賢い人とは

本当に賢い人は
自身の愚を知りたる人

み教えの前では愚か者と思えども

門を出たなら、賢者になっている

愚かな私　南無阿弥陀仏

痛み

「痛み」

四十代の初めの頃

歯医者さんに

猛烈な歯の痛みで

かけこんだ

先生は治療後

痛みは大切なんですよ

感謝しないとね

痛くなかったら

あなたの歯は

全部なくなるよと

笑っておっしゃった

あの時の言葉を時々

思い出してあちこちの

痛みに感謝している

( 仙台市太白区 熊谷利恵 88 )

胃も痛み、腰痛…

みなみな危険信号の合図ですね。

シャラノキ（娑羅の木）

沙羅双樹とは、お釈迦様が入滅した場所に生えていたとされる木です。ただ本来の沙羅双樹（フタバガキ科のShorea robusta ）は、温暖な地域でしか育たないため、仮託してツバキ科のナツツバキを沙羅双樹または沙羅の木と呼び、地方によってはサルスベリ（猿滑り）というところもあります。

蒸し暑くなり出した頃に、純白の花は少し明るい木陰と相まって涼しさを運んでくれます。

朝に開花し、夕方には落花する一日花で、ひっそりと咲き自己主張をしない花ですが、朝は散った花の清掃に追われる日々が続きそうです。

あだにはかなき

身を知れと

シャラの花　(惠)

コロナ禍のお見舞い

コロナ禍になってから病院や介護施設のお見舞いが制約されている。

新型コロナウイルスがインフルエンザと同等の五類になっても、コロナ禍と同様に制限されている。
母親の病院でもお見舞いは、１週間に一度、１週間前に予約し面会時間は１０分程度と制限。

いつまで続くことやら…

地獄

わたしゃ 地獄に

おちるしゃないよ 地獄は

現(げん)に すみか すみか

(才市)

ショック！

母親のお見舞いへ行った時、

看護の人から「私をご主人ですか」

え！

私が母親の連れ合い↴

「母親は１００歳ですよ」

その母親の連れ合いが私とは…

老老介護だけど…

言葉も出なかった。

浄土真宗の「信」

今月の本願寺カレンダーの標語は

「信は　如来の命なり」

浄土真宗の「信」は

阿弥陀如来の満徳円備なる救いの力なり
その力が、私に至り届き信心となる

１から１０まで阿弥陀如来のはたらき

雨垂れが石に穴を空けるは

石の力にあらず
雨垂れの力なり

南無阿弥陀仏

念仏の声を子や孫へ

天と地の間に

萌え出づるすべてのいのちが

み仏の光につつまれて

集い・和し、慈しみあう

差別と対立と破壊のない

輝きに満ちた未来を

子供たちと

その子供たちのために

仙台：恩慶寺報恩講

報恩講は浄土真宗にとって一番大切な法要です。

仙台の恩慶寺さま（二男の大悟が入寺した寺）さまでは５月の最終日曜日が報恩講です。

報恩講というと１１月から１月というイメージがあるが仙台では５月です。

何故５月なの…？

東北は冬は寒く雪が降るので、お参りしやすい５月頃なのかなぁ…

何はともあれ、コロナ禍で縮小していた報恩講。

お参りの方々を迎えての久々の法要となりました。

講師は天真寺副住職：西原龍哉師でした。

掲示板

6月です。梅雨ですね。日の出(4:27)、日の入(18:51)

日の出が早くなりました。

人の善悪（さが）

聞けば我が身を

咎（とが）めばや

人はわが身の

鏡なりけり

(良寛）

良寛さんは無欲の心、慈愛の心を持ち続けるために、常に我が身を振り返り、自分の言動が適切であったか否かの自省を行うという努力を怠りませんでした。その自省の心を歌った歌であります。

【５月行事案内】

☆「日 曜 礼 拝」毎、日曜日・朝7時～
　（正信偈和讃繰り読み・御文章・ミニ法話）

☆20日(日）午後1時半～
「定例法話会」

　 講師　谷間徹誠師　(石川県）

※どなたでもご自由にお参り下さい。