どうもこんばんは! そうだいでございます。みなさま、今日も一日お疲れさまでした!
いや~、いよいよこのデスクトップパソコン(ウィンドウズMe )とも永のお別れよ。
この回の更新が終わったら、10年以上つみかさなった思い出データの数々もまるっと消去でございますからね。
ということで、今回はこのパソコンで何百回とプレイしてきた、私の大好きな歴史シミュレーションゲームの回想です。最近昔話ばっか!!
『信長の野望』シリーズ(制作・コーエーテクモゲームス)
世話になったねぇ。
時には笑い、時には感動し、時にはついついアツくなりすぎて「おのれ信長ァ!!」とマウスを床にたたきつけて粉砕してしまったこともありました。思い出すだにおのれの正気を疑います。
で、今回はその資料編! 2009年発売の最新作(2012年1月現在)までの、超人気シリーズの悠久たる歴史の奔流をご覧くださ~い。
第1作『信長の野望』(1983年4月発売 のちにプレイステーションなどでも再発売)
・ゲーム範囲は北陸・中部・東海・近畿地方の17ヶ国で、各国1家ずつの大名が登場
・プレイヤーは織田信長か武田信玄のどちらかを選択してプレイする
・シナリオは「1560年春からスタート」のみ
・伊賀国の大名は百地三太夫ということになっている
・大名の顔画像は登場せず、BGM も一切ない
第2作『信長の野望 全国版』(1986年9月発売 のちにファミリーコンピュータなどでも再発売)
・ゲーム範囲は日本全国50ヶ国に拡大
・前作と同じ「17ヶ国ヴァージョン」もある
・シナリオは「1560年春からスタート」のみ(再発売されてからはシナリオが複数となる)
・プレイヤーは全国各地の大名のいずれかを選択できる
・全国の大名の顔画像が初めて登場
・「台風」「飢饉」といった自然災害や、領民の「一揆」が発生する
・大名は配下の忍者を使った「他国のかく乱工作」ができる
・大名は後継者のいない「一代かぎり」で、その人物が死亡すると勢力全体が滅亡してしまい、領地は隣国の他大名のものとなる
・したがって、戦争を起こさずとも忍者を使った「大名の暗殺」のみで領土を拡大することができる
・戦争時の部隊の兵科が「足軽」「騎馬」「鉄砲」に分化
・堺と京に商人が常時在中している
・「1582年6月」に本能寺の変が必ず発生して、織田信長の領土は明智光秀・羽柴秀吉・柴田勝家に3分割される
第3作『信長の野望 戦国群雄伝』(1988年12月発売 のちにファミリーコンピュータなどでも再発売)
・初めて大名の家臣となる「武将」が登場し、キャラクター数は一挙に約400名となる
・そのため、プレイしている大名が死亡したとしても、配下の武将がいればそのうちの誰かを後継者に選んでゲームを続行することができる
・歴史上「殺害」「自害」以外の理由で自然死した武将は、ゲーム上はその没年の「3月」にかならず死亡する(この後のシリーズでは、没年が史実と多少ずれる)
・情報容量の問題から、ゲーム範囲は東北・九州地方が含まれない38ヶ国に縮小
・ただし、東北武将の伊達成実(しげざね)だけが「浪人」として登場する
・初発売時からゲームにBGM が導入されるようになり、「織田信長」と「それ以外の大名」との2種類のゲーム音楽が流れる(作曲・菅野よう子)
・「内政」や「戦争」などでの行動力は各武将の「政治力」で決まっており、頭のいい武将は1ターン(1ヶ月)のうちでも多くの仕事をこなすことができる
・戦争に「夜襲」「籠城戦」が導入される
・大名も含めた各武将は戦闘部隊の兵科が「足軽」「騎馬」「鉄砲」のいずれかに固定されており、変更はできない
・領土を拡大した場合、プレイヤーは各国に必ず最低1名の武将を配置していなければならず、武将が誰もいない国は支配できなくなってしまう
・足利幕府が全国に特定の大名の「追討令」を発令できる
・政治力と戦闘力の数値の合計が「150」以上の武将は「軍師」となり、大名にプレイ上の助言をしてくれる
・シナリオは「1555年」と「本能寺の変発生直前の1582年」の2種類
・前作に続いて本能寺の変は発生するが、場合によっては謀反が失敗して織田信長が生き延びる可能性もある(その場合、明智光秀は浪人となる)
