人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014

テノール・指揮者・作曲家・演出家として活動を広げるホセ・クーラの情報を収集中

ホセ・クーラのクリスマス in ウィーン(2007, 2009年)

2021-12-18 | コンサート ③

 

 

 

毎年12月にウィーンでは、コンツェルトハウスの大ホールで ”CHRISTMAS IN VIENNA” のコンサートが開催されてきました。例年、スター歌手が出演し、ウィーン少年合唱団やウィーン・アカデミー合唱団と共演する豪華なイベントです。

しかし大変残念なことにコロナ禍のため、2020年に続き今年2021年の開催もキャンセルとなってしまいました。

今回は、これまでホセ・クーラが出演した2007年と2009年の2回のコンサートから、いくつかの動画をご紹介したいと思います。

珍しくクーラがドイツ語で歌っているものもあります。

 

 

 

 

2007 – Elīna Garanča, José Cura, Eteri Lamoris, Paul Edelmann

2009 – José Cura, Bernarda Fink, Tamar Iveri, Boaz Daniel

 

ーー歌手と聴衆にとっての ”CHRISTMAS IN VIENNA”の重要性は、ホセ・クーラの言葉でよく示されている。

  "一生に一度はウィーンでクリスマスを歌わなければならない" (ホセ・クーラ)

 

 

 

 

 

 

●2007年 モーツァルト「ベネディクトゥス」 "Benedictus" Mozart

 

 

●2009年 クリスマスのうた Lieser rieselt der Schnee & Frohliche Weihnacht

 

 

●2007年 ビゼー「アニュス・デイ」

 

 

 

 

 

●2009年  アルバート・ヘイ・マロッテ「主の祈り」

Jose Cura "The Lord's Prayer" (Albert Hay Malotte)  Christmas in Vienna 2009

 

 

●2009年 「アウローラ」から「旗の歌」 

 

 

●2007年の公演 全体の動画

Chrismas in Vienna 2007HD

 

 

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(ラジオ録音編)2021年 ホセ・クーラ、エストニアでコンサートーー歌、作曲、指揮

2021-11-21 | コンサート ③

 

 

 

ホセ・クーラは2021年11月18日と19日、エストニアでコンサートに出演しました。

19日の首都タリンでのコンサートは、ラジオで生中継され、現在(2021/11/21)も聞くことができます。いつまでかは不明ですが、しばらくの間、以下のリンクから可能だと思います。

演目は、以下に詳細がありますが、前半が、クーラの母国アルゼンチンの歌曲、そしてクーラが作曲した、ギターとオーケストラの「復活のための協奏曲」です。アルゼンチン歌曲は、クーラがオーケストラの中央に座り、指揮をしながら歌い、ギターコンチェルトはクーラが指揮をしました。

後半は、オペラからのアリアとデュエット。メゾソプラノをゲストに迎えて、「道化師」のプロローグとカニオのアリア、カヴァレリア・ルスティカーナのトゥリッドウとサントゥッツァの二重唱を歌いました。指揮はマリオ・デ・ローズ。

アンコールとして、クーラは「誰も寝てはならぬ」と、ギターの弾き語りで「イエスタディ」を最後に歌いました。

アルゼンチン歌曲に、クーラ作曲のギター協奏曲、そしてオペラアリアと、とてもバラエティー豊かな、クーラの多彩な面を知ることができるとてもユニークなプログラムです。エストニアの聴衆にとって、オペラアリア以外は、馴染みのないアルゼンチン歌曲だったり、初めて聞くエストニア初演のギター協奏曲だったにもかかわらず、新鮮に歓迎してくれたようです。とても乗りが良く、熱狂的な拍手、足踏み、歓声で、満席の会場は大いに盛りあがっていました。

クーラの語りも英語でしたがいつも通りユーモアたっぷりで、大いに笑い、楽しんだ夕べとして、コンサートは大成功だったようです。

ぜひ、以下の画像のリンクから、クーラのコンサートをお聞きください。前半と後半、休憩時間にクーラのインタビューを挟んで、合わせて2時間半です。

 

 

 

 

→ こちらのリンクでも聞くことができます

 

 

Estonian National Symphony Orchestra

Tenor : José Cura
Mezzo-soprano : Monika-Evelin Liiv
Guitarist : Rovshan Mamedkuliyev
Conductors : José Cura and Mario De Rose

November 19 at 7 p.m.

 

≪ Program ≫

María Elena Walsh – "Postal de guerra" / "Postkaart sõjast"

Carlos Guastavino – "Riqueza" / "Rikkus"

Carlos Guastavino – "El albeador" / "Varajane ärkaja" vokaaltsüklist "Canciónes del alba" / "Koidulaulud"

Alberto Ginastera – "Canción al árbol del olvido" / "Laul unustusepuust" vokaaltsüklist "Dos canciones" / "Kaks laulu" op. 3
tekst: Fernán Silva Valdés

Carlos Guastavino – "Cuatro canciones coloniales" / "Neli koloniaallaulu" (1966)
- nr 2 "Préstame tu pañuelito" / "Laena mulle oma taskurätikut"
- nr 3 "Ya me voy a retirar" / "Lähen pensionile"

Carlos Guastavino – "Yo, maestra" / "Mina, õpetaja"

* * * 

José Cura – Kitarrikontsert "Concierto para un Resurgir" / "Kontsert taastärkamisele"
- Chôro – Batucada – Saudade – Chôro – Batucada
- Alborada
- Ronda

* * * 

Ruggiero Leoncavallo –  "Pagliacci" 
- Proloog
- Intermetso
- Canio aaria "Vesti la giubba"

Francesco Cilea –  "Adriana Lecouvreur"
- Bouilloni printsessi aaria "Acerba voluttà"

Pietro Mascagni – "Cavalleria rusticana" 
- Intermetso
- Santuzza aaria "Voi lo sapete"
- Turiddu ja Santuzza duett "Tu qui, Santuzza?"

 

Live broadcast on Klassikaraadio on Friday from the Estonia Concert Hall , November 19 at 7 p.m.

 

 

 

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