そんなこんなでいってみましょう、ゲームもやっていない人間がメイキング DVDだけを観た感想、その続き!
ほんとに、いったい何が私にこの記事を書かせるというのだろうか……やっぱ、狂気ってヤツ~!? いえーい☆
プレイステーション・ポータブル専用ゲームソフト『 AKB1/48 アイドルと恋したら……』(バンダイナムコゲームス 2010年12月発売)
初回限定生産版BOX 収録特典メイキング DVD
2010年8月時点での AKB48正規メンバーが出演している。
ディスク2「チームK メイキング」(各メンバー約5~6分、合計82分)の続きから
大島 優子(当時21歳 現在女優)
板野さんとはまさに正反対というか、その表情、その一挙手一投足にいたるまでが全て「努力!」で裏打ちされているというオーラが、このメイキング映像を観ただけでも伝わる伝わる。「女優」にこだわる発言もそうだし、常に笑顔を絶やさない心意気もそうだし、「ハリウッドに住もう。」という稀有壮大な夢だからこそ、ぐっと視線に力を込めて真剣に言葉にする気合といい。あぁ、アイドルという職業は、いつもその身を惜しげなく燃焼させ続けていなくてはならない宿命にあるのだな、という真理を雄弁に物語るたたずまいでした。こちらのハイスピードカメラ演出は、効果絶大でしたね!
小野 恵令奈(当時16歳 現在引退)
この方もまた、ゲームソフトが発売された時期には AKB48にいないという非常に特異なケースになるわけなのですが、すでに2010年7月に卒業を発表した後の撮影だったためか、何かがふっ切れたかのような自由で魅力あふれる演技を見せてくれています。それでいてゲームやるころには日本にいないっていうんだから、ファンにはこれほど辛い話もありませんよね……ある意味で、どのメンバーも差し置いて本作最大の見どころになったことは間違いないでしょう。しかし、ほんとに聡明な人だったんですね。セリフ覚えも演技論も、本番中のまなざしも、16歳という若さなのにしっかり筋が通っている。ただ、聡明だったからこそアイドルをやめたんだろうな、と感じられなくもないはかなさもあったりして。それが「時分の花」というやつだったんでしょうか。おそらくそれは、2012~14年に復活した時には、すでに遠いものになっていたんでしょうね……そんな、あまりにも哀しい、流星の一瞬のまたたきを見せてくれたメイキング映像でした。アイドルって、ほんとに奥が深いなぁ~!
菊地 あやか(当時17歳 現チームA・2014年9月卒業予定)
なんというか、ご本人のカラッとした陽性の魅力を最大限に引き出す、「手料理で告白」というド直球ストレートなシチュエーションがすばらしいですね。もう悩むな考えるな、とにかく攻めていけ! といったおもむきですよね。いいですよ~。アイドルが出てくる恋愛シミュレーションゲームって、やっぱりこういうのがないとねぇ。情報によると彼女が好きなアーティストは Berryz工房だということなのですが、思わず首をぶんぶん上下に振って納得してしまう前向き一本槍・小細工なしのお人柄でした。将来いいお母さんになるだろうね~。
田名部 生来(当時17歳 現チームB)
私ね、つい先月この方の出演している演劇を観てきたんですよ(『やわらかい服を着て』)。そこで、決して出番は多くないんだけど実にうまく自分のポジションを理解して他の役者さんをサポートしていた実力といい、あえて「 AKB48」という肩書きをいっさい宣伝に出さずに「田名部生来」という名前だけで参加している心意気といい、かなりできた方だと感服つかまつった次第だったのであります。
ところが……どうだい、この4年前のていたらくは! セリフ覚えがわる~い!! おそらく、このときのディレクターさんの「セリフ……おぼえてない?」という冷徹なダメ出しに彼女なりにそ~と~忸怩たるものをおぼえて、そこから演技の道にのめりこむようになったんでしょうなぁ~。これぞ、女優・田名部生来のほろ苦い誕生の瞬間をとらえた映像ってわけよ!! 貴重ねぇ。
それにしても、「 AKB48が恋愛ゲームをやる以上は、だれかがこれをやらねば……」という空気の中で、人柱のようにメイドカフェのメイドさんをやることになった田名部さんの捨て身の告白には、同情を禁じえません。こんな告白をされて、ど~応えりゃいいのよう! OKだったとしたら、田名部さんのメイドのシフト時間が終わるまで秋葉原をほっつき歩いて待ってなきゃいかんのか!? カンベンしてや~!!
中塚 智実(当時17歳 現在女優)
まぁ美人! 色白だし、若さがみなぎっていますねぇ。ふつうの方なら完全に周囲に引かれてしまいそうなピンクのショートパンツに頭にリボンといういで立ちも、中塚さんだったらまったく問題なく見えます。しかし、そんな気合入りまくりの彼女に対して、海までデートに来ておいて午前中で帰ろうとするとは……プレイヤーはいったい何があってそんなことを言い出したんだろう!? 家族にご不幸でもあったのか!?
それにしても、こんなに容姿に恵まれているのに AKB48時代に比較的目立たないように見えたのは、なぜだったのだろう。天は二物を与えず?