第4作『信長の野望 武将風雲録』(1990年12月発売 のちにスーパーファミコンなどでも再発売)
・ゲーム範囲がふたたび日本全国48ヶ国に拡大
・登場する武将数も約700名に増加
・ゲームのBGM も増加して「織田信長」以外に「武田家」「上杉家」などの有名大名専用の曲が用意されている(作曲・菅野よう子)
・内政コマンドに「茶器」と「茶会」、戦争コマンドに「海戦」と「鉄甲船」が導入される
・「内政」や「戦争」などでの行動力はその国を直接支配している代表武将の「政治力」ごとで決まっており、リーダーになった武将の頭のよさでできる仕事の量が大きく左右される
・他大名に内応した家臣の武将が乱心する可能性が発生する
・国ごとの文化値が導入される
・「山師」「金山商人」「闇商人」「鉄砲鍛冶師」「鉄甲船鍛冶師」「富山薬商人」が登場する
・「茶人」「宣教師フロイス」「絵師」が登場する
・技術革新を重ねれば、どの国でも「鉄砲」と「鉄甲船」の製造が可能になる
・本願寺派が日本全国で一向一揆を煽動できる
・シナリオは「1555年」「1571年」の2種類であり、織田信長死後の隠しシナリオ「1582年」もある
・大名が勢力を拡大すると、征夷大将軍に就任することができる
第5作『信長の野望 覇王伝』(1992年12月発売 のちにスーパーファミコンなどでも再発売)
・ゲーム範囲は全国60ヶ国170ヶ城に拡大
・「国単位」でなく、全国各地に存在する「本城」と「支城」とを各個占領していく「城単位」の戦略ゲームに細分化
・「本城」と「支城」は単に堅固さが違うだけでそれぞれ独立しており、ある国の本城を陥落させれば自動的に支城も総取りになるという関係はない
・登場する武将数は約900名に増加
・朝廷に金銭を献上して官職を授与できる「官位昇進」が導入され、その官職を家臣に与えることによって忠誠度を上げる「官位叙任」が可能となる
・他大名を従属させる「優位同盟」の戦略が立てられるようになり、全国を支配していない状態での天下統一が可能となる
・敗北した大名は必ず自害する
・家臣に土地を与える「知行制」を初めて本格的に導入した「論功行賞」や、「感状発行」「一字拝領」ができるようになり、主君と家臣の関係がよりリアルになる
・家臣を追放したり切腹させることが可能となる
・シナリオは「1551年」「1568年」「1582年」の3本
第6作『信長の野望 天翔記』(1994年12月発売 のちにスーパーファミコンなどでも再発売)
・ゲーム範囲は全国214ヶ城に拡大
・登場する武将数はついに約1000名となり、シナリオの増加によって「徳川家光」などの「江戸時代」の人物も登場するようになる
・家臣の身分が「足軽頭」「侍大将」「部将」「家老」「宿老」と細分化され、それぞれの戦争時での兵士動員数に差がもうけられる(足軽は最大3000名で宿老は最大10000名)
・1回の戦闘で最大9城までが戦域となる(つまり、一気に8つの城を手に入れることも可能なのだが、当然ながら逆に広い領土を失うこともある)
・武将のまったくいない敵勢力の城も、城門を突破して本丸を陥落させなければ占領できないシステムとなる
・自分で選択した家臣に領土の広い地域の支配を任せられる「地方軍団支配制」が初めて導入される
・プレイヤーの作業が膨大になっていた前作『覇王伝』での「知行制」導入がいったん廃止される
・前作『覇王伝』での「従属同盟を含めた天下統一」システムが廃止され、武力での天下統一のみでゲームが終了する
・ゲームのターンが「1ヶ月」でなく「1季節(3ヶ月分)」となっていて、進行がスピーディになっている
・武将によって兵科や内政での仕事内容に得意不得意が生まれる「適性」(E~Sクラス)が設定されている
・得意な兵科や仕事を繰り返すことによって武将の能力が成長していく「教育システム」も導入されている
・従来の「足軽」「騎馬」「鉄砲」の他に、騎馬隊の機動性と鉄砲隊の攻撃力を併せ持つ「騎馬鉄砲隊」を編成できる武将(伊達政宗など)が登場する
・「忍者」「僧侶」「剣豪」「茶人」などの特殊技能のある武将が登場し、特に「斎藤道三」や「毛利元就」らの武将暗殺能力はプレイ上の大きな脅威となる
