TV シリーズ『ウルトラマンタロウ』第11話 『血を吸う花は少女の精』(1973年6月放送 監督・山際永三、脚本・大原清秀)
○登場する怪獣
ツタ怪獣 バサラ
身長 …… 60メートル
体重 …… 4万トン
寺の墓地の片隅に祀られた「捨て子塚」に自生していた植物が、子どもたちの亡骸の栄養分を吸収し続けて怪獣化したもの。本体は普段は地中に隠れているが、地表に出したツタ(体毛)を自由に伸縮させることが可能で、人間を捕まえては電気ショックを浴びせて仮死状態にし、その血液を耳から飲み干していた。花は人間に摘み取られても、ツタとつながることによって本体の意思どおりに動かせるようになる。ただし、切断された先のツタは行動不能になる。
ツタは人間の赤ん坊の泣き声のような怪音を発しながら活動し、バサラは親に捨てられて死んでいった子どもたちの恨みの化身とも言われている。本体は、赤ん坊よりも低い、大人の人間男性の絶叫のような鳴き声を発する。
怪獣としての最大の武器は、ツタから放つ電気ショック。ウルトラマンタロウのストリウム光線によって炎上するが、死ぬ間際に最後の力を振り絞り、捨て子塚のあった寺を焼き尽くした。
撮影に使用されたバサラの着ぐるみは、第9話『東京の崩れる日』に登場した大アリ怪獣アリンドウの着ぐるみの改造であるが、全身がツタにおおわれているため、両手先のカギ爪と頭部の口吻にしか面影は残っていない。
《ふたこと目には途中、途中って……父ちゃん、情けなくって涙が出てくらぁ!!》
○登場する怪獣
ツタ怪獣 バサラ
身長 …… 60メートル
体重 …… 4万トン
寺の墓地の片隅に祀られた「捨て子塚」に自生していた植物が、子どもたちの亡骸の栄養分を吸収し続けて怪獣化したもの。本体は普段は地中に隠れているが、地表に出したツタ(体毛)を自由に伸縮させることが可能で、人間を捕まえては電気ショックを浴びせて仮死状態にし、その血液を耳から飲み干していた。花は人間に摘み取られても、ツタとつながることによって本体の意思どおりに動かせるようになる。ただし、切断された先のツタは行動不能になる。
ツタは人間の赤ん坊の泣き声のような怪音を発しながら活動し、バサラは親に捨てられて死んでいった子どもたちの恨みの化身とも言われている。本体は、赤ん坊よりも低い、大人の人間男性の絶叫のような鳴き声を発する。
怪獣としての最大の武器は、ツタから放つ電気ショック。ウルトラマンタロウのストリウム光線によって炎上するが、死ぬ間際に最後の力を振り絞り、捨て子塚のあった寺を焼き尽くした。
撮影に使用されたバサラの着ぐるみは、第9話『東京の崩れる日』に登場した大アリ怪獣アリンドウの着ぐるみの改造であるが、全身がツタにおおわれているため、両手先のカギ爪と頭部の口吻にしか面影は残っていない。
《ふたこと目には途中、途中って……父ちゃん、情けなくって涙が出てくらぁ!!》