長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

なべて我が身はこともなし~

2012年11月20日 11時24分12秒 | 日記
 みなっさ~ん、どうもこんにちは! そうだいでございます~。寒さは日に日に厳しくなっていきますが、千葉は今日も雲ひとつない、いい青空ですなぁ。

 今回はアレです。なんだかんだでバタバタしている11月なんですが、いかにも個人ブログらしく、つれづれ思ったことなどをブツブツとつぶやいていきますよ~。


 あのさぁ……『巨神兵東京に現わる』、なんで同時上映?
 少なくとも私は観たくないですよ。二度と観たくないですよ。どうせあれなんでしょ? 「劇場版」とか銘打っちゃってるけど、たいした修正も加えてないんでしょ?
 巨神兵なんか、関係ねぇって! デザイン上のモチーフになったとか、そんなもんファンがそう解釈すればいいって話でいいじゃないですか。なんで作り手側がそんな程度の低いコラボをするんでしょうか。観た方ならおわかりかと思いますけど、『巨神兵東京に現わる』は庵野秀明さんの作品じゃないですよ? 少なくとも、『新劇場版』シリーズを手がけている庵野監督の作品じゃあないはずです。

 これって、スタジオジブリをもここまで大きくしたのはわしたちだ、なんて考えてる「あのあたりのみなさん」の発案なんですかね? もうダメだ、こうやって若い力は搾取されていくのでありましょうか……とにかく、日本テレビの気配しか感じられない、百害あって一利なしな同時上映企画ですね。こんなにがっかりな抱き合わせ商法は珍しいですよ!?
 こんなもん、「どっちも、猫背でひょろっとしたでっかいやつが大暴れする話なんだから、いっしょにしちゃってもいいだろ。あいつらも喜ぶだろうし。」みたいな、消費者をナメナメにナメきった態度しか感じられやしません。
 たとえばこれはね、親が仮面ライダーとバルタン星人の人形を同時に子どもに買い与えるようなもんですよ。「どっちも虫っぽいから、いいかなぁと思って……」くらいのあさはかさで。そりゃあその瞬間は子どもも喜ぶかもしれないけど、将来的にはその子は、親を「その方面ではテキトーな知識しかないドしろうと」とみなして信用しなくなるでありましょう。そこに、敬意と文化は生まれません!

 あぁ~、同時上映企画のおかげで、『Q』を観る意欲が67% 減衰してしまいました。
 いや、でも、もともとの観たい数値は「480% 」だったんでね……結局は劇場に観に行っちゃうのよねェ~!! 哀しいさがよ。

 今回のことでもしみじみ感じるんですが、スタジオジブリ、いろいろと大変ねぇ~。前途は暗澹としておりますな。


 なんかね、このほかにも『Q』には思うところがいくつかあるんですよ。ちゃんとチケット料金払ってパンフレットも買って映画館で観るからさ、ちょっとは言わせてよ!

 あの~……『Q』のテーマソングになってる『桜流し』って、宇多田ヒカルさんらしからぬ凡曲ですよね。いや、「凡曲」っていうのも言い方があますぎるんですけど。
 まぁ、ラジオで1回聴いただけなんであんまし大きな口はたたけないんですが……スクリーンでちゃんと本編を観尽したあとで聴いたら感動できるんですかね。
 なんつうか、メロディも歌詞もいっさい印象に残らないんですよ。それがいい曲ってことなんですかね。宇多田さんの新境地なの?
 辞退したほうがよかったんじゃないですか、テーマソングなんて。それか、また『 Beautiful World』のなんとかリミックスでいったほうが一貫しててずっとましなんじゃないかな。『 Beautiful World』は名曲だねェ~!!
 あと、こんなことを考えつく自分のことをつくづくオッサンだなぁと思い知るんですが、秋に公開される映画に『桜流し』っていうのからして、どうにも容認しがたいものがあるんですよね! なんか、そういうファッキンど~でもいい違和感がいちばん、ぐじぐじぐじぐじ響いてくるんですよ、あとになって!
 巨神兵さんが数十年ぶりに完全体になって帰ってきたかと思ったら、こんどは宇多田さんのほうが中途半端なドロドロ状態で復活してきちゃったよ! これにはクロトワも困り顔。も~ちょっと、「人間活動」ってのをやってたらいいんじゃないっすか?