・シナリオは「1534年」「1546年」「1560年」「1571年」「1582年」「1599年」に拡大し、「織田信長の元服前の時代」と「関ヶ原合戦直前」の世界でプレイできるようになった
第7作『信長の野望 将星録』(1997年3月発売 のちにプレイステーションなどでも再発売)
・城ごとの内政によって城下町のグラフィックが目に見えて変わっていく「箱庭内政システム」が初めて導入される
・「箱庭システム」の情報処理のため、ゲーム範囲は全国40ヶ城、登場する武将数も約600名(『戦国群雄伝』~『武将風雲録』の規模)に縮小されている
・前作『天翔記』での「地方軍団支配制」がいったん廃止され、ふたたびプレイヤーが全領土を直接支配する形式に戻る
・前々作までの「同盟戦略を含めた天下統一」と「1ターン1ヶ月制」が復活しているが、他大名との同盟関係には期限があり、更新しないと自動的に消滅する
・城を改修、強化することにより、城下町の内政範囲を拡大して収入を増加させることができる
・この作品から、戦闘可能な兵士を集める「徴兵」がプレイヤーの手動でなく、その城の規模によって自動的に進められていくシステムに変更される
・武将の特殊技能に「キリシタン」が追加
・将軍・足利義輝の名刀「鬼丸国綱」で、攻城時に強制的に敵城の城門を破壊することができる特技「斬鉄剣」が可能
・武田信玄、真田信繁(幸村)は戦闘時に本陣を移すことができる特技「影武者」が可能
・シナリオは「1551年」「1560年」「1570年」「1582年」
第8作『信長の野望 烈風伝』(1999年2月発売 のちにプレイステーションなどでも再発売)
・前作『将星録』の「箱庭内政システム」が継承され、ゲーム範囲は全国64ヶ城に拡大
・登場する武将数は約900名(『覇王伝』の規模)に増加している
・大名の「威信(名声)」が初めて導入され、この数値が上がると外交戦略などが有利に進められる
・プレイヤーによる支城の建設や、特産品の生産、街道の敷設が可能となる
・内政で複数の家臣が同一の仕事に従事することが可能になり、作業スピードが効率的になる
・戦闘規模が拡大すると部隊の陣形戦略が導入される
・攻撃方法に「槍」「弓」が追加される
・武将の戦闘特技に「鉄砲三段撃ち」「焙烙火矢(大砲)」が追加
・キリシタン大名は「十字架」による戦闘特技「天罰雷撃」ができる
・外交に実際の距離に従ったタイムラグが発生するため、遠方の他大名への戦略は相応の時間がかかる
・大名家に誕生した娘を家臣にすることができる「姫武将」が登場し、プレイヤーの選択によっては次期大名となることも可能
・シナリオは「1546年」「1551年」「1560年」「1570年」「1582年」
第9作『信長の野望 嵐世記』(2001年2月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・前作までの「箱庭内政システム」は廃止されているが、月ごとに城下町のグラフィックは変化する
・ゲーム範囲は全国135ヶ城に拡大し、登場する武将数も約1400名と大幅に増加している
・『覇王伝』での「知行制」と『天翔記』での「地方軍団支配制」が復活
・「国人」「一向宗」「キリシタン」「旧仏教」「水軍」「忍者」「商人」「朝廷」といった諸勢力が全国各地に独立して存在し、それらとの交渉も重大な政治案件となる
・諸勢力との関係が親密になると、鉄砲を献上されたり官位を叙任されたり、家臣の武将を鉄砲隊適性や水軍適性を覚醒させる「修行」に出したりすることができる
・「水軍」の村上武吉や「忍者」の風魔小太郎など、独立勢力の人物が大名家に仕官して武将となる場合もある
・「奉行システム」の導入により、プレイヤーが指名した家臣が自動的に内政を行っていく
・兵科に「大砲」「荷駄(かだ 戦闘に必要な兵糧を運搬する)」が追加される
・血縁の武将か婚姻関係を結んだ家臣しか大名の後継者になることができないため、それらがいない場合はプレイヤーの大名が死亡した時点でゲームオーバーになる
・シナリオは「1534年」「1556年」「1570年」「1582年」
※私そうだいが2012年1月までの時点でプレイしているのは、ここまでのシリーズ作品です。もっと新しいやつを早くやりたいィイ!!