仁藤 萌乃(当時18歳 現在女優)
なんか、真夏のバス内での撮影はかなり過酷だったようで、時間が経つにつれてどんどん髪の毛のボリュームが減ってきて声も低くなっていたのに苦労のほどを感じ取りました。いや、う~ん……バスの中で告白って、なくね!? それはそれとして、バスを実際に走らせながらの撮影って、いろいろ走る路線とか、停車して映像をチェックする場所とかをちゃんと決めてから出発しないといけないんでしょうか。おもしろいねぇ。
野中 美郷(当時19歳 現チームB・2014年9月卒業予定)
高橋さん、松原さんに続いて3人目の AKB48劇場シチュエーションになるのですが、これはちょっと、メイキング映像を観るかぎりはファンにとってうれしいのかどうかわかんなかったです。というのも、アイドルとしての仕事モードで告白されてるみたいというか、全体的に野中さんのオフィシャルな見解を聞いてるみたいで、恋愛ゲームとして現実味がなさすぎるような気がするんですね。そりゃもちろん、「劇場といえば野中さん!」という実績があっての選択ではあったのでしょうが。撮影後の彼女の素のコメントでの、「私でゲームに参加される方……愛してます!」の言い方のほうがよっぽど殺傷能力が高いよなぁ。
藤江 れいな(当時16歳 現 NMB48チームM)
この方もおきれいな方ですね~。色白でほほを赤らめて告白! これはかなり甚大な効果を与えますよね~。とにかく前向きな姿勢と、「あなたを信じます。Yes!」という解釈不能な勢いが非常にほほえましいです。この若さが、成長するにつれてどのような自信と実力をそなえていくのか、前途は洋洋ですな。ファンの方は幸せ者ですねぇ。
松井 咲子(当時19歳 現チームA)
今でこそ、ソロのピアノ曲集もリリースして「松井さんといえばピアノ」というイメージを確立した彼女なのですが、メイキング映像で本人が「ピアノを披露するのは滅多にないことなので……」と語っていたように、2010年の夏の時点では、この撮影の直前の7月の代々木第一体育館コンサートでショパンの『革命エチュード』を弾いたのがほぼ初公開という形で、まだまだ開拓したての状況だったようです。しかし、撮影現場に入ってからの急な振りに対応してしっかり『ポニーテールとシュシュ』のイントロを弾ききったのはさすが現役音大生といった腕前でしたね。落ち着いてて確かに美人なんですが……やっぱり、歯がこわいな。
峯岸 みなみ(当時17歳 現チーム4キャプテン)
17歳の若さでありながらも、栄光の結成メンバーの重要な1人ということで、驚くほど落ち着いた姿勢で撮影に臨んでいますね。そして、完璧にセリフを自分のものにして演じ切るその余裕! 他のベテランメンバーのみなさんも、演技で自分の空気を創っている点では全員そうなのですが、それにプラスして、峯岸さんは「ファンの喜ぶツボはどこか」というポイントを確実に意識して演じているふしがあって、そこがアイドルとして頭ひとつ抜きんでていると感じました。セリフ覚えの速さを褒められた時に、「ファンの人の名前とかも、人よりは早く覚えられるかもしんない。」とすかさず自己アピールを差し込む対応能力の的確さには恐れ入りました。プロサッカー選手並みの瞬発力! こわいなぁ、この人!!
宮澤 佐江(当時19歳 現 SKE48チームSリーダー兼 SNH48チームS2メンバー)
うん、女の子が10人以上集まったら、いるいる、こんな子! といった感じで、照れ隠しやテンションを上げるためにビッグマウスキャラを炸裂させていく明るい方なんですね。「だからぁ、男の人を好きにさせればいいんでしょ? フられんのは得意だぜ!」とか「元気で、明るくて、うるさくて、バカで……きっと女の子らしいところはひとつもないと思うんですけど。」とか、大きく出る発言がありつつも、しっかり自虐ネタや謙虚なコメントも入れてまとめるところに、むしろ際だって女の子らしいかわいらしさと繊細さを見るような気がしました。横浜で自転車デート……実に楽しそうではあるんですが、真夏は暑そうだな~! 非常に彼女らしいカラッとしたシチュエーション選択がすばらしいですね。
米沢 瑠美(当時19歳 現在引退)
いやいや、2人カラオケデートで20分も待たせちゃった女の子に告白はされないだろう! せっかく「カラオケ」といういかにもありがちでドキドキなシチュエーションだったのに、その設定はリアリティが著しく損なわれるよなぁ。ただ、ニコニコして撮影に臨みつつも、ディレクターとの打ち合わせで「45分は待てないなぁ。帰るかも。」と応える現実観や、セリフで「最近さぁ、なんか急に会ってくれるようになったよね……?」と聞くときの絶妙な流し目&微笑に、とてつもない女子度の高さをうかがいました。あと、撮影後のコメントの、「ゲームの米沢瑠美を泣かせないように、いい男になってね! うふふ……」という一言にもビビッときましたね。冗談交じりとはいえ、プレイヤーに「いい男になれよ」と発破をかけるメンバーなんか、他にいないよね!? なんか米沢さんは、本質的に「恋愛禁止のアイドル」とは相容れない要素を魅力の源泉にしているのではなかろうか……峯岸さんに通じるデンジャラスさを感じたぞ! 女よねぇ~。
ディスク3「チームB メイキング」(各メンバー約5~6分、合計82分)
石田 晴香(当時16歳 現チームK)
苦手だ~! この人は、私とっても苦手です。たぶん世の中にはこういうキャラクターがたまらなく好きという方もいらっしゃるんでしょうが、これを「素直な性格」とか「隠し事ができない性分」と解釈できるほど私は寛容じゃないんだなぁ、としみじみ実感します。そ~と~気に入らない仕事だったんだろうな……そりゃ、観覧車の密室に3人の男と機材といっしょに詰め込まれてギュウギュウという状況での撮影がキツくないとは思いませんが、終了後のインタビューでそんなに露骨に態度を悪くしなくてもいいんじゃないだろうか。5分間程度とはいえ、他のどのメンバーにも邪魔されずに自分の好感度を上げる千載一遇のチャンスであるかもしれないこのメイキング映像を、そんなに無下にどぶに捨ててしまうのは、それは「正直」とは言わないよな。ただひたすら、性格の悪そうなしろうとさんにしか見えませんでした。
奥 真奈美(当時14歳 現在引退)
ともかくなんというか、多くの日本人男性にとっては現実味が薄いと思われる容姿に恵まれた奥さんなんですが、それにさらに輪をかけてセリフ回しにも現実味が薄いため、なんかこの人の告白を OKしたら魂を抜き取られるみたいな、『世にも怪奇な物語』(ポオのやつです)とか『アウターゾ~ン』的なバッドエンドに誘導されそうで怖いわ! でも、この時期の彼女はひじょ~に年齢相応にすくすくと身体を大きくしていらっしゃったようで……ほんと、白人の血を引く女の子って、骨の太さがまるで違いますよね。脂肪とはにわかに信じがたい密度を持ってるんだ、全身が! 全力でぶつかってこられたら、「かわいい!」よりも「かってぇ!!」のほうでインパクトが大きいという。そりゃ戦争に負けるわけだわ……いや、イタリアとは戦ってなかったけど。奥さん、芸能生活お疲れさまでございました。
河西 智美(当時18歳 現在歌手)
チームBのメイキング映像に入ってたて続けに「……プロか?」と疑問をいだいてしまう局面が多かったため、ふつうにゲームソフトの内容を理解した上で礼儀正しくセールストークを展開する河西さんにホッとしてしまいました。でも実際、こんなにソツのないしゃべりかたができる18歳なんて、そうそういないよね……それがアイドルとして正解なのかはわかりませんけども。確かに、「ま、半分くらいの人がフるわけじゃないですか、とものこと。」という彼女のコメントに、「どういう計算? AKB48ファンの半分はあなたのファンってこと!?」と思ってしまう瞬間もありましたが、その後にすかさず「だから、他の子(メンバー)を OKしようかなと思ってた人にも、『あぁ、ちょっと河西えらんじゃったな。』っていうふうに思えるように頑張りたいと思います。」と語り、他のメンバーのファンもこれを機会に自分の傘下に併呑してくれるわという野望をしっかり明言している度胸には感心しました。今回のゲームを確実に自分の成長の糧にしようとする努力はすばらしいですよね。プレイヤーの部屋に来ての告白……う~ん、小細工いっさいなしの直球勝負!! かわいいというよりも、すがすがしいな。
柏木 由紀(当時19歳 当時チームBキャプテン、現チームB兼 NMB48チームN)
このゲームが発売された2010年の時点でのいわゆる「神7」に肉薄する勢いで猛追し、翌2011年版の「神7」入りを果たした柏木さんが登場。まぁ~ノリにノッてますね。この撮影で江の島の砂浜を舞台に、海の家のソファでくつろいでいた板野さんと、砂浜での灼熱の暑さもなんのそのと張りきっていた柏木さんの総選挙順位が逆転するというロケーション関係に、歴史の潮流を感じてしまいました。桶狭間か!? ともかく、このゲームソフトのムービーシーン撮影というお仕事を最も有効に利用したのは、アイドル稼業にだいぶ慣れてきたビッグネーム連でも、ただただ慣れない演技とハードスケジュールにあたふたする若手陣でもなく、そろそろ道を開けてもらおうかと、虎視眈々と先輩方の背中を見つめていた中堅層であったことをまざまざと思い知らされる、柏木さんの気合十分のプロモーション映像でした。勝利は、好機を逸しない者の頭上に輝く!
北原 里英(当時19歳 現チームK副キャプテン)
雨の公衆電話ボックスか! すばらしいシチュエーションだなぁと感心していたら、単なる雨やみ待ちの時間つぶしでした。なんだよ! でも、雨上がりの駅前デート待ちという非常にウィットな背景設定で、雨のにおいが伝わってきそうな風情と、それにマッチした北原さんのやさしい演技はそうとうに相性が良かったですね。美人ですよね~。美人なのに、ご自分の容姿にはなんだか厳しいようで、自分の撮影映像を見るのに気が引けていたり、「やっぱ遠目のほうがね……良いのではないかという結論が出まして。」という謙虚を通り越して自虐的なコメントも寄せていたのが印象的でした。いやいやいや! あなたはそんなこと考えなくていいでしょ! どんどん前に出ていかなきゃ。もっと遠目になったほうがいい人は、あなたじゃないですよ。それにしても、雨の空気で重たくなったロングヘアって、すてきだなぁ。
小林 香菜(当時19歳 現チームK)
いいひとだぁ~、絶対にいいひとだ、この方は! 「トイレ直後に告白」というひどすぎるシチュエーションもテンションひとつ下げずに快諾して、即撮影って……菩薩か!? さすがに台本を渡されたとくは絶句していたようですが。でもすごいですよ、指原さんのときにも触れましたが、そんなシナリオを提示しても彼女ならばショックを受けずにやり通すという信用を勝ち得ているんですもんね。かなりベテランのメンバーなのにこんな汚れ役を……小林さんに幸あれですよ、ほんとに! インタビュアーも絶賛してましたけど、これは演技力というよりも、台本の非現実性を「ひたすら陽気に告白」という非現実性でさらにコーティングして、「これほど異常に表裏のない人だったのならば、本当に排泄と告白も同一ベクトル線上にあるのかもしれない……」という現実性にメタモルフォーゼせしめている奇跡的なパワープレイへの賛辞だったのではないのでしょうか。そりゃあ付き合ってみたくなりますよ、そんなとてつもない価値観のお人。ちょっとこわいけど。
小森 美果(当時16歳 現在引退)
「私プロなんでね! アヒル口の。」という前振りから見せたアヒル口が濃厚に森田まさのりチックだったという劇的なキスシーン撮影から始まりましたが、かわいくておもしろいなんて、最高ですよねぇ。こういう方が過酷なアイドル人生を歩むだなんて……それは16歳なんですから確実に失われていくものもあるわけで、子どもがだんだん大人になっていく過程を見るようなせつなさがありますよね。幸せになっていただきたいもんです。
いいかげん、ここまで延々とメイキング映像を見続けてきますと、もう各メンバー以上に親しみがわいてくる、基本的に赤いキャップをかぶったディレクターと重たそうなステディカムスーツに上半身を固めたカメラマンのイケメンお兄さんコンビなのですが、プレイヤーがカメラ視点なわけですから、カメラマンの振り向きや移動はセリフこそないものの、間違いなく主人公の演技であるわけです。だから、ある意味ではディレクターさんも各メンバーに対するものの48倍の熱量をもってカメラマンに演技指導をしなければならないわけで、私はむしろ、小森さんの撮影の直前にぼそぼそっと打ち合わせていたディレクターとカメラマンの会話が聞きたいですよ、本気で! もうお笑いコンビとかプロ野球バッテリー並みのツーカーぶりですよね。お仕事、ご苦労様でございます!
佐藤 亜美菜(当時19歳 現在女優)
告白を通り越しての「赤ちゃん」発言か……ご本人も苦笑交じりに語っていましたが、完全に結婚までをも視野に入れたセリフに、男はどう感じるのであろうか。うれしいはうれしいんだろうけど、まぁビックリはしますよね。また、鉢植えを持ち出して話し出すからね。鉢植えをプレゼントしちゃったプレイヤーの失策ということで、これは OKするしかないか! なんか、断ったらこわそうだし……眼力の人ですよね、亜美菜さんは。トークもやっぱりうまいなぁ。 AKB48を卒業しても自身がパーソナリティのラジオ番組が終わらないっていうのも、実力のほどを感じさせますよね。
佐藤 すみれ(当時16歳 現 SKE48チームE)
なんか、ものすご~くメイキング映像慣れしてるというか、緊張してるとは口で言いながらもかなり堂々と仕事をこなしているのでそうとうな逸材だなと思ってたら、この方、小学1年生から子役として芸能界に入ってたのか! しかも、われらがモーニング娘。第8期オーディションで最終候補まで残ったんですと!? そりゃ告白シーンなんてお手のもんですわ……でも、私個人としましては、まったくソツなく、しかもかわいくやりおおせていたすみれさんよりも、むしろ校舎の屋上で彼女に告白を勧めていた、絵に描いたように典型的な「いっちゃいなよー!」隊の2人の女子高生のほうがよっぽど気になるのであった。あの方々は、どのような半生を経てこの役に選ばれたのであろうか!? 赤いキャップのディレクターさんにも、名もなき ADさんにも礼儀正しく挨拶をしたり指示を聞いたり……おじさんは応援してるぞ、がんばって仕事つづけろよー!!
……ということで、いよいよチームBまできてメンバーも残すところあと数名なのですが、またしても字数がかさんでまいりましたので、非常に中途半端なのですが、ここでまたお開きとさせていただきます!
残る7名と全体のちょこちょこっとした感想は、まったじっかい~!!
この忙しい盛りに、ブログ3回分もついやして何の感想文をつづっているんだ、おれは……
ほんとに、いったい何が私にこの記事を書かせるというのだろうか……やっぱ、狂気ってヤツ~!? いえーい☆
プレイステーション・ポータブル専用ゲームソフト『 AKB1/48 アイドルと恋したら……』(バンダイナムコゲームス 2010年12月発売)
初回限定生産版BOX 収録特典メイキング DVD
2010年8月時点での AKB48正規メンバーが出演している。
ディスク2「チームK メイキング」(各メンバー約5~6分、合計82分)の続きから
大島 優子(当時21歳 現在女優)
板野さんとはまさに正反対というか、その表情、その一挙手一投足にいたるまでが全て「努力!」で裏打ちされているというオーラが、このメイキング映像を観ただけでも伝わる伝わる。「女優」にこだわる発言もそうだし、常に笑顔を絶やさない心意気もそうだし、「ハリウッドに住もう。」という稀有壮大な夢だからこそ、ぐっと視線に力を込めて真剣に言葉にする気合といい。あぁ、アイドルという職業は、いつもその身を惜しげなく燃焼させ続けていなくてはならない宿命にあるのだな、という真理を雄弁に物語るたたずまいでした。こちらのハイスピードカメラ演出は、効果絶大でしたね!
小野 恵令奈(当時16歳 現在引退)
この方もまた、ゲームソフトが発売された時期には AKB48にいないという非常に特異なケースになるわけなのですが、すでに2010年7月に卒業を発表した後の撮影だったためか、何かがふっ切れたかのような自由で魅力あふれる演技を見せてくれています。それでいてゲームやるころには日本にいないっていうんだから、ファンにはこれほど辛い話もありませんよね……ある意味で、どのメンバーも差し置いて本作最大の見どころになったことは間違いないでしょう。しかし、ほんとに聡明な人だったんですね。セリフ覚えも演技論も、本番中のまなざしも、16歳という若さなのにしっかり筋が通っている。ただ、聡明だったからこそアイドルをやめたんだろうな、と感じられなくもないはかなさもあったりして。それが「時分の花」というやつだったんでしょうか。おそらくそれは、2012~14年に復活した時には、すでに遠いものになっていたんでしょうね……そんな、あまりにも哀しい、流星の一瞬のまたたきを見せてくれたメイキング映像でした。アイドルって、ほんとに奥が深いなぁ~!
菊地 あやか(当時17歳 現チームA・2014年9月卒業予定)
なんというか、ご本人のカラッとした陽性の魅力を最大限に引き出す、「手料理で告白」というド直球ストレートなシチュエーションがすばらしいですね。もう悩むな考えるな、とにかく攻めていけ! といったおもむきですよね。いいですよ~。アイドルが出てくる恋愛シミュレーションゲームって、やっぱりこういうのがないとねぇ。情報によると彼女が好きなアーティストは Berryz工房だということなのですが、思わず首をぶんぶん上下に振って納得してしまう前向き一本槍・小細工なしのお人柄でした。将来いいお母さんになるだろうね~。
田名部 生来(当時17歳 現チームB)
私ね、つい先月この方の出演している演劇を観てきたんですよ(『やわらかい服を着て』)。そこで、決して出番は多くないんだけど実にうまく自分のポジションを理解して他の役者さんをサポートしていた実力といい、あえて「 AKB48」という肩書きをいっさい宣伝に出さずに「田名部生来」という名前だけで参加している心意気といい、かなりできた方だと感服つかまつった次第だったのであります。
ところが……どうだい、この4年前のていたらくは! セリフ覚えがわる~い!! おそらく、このときのディレクターさんの「セリフ……おぼえてない?」という冷徹なダメ出しに彼女なりにそ~と~忸怩たるものをおぼえて、そこから演技の道にのめりこむようになったんでしょうなぁ~。これぞ、女優・田名部生来のほろ苦い誕生の瞬間をとらえた映像ってわけよ!! 貴重ねぇ。
それにしても、「 AKB48が恋愛ゲームをやる以上は、だれかがこれをやらねば……」という空気の中で、人柱のようにメイドカフェのメイドさんをやることになった田名部さんの捨て身の告白には、同情を禁じえません。こんな告白をされて、ど~応えりゃいいのよう! OKだったとしたら、田名部さんのメイドのシフト時間が終わるまで秋葉原をほっつき歩いて待ってなきゃいかんのか!? カンベンしてや~!!
中塚 智実(当時17歳 現在女優)
まぁ美人! 色白だし、若さがみなぎっていますねぇ。ふつうの方なら完全に周囲に引かれてしまいそうなピンクのショートパンツに頭にリボンといういで立ちも、中塚さんだったらまったく問題なく見えます。しかし、そんな気合入りまくりの彼女に対して、海までデートに来ておいて午前中で帰ろうとするとは……プレイヤーはいったい何があってそんなことを言い出したんだろう!? 家族にご不幸でもあったのか!?
それにしても、こんなに容姿に恵まれているのに AKB48時代に比較的目立たないように見えたのは、なぜだったのだろう。天は二物を与えず?
仁藤 萌乃(当時18歳 現在女優)
なんか、真夏のバス内での撮影はかなり過酷だったようで、時間が経つにつれてどんどん髪の毛のボリュームが減ってきて声も低くなっていたのに苦労のほどを感じ取りました。いや、う~ん……バスの中で告白って、なくね!? それはそれとして、バスを実際に走らせながらの撮影って、いろいろ走る路線とか、停車して映像をチェックする場所とかをちゃんと決めてから出発しないといけないんでしょうか。おもしろいねぇ。
野中 美郷(当時19歳 現チームB・2014年9月卒業予定)
高橋さん、松原さんに続いて3人目の AKB48劇場シチュエーションになるのですが、これはちょっと、メイキング映像を観るかぎりはファンにとってうれしいのかどうかわかんなかったです。というのも、アイドルとしての仕事モードで告白されてるみたいというか、全体的に野中さんのオフィシャルな見解を聞いてるみたいで、恋愛ゲームとして現実味がなさすぎるような気がするんですね。そりゃもちろん、「劇場といえば野中さん!」という実績があっての選択ではあったのでしょうが。撮影後の彼女の素のコメントでの、「私でゲームに参加される方……愛してます!」の言い方のほうがよっぽど殺傷能力が高いよなぁ。
藤江 れいな(当時16歳 現 NMB48チームM)
この方もおきれいな方ですね~。色白でほほを赤らめて告白! これはかなり甚大な効果を与えますよね~。とにかく前向きな姿勢と、「あなたを信じます。Yes!」という解釈不能な勢いが非常にほほえましいです。この若さが、成長するにつれてどのような自信と実力をそなえていくのか、前途は洋洋ですな。ファンの方は幸せ者ですねぇ。
松井 咲子(当時19歳 現チームA)
今でこそ、ソロのピアノ曲集もリリースして「松井さんといえばピアノ」というイメージを確立した彼女なのですが、メイキング映像で本人が「ピアノを披露するのは滅多にないことなので……」と語っていたように、2010年の夏の時点では、この撮影の直前の7月の代々木第一体育館コンサートでショパンの『革命エチュード』を弾いたのがほぼ初公開という形で、まだまだ開拓したての状況だったようです。しかし、撮影現場に入ってからの急な振りに対応してしっかり『ポニーテールとシュシュ』のイントロを弾ききったのはさすが現役音大生といった腕前でしたね。落ち着いてて確かに美人なんですが……やっぱり、歯がこわいな。
峯岸 みなみ(当時17歳 現チーム4キャプテン)
17歳の若さでありながらも、栄光の結成メンバーの重要な1人ということで、驚くほど落ち着いた姿勢で撮影に臨んでいますね。そして、完璧にセリフを自分のものにして演じ切るその余裕! 他のベテランメンバーのみなさんも、演技で自分の空気を創っている点では全員そうなのですが、それにプラスして、峯岸さんは「ファンの喜ぶツボはどこか」というポイントを確実に意識して演じているふしがあって、そこがアイドルとして頭ひとつ抜きんでていると感じました。セリフ覚えの速さを褒められた時に、「ファンの人の名前とかも、人よりは早く覚えられるかもしんない。」とすかさず自己アピールを差し込む対応能力の的確さには恐れ入りました。プロサッカー選手並みの瞬発力! こわいなぁ、この人!!
宮澤 佐江(当時19歳 現 SKE48チームSリーダー兼 SNH48チームS2メンバー)
うん、女の子が10人以上集まったら、いるいる、こんな子! といった感じで、照れ隠しやテンションを上げるためにビッグマウスキャラを炸裂させていく明るい方なんですね。「だからぁ、男の人を好きにさせればいいんでしょ? フられんのは得意だぜ!」とか「元気で、明るくて、うるさくて、バカで……きっと女の子らしいところはひとつもないと思うんですけど。」とか、大きく出る発言がありつつも、しっかり自虐ネタや謙虚なコメントも入れてまとめるところに、むしろ際だって女の子らしいかわいらしさと繊細さを見るような気がしました。横浜で自転車デート……実に楽しそうではあるんですが、真夏は暑そうだな~! 非常に彼女らしいカラッとしたシチュエーション選択がすばらしいですね。
米沢 瑠美(当時19歳 現在引退)
いやいや、2人カラオケデートで20分も待たせちゃった女の子に告白はされないだろう! せっかく「カラオケ」といういかにもありがちでドキドキなシチュエーションだったのに、その設定はリアリティが著しく損なわれるよなぁ。ただ、ニコニコして撮影に臨みつつも、ディレクターとの打ち合わせで「45分は待てないなぁ。帰るかも。」と応える現実観や、セリフで「最近さぁ、なんか急に会ってくれるようになったよね……?」と聞くときの絶妙な流し目&微笑に、とてつもない女子度の高さをうかがいました。あと、撮影後のコメントの、「ゲームの米沢瑠美を泣かせないように、いい男になってね! うふふ……」という一言にもビビッときましたね。冗談交じりとはいえ、プレイヤーに「いい男になれよ」と発破をかけるメンバーなんか、他にいないよね!? なんか米沢さんは、本質的に「恋愛禁止のアイドル」とは相容れない要素を魅力の源泉にしているのではなかろうか……峯岸さんに通じるデンジャラスさを感じたぞ! 女よねぇ~。
