一歩前に進めば山の頂は近くなる
たかが一歩、されど一歩
一歩が千歩となり一万歩となる
あの一歩があって今 ここにいる
あの一歩がなかったら今はない
令和2年1月20日(月)
午後1時30分～
講師 小柴隆幸師（葛飾区）
どなたでもご自由にご聴聞下さい。
〈聴聞の心得〉
一つ、この度のこのご縁は初(はつ)事(ごと)と思うべし。
一つ、この度のこのご縁は我一(いち)人(にん)のためと思うべし。
一つ、この度のこのご縁は今(こん)生(じょう)最後と思うべし。
一つ、この度のこのご縁は我一(いち)人(にん)のためと思うべし。
一つ、この度のこのご縁は今(こん)生(じょう)最後と思うべし。
蓮如聖人の御文章で「睡眠章」がある。
「そもそも、当年の夏このごろは、なにとやらんことのほか睡眠にをかされて、ねむたく候ふはいかんと案じ候へば、不審もなく往生の死期もちかづくかとおぼえ候ふ。」
私も最近眠くて眠くて…そうすると上記「睡眠章」を思い出す。
父が亡くなったのが７７歳、私の歳と引き算すると後７年…
最近は終活で身の周りを小さくしているが…
これからどう生きましょうか？
童謡「シャボン玉」は野口雨情作詞
1908年、雨情は生まれたばかりの子どもを亡くしている。
そんな子ども思いながら書いた詩が、この「シャボン玉」だというのが定説だが。
何気なく、この詩を思い出した。
シャボン玉(私)がはじける時、自我なる世界から解き放たれて、
広い虚空のようなさとりの世界へ刹那に至る。
まさに私のお浄土参りと一緒ではないかと…
シャボン玉飛んだ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ
屋根まで飛んだ
屋根まで飛んで
こわれて消えた
シャボン玉消えた
飛ばずに消えた
産まれてすぐに
こわれて消えた
風、風、吹くな
シャボン玉飛ばそ
ご門徒 I さんは長崎市生まれで１３歳の時
長崎で直接被爆された（距離６．５ｋｍ）。
その体験を原爆の語り部として活動し
自己中心的な生き方に警鐘をならしつつ
２０２０年までに核廃絶を願っておられたがこの度突然死去されました。
謹んで生前のご苦労を思いつつ…南無阿弥陀仏
下記「ナガサキの証言～被爆者は語る～」を見て頂いたら有り難く存じます。
～母より娘への手紙～
あなたは忙しくて 余裕がないでしょ
最後まで人の話を聞かないし
無視するし
…
母さんにはいいんだよ
好き勝手なこと言っても
話を途中で遮っても
怒ってもかまわない
最後まで人の話を聞かないし
無視するし
…
母さんにはいいんだよ
好き勝手なこと言っても
話を途中で遮っても
怒ってもかまわない
だけど未来の旦那さんや
自分の子供には余裕を持つのよ
自分の子供には余裕を持つのよ
最後まで話を聞いてあげてね
目を合わせられたら なおいいわね
相手の目を見て 耳を澄ませば
いろいろなことに気づける
相手の目を見て 耳を澄ませば
いろいろなことに気づける
大丈夫だと言っていても
本当は辛いこと
本当は辛いこと
心配するなと言っていても
本当は…
本当は…
忙しい忙しいと生活に追われている私は
宝石のような言葉でした。
人生、嫌なこと辛いこと色々あると思う。
今、人生を振り返って、嫌だったこと、辛かったことは何だっただろう？
と、考えたが思いつかない…
ただ、有り難い人生だと思う。
でも、今現在だけ考えたら…色々あるなぁ…
現在進行形の中では色々あるけど、
それが過ぎ去って過去になると
有り難い思い出になっていくんだね。
