今シーズン(2018/19)からホセ・クーラは、フランス東部の都市ミュルーズに拠点をおくミュルーズ交響楽団のアソシエート・アーティストに就任しました。今後3年間、協力関係を深めていくことになります。
昨年までは、ピエタリ・インキネンが首席指揮者を務めるチェコのプラハ交響楽団で、レジデント・アーティストとして活動してきました。そして今年からは、このミュルーズとの3年契約が始まります。さらに来季(2019/20~)からは、ハンガリー放送文化協会の首席客員アーティストとして活動することも決まっています。歌手としての活動や最近増えてきた演出の仕事に加えて、今後の3年間は、指揮者、作曲家として、もともとクーラの専攻であったこの分野の活動が、さらに発展していきそうです。
→ クーラとミュルーズ交響楽団との協力関係の開始について、以前の記事で紹介しています。
→ ハンガリー放送芸術協会の客員アーティストについては、こちらの記事をごらんください。
ミュルーズでは、クーラとの協力の第1弾として、2019年3月8、9日、クーラが指揮をするコンサートが行われました。
コンサートの題名は、「ホセ・クーラーーミュルーズ交響楽団の新しい友人」。リハや本番の様子がSNSなどにアップされている画像などから、コンサートの様子を紹介したいと思います。
Program
• José Cura - Magnificat
• Astor Piazzolla - Tangazo
• Sergei Rachmaninov - Symphony No. 2
With
• José Cura, Conductor, associate artist
• Chloé Chaume, soprano
• Strasbourg Philharmonic Choir, conducted by Catherine Bolzinger
• Choir of Haute-Alsace, direction Bernard Beck
• Master of Colmar, direction Luciano Bibiloni
プログラム
•ホセ・クーラ - マニフィカト
•アストル・ピアソラ - タンガーソ
•セルゲイ・ラフマニノフ - 交響曲第2番
≪合唱団のFBより≫
クーラ作曲のマニフィカトに出演する合唱団とオケの写真、またリハの様子などが掲載されています。
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Chloe Chaumeさん(@chloe_chaume)がシェアした投稿 -2019年 1月月18日午前7時57分PST
あなたとともに私の最後のコンサートを演奏することは、大きな名誉と素晴らしい喜びでした。
あなたの才能、あなたのカリスマ性、あなたの寛大さとあなたのユーモアは、このコンサートを、まるで素晴らしいパーティーのようにしてくれました。そして私は心からあなたに感謝します。
またすぐにミュルーズでお会いしましょう!