人と、オペラと、芸術と ~ ホセ・クーラ情報を中心に by Ree2014

テノール・指揮者・作曲家・演出家として活動を広げるホセ・クーラの情報を収集中

ホセ・クーラ、これまでのキャリア、そして現在と今後の活動について

2018-10-06 | 経歴・これまでの活動




このブログをご覧いただいているなかには、たまたま検索で訪れてくださった方も少なくないと思います。
今回は、このブログでとりあげているホセ・クーラについて、どういうアーティストなのか、これまでのキャリアと現在、最近の活動について、改めて簡単に紹介したいと思います。

クーラは先月、2018年9月、プッチーニの「西部の娘」をバルト三国エストニアで演出・指揮する新プロジェクトに取り組みました。そして9月21日の初日を前に、9月10日には、エストニアの国立大学、音楽劇場アカデミーがクーラの講演会を企画・実施しました。その案内のページや劇場のHPに掲載されたのが、ここで紹介する文です。
短いながらも、アーティストとしてのクーラの多面的なキャリアをわかりやすく記述しています。

→ 原文はこちらのエストニア音楽劇場アカデミーのページをご覧ください。

なお、付け加えると、ホセ・クーラは、現在も歌手としてオペラやコンサートの舞台にたつとともに、指揮者、演出、舞台デザイン、衣装・照明、そして作曲家として、世界的に活動しています。1962年生まれで、今年2018年12月で56歳。日本では、1998年1月新国立劇場の開場記念公演アイーダがデビュー、現在のところ、最後の来日は、2006年のボローニャ歌劇場来日公演のアンドレア・シェニエです。
そしてこのブログは、日本ではほとんど伝わってこない、クーラの最近の活動、また彼のユニークな生き方、芸術に対する真摯な姿勢などを紹介したくて、ささやかながら、1ファンとして始めたものです。カテゴリー別に一応記事を分けていますので、もし興味をお持ちのものがありましたら、お読みいただければありがたいです。



●エストニアの大学で講演するクーラ




≪ホセ・クーラとの集いーーエストニア音楽劇場アカデミー≫


アルゼンチン人のトップテノール、指揮者、指揮者、演出家であり、作曲家のホセ・クーラは、エストニアの国立音楽劇場アカデミーを訪れ、プロフェッショナルなアーティストとしてのキャリアと、音楽界での成功への対処について語る。講演会は「知的正直さの反対としての知的誠実さ」(“Intellectual Sincerity as Opposite to Intellectual Honesty” )と題して行われる。(注*この和訳が難しく、私には十分ニュアンスが理解できていないのをご了承ください)
クーラは言う。「これは難しいことだが、アーティストにとっては必要な話だ。もし私たちが、我々の仕事で未来を確かなものにしたいと望むのなら」と。

ホセ・クーラはオペラスターであるだけでなく、作曲家、指揮者、ディレクター、デザイナーであり、質の高い音楽で観客を魅了し教育する、偉大なアーティストでありエンターテイナーである。

ーー歌手として

故郷であるアルゼンチン・ロサリオでオーケストラの指揮と作曲を学んだ後、ホセ・クーラは1984年、さらなる前進のためにブエノスアイレスに移った。人生の次のステージに移る準備のために、1984年から88年まで、テアトロコロンの合唱団で働いた。そこで彼は、深いバリトンのような色合いをもち、つよく、輝きのあるテノールのための強力な声を開発し、評判を得た。

1991年以来、ホセ・クーラのキャリアは、彼を世界の最も有名な劇場に導き、彼は、イタリアとフランスの伝統的なレパートリーの最も偉大なパフォーマーのひとりとなった。オテロ、スティッフェリオ、サムソン、カニオ(道化師)、カラフ(トゥーランドット)、カヴァラドッシ(トスカ)とディック・ジョンソン(西部の娘)などの、高い評価を得た伝説的な役柄の解釈のリストに、2017年、リヒャルト・ワーグナーのタンホイザーとベンジャミン・ブリテンのピーター・グライムズの2つを加えた。


●何か図のようなものを書きながら語っている・・



ーー指揮者として

1999年、ホセ・クーラは、指揮者としてのキャリアを続けた。ロンドン・フィルハーモニー管弦楽団、ロンドン交響楽団、ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団、シンフォニア・ヴァルソヴィア、アルトゥーロ・トスカニーニ・フィルハーモニー管弦楽団とハンガリー・フィルハーモニー管弦楽団などを指揮。これらのコンサートは観客に支持され、継続的な成功を得た。

ーー演出

2007年、最初の作品は、ダンスとパントマイムによるオペラ「道化師」の創造的な再構成であり、クーラがデザイン、演出した。それは彼の演出家、アーティストのキャリアの基礎を築いた。2010年、カールスルーエ・バーデン州立劇場では、サン=サーンスの「サムソンとデリラ」の演出・舞台デザインに加えて、主役を演じた。この革新的なプロダクションはDVDになっている。仏ナンシー・ロレーヌ国立オペラのプッチーニ「つばめ」(演出、舞台デザイン、指揮)、ベルギーのワロニー王立歌劇場の「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」(演出、舞台デザイン、主演)(2012年)は、批評家と観客から評価され、演出家としてのクーラの名前にスポットライトがあたった。また2016年の秋、ワロニー王立歌劇場の「トゥーランドット」のプロダクション(演出、舞台デザイン、主演)は、広く世間の注目を集めた。2017年、ボンとモンテカルロの共同制作「ピーター・グライムズ」(演出、舞台デザイン、主演)は、「センセーショナルで偉大な夕べ」と評された。彼の最も最近の作品、2018年プラハ国立歌劇場「ナブッコ」(演出・舞台デザイン)は、「魅力的で深みのある舞台デザイン、光とコスチュームの一貫性」と評価を受けている。

ーー作曲

2014年、ホセ・クーラは作曲活動に戻り、10月に、南ボヘミア劇場(チェコ)で「スターバト・マーテル」(1989年作曲)、そして2015年にミラノ・スカラ座にカルメンのドン・ホセとして出演した後に、カターニアのマッシモベリーニ劇場で「マニフィカト」(1988年作曲)を初演した。

2015-2018年は、クーラはプラハ交響楽団のレジデントアーティストとなった。著名なオーケストラの前で、今シーズンは2回のシンフォニー・コンサートを行う(注:各シーズン3回のコンサート、うち毎年1曲の作曲作品の初演を行う契約)。彼らは、クーラの作品「マニフィカト」をチェコ初演(2016年)し、「Modus」(2017年作曲)を初演。またアリエル・ラミレスの有名な「ミサ・クリオージャ」と「Navidad Nuestra」を、著者の依頼でクーラがオーケストレーションを行い、シンフォニックバージョンを演奏した。


こうした教育と文化への貢献が認められ、2015年6月、母国アルゼンチンの上院から名誉表彰を受け、2017年11月にはロサリオ国立大学の名誉教授に任命された。


●学生の質問にも気さくに答え、楽しそうな様子





≪講演会終了後の報道より≫


100人以上の音楽劇場アカデミーの学生、学外からの研究者や音楽愛好家が集まったこの集いは、クーラが、世界で最も有名な歌劇場で主演するオペラ歌手であるだけではないことを証明した。オーケストラの指揮者や作曲家として音楽を学び始めたクーラは、40年以上にわたるキャリアを通じて、偉大なアーティストになっている。彼が演じる役柄は、心理的に高い完成度で構築されている。

イタリアとフランスの伝統的なレパートリーのパフォーマーとして知られるが、彼の役柄解釈は決して常に伝統的ではなく、批評家だけでなく、聴衆にもしばしば驚きを与える。しかし彼自身は驚いていない。「クーラは、彼がやるべきと期待されたこと以外の全てをやった」ーーこれはクーラが得た批評のなかでも最も象徴的なものだと彼は語る。

だからこそ、若いアーティストたちは、常に彼ら自身の信念にもとづいて、誠実な自己表現に頼るべきだという考えを、いつも彼らのなかに持っていなければならない。それが一般的に理解されてきたやり方と矛盾するとしてもーーとクーラは強調した。

学生とのミーティングの後、クーラは、まもなく完成する新しいホールの建築現場に案内された。


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今回の公演の内容は、詳しい報道が出ていないため、これ以上知ることができず残念です。
これまでも様々なインタビューなどで述べてきたこととも共通していますが、誰かの真似や、一般に信じられている方法をうのみにするのではなくて、自らの芸術的な信念にもとづいて、深めた自分の解釈、スタイル、表現を大切にしなければならないということを強調したようです。これらは実際にクーラがアーティストとしてのキャリア全体を通じて貫いてきたもので、非常に説得力があったと思います。

それにしても、このように大学が劇場と連携して、講演会や学生とのミーティングを開催することは、とても重要なことだと思います。とりわけクーラは、語りでも魅力的で、ユーモアがあり、率直な話しぶりは、学生にとって刺激的だったのではないでしょうか。

この紹介文で書かれている通り、クーラはこの間、指揮、作曲に加えて、演出、舞台デザインを行い、また照明や衣装も手掛けることがあるなど、オペラの仕事を総合的に理解し、経験と実績をつんできました。もちろんテノールとしてのオペラ出演やコンサート活動も続けています。40年間の多面的なキャリアを通じて、アーティストとしての成熟期を迎えているクーラ。つぎは何をやるのか、常に楽しみです。

まだ来年2019年の公式カレンダーは発表されていませんが、どれか1つでも、公演を聴きにいくチャンスがあることを心待ちにしています。





*画像は大学のHPなどからお借りしました。
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ホセ・クーラの2016/17シーズンを振り返るーー挑戦と創造、実りの時 / Jose Cura 2016/17 season summary

2017-07-30 | 経歴・これまでの活動


*写真は左から、ワロン王立歌劇場のトゥーランドット、プラハ交響楽団コンサート、モンテカルロ歌劇場タンホイザー、ボン劇場ピーター・グライムズ、ワロン王立歌劇場オテロ


すでに2016/17年のシーズンを終了し、休暇に入っているホセ・クーラ。
あらためて振り返ると、クーラの今シーズンは、新しい挑戦と探求、創造、成熟と実りの年であり、クーラの長く豊富なキャリアにおいても画期的な1年だったといえるのではないかと思います。

というのは、これまで何度も紹介してきましたが、ワーグナーへの初挑戦があり、長年の念願であるピーター・グライムズで演出・舞台デザイン・主演デビューがあるなど、新たな地平を開く挑戦があり、一方で、長年歌い続けてきたオテロや西部の娘での円熟の役柄での大成功があり、そして20代の若い頃に作曲した作品の世界初演もありました。

今年12月には55歳になるクーラ。歌手として、ベテランの域に入り、役柄と解釈を成熟させながら、今でも輝かしい声とのびやかな歌をもっていることを証明してくれました。また、もともとの志望であった指揮者・作曲家として、さらに近年、活動を広げている演出家・舞台デザイナーとしても、重要な成果を得ました。オペラと音楽において、多面的にフルパワーで活動し、芸術的探求と創造性で豊かな成果を築いた1年でした。そしてその多くが映像化されたのも嬉しいことでした。

これまでの投稿でも紹介してきましたが、あらためてこのシーズンをざっくりと、主な公演にしぼって振り返ってみたいと思います。これまでブログをお読みいただいている方がいらっしゃるとしたら、しつこくて恐縮ですが、現在のクーラの到達点を多くの方に知っていただきたいと思い、できるだけ動画のリンクも紹介したいと思います。


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≪歌手として――迎えた円熟の時、そして新たな挑戦≫

●2016年12月、プッチーニ「西部の娘」のディック・ジョンソンで、みずみずしい解釈と歌唱――ウィーン国立歌劇場でライブ放映

今シーズン前半、昨年12月に、クーラが長年歌ってきた役柄のひとつであるプッチーニ「西部の娘」でウィーン国立歌劇場に出演、この舞台がライブストリーミングに登場しました。実は、クーラのジョンソンが正規の映像になるのは、これが初めてのことでした。
ライブ放送は終わりましたが、YouTubeに非公式にアップされた録画が削除されずに残っています。いつまであるかわかりませんが、リンクを紹介します。

伸びやかな声と歌唱の魅力、そしてジョンソンのキャラクター、心理の分析、解釈をふまえた、クーラの控え目ながらリアルな演技、舞台上の存在感が見ものです。レビューも、「クーラはトップフォームにあった」など大変好評でした。


前半
Puccini - La fanciulla del West (Part I) Eva-Maria Westbroek, Tomasz Konieczny, Jose Cura


後半
Puccini - La fanciulla del West (Part II) Eva-Maria Westbroek, Tomasz Konieczny, Jose Cura



●2017年6月、ヴェルディ「オテロ」、20年の解釈、円熟の到達点示す――ワロン王立歌劇場のライブ放映

今年6月には、ベルギーのワロン王立歌劇場で今シーズン最後の演目オテロに出演しました。幸い、これも日本でライブ放映され、見ることができました。

20年間歌い続け、さらに演出、指揮もしているオテロ。2006年のリセウ、2016年のザルツブルク復活祭音楽祭の舞台もDVDになっていますが、このワロン王立歌劇場のオテロは、それらをはるかに凌ぐ、クーラ渾身のオテロ、円熟の到達を示す舞台だったと思います。
「今日この役の最もふさわしい解釈者の一人であり、端的に言えばそれは、巨大なオテロ」など、最大級の賛辞をレビューからも得ました。 → くわしくはこちらで紹介しています。

フランスTVによって収録され、CultureBoxにより放映、YouTube公式チャンネルで現在も視聴できます
 *公式チャンネルからは見られなくなりました。他にアップされている動画リンクです。

“Otello” de Verdi - Opéra Royal de Wallonie




●2017年2月、ワーグナー「タンホイザー」に初挑戦(パリ版仏語上演)――モンテカルロ歌劇場からライブ放映

長年、ワーグナーを歌いたいと願いながら、ドイツ語が不十分という理由で断りつづけてきたクーラ。今季、最大のニュースのひとつが、そのワーグナーについにチャレンジしたことでした。
ワーグナー自身が手を入れた台本によるフランス語版での上演。パリでの初演以来、初めての復活という歴史的意義のあるプロダクションでした。
 → タンホイザーについてはこちらで詳しく紹介しています。

そしてその注目のプロダクションで、初挑戦のタンホイザーを成功させ、これまでにない魅力のキャラクター像をつくりあげました。
「めったに聞く機会がない美しいタンホイザーの解釈」などと絶賛され、とりわけ第3幕のローマ語りは、多彩なニュアンスと豊かな解釈に満ちた感動的な場面となっています。

こちらもCultureBoxにより放映され、YouTube公式チャンネルで視聴することができます
*同じく現在では見られなくなりました。別のリンクで紹介します。

"Tannhäuser" de Wagner en français - l'Opéra de Monte-Carlo



≪演出家・舞台デザイナーとして――創造性と誠実さ、チームワークを大事にして≫


●2016年9月、プッチーニ「トゥーランドット」の演出・舞台デザイン・主演――ワロン王立歌劇場(ラジオ中継あり)

2008年以降、本格的に演出家として活動を始めたクーラ。今季も2つのプロダクションを演出、そのひとつが、これもクーラが何度も主演してきたトゥーランドットです。クーラは演出と舞台デザインを担当しつつ、カラフで出演もしました。
残念ながら、録画放映はまだされていませんが、ネットラジオでライブ放送されました。録画はしているようですので、DVDにぜひしてほしいものです。実はトゥーランドットのカラフでのクーラの正規映像もまだないのです。

劇場の提案でリューの死で終わるプロダクション、寓話的要素を強調するため、子どもたちの学ぶ様子をフレームにした、カラフルで楽しい、そして最後にあっと驚くエンディングがある演出です。
「クーラは、演出家・舞台監督としてプッチーニの未完のオペラへの説得力あるアクセスを見つけることができたことを証明しているだけでなく、王子カラフの挑戦的な役柄で輝くことができる。テノールらしい旋律の美しさと、猛烈な『私は勝利する』(Vincerò)を歌いあげ、有名な『誰も寝てはならぬ』を形づくった。」――などの高い評価をえました。


全編の録画は公開されていませんので、劇場の予告編と、短い録音のリンクを掲載しておきます。
クーラの演出構想やレビュー、舞台写真などは、以前の投稿でまとめています。


Turandot (Puccini) - La Bande Annonce


Jose Cura 2016 Turandot Act1 last


Jose Cura 2016 turandot Act2 last




●2017年5月、ブリテン「ピーター・グライムズ」の演出・舞台デザイン・主演――ボン劇場(モンテカルロ歌劇場と共同制作)

今季のもうひとつのビッグチャレンジが、ブリテンの英語のオペラ、ピーター・グライムズです。こちらも演出と舞台デザイン、衣装などを担当しつつ、主演もしました。
長年、歌いたいと言い続けてきたグライムズの夢がようやく実現したものです。

「プレミアの観客は、熱狂的なスタンディング・オベーションと賞賛で、参加者全員を祝った。ピーター・グライムズは典型的な敗者だ。しかし、彼の解釈者であるホセ・クーラは、すべての分野における勝者だった。演出家として、衣装・舞台デザイン、タイトルロールの解釈においても。」――観客からの熱狂的な喝さい、感動をよび、レビューでも高く評価されました。

このプロダクションはモンテカルロ歌劇場との共同制作で、来年2018年2月に、モンテカルロで再演の予定です。もちろん主演もクーラ。今度もライブ放映されることをつよく願っています。

まだ録画も録音もありませんので、劇場の予告編を。またグライムズに関するくわしい紹介はこちらでまとめています。

画像をクリックすると、ボン劇場のVimeoの紹介動画にリンクしています。




こちらはYouTubeにアップされているカーテンコールの様子。
長く続く拍手とブラボー、そして立ち上がる観客、クーラは舞台上に裏方さんたちも呼んで、みんなで成功を喜びあっています。

José Cura - Curtain Call "Peter Grimes"




≪作曲家、指揮者として――初心を貫き、活動が広がる≫

●プラハ交響楽団でのレジデントアーティストとして2年目

最後は、作曲家、指揮者としての活動の展開です。2015/16シーズンから始まった、プラハ交響楽団のレジデントアーティストとして2年目の今季は、3回6公演のコンサートに出演しました。
 → プラハ響との活動はこちらで詳しく紹介しています。

もともと作曲家・指揮者をめざして、大学でも作曲と指揮を専攻したクーラ。このプラハ響との活動で、指揮、歌手としてとともに、若い頃に書き溜めていた作曲作品の初演に取り組んでいます。

今季、初演されたのは、クーラ作曲のオラトリオ「ECCE HOMO(この人を見よ)」。指揮は友人のマリオ・デ・ローズが行いました。
オケはプラハ響、そしてソリスト男声2人、女声2人、混声合唱合唱団と子どもの合唱団、さらにクーラ自身が、キリスト役の声として歌いました。まだ録音、録画は公表されていません。
来季で3年目、2017/18シーズンが最後の年です。来季も、歌手として、指揮者として、作曲家として、クーラの多彩な側面を楽しめるコンサートが予定されています。







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多彩なチャレンジで、ハードワークにつぐハードワークの1年だったと思います。でもその努力に報いるだけの豊かな実りがあった1年といえるのではないでしょうか。

現在は休暇中とはいえ、たぶんクーラは、自宅・事務所で来季の準備、秋の新しい作曲作品の初演、演出の仕事、また自作の音楽劇の作曲・・と、知的好奇心とチャレンジ心、自らの可能性と才能をどこまでも広げていくための努力と探求をさらに続けているようです。
さらに来季以降が楽しみです。





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ホセ・クーラ これまでの軌跡 ~ 主な舞台出演の一覧

2017-02-13 | 経歴・これまでの活動



ホセ・クーラは、1991年に母国アルゼンチンからイタリアに移住し、テノールとしての国際的なキャリアを歩み始めました。
もともと指揮者、作曲家志望で、テノールとして世界中で歌いながら、指揮、作曲、さらに演出、舞台デザインなど、多面的な活動をひろげています。

これまで年表的な略歴などもつくってみましたが、今回は、出演記録のようなものとして、渡欧後(1991年~)のクーラの舞台を、クーラのHP掲載の経歴や、ネット上の情報、ファンサイトの情報などから、一覧にしてみました。

あくまでも覚え書的な、ただの一覧表ですので、こんなものに興味があるのは私くらいかもしれません・・(笑)。
ただ、クーラの活動は日本ではほとんど報道されていないので、ご参考まで(^^)

*最終的にはキャンセルされた公演や誤り、欠落などもあるかもしれませんので、ご了承ください。
 また追加していく予定ですが、最近の公演(2017年~)は、毎年のカレンダーをご参照ください。


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≪2016年≫

・1月 オテロ/ヴェルディ 1/7, 10,17 ヘッセン州立歌劇場 ヴィースバーデン
・1月 オテロ/ヴェルディ 1/21,26(キャンセル),29 2/1 リセウ大劇場 バルセロナ
・2月 指揮 ラフマニノフ「交響曲第2番」、クーラ作曲「マニフィカト」他 2/10,11 プラハ交響楽団/スメタナホール/プラハ
・2月 マスター・クラス 2/13~18  プラハ交響楽団
・3月 指揮 マニフィカト/バッハ、マニフィカト/クーラ 3/11,12 聖ニコライ大聖堂/チェスケー・ブジェヨヴィツェ
・3月 オテロ/ヴェルディ 3/19,27 ザルツブルク復活祭音楽祭
・3月 道化師/レオンカヴァッロ 3/23,26 ベルリン・ドイツ・オペラ
・4月 指揮 オテロ/ヴェルディ(コンサート形式) 4/23(シェークスピア没後400年記念日)  ジュールフィル/アウディ・アリーナ/ジュール
・6月 西部の娘/プッチーニ 6/4,9,12,15,24 ハンブルク州立歌劇場
・7月 オテロ/ヴェルディ 7/6  スロヴェニア・リュブリャナ「リュブリャナ・フェスティバル」
・7月 コンサート(指揮と歌) 7/10、11 ドブロブニク・サマーフェスティバル (オープニングコンサートとガラコンサート) 
・9~10月 歌・演出・舞台デザイン トゥーランドット/プッチーニ 9/22,25,27,29 10/1,4  出演(カラフ)、セットデザイン、演出 ワロニー王立歌劇場/リエージュ・ベルギー
・10月 指揮と歌 10/19,20 マスタークラスで選抜した若手アーティストとのコンサート プラハ交響楽団 スメタナホール/プラハ
・10月 トスカ/プッチーニ カヴァラドッシ 10/23, 26, 30 ドレスデン歌劇場/ ドレスデン・ドイツ
・11月 コンサート(歌) 11/6 アルゼンチン、南米の歌 ザールブリュッケン
・11月 コンサート(歌) 11/7 同上 ルクセンブルク 
・11~12月 西部の娘/プッチーニ 11/27,30 12/3,6 ウィーン国立歌劇場 ライブストリームあり
・12月 指揮 アルゼンチン音楽、ラヴェルのボレロ 12/7,8 プラハ交響楽団/スメタナホール/プラハ ユニセフのためのコンサート
・12月 指揮 ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」など 12/17 スペイン・リェイダ 


(オテロ リュブリャナ)

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≪2015年≫

・1月、2月 オテロ/ヴェルディ 1/29、2/24 プラハ国立歌劇場
・2月 オテロ/ヴェルディ 2/8、11 ハンガリー国立歌劇場 ブダペスト
・2月 コンサート(歌) 2/21 ポップス、クロスオーバー 共演マホ・アンドレア ブダペスト・スポーツアリーナ 
・3月 カルメン/ビゼー  3/22, 24, 28 スカラ座 ミラノ カルメンはエレーナ・ガランチャ
・4月 指揮 クーラ作曲「マニフィカト」世界初演、他 4/3,4  マッシモ・ベリーニ劇場
・4月 コンサート(歌) 4/9 知的障害者支援財団のチャリティーコンサート マドリード
・5月 コンサート(歌) 5/3 オペラアリア・コンサート 共演ロスト・アンドレア ジュール・アリーナ ハンガリー・ジュール
・5月 指揮 マーラー交響曲第2番「復活」 5/9 ノヴィ・ソンチ
・5月 トスカ/プッチーニ 5/23、26  ヘッセン州立歌劇場 ヴィースバーデン国際フェスティバル
・5月 トゥーランドット/プッチーニ 5/30 ボンオペラ劇場 ボン
・7月 演出・舞台デザイン・出演 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/レオンカヴァッロ(カニオのみ出演、リエージュのプロダクション再演) 7/14, 16, 17, 18, 21 テアトロコロン
・7月 指揮 コンサート カルメンからの抜粋、ドヴォルザーク「新世界より」他 7/30 キルチネル文化センター ブエノスアイレス
・9月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 3/9、11、13 北京国家大劇院 
・9月 道化師/レオンカヴァッロ 9/18, 20  スロヴァキア国立歌劇場 ブラチスラヴァ
・10月 コンサート(歌) 10/7,8 クーラ作曲「もし私が死んだら」オーケストラヴァージョン世界初演 指揮ピエタリ・インキネン プラハ交響楽団 スメタナホール
・11月~翌年6月 演出・舞台デザイン・メイクなど ラ・ボエーム/プッチーニ 11/21~(初日のみカメオ出演) ストックホルム王立歌劇場 
・11月 トゥーランドット/プッチーニ 11/28(ガラ) マンハイム歌劇場 
・12月 指揮 12/6  クラクフ ポーランド


(指揮 マーラー)

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≪2014年≫

・1月 アンドレア・シェニエ/ジョルダーノ 1/10, 15, 19 ストックホルム王立歌劇場
・2月 コンサート(歌) 2/21, 22, 23 南米音楽 コンチェルトハウス・ベルリン
・3月 コンサート 3/13 ブラスチラヴァ スロヴァキア
・3月 コンサート 3/15 オストラヴァ チェコ
・3月 トスカ/プッチーニ 3/21, 23  ハンガリー国立歌劇場
・3月 トスカ/プッチーニ 3/27(ガラ) ボンオペラ劇場
・4月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/レオンカヴァッロ 4/5 ハノーファー ドイツ
・4月 コンサート 4/8  チューリッヒ・トーンハレ
・5~6月 オテロ/ヴェルディ  ケルン歌劇場 5/18, 20, 23, 25, 30、6/1 
・6月 コンサート 6/20 オランジュ 古代ローマ劇場 フランス
・6月 コンサート 6/27 ドイツ・オペラ・アム・ライン  デュッセルドルフ
・7月 トスカ/プッチーニ 7/19 野外オペラ NDRクラシック・オープンエア2014 ハノーファー
・7月 トスカ/プッチーニ 7/20  リューベック
・8月 コンサート 8/3  ボドルム トルコ
・9月 西部の娘/プッチーニ 11, 14, 18 ウィーン国立歌劇場
・9月 コンサート(歌) オペラ・ガラ  9/25 アレーナ・ディ・ヴェローナ
・10月 コンサート(歌)エレーナ・オブラスツォワ 生誕75周年記念  10/28 ボリショイ劇場 モスクワ
・10月 コンサート(作曲家として) クーラ作曲「スターバト・マーテル」世界初演 10/31 指揮マリオ・デ・ローズ チェスケー・ブジェヨヴィツェ
・11月 コンサート(指揮と歌) 11/22 ザブジェ ポーランド
・12月 リサイタル アルゼンチンの歌 12/3 モンテカルロ歌劇場
・12月 トスカ/プッチーニ 12/19 リンツ州立劇場 オーストリア
・12月 コンサート ニューイヤーイブ・コンサート 12/31 リトアニア国立オペラ・バレエ劇場  ヴィリニュス


(シェニエ ストックホルム)

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≪2013年≫

・1月 カルメン/ビゼー 1/10 ベルリン・ドイツオペラ
・1月 指揮 仮面舞踏会/ヴェルディ 1/19, 22, 23, 26, 27, 29, 30 マッシモ・ベリーニ劇場 カターニャ
・1月 指揮 コンサート 1/25 マッシモ・ベリーニ劇場 カターニャ
・3月 カルメン/ビゼー 3/1 メトロポリタンオペラ
・3月 オテロ/ヴェルディ 3/11, 15, 20, 23, 27, 30 メトロポリタンオペラ
・4月 スティッフェリオ/ヴェルディ 4/20, 23, 26, 28 モンテカルロ歌劇場
・5月 アンドレア・シェニエ/ジョルダーノ 5/16, 21, 24 ウィーン国立歌劇場
・5月 コンサート 5/25 モスクワ
・5月 コンサート 5/29 モスクワ
・6月 指揮 コンサート アンタリヤ・野外劇場アスペンドス トルコ
・7月 出演・演出・舞台デザイン オテロ/ヴェルディ 7/18, 21, 24, 27, 30 テアトロコロン ブエノスアイレス
・9月 オテロ/ヴェルディ 9/14, 17, 20, 23 ウィーン国立歌劇場
・9月 コンサート(歌) アルゼンチン・南米音楽 9/27 ソリア スペイン
・10月 コンサート(歌) サル・プレイエル 10/8 パリ
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/9, 20, 28 ベルリン・ドイツオペラ
・12月 コンサート 12/3 ブダペスト
・12月 コンサート アルゼンチンの歌 12/9 ウィーン・コンツェルトハウス


(オテロ MET)

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≪2012年≫

・1月 オテロ/ヴェルディ 1/1, 5, 8 チューリッヒ歌劇場
・1月 トスカ/プッチーニ 1/13 ヴィースバーデン
・1、2月 トゥーランドット/プッチーニ 1/24, 26, 29、2/1  チューリッヒ歌劇場
・2、3月 オテロ/ヴェルディ ガラ公演 2/11、3/2 スロヴァキア国立歌劇場
・3、4月 トスカ/プッチーニ 3/19, 22, 30、4/2 ウィーン国立歌劇場
・5月 指揮、演出、舞台デザイン、衣装 つばめ/プッチーニ 5/6, 8, 10, 11, 13, 15 ナンシー・ロレーヌ国立劇場 フランス
・5月 オテロ/ヴェルディ 5/21, 23, 25  ルクセンブルク大劇場 ルクセンブルク
・5月 トスカ/プッチーニ 5/31  ケルン歌劇場
・6月 コンサート ドヴォルザークフェスティバル オープンエア・ガラ 6/2 オロモウツ チェコ
・6月 トスカ/プッチーニ 6/9, 12 ストックホルム王立歌劇場
・6月 コンサート オペラガラ Philharmonic 6/16 サンクトペテルブルク
・6月 コンサート ガラ 6/21 クレムリン宮殿 モスクワ
・6月 オテロ/ヴェルディ  6/24 チューリッヒ
・7月 コンサート ガラ 7/12  国際イスタンブールオペラフェスティバル  トルコ
・8月 道化師/レオンカヴァッロ  8/24, 25, 26 チェスキー・クルムロフ 国際音楽フェスティバル  
・11、12月 主演、演出、舞台デザイン カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 11/17, 20, 22, 25, /27, 30、12/2 ワロン王立歌劇場 リエージュ
・12月 カルメン/ビゼー 12/15, 18  ベルリン・ドイツオペラ


(カヴァレリア/道化師 リエージュ)

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≪2011年≫

・1、2月 道化師/レオンカヴァッロ 1/16, 18, 20, 22, 25、2/1, 5 ミラノ・スカラ座
・2月 コンサート(指揮) ウーディネ イタリア
・3月 クリスタル・ボール 3/5 スロヴァキア国立歌劇場 
・3月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 3/13, 16, 19 チューリッヒ歌劇場
・4月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 4/5, 8, 11, 14, 17 リセウ大劇場 バルセロ
・4、5月 ラ・ボエーム/プッチーニ 4/20, 23、5/5 チューリッヒ歌劇場
・5月 サムソンとデリラ/サン=サーンス  5/15, 19, 21, 26, 29 ベルリン・ドイツオペラ
・6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 6/2, 5, 13, 19 チューリッヒ歌劇場
・6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 6/21, 25, 29 ウィーン国立歌劇場
・7月 コンサート オープンエア・ガラコンサート 7/8 ベルリン 
・7月 コンサート オープンエア・ガラコンサート 7/17  サヴォンリンナ・オペラフェスティバル フィンランド
・7月 コンサート ガラ  7/23 サーレマー エストニア
・8月 オテロ/ヴェルディ 8/1 サンタンデール国際音楽フェスティバル  スペイン
・8月 道化師/レオンカヴァッロ 8/5, 6, 7, 9, 10 チェスキー・クルムロフ 国際音楽フェスティバル
・9月 コンサート 東日本大震災支援日本チャリティー 9/4 ロレーヌ国立歌劇場  ナンシー
・9月 サムソンとデリラ/サン=サーンス  9/22, 24 ソウル芸術センター 韓国
・9月 コンサート ガラ 9/28  テジョン文化芸術センター 韓国
・10月 西部の娘/プッチーニ 10/7, 12, 14, 21 チューリッヒ歌劇場
・10月 オテロ/ヴェルディ 10/20, 23, 26, 30 チューリッヒ歌劇場
・11月 トゥーランドット/プッチーニ  11/18, 24 チューリッヒ歌劇場
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/6, 22, 27 チューリッヒ歌劇場
・12月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 12/12, 15, 17, 19 デンマーク王立劇場 コペンハーゲン


(ボエーム チューリッヒ)

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≪2010年≫

・1月 スティッフェリオ/ヴェルディ 1/11,14, 19, 23, 26, 30 メトロポリタン歌劇場 
・2月 オペラボール 2/13  ハンガリー国立歌劇場 ブダペスト
・2月 トスカ/プッチーニ 2/14, 17 ウィーン国立歌劇場
・2月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 2/20, 23, 27 ウィーン国立歌劇場
・3月 コンサート ガラ 3/14  モスクワ 
・3月 ラ・ボエーム/プッチーニ 3/20, 28 チューリッヒ歌劇場
・4月 コンサート ガラ  4/17 アテネコンサートホール 
・5月 コンサート ガラ  5/4  コヤン 韓国
・5月 トゥーランドット/プッチーニ 5/13, 23 ベルリン・ドイツオペラ
・5、6月 オテロ/ヴェルディ 5/30、6/2, 4, 8, 10, 13 ベルリン・ドイツオペラ
・6月 エドガール/プッチーニ 6/18, 20, 22, 24  ボローニャ歌劇場
・7月 コンサート ガラ 7/1  Operalia Festival アスタナ カザフスタン
・7月 コンサート オープンエア ガラ 7/16, 18 チェスキー・クルムロフ
・7月 コンサート ガラ ヴェスプレーム・フェスティバル 7/30 ハンガリー
・8月 コンサート ガラ ノイマルクト ドレスデン 8/6
・9月 マスタークラス ロレーヌ国立歌劇場 ナンシー
・10月 オテロ/ヴェルディ 11/2 ガラ カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・10、11月 演出・主演 サムソンとデリラ/サン=サーンス 10/15, 17, 22, 24, 30、11/1 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・10月 トスカ/プッチーニ 10/26, 28 チューリッヒ歌劇場
・11、12月 西部の娘/プッチーニ 11/14, 17, 20, 24、12/9 チューリッヒ歌劇場
・11、12月 マノンレスコー/プッチーニ 11/27, 29、12/2, 5 ウィーン国立歌劇場
・12月 カルメン/ビゼー 12/19, 22 ワロン王立歌劇場 リエージュ


(サムソン カールスルーエ)

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≪2009年≫

・1月 トゥーランドット/プッチーニ 1/17, 20, 23 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・1月 マスタークラス 1/18 ブリティッシュ・ユース・オペラ ロンドン
・1月 指揮 コンサート 1/30 ボローニャ歌劇場
・2月 ステッィフェリオ/ヴェルディ 2/7, 10, 13 ウィーン国立歌劇場
・2月 指揮 つばめ/プッチーニ 2/17, 19, 21, 22, 26, 27 ボローニャ歌劇場
・2月 トスカ/プッチーニ 2/20 ヘッセン州立劇場 ヴィースバーデン
・2、3月 カルメン/ビゼー 2/25, 28、3/4, 8 ウィーン国立歌劇場
・3月 トスカ/プッチーニ 3/5 ウィーン国立歌劇場
・3月 指揮 コンサート 3/7 オーブダ ・ダヌビア管弦楽団 ブダペスト ハンガリー
・3月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 3/15 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・3、4月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 3/30、4/2, 7, 10 メトロポリタン歌劇場
・4月 トスカ/プッチーニ 4/25 ウィーン国立歌劇場
・4月 トスカ/プッチーニ 4/28, 30 セゲド国立歌劇場 ハンガリー
・5月 オペラボール 5/9 カールスルーエ 
・5月 トゥーランドット/プッチーニ 5/16, 21, 24, 27 チューリッヒ歌劇場 
・6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 6/6, 9, 11, 14, 17, 19, 21, 26 チューリッヒ歌劇場 
・6月 コンサート ガラ 6/24 カンポアモール劇場 オビエド スペイン
・7月 コンサート チャリティー APCL 7/2 アトランティコ・パビリオン リスボン
・7月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 7/3,8 チューリッヒ歌劇場
・7月 カルメン/ビゼー 7/10 チューリッヒ歌劇場
・7月 コンサート ガラ 7/18 エミリア=ロマーニャ・フェスティバル ロッカ・サン・カシャーノ
・8月 コンサート ガラ 8/16 ペララーダ・フェステバル ペララーダ城 スペイン
・8月 リサイタル 8/20 サンタンデール音楽祭 スペイン
・9月 マスタークラス ロレーヌ国立歌劇場 ナンシー
・9月 マスタークラス・コンサート 9/6
・9月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 9/18, 20, 25, 27 ワロン王立歌劇場 リエージュ
・10月 カルメン/ビゼー 10/4, 7, 10 バイエルン国立歌劇場 ミュンヘン
・11月 指揮 バッハ ミサ曲 B Minor ブダペスト
・12月 西部の娘/プッチーニ 12/12, 14 オスロ・オペラハウス ノルウェー
・12月 リサイタル 12/17 アルゼンチン音楽 オスロ・オペラハウス ノルウェー
・12月 コンサート 12/20 Christmas in Vienna 2009 ウィーン・コンチェルトハウス


(バッハ ミサ曲)

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≪2008年≫

・1月 トゥーランドット/プッチーニ 1/6 チューリッヒ歌劇場 
・1、2月 ル・シッド/マスネ 1/13, 26、2/1, 3, 7, 9 チューリッヒ歌劇場
・2月 指揮 レクイエム/ヴェルディ リスト・フェレンツ音楽大学 ブタペスト
・2、3月 道化師/レオンカヴァッロ 2/17, 20, 23, 27 3/2 ウィーン国立歌劇場
・2月 コンサート ガラ 2/25 イスタンブール
・3月 指揮 ラフマニノフ、レスピーギ 3/10 ベルリン・ドイツオペラ
・3、4月 道化師/レオンカヴァッロ 3/22, 25, 28, 30 4/2 サンディエゴ・オペラ
・4月 オテロ/ヴェルディ 4/9, 11 セゲド国立歌劇場
・4月 オテロ/ヴェルディ ガラ 4/13 ハノーファー歌劇場
・4月 コンサート オペラガラ 4/19 ドイツ・オペラ・アム・ライン デュッセルドルフ
・4月 トスカ/プッチーニ 4/20 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・5、6月 演出 仮面舞踏会/ヴェルディ 5/17, 24, 29、6/5, 7, 13, 20, 22 ケルン歌劇場
・5月 カルメン/ビゼー 5/24 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・5、6月 サムソンとデリラ/サン=サーンス  5/31,6/3, 6, 8 ボローニャ歌劇場
・6月 エドガール/プッチーニ  6/25, 27, 29、7/1, 4, 6 トリノ
・7月 トゥーランドット/プッチーニ 7/10, 12 チューリッヒ歌劇場
・7月 コンサート 7/17 テアトロ・ロハス トレド
・8月 コンサート 8/4、7 コルトナ イタリア
・8月 サムソンとデリラ 8/27, 29 サンタンデール音楽祭 スペイン
・9月 マスタークラス デボンオペラ
・9月 西部の娘/プッチーニ 9/16, 19, 22, 24, 26, 29 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・10月 コンサート 10/3 リジンスキー コンサート ホール ザグレブ 
・10月 コンサート 10/10 Nancy Opera Passion マスタークラス・コンサート ナンシー・ロレーヌ国立歌劇場
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/4, 6, 8 サンタ・クルス・デ・テネリフェ スペイン
・11月 コンサート ガラ 11/15 ミハイロフスキー劇場 サンクトペテルブルク
・11月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 11/23 マンハイム歌劇場
・11、12月 トスカ/プッチーニ 11/29、12/2 ウィーン国立歌劇場
・12月 トゥーランドット/プッチーニ 12/6 ハノーファー歌劇場
・12月 トゥーランドット/プッチーニ 12/22, 27, 29 ロイヤルオペラハウス ロンドン


(西部の娘 ロンドン)

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≪2007年≫

・1月 トスカ/プッチーニ 1/4 パレルモ・マッシモ劇場
・1月 道化師/ レオンカヴァッロ 1/11, 18, 23 ベルリン・ドイツオペラ
・1月 トスカ/プッチーニ 1/13 カールスルーエ・バーデン州立歌劇場
・1月 コンサート 1/25 白血病のためのチャリティー リスボン
・1月 オテロ/ヴェルディ 1/28 マンハイム歌劇場
・2月 トゥーランドット/プッチーニ 2/9, 11 上海
・2月 コンサート 2/14 上海
・3月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 3/7, 9, 11 ジェノヴァ
・3月 ガラ・ファンドレイザー 特別出演 3/24 ガラ・ファンドレイザー ケルン歌劇場
・4、5月 スティッフェリオ/ヴェルディ 4/20, 23, 27、5/2, 5, 8, 10 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・5月 マスタークラス 5/6 デボン
・5月 マスタークラス・コンサート 5/7 デボン
・6月 構成・演出・主演 「道化師」を元にしたオリジナルショー"La comedia è finita" クロアチア国立劇場 リエカ
・6月 コンサート 6/19 歴史的国旗記念塔50周年記念 ロサリオ(クーラの出身地) アルゼンチン
・6、7月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 6/23, 28、7/1, 3, 5 テアトロコロン
・7月 リサイタル 7/8 Foundación Astengo ロサリオ アルゼンチン
・8月 指揮 ラフマニノフ、ロドリーゴ 8/14 トスカーナ・サン・ フェスティバル コルトーナ
・8月 コンサート オペラ・ガラ 8/16 トスカーナ・サン・ フェスティバル コルトーナ
・8月 コンサート with アンナ・ネトレプコ ゲリー・ウェバー・シュタディオン ハレ
・9月 マスタークラス 9/1 ナンシー・ロレーヌ国立歌劇場
・9月 マスタークラス・コンサート 9/2 ナンシー・ロレーヌ国立歌劇場
・9月 カルメン/ビゼー 9/8 ブカレスト国立歌劇場
・9、10月 アンドレア・シェニエ/ジョルダーノ 9/25, 29、10/2, 5, 8, 11, 14, 17 リセウ大劇場 バルセロナ
・10月 コンサート ガラ 10/19 サン・カルルシュ国立劇場 リスボン ポルトガル
・10、11月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 10/27 11/10, 25 ケルン歌劇場
・11月 コンサート(歌) 11/2 アイントホーフェン オランダ
・11月 コンサート(指揮) 11/3 アイントホーフェン オランダ
・11、12月 ノルマ/ベッリーニ 11/16, 21, 27 12/1, 7, 12 ウィーン国立歌劇場
・11、12月 トスカ/プッチーニ 11/23、12/4 ウィーン国立歌劇場
・12月 コンサート ヴィチェンツァ市立劇場グランドオープン 12/10 イタリア
・12月 コンサート Christmas in Vienna 12/22 ウィーン・コンチェルトハウス


(レ・ヴィッリ ジェノヴァ)

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≪2006年≫

・1月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 1/13, 15, 17, 19 ボローニャ歌劇場
・2月 オテロ/ヴェルディ 2/9, 12, 15, 18, 21, 24, 27 リセウ大劇場 バルセロナ
・3月 椿姫/ヴェルディ 3/17, 22 チューリッヒ歌劇場
・3月 スティッフェリオ/ヴェルディ 3/24,  26 チューリッヒ歌劇場
・4、5月 トゥーランドット/プッチーニ 4/9, 12, 19, 21, 25, 28, 30、5/4 チューリッヒ歌劇場
・5月 コンサート An evening with José Cura 5/14 ウィーン Urania
・5月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 5/15, 19, 23, 26 ウィーン国立歌劇場
・5月 指揮 蝶々夫人/プッチーニ 5/15, 20, 24, 27 ウィーン国立歌劇場
・6月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ(ボローニャ歌劇場) 6/10, 13, 15, 18 日本 
・6、7月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ  6/24 7/1, 8, 14, 19, 27 ヴェローナ・アレーナ
・7月 コンサート 7/17 リエカ
・9月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 9/8, 10, 14, 18 ウィーン国立歌劇場
・9、10月 西部の娘/プッチーニ 9/24, 27、10/2 ベルリン・ドイツオペラ
・10月 トゥーランドット/プッチーニ 10/10, 12 トリノ・レージョ劇場
・10月 コンサート 10/20 ベルファスト・フェスティバル アイスランド
・10、11月 トスカ/プッチーニ 10/28、11/1, 4, 7, 11 メトロポリタンオペラ
・11月 コンサート 11/9 Carnival Center for the Performing Arts マイアミ
・11月 コンサート リチャードタッカー・ガラ 11/12 Avery Fisher Hall ニュー・ヨーク
・11、12月 ドンカルロ/ヴェルディ 11/22, 25, 29、12/1 チューリッヒ歌劇場
・12月 ドンカルロ/ヴェルディ 12/8, 11, 14, 18, 21 ウィーン国立歌劇場
・12月 クリスマスコンサート サン・フランチェスコ大聖堂 アッシジ イタリア
・12月 トゥーランドット/プッチーニ 12/29, 31 チューリッヒ歌劇場


(オテロ リセウ)

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≪2005≫

・1、2月 海賊/ヴェルディ 1/31、2/3, 6 リセウ大劇場
・2、3月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 2/21, 24、3/1, 5, 12, 15, 19 メトロポリタンオペラ
・4月 コンサート アンナ・ネトレプコ 4/16 ケルンアリーナ ケルン
・4、5月 道化師/レオンカヴァッロ 4/23, 27、5/1, 5, 8 ベルリン・ドイツオペラ
・5月 コンサート 5/12 サンクトペテルブルク 
・5月 道化師/レオンカヴァッロ 5/22, 24, 26 ピアツェンツァ
・5、6月 指揮 コンサート 5/28, 31、6/1 イタリア
・6月 指揮 ミシュコルツ国際オペラ・フェスティバル 6/12 ハンガリー
・6月 アイーダ/ヴェルディ 6/23, 26 ヴェローナ・アレーナ
・7月 オテロ/ヴェルディ 7/2, 5 バイエルン国立歌劇場 ミュンヘン
・7月 ワールドゲーム オープニング 7/14 MSV-Arena デュースブルク ドイツ
・8月 トゥーランドット/プッチーニ 8/13, 17, 24, 30 ヴェローナ・アレーナ
・9月 指揮 コンサート 9/6 プリマス・パビリオン イギリス
・9、10月 西部の娘/プッチーニ 9/15, 18, 21, 24, 28、10/1 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・10、11月 ヴィッリ 10/23, 25, 29、11/1, 3, 6 ウィーン国立歌劇場
・11月 コンサート 11/11 キラーニー アイルランド
・11月 コンサート 11/18 リスボン
・12月 指揮 コンサート 12/11  ブッセート イタリア
・12月 コンサート 12/12 ピアチェンツァ
・12月 指揮 コンサート 12/13 ピアチェンツァ
・12月 指揮 シチリアの晩鐘/ヴェルディ 12/21, 23, 26 マントヴァ


(道化師 ベルリン)