 それから『Q』関連でいうと、もうひとつ。
 私の住んでいる千葉での上映館が、いつもの駅近くじゃないんです! 千葉の駅近くには10ものスクリーンを有しているシネコンがあって、確か3年前の『破』はそこで上映していたんですけど、今回はそこでやんないんですよ、『Q』!!
 千葉の市街地では『Q』が観られないんですって、奥さん……いちばん近いのは、そこから2~30分自転車をエッチラオッチラこいだ場所にある、郊外型のシネコンのようです。
 妙な話ですよねぇ。『序』の公開当初の上映館は全国85館(最終的には105館にまで拡大)で、『破』は120館だったんですが、今回の『Q』はそこからさらにスケールアップして「223館」なんだそうですよ!? こんなにドドドンと広がってるのに、なんでまた千葉の状況は不便になっとるのだ……
 たぶん、提携しているシネコンの系列映画会社のなんやかやがあるんでしょうが、ちょっと、駅前のあのシネコンにはがっかりしちゃいましたね~。『ナントカの城』とか『ナントカヘルパー』とかを上映するよりも、よっぽどもうかると思うんですけどね~っと。

 久しぶりに自転車をかっとばして、あそこの郊外型シネコンに行きますかぁ。きれいで広くていい映画館なんですが、いっつも道に迷うんだよなぁ~。今日にでも、仕事の終わったあとで観にいっちゃおうかしら!? 楽しみですねぇ。

 あっ、でもさ、同時上映の『巨神兵東京に現わる』も観るのだとしたら、あの、聴くだに耳の腐れおちる最低な駄文をならべたてたあやつにも、わずかながらいくらかの小銭が入るのかなぁ。あの~、誰だっけあいつ、「酢だこさん太郎」?
 それは実に癪ですねぇ~。全文カットしてほしいですね~。でも、そんなブレイブハートは製作関係者のだぁれも持ち合わせてないんでしょうね。その分だけは、泣く泣くドブ川にお金を落とす思いであきらめますか。


 さて、お話はコンプリートリー変わりまして、最近、毎週のように観るようになっている、ある TV番組について。

 え? お前しょっちゅう、家に TVがない TVがないって言ってたんじゃなかったのかって? そうなんです。別に新しく TVを購入したってわけでもなく、引き続き私の家にはテレビジョンはありません。買う予定もないまんまですねぇ。 

 私が最近になってよく観ている番組というのは、これです。

アニメ『ジュエルペット きら☆デコッ!』(テレビ東京 毎週土曜日午前9時30分~10時)

 いや、ちょちょちょ、ちょっと待ってくだされ! 話せばわかる! 空き缶とかリンゴの食べかすを投げないでください!

 このアニメは最近よく行かせていただくようになった職場にすえつけてある TVで流れていて、ありがたいことに、毎週土曜日の午前中は、だいたいそこにで働かせてもらうようになっているのです。
 私は今現在、最終的につきたいと願っている仕事を目指してはいるのですが、そのために必要な今年の資格試験にもののみごとにドボンしてしまったため、来年の試験を待ちながら、登録スタッフとしていろんな職場を転々としている現状を送っております。それでも、だいたい私の家の交通アクセスの関係などから、働かせてもらえる場所はおおよそ固まってくるようになってきました。その中でも、毎週土曜のその職場はよくお呼びにあずかることが増えてきた、というわけなのです。
 こんな幸せなことはないですよ……仕事が終わって家に帰りつけば、毎晩のように家で嬉し酒ならぬ「嬉し牛乳」をあおっております。酒が飲めないもので。

 とまぁ、そんなこんなで、私がそちらにうかがう時にはすでに TVはつけっぱなしになっているので、さまざまな TV番組が流れているわけなのですが、私にとっていちばん心にグサッとくる番組こそが『きら☆デコッ!』なんですね。いや、ごくごくフツーの子ども向けファンタジーアニメなんですけど……サンリオだし。
 いえ、この『長岡京エイリアン』を熱心にご覧になられている、全世界に2~3人くらいいたらうれしいなぁ、と私が思うスーパープレミアム読者であるあなた様ならば、この『ジュエルペット』というタイトルに読みおぼえはあるのではないでしょうか……

