映画『八犬伝』(2024年10月25日公開 149分 キノフィルムズ)
『八犬伝』は、山田風太郎(1922~2001年)の長編小説『八犬傳』(1982~83年連載、現在は角川文庫より上下巻で発刊)を原作とする映画作品である。
江戸時代の読本(よみほん)作者・曲亭馬琴(1767~1848年)の長編伝奇小説『南総里見八犬伝』(1814~42年)をモチーフに、28年もの歳月を費やし失明してもなお口述筆記で書き続け全106冊という大作を完成させた馬琴の後半生や浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849年)と馬琴の交流を描く「実の世界」と、『南総里見八犬伝』作中での、安房国大名・里見家にかけられた呪いを解くために八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描く「虚の世界」との2つの世界が交錯する物語となっている。
本作の撮影は、香川県琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座)、兵庫県姫路市の姫路城・亀山本徳寺・圓教寺、滋賀県長浜市の大通寺、山梨県鳴沢村などで行われた。
あらすじ
時は江戸時代。
人気読本作家の曲亭馬琴は、親友の浮世絵師・葛飾北斎に新作読本の構想を語り始める。それは、由緒正しい大名・里見家にかけられた恐ろしい呪いを解くために、里見の姫が祈りを込めた八つの珠を持つ八人の剣士たちが運命に引き寄せられて集結し、壮絶な合戦に挑むという、壮大にして奇怪な物語だった。
北斎はたちまちその物語に夢中になるが、馬琴から頼まれた挿絵の仕事は頑なに断る。しかし頻繁に馬琴を訪ねては物語の続きを聞き、馬琴の創作の刺激となる下絵は描き続けるのだった。やがてその物語『南総里見八犬伝』は、馬琴の生涯を賭けた仕事として異例の長期連載へと突入していくが、物語も佳境に差し掛かった時、老いた馬琴の目は見えなくなってしまう。苦悩する馬琴だったが、義理の娘のお路から「手伝わせてほしい」と申し出を受ける。
馬琴は、いかにして失明という困難を乗り越え、28年もの歳月を懸けて物語を書き上げることができたのか? そこには、苦悩と葛藤の末にたどり着いた、強い想いが込められていたのだった。
おもなキャスティング
曲亭 馬琴 …… 役所 広司(68歳)
葛飾 北斎 …… 内野 聖陽(56歳)
滝沢 お路 …… 黒木 華(34歳)
滝沢 鎮五郎 / 宗伯 …… 磯村 勇斗(32歳)
滝沢 お百 …… 寺島 しのぶ(51歳)
渡辺 崋山 …… 大貫 勇輔(36歳)
葛飾 応為 …… 永瀬 未留(24歳)
四世 鶴屋 南北 …… 立川 談春(58歳)
七世 市川 団十郎 …… 二世 中村 獅童(52歳)
三世 尾上 菊五郎 …… 二世 尾上 右近(32歳)
丁字屋 平兵衛 …… 信太 昌之(60歳)
歌舞伎小屋の木戸番 …… 足立 理(36歳)
里見 伏姫 …… 土屋 太鳳(29歳)
犬塚 信乃 …… 渡邊 圭祐(30歳)
犬川 壮助 …… 鈴木 仁(25歳)
犬坂 毛野 …… 板垣 李光人(22歳)
犬飼 現八 …… 水上 恒司(25歳)
犬村 大角 …… 松岡 広大(27歳)
犬田 小文吾 …… 佳久 創(34歳)
犬江 親兵衛 …… 藤岡 真威人(20歳)
犬山 道節 …… 上杉 柊平(32歳)
大塚 浜路 …… 河合 優実(23歳)
玉梓の方 …… 栗山 千明(40歳)
金碗 大輔 / 丶大法師 …… 丸山 智己(49歳)
金椀 八郎 …… 大河内 浩(68歳)
里見 義実 …… 小木 茂光(62歳)
扇ヶ谷 定正 …… 塩野 瑛久(29歳)
船虫 …… 真飛 聖(48歳)
網乾 左母二郎 …… 忍成 修吾(43歳)
赤岩 一角 …… 神尾 佑(54歳)
大塚 蟇六 …… 坂田 聡(52歳)
犬田屋 文吾兵衛 …… 犬山 ヴィーノ(56歳)
姨雪 世四郎 …… 下條 アトム(77歳)
姨雪 音音 …… 南風 佳子(60歳)
足利 成氏 …… 庄野﨑 謙(36歳)
横堀 在村 …… 村上 航(53歳)
河鯉 守如 …… 安藤 彰則(55歳)
おもなスタッフ
監督・脚本 …… 曽利 文彦(60歳)
製作総指揮 …… 木下 直哉(58歳)
撮影 …… 佐光 朗(66歳)
音楽 …… 北里 玲二(?歳)