第10作『信長の野望 蒼天録』(2002年6月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・ゲーム範囲は全国150ヶ城、登場する武将数もシリーズ最多の約1500名に拡大
・大名だけでなく軍団長や城主でもプレイすることができる(同じコーエーの『太閤立志伝』シリーズに通じる)
・大名による「切腹命令」に加え、軍団長や城主による「下克上」が可能となる
・『天翔記』での「1ターン1季節(3ヶ月分)制」が復活している
・「手動プレイでの徴兵」や家臣への知行以外での「金褒美」が復活している
・親密関係のある諸勢力が他大名の侵攻を防衛してくれる
・武将の出自に「国人」「商人」「旧仏教」「水軍」「高家」が追加され、性格や適性などがより細分化されている
・他大名の本城を占拠すると、その大名の全領国を占領できる「総取りシステム」が導入されている
第11作『信長の野望 天下創世』(2003年9月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・『将星録』『烈風伝』での「箱庭内政システム」が復活し、ゲーム範囲は全国100ヶ城、登場武将数約1000名となる
・大名の規模が「小名」「大名」「群雄」「覇者」「天下人」と拡大していき、規模によって選択できる政策の範囲が変化する
・前作『蒼天録』での「家臣でのプレイ」は廃止されており、プレイヤーが選択できるのは大名のみ
・前作までの「知行制」は廃止され、ふたたび簡素な「自動昇進制」に変更されている
・ゲームのターンが「1年=12ヶ月」でなく「1年=8季節(梅雨や厳冬など)」となっている
・内政グラフィックがフル3D化している
・城下町で建築可能な施設も、大名の規模により増加する
・町施設に「牧場」「武家町」「南蛮町」「寺町」「公家町」「忍びの里」「貿易町」が追加される
・町の発展により「八幡宮」「本願寺」「大社」「黄金茶室」「大仏」「大聖堂」の建築も可能になる
・「覇者」大名同士での「決戦」が導入され、敗北した大名は勝った大名に従属することとなる
・兵科に「長槍隊」「雨鉄砲隊」が追加
第12作『信長の野望 革新』(2005年6月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・ゲーム範囲は全国60ヶ国、登場武将数約1300名となる
・内政と戦闘が同時系列で展開される
・「1ターン1ヶ月制」が復活している
・複数大名同士の戦闘が可能になる
・町の施設に「職人町」や、侵攻してくる敵軍を自動的に攻撃してくれる「櫓」「鉄砲櫓」が追加
・国境に櫓・鉄砲櫓を並べることにより町の要塞化が可能となる
・外交により他大名との「技術交換」「人質交換」が可能となる
・外交交渉を町に来訪した「僧侶」に依頼できる
・城ごとの技術革新により、戦争時に統率する武将に関係のない部隊そのものの強化が可能となる(武田騎馬軍団など)
・攻城戦法に、従来の「力攻め」以外の「兵糧攻め」が選択できる
・特技に「築城」のある武将は、攻城戦で「水攻め」か「モグラ攻め(坑道を掘って地下から攻撃する戦法)」ができる
・「北条早雲」から「真田信繁」までのオールスター武将が時空を超えて登場する仮想シナリオ「群雄集結」がある
第13作『信長の野望 天道』(2009年9月発売 のちにプレイステーション3などでも再発売)
・街道の敷設と寸断が可能となる
・街道上にある他大名の町施設だけを占領することができる
これまでのシリーズ作品に登場している主なシナリオ
1534年「信長誕生」
1546年「信長元服」
1551年「信長家督相続」
1554年「厳島合戦」
1555年「戦国の動乱」 織田信長の尾張国統一
1556年「信勝謀反」 織田信長の弟・信勝(信行とも)の謀反
1560年「桶狭間合戦」
1561年「川中島合戦」
1568年「天下布武」 織田信長上洛
1570年「信長包囲網」
1575年「長篠合戦」
1577年「手取川合戦」 織田家と上杉家との直接対決
1582年「本能寺の変」
1583年「賎ヶ岳合戦」 羽柴秀吉と柴田勝家との対決
1584年「小牧長久手合戦」
1586年「九州征伐」
1589年「小田原征伐」
1598年「夢のまた夢」 豊臣秀吉死去
1599年「関ヶ原前夜」
1603年「太閤の恩」 徳川家康の将軍就任
つくづく字が多いよ!! あ~、ちかれた。
『信長の野望』シリーズについてのつれづれはまた次回なんですが。
さぁ、古いパソコンからの『長岡京エイリアン』の更新は、これにておしまいです。
別にこのブログ自体が終わるわけではないので、読んでくださる方々にとっては完全にどうでもいい情報なんですが、いよいよお前ともお別れよ……
たいへんにお世話になったが……チミ、今回のブログでも1回フリーズしたね。最後までツンなやつよ。
2001年製のSOTEC デスクトップパソコン・ウィンドウズNe 搭載! いままで10年間、本当にありがとう。
君の涙ぐましい奮闘の日々、そして私へのはかりしれない貢献はきっと忘れないぞ。
来世でまた会おう!!
いや~、いよいよこのデスクトップパソコン(ウィンドウズMe )とも永のお別れよ。
この回の更新が終わったら、10年以上つみかさなった思い出データの数々もまるっと消去でございますからね。
ということで、今回はこのパソコンで何百回とプレイしてきた、私の大好きな歴史シミュレーションゲームの回想です。最近昔話ばっか!!
『信長の野望』シリーズ(制作・コーエーテクモゲームス)
世話になったねぇ。
時には笑い、時には感動し、時にはついついアツくなりすぎて「おのれ信長ァ!!」とマウスを床にたたきつけて粉砕してしまったこともありました。思い出すだにおのれの正気を疑います。
で、今回はその資料編! 2009年発売の最新作(2012年1月現在)までの、超人気シリーズの悠久たる歴史の奔流をご覧くださ~い。
第1作『信長の野望』(1983年4月発売 のちにプレイステーションなどでも再発売)
・ゲーム範囲は北陸・中部・東海・近畿地方の17ヶ国で、各国1家ずつの大名が登場
・プレイヤーは織田信長か武田信玄のどちらかを選択してプレイする
・シナリオは「1560年春からスタート」のみ
・伊賀国の大名は百地三太夫ということになっている
・大名の顔画像は登場せず、BGM も一切ない
第2作『信長の野望 全国版』(1986年9月発売 のちにファミリーコンピュータなどでも再発売)
・ゲーム範囲は日本全国50ヶ国に拡大
・前作と同じ「17ヶ国ヴァージョン」もある
・シナリオは「1560年春からスタート」のみ(再発売されてからはシナリオが複数となる)
・プレイヤーは全国各地の大名のいずれかを選択できる
・全国の大名の顔画像が初めて登場
・「台風」「飢饉」といった自然災害や、領民の「一揆」が発生する
・大名は配下の忍者を使った「他国のかく乱工作」ができる
・大名は後継者のいない「一代かぎり」で、その人物が死亡すると勢力全体が滅亡してしまい、領地は隣国の他大名のものとなる
・したがって、戦争を起こさずとも忍者を使った「大名の暗殺」のみで領土を拡大することができる
・戦争時の部隊の兵科が「足軽」「騎馬」「鉄砲」に分化
・堺と京に商人が常時在中している
・「1582年6月」に本能寺の変が必ず発生して、織田信長の領土は明智光秀・羽柴秀吉・柴田勝家に3分割される
第3作『信長の野望 戦国群雄伝』(1988年12月発売 のちにファミリーコンピュータなどでも再発売)
・初めて大名の家臣となる「武将」が登場し、キャラクター数は一挙に約400名となる
・そのため、プレイしている大名が死亡したとしても、配下の武将がいればそのうちの誰かを後継者に選んでゲームを続行することができる
・歴史上「殺害」「自害」以外の理由で自然死した武将は、ゲーム上はその没年の「3月」にかならず死亡する(この後のシリーズでは、没年が史実と多少ずれる)
・情報容量の問題から、ゲーム範囲は東北・九州地方が含まれない38ヶ国に縮小
・ただし、東北武将の伊達成実(しげざね)だけが「浪人」として登場する
・初発売時からゲームにBGM が導入されるようになり、「織田信長」と「それ以外の大名」との2種類のゲーム音楽が流れる(作曲・菅野よう子)
・「内政」や「戦争」などでの行動力は各武将の「政治力」で決まっており、頭のいい武将は1ターン(1ヶ月)のうちでも多くの仕事をこなすことができる
・戦争に「夜襲」「籠城戦」が導入される
・大名も含めた各武将は戦闘部隊の兵科が「足軽」「騎馬」「鉄砲」のいずれかに固定されており、変更はできない
・領土を拡大した場合、プレイヤーは各国に必ず最低1名の武将を配置していなければならず、武将が誰もいない国は支配できなくなってしまう
・足利幕府が全国に特定の大名の「追討令」を発令できる
・政治力と戦闘力の数値の合計が「150」以上の武将は「軍師」となり、大名にプレイ上の助言をしてくれる
・シナリオは「1555年」と「本能寺の変発生直前の1582年」の2種類
・前作に続いて本能寺の変は発生するが、場合によっては謀反が失敗して織田信長が生き延びる可能性もある(その場合、明智光秀は浪人となる)
第4作『信長の野望 武将風雲録』(1990年12月発売 のちにスーパーファミコンなどでも再発売)
・ゲーム範囲がふたたび日本全国48ヶ国に拡大
・登場する武将数も約700名に増加
・ゲームのBGM も増加して「織田信長」以外に「武田家」「上杉家」などの有名大名専用の曲が用意されている(作曲・菅野よう子)
・内政コマンドに「茶器」と「茶会」、戦争コマンドに「海戦」と「鉄甲船」が導入される
・「内政」や「戦争」などでの行動力はその国を直接支配している代表武将の「政治力」ごとで決まっており、リーダーになった武将の頭のよさでできる仕事の量が大きく左右される
・他大名に内応した家臣の武将が乱心する可能性が発生する
・国ごとの文化値が導入される
・「山師」「金山商人」「闇商人」「鉄砲鍛冶師」「鉄甲船鍛冶師」「富山薬商人」が登場する
・「茶人」「宣教師フロイス」「絵師」が登場する
・技術革新を重ねれば、どの国でも「鉄砲」と「鉄甲船」の製造が可能になる
・本願寺派が日本全国で一向一揆を煽動できる
・シナリオは「1555年」「1571年」の2種類であり、織田信長死後の隠しシナリオ「1582年」もある
・大名が勢力を拡大すると、征夷大将軍に就任することができる
第5作『信長の野望 覇王伝』(1992年12月発売 のちにスーパーファミコンなどでも再発売)
・ゲーム範囲は全国60ヶ国170ヶ城に拡大
・「国単位」でなく、全国各地に存在する「本城」と「支城」とを各個占領していく「城単位」の戦略ゲームに細分化
・「本城」と「支城」は単に堅固さが違うだけでそれぞれ独立しており、ある国の本城を陥落させれば自動的に支城も総取りになるという関係はない
・登場する武将数は約900名に増加
・朝廷に金銭を献上して官職を授与できる「官位昇進」が導入され、その官職を家臣に与えることによって忠誠度を上げる「官位叙任」が可能となる
・他大名を従属させる「優位同盟」の戦略が立てられるようになり、全国を支配していない状態での天下統一が可能となる
・敗北した大名は必ず自害する
・家臣に土地を与える「知行制」を初めて本格的に導入した「論功行賞」や、「感状発行」「一字拝領」ができるようになり、主君と家臣の関係がよりリアルになる
・家臣を追放したり切腹させることが可能となる
・シナリオは「1551年」「1568年」「1582年」の3本
第6作『信長の野望 天翔記』(1994年12月発売 のちにスーパーファミコンなどでも再発売)
・ゲーム範囲は全国214ヶ城に拡大
・登場する武将数はついに約1000名となり、シナリオの増加によって「徳川家光」などの「江戸時代」の人物も登場するようになる
・家臣の身分が「足軽頭」「侍大将」「部将」「家老」「宿老」と細分化され、それぞれの戦争時での兵士動員数に差がもうけられる(足軽は最大3000名で宿老は最大10000名)
・1回の戦闘で最大9城までが戦域となる(つまり、一気に8つの城を手に入れることも可能なのだが、当然ながら逆に広い領土を失うこともある)
・武将のまったくいない敵勢力の城も、城門を突破して本丸を陥落させなければ占領できないシステムとなる
・自分で選択した家臣に領土の広い地域の支配を任せられる「地方軍団支配制」が初めて導入される
・プレイヤーの作業が膨大になっていた前作『覇王伝』での「知行制」導入がいったん廃止される
・前作『覇王伝』での「従属同盟を含めた天下統一」システムが廃止され、武力での天下統一のみでゲームが終了する
・ゲームのターンが「1ヶ月」でなく「1季節(3ヶ月分)」となっていて、進行がスピーディになっている
・武将によって兵科や内政での仕事内容に得意不得意が生まれる「適性」(E~Sクラス)が設定されている
・得意な兵科や仕事を繰り返すことによって武将の能力が成長していく「教育システム」も導入されている
・従来の「足軽」「騎馬」「鉄砲」の他に、騎馬隊の機動性と鉄砲隊の攻撃力を併せ持つ「騎馬鉄砲隊」を編成できる武将(伊達政宗など)が登場する
・「忍者」「僧侶」「剣豪」「茶人」などの特殊技能のある武将が登場し、特に「斎藤道三」や「毛利元就」らの武将暗殺能力はプレイ上の大きな脅威となる