 ハイッ、そうなんです! この『ジュエルペット』というアニメシリーズは現在放送されている『きら☆デコッ!』でシリーズ4作目にあたるのですが、その記念すべき第1作となったアニメ『ジュエルペット』(2009年4月~2010年3月放送)で、主演声優という重責を約1年間ものあいだにわたってになわれたお方こそが! 我が『長岡京エイリアン』のいとしの観音さまこと、亀井絵里さんだったのです!! わぬしら、頭が高い、頭が~!

 だがしかし、第1作の『ジュエルペット』は土曜日ではなく「毎週日曜午前9時30分~10時放送」だったということで、裏のフジテレビで『 ONE PIECE』という、闘うのもバカバカしくなるラオウ級の超強敵がデンとひかえていたために視聴率としては大苦戦をしいられることになり、シリーズは第2作『ジュエルペット てぃんくる☆』から放送時間帯が現在の毎週土曜日に退避することとなり、声優陣も TVタレントの起用という手法はとられないようになりました。
 そうか、そうだったのか……実は私、今にいたるまでかんなり強硬に『 ONE PIECE』をいっさい読みも観もしない態度をつらぬいている人間なんですが、その根源には「おらが神様をコテンパンにのしたにっくき邪神」という宿命の構図があったというのか……!! いや、その当時は亀井さんも『ジュエルペット』も知らなかったし、『 ONE PIECE』も単に長いから読み始めるのがめんどくさくなってるだけなんですけど。

 それはともかく、職場はれっきとした勤務中の時間なので、まじまじと『きら☆デコッ!』を視聴することはできるはずもありません。
 それでも、仕事にいそしみながら横目でそれをたまに観るたびに、当然ながらそこに亀井さんの声はないわけなのですが、彼女のたずさわったシリーズが今現在も元気に息づいているというなにげない事実に、思わず目頭が熱くなってしまうのであります……いや、泣かないですけど。


 そんなこんなで、非常にありがたいことに、今現在の私は2年前まで劇団に所属していた時期と同じか、単純にそれにたずさわっている時間だけでいくとそれ以上の忙しさでお仕事をさせていただいています。まだまだヒヨッコの見習いもいいとこなんですけど、それなりに疲れはするものの、日々かならずなにかの新発見を得ることができる毎日がとってもありがたいし、現場も疲れたなんて言ってる場合じゃない楽しさに満ち満ちているのがなによりなんですよね。

 そして、そういう日々の中で妙に実感するようになっていることを、ひとつ。

稲川淳二さんの怪談を聴いて楽しんでいたあのころは、とにかくヒマだったんだなぁ……

 稲川さんの語りに限らず、「怖がる娯楽」に時間を割いたりお金を出したりするのって、やっぱり生活に余裕がないとできないのよね。

 私の家に、2~3ヶ月前に購入した稲川さんの怪談語りDVD 『稲川淳二の怪聞夜話(かいぶんよばなし)』(2006年)がずっと置きっぱなしになっているんですが、ぜんぜん観る気が起きないというか、観るたんびに途中で寝ちゃうんですよね……あのジュンジイナガワをして集中力が続かないとは! 疲れてんのねェ~。
 それでもなんとか、がんばって途中までは行きつ戻りつしているのですが、個人的にはこの巻は「65分間に13話収録」ということで、インパクト勝負の短い作品から感動こみの変化球怪談まで、初心者向けの入門編というよりは稲川さんの語りのテクニックを堪能するファン向けの内容になっているように感じられます。そんな感じなので決定的に「これは怖い!」という話はないのですが、私としては「聴いた人に伝染する怪談」という体裁をとっている『深夜の足音』が、結論の出ない独特な味わいがあって好きですねぇ。「同じイメージのリピート」っていうのは、おもしろいなぁ!

 んま、いつかはゆっくり最後まで観きることもできるでしょうが、今のところは、他人様の恐怖体験なんかにいちいちゾッとしている場合ではない日常をがんばって生き抜くことにいたしましょ~!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする