(しあわせ)は来ないから
重いコート脱いで 出かけませんか
もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか

 

心の中も、チョット春らしくなったでしょうか(笑)

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三つの宝物

2017年02月17日 | 独り言

故人が残してくださった三つのもの

1)思い出…姿は見えねど、あなたの中で生きておられます。

    行き詰まった時、故人ならどう言って下さるか?

 …考えてみて下さい!

    きっと声なき声が聞こえると思います。

2)遺骨…死を実感として受けとめと共に、

  あの人の面影を形あるものとして受けとめることが出来ます。

3)仏縁…「倶会一処」また会える世界があり、

  み教えに出遇う時、きっと私が生き抜く力となって下さる。

    いつでも、何処でも私と共に居て下さる南無阿弥陀仏という仏になられました。

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悪人とは…

2017年02月16日 | 独り言

私たちは自分を悪人とは思っていない。

悪人は法律的な罪を犯した人と思っている。

仏教で言う悪人とは…?

~涅槃経要門~

「煩悩というはいわゆる悪也、

悪より煩悩は生ずる所なり、

…衆生即ち是れ煩悩なり」

と示されます。

まさに私とは、かけめなく煩悩を具えている

煩悩成就の凡夫。煩悩具足の凡夫であります。

~唯信鈔文意~

「凡夫」といふは、

無明煩悩われらが身にみちみちて、

欲もおほく、いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころおほくひまなくして、

臨終の一念にいたるまで、とどまらず、きえず、たえずと、…

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震災7回忌

2017年02月15日 | 独り言

今年の3月11日は東日本大震災から7回忌

岩手県宮古市の友人の寺では2月に入り

七回忌法要が平日では数戸

土・日曜日となると十戸位の家で勤まると言う。

時間薬という薬があるというが

残されたご家族にとっては

鮮烈なる出来事として受けとめられている。

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至心廻向

2017年02月14日 | 独り言

至心とは絶対真実なる心であります。

もし、私の真実心を以て念仏し、功徳を仏さまにさしむけたら

救われると言われたら…無理・むり・ムリ

真実心はおろか、仏になりたいとも思わず

考えることと言ったら、

美味しいもの食べたい

温泉に行ってゆっくりしたい

海外旅行してみたい…

こんなことしか考えることなく

死ぬ刹那まで

怒り、腹立ち、嫉み、妬みの心で充ち満ちている私。

如来さまは「自身の力用を以て」真実心を

仏さまに回向出来るものが何一つない私に

如来さまの方から

「至心(真実心)をにさしむけて下さる」という

阿弥陀如来のご本願のはたらき

だから底下の凡夫が往生できる。

これのはたらきを「他力」と申します。

お恥ずかしく、勿体ないことじゃ…

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日曜礼拝

2017年02月13日 | 独り言

昨日の日曜礼拝は私の当番日。

正直に言うと終わってホットする。

そして、また次に向かって走り出す訳だ…(笑)

さて、昨日の日曜礼拝

和讃は、先週、今週・来週と法然讃

御文章は12日だったので「唯能常称章」

ミニ法話は法然聖人ご流罪途中の

室津の遊女(法然聖人伝記より)の話

 (「法然上人絵伝」知恩院蔵 週刊朝日百科・日本歴史中世1-3より引用)

遊女

「この舟には法然上人という方が乗られている舟とお見受けし、

参らせていただきました。この世の中には様々な職業がありますが、

どんな前世の罪があってかこのような身となってしまいました。

このような罪深い身でどうしたら地獄に墜ちずに助かるのでしょうか」

法然上人

「そのような生活では罪業も重いでしょう。

そして、その報いも計り知れません。

もしできることならば、その生業をおやめなさい。

しかし、他に生きる方法もなく、仏道を求める心も起こらないのであれば、

その身そのままでお念仏を申しなさい。

阿弥陀様はあなたのような人のために本願を成就されたのです。

 ただ、阿弥陀様の本願をおたのみして、決して自分自身を卑下する必要はありません。

 本願を信じてお念仏を称えるならば、疑いなく救われますよ」

とお答えになりました。遊女は涙を流して喜んだということです。

以下省略

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邪見驕慢の悪衆生

2017年02月12日 | 独り言

邪見…自己中心の小さな「我」にとらわれた考え方や生き方。

驕慢…まわりの目を気にして、

  優越感に浸ったり、

  劣等感にさいなまれ、

     一喜一憂している在り方。

悪衆生…迷い迷いの人生を歩み流転している在り方。

まさに私の姿だった!

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念仏行者

2017年02月11日 | 独り言

広大無辺なる世界に目覚め

我がいのちの事実を

ありのままに引き受け

その中に自らを見いだして行く

念仏の行者

~正像末和讃~

智慧の念仏うることは  法蔵願力のなせるなり

信心の智慧なかりせば  いかでか涅槃をさとらまし

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破闇満願

2017年02月10日 | 独り言

太陽昇りて闇は破られるように

如来の大悲至りて我が闇を破す

闇は闇自らの力では破られません

光(阿弥陀如来の智慧・南無阿弥陀仏)が私に至り届き

私の闇(生死の苦海)破られ無量光明土に至る。

~教行信証(行巻)~

しかれば、名(みな)を称するに、

よく衆生の一切の無明を破し、

よく衆生の一切の志願を満てたまふ。

称名はすなはちこれ最勝真妙の正業なり

正業はすなはちこれ念仏なり。

念仏はすなはちこれ南無阿弥陀仏なり。

 

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へそくり

2017年02月09日 | 独り言

江戸時代の川柳

「針箱をさがすと女房飛んで出る」

指に刺さったトゲを抜こうと針箱の中をかき回していると、

女房がへそくりを見つけられては大変と飛んで来る川柳とか(笑)

(朝日新聞~天声人語~)

今時、針箱のない家もあるけどホッコリした話だった。

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