長岡京エイリアン

日記に…なるかしらん

2014年2月度版 そうだい短期観測調査(そうだい短観)

2014年03月01日 23時41分07秒 | 日記
 ぴやっとぱぁ~っとぉ。どうもこんばんは、そうだいです~。みなさま、今日も一日お疲れさまでございました!

 今日も今日とて、山形から戻ってきたばかりでの丸一日勤務でしたが、千葉はやっぱりあったかかったねぇ~。でも、明日は雪が降るかもしれないんだってねぇ~。カラダぶっこわすわ、こんな乱高下!! いい加減にしてつかぁさいよ~。インフルエンザもまだまだ怖いっていうのにさぁ。

 なんだかんだいって、半世紀に一度の大雪に全てのペースが乱されまくってしまった感のある2月も、ようやく無事に過ぎてゆきました。月初から、そうすんなりいきそうにはないムード満点なのですが、今月はも~少しおだやかに春に近づいていけばいいな~と、心の底から願っておりますです、はい……

 さぁ、じゃあとっととまとめてしまいましょうかね!
 2月の『長岡京エイリアン』全13回。ラインナップは以下のようになりました。

観た DVDについて
 映画『姑獲鳥の夏』(資料編)
今のところは快調です!
 NHK 大河ドラマ『軍師官兵衛』視聴メモ(第5~8回)
好きなひとたち
 モーニング娘。シングル4作連続チャート首位アタリマエ~
近況うんぬん
 今月もけっこうお芝居を観ました(土浦『太宰治』フェス、千葉わらく、パントマイム SAVA、桐朋短大卒業公演)
 やっぱりこの冬も雪中行軍しちゃったよ!
 山形にちょっとだけ帰省しました
完全にメモ代わりです
 川上稔の『創雅都市 S.F 』の下調べのムニエル


 あぎゃっ、気がつけば、「エヴァンゲリオン使徒大行進」企画の更新がまるまる1ヶ月ストップしてしまっていた!
 大丈夫、大丈夫。わたくしめが生きておる限り、必ずこのシリーズは完結します!! まぁ、それが『新劇場版』シリーズの完結にさえ遅れてしまいそうな雰囲気が日ましに強くなっている今日このごろのペースではあるのですが……もうちょっと待っててね! 待ってる人がいたら!!

 しかし先月はずいぶんと舞台観劇に出かけたもんだねぇ~。28日ぶんしかなかったってのにねぇ。
 いちおう、今のところ今月3月に観劇の予定はまだ作っていないので、比較的ゆったりした休日が期待できそうな状態ではあるのですが。

実は今月は、ある非常に重要なプロジェクトの胎動を告げる会合があるのだ……

 ちゃんと実を結べばいいんですが。この経過ばかりは、そうそう軽々に我が『長岡京エイリアン』でも報告はできかねます。誰にもナイショの秘密の花園だ!!
 まぁ、しかるべき実を結んだらちゃんと報告するつもりでおりますが、いくら時間がたっても特にそういった知らせがなかったら、「あぁ、いつものうたかたの妄想ミラージュか。」と受け流してやっておくんなまし。個人的にはすっごい楽しみ。

 『軍師官兵衛』は、吹越満さんの第1ステージがわりとあっさり終了しちゃったのよねぇ! まぁ、義昭公なんだからそりゃ当たり前なんですけど。
 私にとっては、この後の牽引力は竹中秀吉と明智小朝、そして「?家康」なんですが……明智が驚くほどパッとしねぇんだよなぁ~、今のところ! いい加減にギアチェンジしてほしいんだけどなぁ~。期待してますよ!

 今回も正味3日間しか滞在していなかったのですが、やっぱり、多少寒いは寒いけど山形は良い土地だねぇ。とりわけ「栄養分を摂取する」という手段に重点を置いて、思うさまのんびりさせていただいてきました。実家じゃいつでも冷蔵庫に牛乳がある! うわぁ~夢みたい。
 ただし、いろいろあって今年は正月にできなかったという、実家でのもちつきイベントがてぐすね引いて待っていたのにはギャフンとうならされてしまいました。ぎあ~背中の筋肉痛がまだまだひかない。


 あと、2月はこんな本とかを読んでました~。あんまり読めなかったのよねぇ。

京極 夏彦       『姑獲鳥の夏 上・下』(1994年)               講談社文庫
川上 稔        『創雅都市 S.F 』(1999~2003年)              メディアワークス
三島 由紀夫     『文化防衛論』(1967~70年)                 筑摩書房ちくま文庫
『歴史群像』特別編集 『戦国の堅城 築城から読み解く戦略と戦術』(2004年) 学習研究社

伊藤 潤二  『富江 下』(2000年)  朝日新聞出版


 『文化防衛論』はねぇ、別に賛同するところがあって読んだってほどでもないんですが、とにかく正しかったかどうかの議論はうっちゃっておいて、その切迫感というか必死感が、21世紀に生きる私にも読ませる迫力を持っているんですよね。言ってることとか、当時の大学生と質疑応答している内容はさぁ~っぱりわかんないんだけど。晩年の三島さんを「狂っている」という気はないのですが、こうまで異常なペースで執筆・提言活動に打ち込んで「私はいつでも冷静怜悧です。」というスタイルを正確無比な筆と論で貫き通している、その正常さがまったく正常じゃないんですよね。芥川龍之介とはまた違った形で「晩年」の到来を体現している、小説家の業のようなものを強く感じました。やっぱりね、日本語でごはんを食べる人生っていうのは、因果なもんなんだねェ。

 それにひきかえ、京極先生は……軽い、軽い! 難しい漢字ばっかりなのに、良くも悪くも文章が軽いったらありゃしない!! まぁこれから、あらかた読み返そうかと思い始めてるとこなんですけどね……私が全部読みきるまでに、ちゃんと『ぬえのいしぶみ』出せよ、コノヤロー☆

 いまさら『富江』なんですけど、あれなんです。2000年に朝日ソノラマから出版されたコミックス版に収録されてない何作かを読みたくて買っただけ。
 ゆるやかな連作集ということで短編ごとのクオリティもまちまちだし、富江さんのお顔だちもゴジラなみに変遷しまくりなんですが、なんといっても、「ホラーと笑いは表裏一体」という真理をまざまざと見せつけてくれる伊藤潤二ワールドの精髄ですよね。
 作者の実人生を作品と絡めるのは全くの野暮であるわけなんですが、伊藤先生が作家として有名になり、結婚してあたたかい家庭を築かれていくにしたがって富江さんの存在がうすくなっていき、マンガ作品としては現在にいたるまで実に10年以上もの沈黙を守っているというところに、逆に富江さんに永遠の生命を吹き込んだ(そうとうイヤなかたちだけど)、伊藤先生の愛情の深さがうかがえるような気がします。

 じぇんじぇん関係ない話なんですが、いろいろお顔が変わっている富江さんの中でも、特に最初期「1980年代」の富江さんに似ている方が今、私の知り合いにいるんですが……まさに富江!! 顔は体をあらはす。振りまわされっぱなしの日々であります。

 そんなこんなで、今月もがんばっていっきまっしょや~♪
コメント
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