ディスク3「チームB メイキング」(各メンバー約5~6分、合計82分)
石田 晴香(当時16歳 現チームK)
苦手だ~! この人は、私とっても苦手です。たぶん世の中にはこういうキャラクターがたまらなく好きという方もいらっしゃるんでしょうが、これを「素直な性格」とか「隠し事ができない性分」と解釈できるほど私は寛容じゃないんだなぁ、としみじみ実感します。そ~と~気に入らない仕事だったんだろうな……そりゃ、観覧車の密室に3人の男と機材といっしょに詰め込まれてギュウギュウという状況での撮影がキツくないとは思いませんが、終了後のインタビューでそんなに露骨に態度を悪くしなくてもいいんじゃないだろうか。5分間程度とはいえ、他のどのメンバーにも邪魔されずに自分の好感度を上げる千載一遇のチャンスであるかもしれないこのメイキング映像を、そんなに無下にどぶに捨ててしまうのは、それは「正直」とは言わないよな。ただひたすら、性格の悪そうなしろうとさんにしか見えませんでした。
奥 真奈美(当時14歳 現在引退)
ともかくなんというか、多くの日本人男性にとっては現実味が薄いと思われる容姿に恵まれた奥さんなんですが、それにさらに輪をかけてセリフ回しにも現実味が薄いため、なんかこの人の告白を OKしたら魂を抜き取られるみたいな、『世にも怪奇な物語』(ポオのやつです)とか『アウターゾ~ン』的なバッドエンドに誘導されそうで怖いわ! でも、この時期の彼女はひじょ~に年齢相応にすくすくと身体を大きくしていらっしゃったようで……ほんと、白人の血を引く女の子って、骨の太さがまるで違いますよね。脂肪とはにわかに信じがたい密度を持ってるんだ、全身が! 全力でぶつかってこられたら、「かわいい!」よりも「かってぇ!!」のほうでインパクトが大きいという。そりゃ戦争に負けるわけだわ……いや、イタリアとは戦ってなかったけど。奥さん、芸能生活お疲れさまでございました。
河西 智美(当時18歳 現在歌手)
チームBのメイキング映像に入ってたて続けに「……プロか?」と疑問をいだいてしまう局面が多かったため、ふつうにゲームソフトの内容を理解した上で礼儀正しくセールストークを展開する河西さんにホッとしてしまいました。でも実際、こんなにソツのないしゃべりかたができる18歳なんて、そうそういないよね……それがアイドルとして正解なのかはわかりませんけども。確かに、「ま、半分くらいの人がフるわけじゃないですか、とものこと。」という彼女のコメントに、「どういう計算? AKB48ファンの半分はあなたのファンってこと!?」と思ってしまう瞬間もありましたが、その後にすかさず「だから、他の子(メンバー)を OKしようかなと思ってた人にも、『あぁ、ちょっと河西えらんじゃったな。』っていうふうに思えるように頑張りたいと思います。」と語り、他のメンバーのファンもこれを機会に自分の傘下に併呑してくれるわという野望をしっかり明言している度胸には感心しました。今回のゲームを確実に自分の成長の糧にしようとする努力はすばらしいですよね。プレイヤーの部屋に来ての告白……う~ん、小細工いっさいなしの直球勝負!! かわいいというよりも、すがすがしいな。
柏木 由紀(当時19歳 当時チームBキャプテン、現チームB兼 NMB48チームN)
このゲームが発売された2010年の時点でのいわゆる「神7」に肉薄する勢いで猛追し、翌2011年版の「神7」入りを果たした柏木さんが登場。まぁ~ノリにノッてますね。この撮影で江の島の砂浜を舞台に、海の家のソファでくつろいでいた板野さんと、砂浜での灼熱の暑さもなんのそのと張りきっていた柏木さんの総選挙順位が逆転するというロケーション関係に、歴史の潮流を感じてしまいました。桶狭間か!? ともかく、このゲームソフトのムービーシーン撮影というお仕事を最も有効に利用したのは、アイドル稼業にだいぶ慣れてきたビッグネーム連でも、ただただ慣れない演技とハードスケジュールにあたふたする若手陣でもなく、そろそろ道を開けてもらおうかと、虎視眈々と先輩方の背中を見つめていた中堅層であったことをまざまざと思い知らされる、柏木さんの気合十分のプロモーション映像でした。勝利は、好機を逸しない者の頭上に輝く!