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≪2004年≫

・1月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 1/9, 12, 14, 17, 20, 22 シカゴ・リリックオペラ
・2月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 2/9, 11, 13, 16 ウィーン国立歌劇場
・2月 指揮 仮面舞踏会/ヴェルディ 2/20, 22, 24 ピエチェンツァ
・3月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 3/12, 15, 18, 20, 23, 25 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・4月 指揮 蝶々夫人/プッチーニ 4/4, 6, 8 ポーランド国立歌劇場 ワルシャワ
・4、5月 西部の娘/プッチーニ 4/25, 28、5/1, 4, 7, 9 チューリッヒ歌劇場
・5月 カルメン/ビゼー 5/15, 16, 18, 19 オープンエア オリンピックスタジアム ソウル
・5月 コンサート 5/21 ソウル
・5、6月 オテロ/ヴェルディ 5/29、6/2, 5 ハンブルグ歌劇場
・6月 指揮 コンサート 6/13  ワルシャワ
・6月 カルメン/ビゼー 6/16, 18 ポーランド国立歌劇場 ワルシャワ
・6月 コンサート 6/21 エカテリンブルク
・6月 コンサート 6/24 モスクワ
・7月 コンサート 7/3 リスボン
・7月 コンサート 7/6 オープンエア モンセラート・カヴァリエ  ベルリン
・7月 コンサート 7/9 ヘンリー イギリス
・7月 コンサート 7/15 オリンピック聖火
・8月 指揮 コンサート 8/5 ヴェスプレーム・フェスティバル ハンガリー
・8月 コンサート 8/7 ジュラ ハンガリー
・9月 オテロ/ヴェルディ 9/5, 8, 11 チューリッヒ歌劇場
・9、10月 スティッフェリオ/ヴェルディ 9/26, 28、10/1, 3, 7, 9, 13, 15, 19 チューリッヒ歌劇場
・10月 コンサート ヴェルディ生誕コンサート 10/10 パルマ
・10月 コンサート 10/29 リスボン
・11月 指揮 コンサート 11/2 ロイヤルフェスティバルホール ロンドン
・11月 スティッフェリオ/ヴェルディ  11/17, 19, 21 ウィーン国立歌劇場
・11月 道化師/レオンカヴァッロ 11/25, 27 ウィーン国立歌劇場
・12月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 12/1, 3, 5, 7 ウィーン国立歌劇場
・12月 コンサート(指揮と歌)12/15,17,19,21,28 ルツェルン、バーゼル、ジュネーブ、ベルン、チューリヒ 


(シェニエ ウィーン)

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≪2003年≫

・1月 オテロ/ヴェルディ 1/10, 12, 16,19 東京、大阪 
・1月 コンサート(歌) 1/31 スメタナホール チェコ
・2、3月 指揮 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 2/23,25、3/25 ハンブルグ歌劇場 (指揮の後、出演)
・2、3月 道化師/レオンカヴァッロ 2/23,25、3/25 ハンブルグ歌劇場
・2月 オペラボール 2/27 ウィーン国立歌劇場
・3月 ドンカルロ/ヴェルディ 3/7, 9, 12, 14  チューリッヒ歌劇場
・3月 トスカ/プッチーニ 3/17, 21, 27 ウィーン国立歌劇場 
・5月 コンサート ヴェルディガラ 5/25,27 ヴェルディ劇場 ブッセート
・6月 コンサート ヴェルディガラ 6/1 マントヴァ
・6、7月 トゥーランドット/プッチーニ 6/21,28 7/5, 12, 19, 26 ヴェローナ・アレーナ
・6月 オテロ/ヴェルディ フィレンツェ五月音楽祭 6/25 イタリア
・7月 コンサート オープンエア 7/23 レーゲンスブルク ドイツ
・7月 指揮 コンサート 7/25 ミュンヘン
・7月 カルメン/ビゼー 7/29  ヴェローナ・アレーナ
・7月 椿姫/ヴェルディ ガラ 7/31 ヴェローナ・アレーナ
・8月 指揮 ミサ・ソレムニス(荘厳ミサ)/ベートーヴェン  7/17 ハンガリー
・8月 コンサート 8/20 ナショナル・デー ハンガリー
・9月 エロディアード/マスネ 9/12, 16, 19, 22 ウィーン国立歌劇場 
・9月 指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア 9/18 イェレニャ・グラ
・9月 指揮 シンフォニア・ヴァルソヴィア 9/28 ソフィア 
・10月 コンサート ラグビー・ワールドカップ オープニング・セレモニー 10/10 シドニー 
・10月 指揮 プラハ・フィルハーモニア 10/23 チェコ
・10月 コンサート Matáv Hungarian Symphony Orchestra 10/28 ブダペスト
・11月 ドンカルロ/ヴェルディ 11/7,9 チューリヒ歌劇場
・11月 コンサート 11/14, 16 オランダ
・11月 椿姫/ヴェルディ 11/21, 23, 28 チューリヒ歌劇場
・12月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 12/13, 16, 18, 21 シカゴリリックオペラ


(椿姫 ヴェローナ)

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≪2002年≫

・1月 指揮 ラフマニノフ、グリーグ 1/12ブィドゴシュチュ 1/13ヴロツワフ ポーランド
・1月 道化師/レオンカヴァッロ 1/23, 26, 30 ウィーン国立歌劇場
・2月 指揮 2/20 ワルシャワ
・3月 コンサート チャリティー 3/15 デン・ハーグ
・4、5月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 4/22, 25, 27、5/1, 3, 6, 11, 14 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・6月 トスカ/プッチーニ 6/1, 5, 7, 9 東京ほか
・6月 指揮 コンサート シンフォニア・ヴァルソヴィアと日本ツアー
・6月 コンサート ヴェルディ・ガラ 6/18 パルマ王立劇場
・6月 コンサート 6/28 スウェーデン ダルハラ
・6月 指揮    6/29 スウェーデン ダルハラ
・7月 オテロ/ヴェルディ 7/4, 7, 11, 13 チューリヒ歌劇場
・7月 コンサート ガラ 7/24 ヘロディス・アッティコス音楽堂 アテネ
・7月 道化師/レオンカヴァッロ 7/29, 31 ローマ歌劇場 
・9月 コンサート BBCプロムス音楽祭ラストナイト 9/14 ハイドパーク ロンドン
・10月 コンサート 10/8 アトランティコ・パビリオン リスボン
・10月 リサイタル 10/16 台北
・10月 コンサート 10/18 台北
・10月 コンサート 10/30 クレムリン宮殿 モスクワ
・11月 指揮 11/1 モスクワ音楽院
・11月 コンサート 11/9 オールボー・コングレスアンドカルチャーセンター デンマーク
・11月 オテロ/ヴェルディ 11/13 ポーランド国立歌劇場 ワルシャワ
・11月 指揮 ベートーヴェン交響曲第9番 11/24 ワルシャワ大学
・11月 コンサート(指揮と歌) ラフマニノフ交響曲第2番ほか 11/29 ウィーンコンチェルトハウス
・12月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 12/15, 17, 19 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・12月 コンサート ニューイヤーイブ 12/31 ブダペスト


(トロヴァトーレ ロンドン)

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≪2001年≫

・1月 フェドーラ/ジョルダーノ 1/5, 14 チューリッヒ歌劇場
・1、2月 ドンカルロ/ヴェルディ 1/21, 23、2/7, 10, 14 チューリッヒ歌劇場
・1、2月 オテロ/ヴェルディ 1/27, 30、2/4 ウィーン国立歌劇場
・2月 コンサート(指揮と歌) 2/16 サレルノ ヴェルディ劇場 イタリア
・2月 コンサート(指揮と歌) 2/25, 27 バービカンセンター ロンドン
・3月 サムソンとデリラ/サン=サーンス リセウ大劇場
・3月 コンサート(指揮と歌) 3/16 パルマ イタリア 
・3月 トスカ/プッチーニ 3/20 ウィーン国立歌劇場
・3、4月 オテロ/ヴェルディ 3/26, 29、4/1 パリ・シャトレ座
・4、5月 オテロ/ヴェルディ 4/19, 21, 24, 27、5/1, 3 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・5月 道化師/レオンカヴァッロ 5/7 ウィーン国立歌劇場
・5月 アイーダ/ヴェルディ 5/12, 15, 17 アテネコンサートホール 
・5月 コンサート(指揮と歌?) 5/25ハンブルク、5/27ゲヴァントハウス、5/29ミュンヘン、5/31ケルン
・6月 オテロ/ヴェルディ 6/21, 24, 26, 29 ニースオペラ座
・7月 コンサート オープンエア 7/6 ヴィースバーデン 
・7月 コンサート 7/8 コンチェルトハウス ウィーン
・7月 ドンカルロ/ヴェルディ 7/10, 12 チューリッヒ歌劇場
・7月 コンサート 7/14 ジャンダルメンマルクト ベルリン
・7月 コンサート ラヴェッロ音楽祭 7/18 イタリア
・7月 コンサート 7/20 サンタ・チェチリア・イン・トラステヴェレ聖堂 ローマ
・7月 コンサート 7/22 ハンガリー国立歌劇場
・8月 オテロ/ヴェルディ 8/2,5 トリエステ・ヴェルディ劇場 イタリア
・9月 トスカ/プッチーニ 9/4, 7 チューリッヒ歌劇場
・9、10月 オテロ/ヴェルディ 9/22, 26, 28、10/2, 6, 9, 11 チューリッヒ歌劇場
・10月 コンサート 10/24,26 日本
・11月 アイーダ/ヴェルディ 11/2, 4, 6, 9 日本
・11月 指揮 ラフマニノフ、ラヴェル、コダーイ、レスピーギ  ワルシャワ


(ドンカルロ チューリッヒ)

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≪2000年≫

・1月 トスカ/プッチーニ 1/14, 16, 20, 22 ローマ歌劇場
・3月 オテロ/ヴェルディ 3/1, 3, 8, 11, 13 ワシントンオペラ
・4月 道化師/レオンカヴァッロ ボローニャ歌劇場 4/11, 13, 15, 26, 28, 30
・6月 椿姫/ヴェルディ  6/3,4 パリ 世界生中継
・6月 トスカ/プッチーニ 6/8 チューリッヒ歌劇場
・6月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 6/10 チューリッヒ歌劇場
・6月 オテロ/ヴェルディ 6/15, 18, 22 バイエルン歌劇場 ミュンヘン
・6月 カルメン/ビゼー 6/25 チューリッヒ歌劇場
・6月 コンサート 6/30 ケーニッヒ・ピルスナー・アリーナ ドイツ
・7月 コンサート 7/6 ヴィースバーデン
・7月 コンサート 7/8 コンチェルトハウス ウィーン
・7月 カルメン/ビゼー ラヴェンナフェスティバル イタリア
・7月 コンサート(指揮と歌) リュブリャナ・フェスティバル 7/14
・7月 コンサート 7/19ミュンヘン、7/21マンハイム、7/23ハンブルク、7/28チューリッヒ、7/30シュトゥットガルト
・8月 トスカ/プッチーニ 8/4, 5バールベック古代遺跡 レバノン
・8月 トスカ/プッチーニ 8/25, 27 バーリ
・9月 コンサート 9/14ロイヤル・アルバート・ホール、9/20コーク、9/23ダブリン
・10月 トスカ/プッチーニ 10/6 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・10、11月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 10/19, 22, 27, 31、11/2 フィレンツェ市立劇場
・11月 コンサート チャリティー 11/8 グラスゴー
・11月 コンサート 11/15 ワルシャワ
・12月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 12/8, 11, 14, 17 20, 23, 26 テアトロ・レアル マドリッド


(椿姫 パリ)

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≪1999年≫

・1、2月 カルメン/ビゼー 1/18, 20, 23, 26, 30、2/2, 5, 9  オペラ・バスティーユ
・2、3月 運命の力/ヴェルディ 2/16, 18, 20, 23, 28、3/2, 5 ミラノ・スカラ座
・3月 コンサート 3/11ロイヤルフェスティバルホール、 3/13ダブリン
・3月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 3/18, 20, 24, 28 チューリッヒ歌劇場
・4月 オテロ/ヴェルディ 4/18, 20, 23, 25, 27 テアトロコロン アルゼンチン
・5月 オテロ/ヴェルディ 5/17, 20, 23 バービカン・センター
・5月 コンサート 5/27 シャンゼリゼ劇場
・5月 コンサート 5/29 バーデンバーデン
・6、7、8月 アイーダ/ヴェルディ 6/5,25、8/29 ヴェローナ・アレーナ
・6月 コンサート 6/11 ダルハラ野外劇場
・7、8月 カルメン/ビゼー 7/25、8/1 トッレ・デル・ラーゴ
・7月 コンサート 7/28 マルティーナ・フランカ
・8月 道化師/レオンカヴァッロ 8/27 アムステルダム
・9、10月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 9/27, 30 10/4メトロポリタンオペラ シーズンオープニング
・10月 コンサート 10/17 フランクフルト
・10、11月 オテロ・ヴェルディ 10/29、11/2, 4, 7, 10, 13, 16, 19 テアトロレアル マドリッド
・11月 コンサート 11/21 ハノーファー
・11月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 11/24, 27 チューリッヒ歌劇場
・12月 オテロ/ヴェルディ 12/9, 12, 14, 16 テアトロマッシモ劇場


(運命の力 ミラノ)

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≪1998年≫

・1月 アイーダ/ヴェルディ 1/15~24 東京・新国立劇場開場記念
・2月 アンドレアシェニエ/ジョルダーノ 2/23 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・3月 カルメン/ビゼー 3/20 オペラ・バスティーユ
・3月 コンサート 3/22 ローマ・テアトロギオーネ
・4、5月 アイーダ/ヴェルディ 4/22、5/22 テアトロマッシモ劇場 パレルモ
・5月 運命の力/ヴェルディ マルセイユ歌劇場
・6月 マノンレスコー/プッチーニ 6/5, 8, 10, 11, 15, 16, 18 ミラノスカラ座
・7月 コンサート 7/4 ウィーン
・7月 カルメン/ビゼー バービカンセンター
・9月 カルメン/ビゼー 9/13,16 ウィーン国立歌劇場
・9、10月 フェドーラ/ジョルダーノ 日本
・9、10月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 日本 
・10、11月 フェドーラ/ジョルダーノ 10/16, 19、11/16 ウィーン国立歌劇場
・11月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 11/10, 12, 15, 18, 21, 23, 25, 28 ワシントンオペラ
・12月 外套/プッチーニ 12/28? コンセルトヘボウ アムステルダム


(アイーダ 東京)

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≪1997年≫

・1月 道化師/レオンカヴァッロ コンセルトヘボウ アムステルダム
・1、2月 ジョコンダ/ヴェルディ 1/16, 19, 21, 23, 25、2/4, 6 ミラノ・スカラ座
・2月 カルメン/ビゼー 2/22 サンフランシスコオペラ
・3月 フェドーラ/ジョルダーノ 3/6, 11, 14 ウィーン国立歌劇場
・4月 コンサート アイルランド
・5月 オテロ/ヴェルディ 5/8 , 11 トリノ 世界生中継 アバド指揮 ベルリンフィル
・5、6月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ、道化師/ レオンカヴァッロ 5/30、6/19 ボローニャ歌劇場
・6月 フェドーラ/ジョルダーノ 6/12 ウィーン国立歌劇場
・7月 道化師/ レオンカヴァッロ、レ・ヴィッリ/プッチーニ 7/12 チューリッヒ歌劇場
・10、11月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 10/21、11/2  トリノ・レージョ劇場
・10月 フェドーラ/ジョルダーノ 10/9, 13 ウィーン国立歌劇場
・11月 コンサート 11/16ロンドン、11/23ミュンヘン、11/24マンハイム、11/25シュトゥットガルト、11/28ビーレフェルト、11/29ケルン
・12月 コンサート コレッリを囲む5人のテノール 12/18 ウィーン


(コレッリを囲んで ウィーン)

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≪1996年≫

・1月 イリス/マスカーニ 9, 11, 13, 19, 21 ローマ歌劇場
・1、2月 サムソンとデリラ/サン=サーンス 1/30、2/2, 5, 10, 15 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・2月 コンサート ベルリオーズ テ・デウム 2/12 ゼニス パリ 
・3月 海賊/ヴェルディ 3/8, 10, 14, 17, 22, 24 トリノ・レージョ劇場
・4、5月 トスカ/プッチーニ 4/23, 26 5/8, 11 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・4月 ナブッコ/ヴェルディ 4/27 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・5月 コンサート ダブリン
・5、6月 コンサート The Puccini Spectacular 5/23, 25、6/5, 6, 7 シドニー、メルボルン
・6月 海賊/ヴェルディ 6/18, 21 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・7月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 7/14 , 20 アリギエーリ歌劇場 ラヴェンナ
・9月 ノルマ/ベッリーニ 9/5, 8, 12, 15, 21 ロサンゼルスオペラ
・10、11月 カルメン/ビゼー 10/22, 25, 27, 30、11/2, 5, 8 サンフランシスコオペラ
・11月 トスカ/プッチーニ 11/15, 18 ウィーン国立歌劇場


(イリス ローマ)

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≪1995年≫

・2、3月 フランチェスカ・ダ・リミニ/ザンドナーイ 2/14, 17, 19, 21, 24, 26、3/1, 3, 5, 8 ポリテアマ ガリバルディ劇場 パレルモ
・5月 フェドーラ/ジョルダーノ サーラ・トリプコヴィッチ トリエステ 
・6月 スティッフェリオ/ヴェルディ 6/12, 16, 20 ロイヤルオペラハウス ロンドン
・7月 トスカ/プッチーニ オープンエア 7/22, 30 トッレ・デル・ラーゴ
・9、10月 ナブッコ/ヴェルディ 9/9, 12, 15, 17, 20, 23, 26, 29、10/1, 4 オペラバスティーユ パリ
・11月 フェドーラ/ジョルダーノ 11/18、12/2 ロイヤルオペラハウス ロンドン


(スティッフェリオ ロンドン)

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≪1994年≫

・1月 ナブッコ/ヴェルディ 1/19, 23, 28 カルロ・フェリーチェ劇場 ジェノア
・1月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 1/31 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ
・2、3月 運命の力/ヴェルディ 2/26、3/1, 3, 6 トリノ・レージョ劇場
・3、4月 つばめ/プッチーニ 3/22, 24, 27, 29 4/6, 9 トリノ・レージョ劇場
・7月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 7/31 ドゥカーレ宮 マルティーナ・フランカ
・7月 ジュディッタ/レハール オクターヴィオ役 7/1, 2, 3 サーラ・トリプコヴィッチ トリエステ 
・8月 レ・ヴィッリ/プッチーニ 7/31 ドゥカーレ宮 マルティーナ・フランカ
・9月 オペラリア ファイナル 9/17 メキシコシティ
・11月 フェドーラ/ジョルダーノ 11/4, 7, 10 シカゴリリックオペラ
・12月 コンサート 12/2 テアトロコロン


(つばめ トリノ)

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≪1993年≫

・2月 カルメン/ビゼー 2/1 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ
・2、3月 Gattabianca/Arca Mediano役 2/27, 28、3/2, 3, 4, 5 Teatro Filarmonico ヴェローナ
・4、5月 令嬢ジュリー/ビバロ ジャン役 4/17, 18, 20, 21, 24, 27, 29, 30、5/2, 4 サーラ・トリプコヴィッチ トリエステ
・7、8月 ワルツの夢/オスカー・シュトラウス Lt Nike役 7/30、8/1, 4, 5, 7, 8 ポリテアマ・ロセッティ トリエステ
・12月 マクロプロス家の事件/ヤナーチェク アルベルト・グレゴル役 12/9, 12, 14, 17,19, 23 トリノ・レージョ劇場

Jose Cura in Carmen トリエステ


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≪1992年≫

・1月 カヴァレリア・ルスティカーナ/マスカーニ 1/7 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ
・2月 ポッリチーノ/へンツェ 父役 2/2, 4 Teatro Nuovo ヴェローナ
・4、5月 カルメン/ビゼー レメンダード役 4/17, 30、5/2 カルロ・フェリーチェ劇場 ジェノア
・10、11月 シモン・ボッカネグラ/ヴェルディ 射手隊長役 10/25, 27, 29, 31 11/3, 5, 7, 8 カルロ・フェリーチェ劇場 ジェノア
・11月 イル・トロヴァトーレ/ヴェルディ 11/20 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro Rosetum ミラノ
・12月 リサイタル 12/18 ブライスガウ ドイツ
・12月 西部の娘/プッチーニ 12/21 ピアノ伴奏 ハイライト Teatro dell’Arca ミラノ


(西部の娘 ピアノ伴奏でハイライト)