配給 …… キノフィルムズ
≪ほんと、かなりギリギリまで大傑作だったのに~!! 本文マダだワン≫
『八犬伝』は、山田風太郎(1922~2001年)の長編小説『八犬傳』(1982~83年連載、現在は角川文庫より上下巻で発刊)を原作とする映画作品である。
江戸時代の読本(よみほん)作者・曲亭馬琴(1767~1848年)の長編伝奇小説『南総里見八犬伝』(1814~42年)をモチーフに、28年もの歳月を費やし失明してもなお口述筆記で書き続け全106冊という大作を完成させた馬琴の後半生や浮世絵師・葛飾北斎(1760~1849年)と馬琴の交流を描く「実の世界」と、『南総里見八犬伝』作中での、安房国大名・里見家にかけられた呪いを解くために八つの珠に引き寄せられた八人の剣士たちの運命を描く「虚の世界」との2つの世界が交錯する物語となっている。
本作の撮影は、香川県琴平町の旧金毘羅大芝居(金丸座)、兵庫県姫路市の姫路城・亀山本徳寺・圓教寺、滋賀県長浜市の大通寺、山梨県鳴沢村などで行われた。
あらすじ
時は江戸時代。
人気読本作家の曲亭馬琴は、親友の浮世絵師・葛飾北斎に新作読本の構想を語り始める。それは、由緒正しい大名・里見家にかけられた恐ろしい呪いを解くために、里見の姫が祈りを込めた八つの珠を持つ八人の剣士たちが運命に引き寄せられて集結し、壮絶な合戦に挑むという、壮大にして奇怪な物語だった。
北斎はたちまちその物語に夢中になるが、馬琴から頼まれた挿絵の仕事は頑なに断る。しかし頻繁に馬琴を訪ねては物語の続きを聞き、馬琴の創作の刺激となる下絵は描き続けるのだった。やがてその物語『南総里見八犬伝』は、馬琴の生涯を賭けた仕事として異例の長期連載へと突入していくが、物語も佳境に差し掛かった時、老いた馬琴の目は見えなくなってしまう。苦悩する馬琴だったが、義理の娘のお路から「手伝わせてほしい」と申し出を受ける。
馬琴は、いかにして失明という困難を乗り越え、28年もの歳月を懸けて物語を書き上げることができたのか? そこには、苦悩と葛藤の末にたどり着いた、強い想いが込められていたのだった。
おもなキャスティング
曲亭 馬琴 …… 役所 広司(68歳)
葛飾 北斎 …… 内野 聖陽(56歳)
滝沢 お路 …… 黒木 華(34歳)
滝沢 鎮五郎 / 宗伯 …… 磯村 勇斗(32歳)
滝沢 お百 …… 寺島 しのぶ(51歳)
渡辺 崋山 …… 大貫 勇輔(36歳)
葛飾 応為 …… 永瀬 未留(24歳)
四世 鶴屋 南北 …… 立川 談春(58歳)
七世 市川 団十郎 …… 二世 中村 獅童(52歳)
三世 尾上 菊五郎 …… 二世 尾上 右近(32歳)
丁字屋 平兵衛 …… 信太 昌之(60歳)
歌舞伎小屋の木戸番 …… 足立 理(36歳)
里見 伏姫 …… 土屋 太鳳(29歳)
犬塚 信乃 …… 渡邊 圭祐(30歳)
犬川 壮助 …… 鈴木 仁(25歳)
犬坂 毛野 …… 板垣 李光人(22歳)
犬飼 現八 …… 水上 恒司(25歳)
犬村 大角 …… 松岡 広大(27歳)
犬田 小文吾 …… 佳久 創(34歳)
犬江 親兵衛 …… 藤岡 真威人(20歳)
犬山 道節 …… 上杉 柊平(32歳)
大塚 浜路 …… 河合 優実(23歳)
玉梓の方 …… 栗山 千明(40歳)
金碗 大輔 / 丶大法師 …… 丸山 智己(49歳)
金椀 八郎 …… 大河内 浩(68歳)
里見 義実 …… 小木 茂光(62歳)
扇ヶ谷 定正 …… 塩野 瑛久(29歳)
船虫 …… 真飛 聖(48歳)
網乾 左母二郎 …… 忍成 修吾(43歳)
赤岩 一角 …… 神尾 佑(54歳)
大塚 蟇六 …… 坂田 聡(52歳)
犬田屋 文吾兵衛 …… 犬山 ヴィーノ(56歳)
姨雪 世四郎 …… 下條 アトム(77歳)
姨雪 音音 …… 南風 佳子(60歳)
足利 成氏 …… 庄野﨑 謙(36歳)
横堀 在村 …… 村上 航(53歳)
河鯉 守如 …… 安藤 彰則(55歳)
おもなスタッフ
監督・脚本 …… 曽利 文彦(60歳)
製作総指揮 …… 木下 直哉(58歳)
撮影 …… 佐光 朗(66歳)
音楽 …… 北里 玲二(?歳)
配給 …… キノフィルムズ
≪ほんと、かなりギリギリまで大傑作だったのに~!! 本文マダだワン≫
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