・シナリオは「1534年」「1546年」「1560年」「1571年」「1582年」「1599年」に拡大し、「織田信長の元服前の時代」と「関ヶ原合戦直前」の世界でプレイできるようになった
第7作『信長の野望 将星録』(1997年3月発売 のちにプレイステーションなどでも再発売)
・城ごとの内政によって城下町のグラフィックが目に見えて変わっていく「箱庭内政システム」が初めて導入される
・「箱庭システム」の情報処理のため、ゲーム範囲は全国40ヶ城、登場する武将数も約600名(『戦国群雄伝』~『武将風雲録』の規模)に縮小されている
・前作『天翔記』での「地方軍団支配制」がいったん廃止され、ふたたびプレイヤーが全領土を直接支配する形式に戻る
・前々作までの「同盟戦略を含めた天下統一」と「1ターン1ヶ月制」が復活しているが、他大名との同盟関係には期限があり、更新しないと自動的に消滅する
・城を改修、強化することにより、城下町の内政範囲を拡大して収入を増加させることができる
・この作品から、戦闘可能な兵士を集める「徴兵」がプレイヤーの手動でなく、その城の規模によって自動的に進められていくシステムに変更される
・武将の特殊技能に「キリシタン」が追加
・将軍・足利義輝の名刀「鬼丸国綱」で、攻城時に強制的に敵城の城門を破壊することができる特技「斬鉄剣」が可能
・武田信玄、真田信繁(幸村)は戦闘時に本陣を移すことができる特技「影武者」が可能
・シナリオは「1551年」「1560年」「1570年」「1582年」
第8作『信長の野望 烈風伝』(1999年2月発売 のちにプレイステーションなどでも再発売)
・前作『将星録』の「箱庭内政システム」が継承され、ゲーム範囲は全国64ヶ城に拡大
・登場する武将数は約900名(『覇王伝』の規模)に増加している
・大名の「威信(名声)」が初めて導入され、この数値が上がると外交戦略などが有利に進められる
・プレイヤーによる支城の建設や、特産品の生産、街道の敷設が可能となる
・内政で複数の家臣が同一の仕事に従事することが可能になり、作業スピードが効率的になる
・戦闘規模が拡大すると部隊の陣形戦略が導入される
・攻撃方法に「槍」「弓」が追加される
・武将の戦闘特技に「鉄砲三段撃ち」「焙烙火矢(大砲)」が追加
・キリシタン大名は「十字架」による戦闘特技「天罰雷撃」ができる
・外交に実際の距離に従ったタイムラグが発生するため、遠方の他大名への戦略は相応の時間がかかる
・大名家に誕生した娘を家臣にすることができる「姫武将」が登場し、プレイヤーの選択によっては次期大名となることも可能
・シナリオは「1546年」「1551年」「1560年」「1570年」「1582年」
第9作『信長の野望 嵐世記』(2001年2月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・前作までの「箱庭内政システム」は廃止されているが、月ごとに城下町のグラフィックは変化する
・ゲーム範囲は全国135ヶ城に拡大し、登場する武将数も約1400名と大幅に増加している
・『覇王伝』での「知行制」と『天翔記』での「地方軍団支配制」が復活
・「国人」「一向宗」「キリシタン」「旧仏教」「水軍」「忍者」「商人」「朝廷」といった諸勢力が全国各地に独立して存在し、それらとの交渉も重大な政治案件となる
・諸勢力との関係が親密になると、鉄砲を献上されたり官位を叙任されたり、家臣の武将を鉄砲隊適性や水軍適性を覚醒させる「修行」に出したりすることができる
・「水軍」の村上武吉や「忍者」の風魔小太郎など、独立勢力の人物が大名家に仕官して武将となる場合もある
・「奉行システム」の導入により、プレイヤーが指名した家臣が自動的に内政を行っていく
・兵科に「大砲」「荷駄(かだ 戦闘に必要な兵糧を運搬する)」が追加される
・血縁の武将か婚姻関係を結んだ家臣しか大名の後継者になることができないため、それらがいない場合はプレイヤーの大名が死亡した時点でゲームオーバーになる
・シナリオは「1534年」「1556年」「1570年」「1582年」
※私そうだいが2012年1月までの時点でプレイしているのは、ここまでのシリーズ作品です。もっと新しいやつを早くやりたいィイ!!