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≪1991年≫

この年の春、アルゼンチンから、妻、長男とともに、イタリアに移住。

・7月 コンサート オープンエア カルロ・フェリーチェ劇場



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90年代後半に、欧米のメジャーな歌劇場にデビューして以来、ウィーン、スカラ、MET、ベルリン、チューリッヒなどで、コンスタントにオペラ出演を続けつつ、世界中を駆け巡って、歌い演じてきたことがわかります。
2000年代以降は、指揮者としての活動をひろげ、そして2000年代後半からは、演出、舞台デザイン、衣装、照明など、プロダクション全体を視野に入れた、トータルな活動にふみだしてきました。

50代になったころから、オペラ出演の回数は減らしつつあり、演出、舞台デザイン、さらに指揮や作曲家としての作品の初演の仕事などの比重が高くなっています。
オペラ演目は、やはり年齢をかさね、自分の音楽的希望にかなった役柄に絞っているようですが、2017年は、ワーグナーに初挑戦しますし、ピーター・グライムズの演出・主演も控えてます。キャリアにあたらしい地平を開く、重要なステップとなりそうです。


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ホセ・クーラ 略歴 ~ 指揮・作曲、歌、さらに多面的な展開へ

2016-02-18 | 経歴・これまでの活動


クーラのHPには長大な経歴、フル・バイオグラフィー(英文)が掲載されています。そこからキャリアの画期となった主要な出来事(主要劇場デビュー、ロールデビューなど)を抜粋し、インタビューなどで語られた内容などを若干加筆して掲載しました。
欠落、事実誤認等は私の責任です。引き続き、修正・加筆を続ける予定です。(2/23若干修正済)
過去の通常のオペラ出演等の一覧も、できれば今後、掲載したいと思っています(2016年カレンダーのみ作成済)。

〈 誕生~母国アルゼンチンで 指揮者・作曲家を志す 〉



●1962年 12月5日 アルゼンチンのロサリオに生まれる
        ・12歳 ギターを学び始める
        ・15歳 合唱指揮者としてデビュー
        ・16歳 教師について作曲とピアノを学び始める



●1982年 ロサリオ国立大学に入学、指揮と作曲を専攻
        大学の合唱団の副指揮者になる
        ギター、ピアノ、フルートなど7種類の楽器を学ぶ



●1984年 ブエノスアイレスに移り、作曲家・指揮者をめざしつつ、生計のためテアトロコロンの合唱団の一員として働く
        この間の主な作曲作品
        ・フォークランド戦争の犠牲者追悼の平和のためのレクイエム(1984)
        ・ピノキオ(1986)
        ・Via Crucis segun San Marcos (1986)       
        ・マニフィカト Magnificat (1988)
        ・スターバト・マーテル Stabat Mater(1988)
        ・マッチ売りの少女(子ども向けオペラ)(1991)

●1988年 オラシオ・アマウリのもと本格的に歌唱技術を開発する
        たまたまキャンセルしたテノールの代理で「星は光りぬ」を歌い、その声に注目した声楽家がアマウリを紹介
        レッスンのお金がないクーラに、「あなたのような声は30年か40年に1人しかいない」と無料で指導 
    

ゆりかごの長男ベンをあやしながら、ピアノに向かって作曲中
     

〈 欧州での活動にふみだす 〉

●1991年 妻・長男とともにイタリアに移住 住んでいたアパートを売り、渡欧のチケットを購入
        ガレージに住み、皿洗いなどアルバイトで生計をたてる
        ヴィットリオ・テラノバのもとボイストレーニングを開始、テラノバも、経済的に苦しいクーラに無料でレッスン        
        7/25 ジェノバで欧州初のコンサートに出演、指揮はマルコ・アルミリアート

●1992年 2月ヴェローナで子ども向けオペラヘンツェのPollicino、Paolo ArcaのLa gatta biancaでデビュー

●1993年 初めて主要な役でデビュー 
        ・アントニオ・ビバロ「令嬢ジュリー」ジャン(トリエステ)
        ・ヤナーチェク「マクロプロス事件」アルベルト(トリノ)

 
      

〈 国際的なキャリアの急速な広がり 〉

●1994年 ドミンゴ主宰のオペラリアで優勝
        シカゴの「フェドーラ」ロリスでアメリカデビュー ミレッラ・フレーニと共演
        マルティーナ・フランカのプッチーニ「妖精ヴィッリ」ロベルト 初CD録音(全曲盤)
        この年の他のロールデビュー
        ・ヴェルディ「ナブッコ」イズマエーレ(ジェノヴァ)
        ・ヴェルディ「運命の力」ドン・アルヴァーロ(トリノ)

 

●1995年 ロンドン・ロイヤルオペラハウスにデビュー ヴェルディ「スティッフェリオ」タイトルロール
        パリ・オペラ座 オペラ・バスティーユにデビュー ヴェルディ「ナブッコ」イズマエーレ
        トッレ・デル・ラーゴでプッチーニ「トスカ」カヴァラドッシ ロールデビュー

 

●1996年 ウィーン国立歌劇場デビュー プッチーニ「トスカ」カヴァラドッシ
        この年の他のロールデビュー
        ・マスカーニ「イリス」オーサカ(ローマ) CD録音
        ・サンサーンス「サムソンとデリラ」サムソン(ロンドン)
        ・マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ(ラヴェンナ)
        ・ベッリーニ「ノルマ」ポリオーネ(ロサンゼルス)
        ・ビゼー「カルメン」ドンホセ(サンフランシスコ)
        ・ヴェルディ「海賊」コッラード(トリノ)
        ・レオンカヴァッロ「道化師」カニオ(チューリヒ)
        ・ジョルダーノ「アンドレア・シェニエ」シェニエ(チューリヒ)

       

●1997年 ミラノ・スカラ座デビュー ポンキエッリ「ラ・ジョコンダ」エンツォ
        ヴェルディ「オテロ」ロールデビュー アバド指揮、ベルリンフィル、エルマンノ・オルミ演出 トリノ 
        初のソロアルバム「プッチーニアリア集」

 
 
●1998年 新国立劇場開場記念公演 ヴェルディ「アイーダ」ラダメス 初来日・ロールデビュー  
        この年の他のロールデビュー          
        ・プッチーニ「外套」ルイージ(アムステルダム)
        ・プッチーニ「マノン・レスコー」デ・グリュー(ミラノ)  

●1999年 ニューヨーク・メトロポリタン劇場デビュー マスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」トゥリッドゥ 
        カルーソー以来2人目のオープニング公演でのデビュー


          
●2000年 ヴェルディ「椿姫」アルフレード パリでロケ、TV世界生中継
        この年の他のロールデビュー
        ・ヴェルディ「イル・トロヴァトーレ」マンリーコ(マドリード)
     
●この頃、エージェントの売り出し方に耐えられず、自分らしい音楽の道を歩むため独立、自分のプロダクションCuibarを設立


歌、指揮、演出・舞台デザイン・・多面的活動の展開     

●2001年 ポーランドのオーケストラ、シンフォニア・ヴァルソヴィアの主席客員指揮者になる(~04年)
        この年のロールデビュー
        ・ヴェルディ「ドン・カルロ」タイトルロール(チューリヒ)

●2002年 自らのレコードレーベル Cuibar Phono Video (CPV)を設立

●2003年 ヴェローナのアリーナでプッチーニ「トゥーランドット」カラフ ロールデビュー
        ハンブルク歌劇場でマスカーニ「カヴァレリア・ルスティカーナ」を指揮、その後「道化師」カニオを歌う
        この年の他のロールデビュー
        ・マスネ―「エロディアード」ジャン(ウィーン)

 

●2004年 ヴェルディ「仮面舞踏会」を指揮(ピアチェンツァ)
        この年のロールデビュー
        ・プッチーニ「西部の娘」(チューリヒ)

●2005年 ベルリン・ドイツオペラ デビュー 「道化師」カニオ

●2006年 ウィーン国立歌劇場に指揮者としてデビュー プッチーニ「蝶々夫人」

 

●2007年 オペラ「道化師」をもとにダンスやパントマイムを加え構成した舞台「La Commedia e finita」を制作(リエカ)
        脚本、舞台デザイン、演出のキャリア開始

 
     
●2008年 ヴェルディ「仮面舞踏会」を演出・セットデザイン(ケルン)
        初の写真集「Espontáneas」発刊
        この年のロールデビュー
        ・マスネ「ル・シッド」ロドリーグ(チューリヒ) ロールデビュー 初日前日に父死去
        ・プッチーニ「エドガール」4幕版世界初演 タイトルロール(トリノ)

 

●2009年 ナンシー国立オペラ座でマスター・クラス

●2010年 サンサーンス「サムソンとデリラ」のセットデザイン、演出、主演(カールスルーエ)
        プッチーニ「ラ・ボエーム」ロドルフォ ロールデビュー(チューリヒ)

  

●2011年 チェスキー・クルムロフの回転劇場で「道化師」カニオ 出演

●2012年 プッチーニ「つばめ」のセットデザイン、演出、衣装、指揮(ナンシー)
        「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」のセットデザイン、演出、主演(リエージュ)



  

●2013年 ヴェルディ「オテロ」のセットデザイン、演出、主演(テアトロ・コロン)

 

●2014年 作曲作品「スターバト・マーテル」の世界初演(チェスケー・ブジェヨヴィツェ)



●2015年 作曲作品「マニフィカト」の世界初演(マッシモ・ベリーニ)
        マーラー交響曲第2番「復活」を指揮(ノヴィ・ソンチ)
        「カヴァレリア・ルスティカーナ」「道化師」のセットデザイン、演出、道化師主演(テアトロ・コロン)
        中国国家大劇院に「サムソンとデリラ」でデビュー
        プラハ交響楽団とレジデント・アーティストとして契約(3年間)
        ピエタリ・インキネン指揮、プラハ響により、ネルーダの詩にクーラ作曲の"If I die, Survive me!"オーケストラ版世界初演
        プッチーニ「ラ・ボエーム」のセットデザイン・演出(ストックホルム)


 

 (今後さらに加筆していく予定です)

*掲載の写真は主にホセ・クーラのHPやフェイスブックなどからお借りしました。


     
コメント (2)
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