北原 里英(当時19歳 現チームK副キャプテン)
雨の公衆電話ボックスか! すばらしいシチュエーションだなぁと感心していたら、単なる雨やみ待ちの時間つぶしでした。なんだよ! でも、雨上がりの駅前デート待ちという非常にウィットな背景設定で、雨のにおいが伝わってきそうな風情と、それにマッチした北原さんのやさしい演技はそうとうに相性が良かったですね。美人ですよね~。美人なのに、ご自分の容姿にはなんだか厳しいようで、自分の撮影映像を見るのに気が引けていたり、「やっぱ遠目のほうがね……良いのではないかという結論が出まして。」という謙虚を通り越して自虐的なコメントも寄せていたのが印象的でした。いやいやいや! あなたはそんなこと考えなくていいでしょ! どんどん前に出ていかなきゃ。もっと遠目になったほうがいい人は、あなたじゃないですよ。それにしても、雨の空気で重たくなったロングヘアって、すてきだなぁ。
小林 香菜(当時19歳 現チームK)
いいひとだぁ~、絶対にいいひとだ、この方は! 「トイレ直後に告白」というひどすぎるシチュエーションもテンションひとつ下げずに快諾して、即撮影って……菩薩か!? さすがに台本を渡されたとくは絶句していたようですが。でもすごいですよ、指原さんのときにも触れましたが、そんなシナリオを提示しても彼女ならばショックを受けずにやり通すという信用を勝ち得ているんですもんね。かなりベテランのメンバーなのにこんな汚れ役を……小林さんに幸あれですよ、ほんとに! インタビュアーも絶賛してましたけど、これは演技力というよりも、台本の非現実性を「ひたすら陽気に告白」という非現実性でさらにコーティングして、「これほど異常に表裏のない人だったのならば、本当に排泄と告白も同一ベクトル線上にあるのかもしれない……」という現実性にメタモルフォーゼせしめている奇跡的なパワープレイへの賛辞だったのではないのでしょうか。そりゃあ付き合ってみたくなりますよ、そんなとてつもない価値観のお人。ちょっとこわいけど。
小森 美果(当時16歳 現在引退)
「私プロなんでね! アヒル口の。」という前振りから見せたアヒル口が濃厚に森田まさのりチックだったという劇的なキスシーン撮影から始まりましたが、かわいくておもしろいなんて、最高ですよねぇ。こういう方が過酷なアイドル人生を歩むだなんて……それは16歳なんですから確実に失われていくものもあるわけで、子どもがだんだん大人になっていく過程を見るようなせつなさがありますよね。幸せになっていただきたいもんです。
いいかげん、ここまで延々とメイキング映像を見続けてきますと、もう各メンバー以上に親しみがわいてくる、基本的に赤いキャップをかぶったディレクターと重たそうなステディカムスーツに上半身を固めたカメラマンのイケメンお兄さんコンビなのですが、プレイヤーがカメラ視点なわけですから、カメラマンの振り向きや移動はセリフこそないものの、間違いなく主人公の演技であるわけです。だから、ある意味ではディレクターさんも各メンバーに対するものの48倍の熱量をもってカメラマンに演技指導をしなければならないわけで、私はむしろ、小森さんの撮影の直前にぼそぼそっと打ち合わせていたディレクターとカメラマンの会話が聞きたいですよ、本気で! もうお笑いコンビとかプロ野球バッテリー並みのツーカーぶりですよね。お仕事、ご苦労様でございます!
佐藤 亜美菜(当時19歳 現在女優)
告白を通り越しての「赤ちゃん」発言か……ご本人も苦笑交じりに語っていましたが、完全に結婚までをも視野に入れたセリフに、男はどう感じるのであろうか。うれしいはうれしいんだろうけど、まぁビックリはしますよね。また、鉢植えを持ち出して話し出すからね。鉢植えをプレゼントしちゃったプレイヤーの失策ということで、これは OKするしかないか! なんか、断ったらこわそうだし……眼力の人ですよね、亜美菜さんは。トークもやっぱりうまいなぁ。 AKB48を卒業しても自身がパーソナリティのラジオ番組が終わらないっていうのも、実力のほどを感じさせますよね。
佐藤 すみれ(当時16歳 現 SKE48チームE)
なんか、ものすご~くメイキング映像慣れしてるというか、緊張してるとは口で言いながらもかなり堂々と仕事をこなしているのでそうとうな逸材だなと思ってたら、この方、小学1年生から子役として芸能界に入ってたのか! しかも、われらがモーニング娘。第8期オーディションで最終候補まで残ったんですと!? そりゃ告白シーンなんてお手のもんですわ……でも、私個人としましては、まったくソツなく、しかもかわいくやりおおせていたすみれさんよりも、むしろ校舎の屋上で彼女に告白を勧めていた、絵に描いたように典型的な「いっちゃいなよー!」隊の2人の女子高生のほうがよっぽど気になるのであった。あの方々は、どのような半生を経てこの役に選ばれたのであろうか!? 赤いキャップのディレクターさんにも、名もなき ADさんにも礼儀正しく挨拶をしたり指示を聞いたり……おじさんは応援してるぞ、がんばって仕事つづけろよー!!
……ということで、いよいよチームBまできてメンバーも残すところあと数名なのですが、またしても字数がかさんでまいりましたので、非常に中途半端なのですが、ここでまたお開きとさせていただきます!
残る7名と全体のちょこちょこっとした感想は、まったじっかい~!!
この忙しい盛りに、ブログ3回分もついやして何の感想文をつづっているんだ、おれは……