第10作『信長の野望 蒼天録』(2002年6月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・ゲーム範囲は全国150ヶ城、登場する武将数もシリーズ最多の約1500名に拡大
・大名だけでなく軍団長や城主でもプレイすることができる(同じコーエーの『太閤立志伝』シリーズに通じる)
・大名による「切腹命令」に加え、軍団長や城主による「下克上」が可能となる
・『天翔記』での「1ターン1季節(3ヶ月分)制」が復活している
・「手動プレイでの徴兵」や家臣への知行以外での「金褒美」が復活している
・親密関係のある諸勢力が他大名の侵攻を防衛してくれる
・武将の出自に「国人」「商人」「旧仏教」「水軍」「高家」が追加され、性格や適性などがより細分化されている
・他大名の本城を占拠すると、その大名の全領国を占領できる「総取りシステム」が導入されている
第11作『信長の野望 天下創世』(2003年9月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・『将星録』『烈風伝』での「箱庭内政システム」が復活し、ゲーム範囲は全国100ヶ城、登場武将数約1000名となる
・大名の規模が「小名」「大名」「群雄」「覇者」「天下人」と拡大していき、規模によって選択できる政策の範囲が変化する
・前作『蒼天録』での「家臣でのプレイ」は廃止されており、プレイヤーが選択できるのは大名のみ
・前作までの「知行制」は廃止され、ふたたび簡素な「自動昇進制」に変更されている
・ゲームのターンが「1年=12ヶ月」でなく「1年=8季節(梅雨や厳冬など)」となっている
・内政グラフィックがフル3D化している
・城下町で建築可能な施設も、大名の規模により増加する
・町施設に「牧場」「武家町」「南蛮町」「寺町」「公家町」「忍びの里」「貿易町」が追加される
・町の発展により「八幡宮」「本願寺」「大社」「黄金茶室」「大仏」「大聖堂」の建築も可能になる
・「覇者」大名同士での「決戦」が導入され、敗北した大名は勝った大名に従属することとなる
・兵科に「長槍隊」「雨鉄砲隊」が追加
第12作『信長の野望 革新』(2005年6月発売 のちにプレイステーション2などでも再発売)
・ゲーム範囲は全国60ヶ国、登場武将数約1300名となる
・内政と戦闘が同時系列で展開される
・「1ターン1ヶ月制」が復活している
・複数大名同士の戦闘が可能になる
・町の施設に「職人町」や、侵攻してくる敵軍を自動的に攻撃してくれる「櫓」「鉄砲櫓」が追加
・国境に櫓・鉄砲櫓を並べることにより町の要塞化が可能となる
・外交により他大名との「技術交換」「人質交換」が可能となる
・外交交渉を町に来訪した「僧侶」に依頼できる
・城ごとの技術革新により、戦争時に統率する武将に関係のない部隊そのものの強化が可能となる(武田騎馬軍団など)
・攻城戦法に、従来の「力攻め」以外の「兵糧攻め」が選択できる
・特技に「築城」のある武将は、攻城戦で「水攻め」か「モグラ攻め(坑道を掘って地下から攻撃する戦法)」ができる
・「北条早雲」から「真田信繁」までのオールスター武将が時空を超えて登場する仮想シナリオ「群雄集結」がある
第13作『信長の野望 天道』(2009年9月発売 のちにプレイステーション3などでも再発売)
・街道の敷設と寸断が可能となる
・街道上にある他大名の町施設だけを占領することができる
これまでのシリーズ作品に登場している主なシナリオ
1534年「信長誕生」
1546年「信長元服」
1551年「信長家督相続」
1554年「厳島合戦」
1555年「戦国の動乱」 織田信長の尾張国統一
1556年「信勝謀反」 織田信長の弟・信勝(信行とも)の謀反
1560年「桶狭間合戦」
1561年「川中島合戦」
1568年「天下布武」 織田信長上洛
1570年「信長包囲網」
1575年「長篠合戦」
1577年「手取川合戦」 織田家と上杉家との直接対決
1582年「本能寺の変」
1583年「賎ヶ岳合戦」 羽柴秀吉と柴田勝家との対決
1584年「小牧長久手合戦」
1586年「九州征伐」
1589年「小田原征伐」
1598年「夢のまた夢」 豊臣秀吉死去
1599年「関ヶ原前夜」
1603年「太閤の恩」 徳川家康の将軍就任
つくづく字が多いよ!! あ~、ちかれた。
『信長の野望』シリーズについてのつれづれはまた次回なんですが。
さぁ、古いパソコンからの『長岡京エイリアン』の更新は、これにておしまいです。
別にこのブログ自体が終わるわけではないので、読んでくださる方々にとっては完全にどうでもいい情報なんですが、いよいよお前ともお別れよ……
たいへんにお世話になったが……チミ、今回のブログでも1回フリーズしたね。最後までツンなやつよ。
2001年製のSOTEC デスクトップパソコン・ウィンドウズNe 搭載! いままで10年間、本当にありがとう。
君の涙ぐましい奮闘の日々、そして私へのはかりしれない貢献はきっと忘れないぞ。
来世でまた会おう!!