お葬儀というと、
焼香台の前には
遺影、棺、位牌があり
それに向かって
お参りするのが一般的です
先日の寺院本堂での葬儀では
棺を前にして故人に対してお参りするのではなく
本堂のご本尊に向かってお参りし、棺は余間に安置されていました
(遺体に向かっての読経ではありません)
娑婆の縁が尽きると刹那にして
仏となり私の前に顕現して下さっているのがご本尊のお姿であります
阿弥陀如来は地獄必定のこの私を救い取り
弥陀同体のおさとりの仏に仕上げて下さる


寒さと共に
一つ一つの葉を落としてゆく
歌詞で
「静かに 暮れゆく この夕べ」
と あったが
私も 何かしら寒さを感じる
木の葉と一緒で
「静かに 暮れゆく この夕べ」
かな…
と 感ずる昨今