どもども、こんばんは~。そうだいでございます! みなさま、今日も一日お疲れさまでした。
いやぁ、昨日の関東地方はものすごかったですねぇ~、雪が!! もうドカ降りのドカ積もりで! 天気はよくなりましたけど、翌日の陽気でも、雪が全部とけることはないでしょうねぇ。
私はね~、昨日実は仕事で埼玉県の八潮という土地にいたんですけど、やっちゃいましたね~、近くの駅まで雪中行軍2時間! なんでかって? そりゃあ私だからですよ!! 雪の降る日に外に出る用事がないわけがないっすよねぇ! 豪雪の厳しさを我が身で体感せずにはいられないハメになるのがわたくしの鉄板の運のなさなのであります。こんな自分と30年以上つきあってるんですから、もう笑いしかこみあげてこねーや、チキショウメ~イ☆
実は、豪雪のあった1月14日はかねてから計画してもらっていた集まりの予定があって、だいたい保育園の頃から小・中学校といっしょに成長してきた、地元の山形時代の旧友2人と実に18年ぶりの再会を果たす新年会をやることになっていたんですよ。これがあるもんですから、雪がガン降りだからといって、仕事終わりに即効で尻尾まいて千葉に帰るわけにはいかなかったんだなぁ~。
まさか、3人の東北に対する思い入れが関東地方に雪を呼ぶきっかけに……なったわけがないんですが、それにしても、なんでまたよりによってこの日にドカ降り!? バッドタイミングもいいところの首都機能ストップ! 運命の神様だか悪魔だかは知らないけど、邪魔するにしてもスケールがデカすぎるぜ、まったく!!
その日、私は午前4時起きで5時発の電車に乗って千葉を出発。7時から埼玉県八潮にある仕事場で働くというスケジュールになっていました。超朝型っつうか……むしろ夜型になりかけてるねコリャ。
実際に、空模様は思いっきりの曇天で埼玉県に着いてもいっこうに明るくなってこず、おまけにけっこうな本降りで雨も加わってきたため、私は駅のコンビニで傘を買って仕事場に向かいました。いちばん安いビニール傘じゃなくて、ちょっとふんぱつして1000円くらいのおしゃれなやつを買っちゃった! まぁなんてったって、この仕事のあとには旧友たちと集まるイベントがあるんですからねぇ。
それで予定通りに仕事は始まったんですが、午前11時になったくらいから外の雨はみるみるうちに雪に変わっていき、パッと見ても明らかに積もりやすい性質の「ぼた雪」であることがわかるような大粒のものが横なぐりに叩きつけるような勢いになってきました。風も強かったんだよね~!
その時はのんきに「予報よりも早く降ってきちゃいましたねぇ。」なんて話しあっていたんですが、私が早めに退勤することになっていた昼過ぎになってもまったく風雪のテンションは衰えず、むしろ私と交代で出勤する予定になっていた方の乗っているバスが大幅に遅れている、という電話までかかってくるしまつ。え? 道にどんどん積もってきてるんですか? 関東で?
しかし、現状は「道に積もってきてる」どころではなく、私が着替えて外に出た頃には視界に入るものすべてがホワイト一色になっている非常時におちいっており、どう見ても私が乗って駅に向かうつもりの路線バスが定刻どおりに来ることは見込めない状況になっていたのです。
そこで、ちゃっちゃと「これはバスじゃダメだ。歩いて駅まで行こう!」と江戸っ子なみのせっかちさで即断した私は、さっき買ったばかりの傘と病気予防のために持っていたマスクを装備して雄々しく出発したわけだったのですが……
すごかったね……私の故郷は何度も言うように東北の山形県なのですが、いやがおうでもそこで見てきた風景の記憶を思い出させる恐るべき雪のいきおい! さすがに積もり具合は10cmくらいで済んでいる状態だったのですが、私が履いてきた靴が単なるスニーカーだったこともあって、まぁ~おもしろいように足をとられるとられる。すぐに足元は雪が入り込んでグッチャクチャになり、靴下はびっちょびちょ! こんなときに、今ごろは私のアパートでのんびりしているであろう、フランス軍製のブーツ(高さ40cm)があればのう! でも、そんなものを履いて出勤するわけにもいかなかったからよ~う。それにあれ、本革製だから異常に重いし、濡れるとなんかヘンなにおいがしてくるから!
結局、道に迷うという最悪の事態にこそおちいらなかったものの、仕事場から最寄の駅までに実に2時間もかかるというものすごさになりました。いや、いちおう途中でラーメン屋によって遅い昼食をとったり、サイゼリヤでコーヒーをすすりながら一休みしたりもしたのでかなり余裕をとっての2時間はあったのですが、全身はズダズダに濡れるし、つい数時間前に購入したばかりのおしゃれ傘は途中でふいの突風によって一瞬にして殉職!! まぁ不測の天候なんだから仕方ないにしても、こんなんだったら激安のビニール傘にしときゃあよかったよ、コンチクショウ! その1000円のために働いた時間、返せ~☆ もう大爆笑ですよね、30すぎ男の風雪流れ旅 feat. 骨だけの傘。
でも、見るからに刻一刻と笑えない惨状になりつつあったのが、私よりも車道の渋滞で、市街地に近づくにつれて車が車線いっぱいにひしめいてしかも数センチも進まないというひどさになっていき、それにくらべればいちおう目的地に向かって確実に進めてはいる徒歩の私のほうがマシっちゃマシなのかな、と感じもしました。雪だまりにはまってギュルギュルいってる車もあったし! やっぱり関東地方での不意の大雪はこわいね~。
2時間歩いても雪の勢いはまるでおさまらないし降り積もる一方だったので、「これはもしや……電車も運休? 新宿での旧友との再会はおろか、千葉に帰ることさえ今日はムリなのか!?」と腹をくくる事態も頭をよぎったのですが、なんとかギリギリ、JRの武蔵野線はタイムスケジュールをむちゃくちゃに混乱させながらもゆっくり運転で運行しており、水分を最大限に吸収したために重くなった上にじょじょに温度を低下させつつあった服をまとった私もやっと一息つくことができました。
がが、んが!! ここからが長かったのよね、ホントに……電車が東京に行くまでに止まる止まる! しかも、ホームでドアを全開にしたまま。ここ! この開いたドアから絶え間なく入り込んでくる酷寒の冷気が実にツラいの!!
雪を全く考慮に入れていなかったときの私の予定としては、さっさといったん千葉に帰ってから着替えなおして新宿に向かう予定だったのですが、豪雪を起点とする思わぬ一連の番狂わせに時間の余裕はあっという間になくなっていき、やむなく新宿に直行するというかたちに変更になったものの、それでも集合時間の夕方6時までに新宿に到着できるかどうかさえ怪しい事態になってしまいました。東京都に入ってから電車が止まって動かない!
最終的には、埼玉からお隣の東京に行くために、なんと2時間半もかかるという恐るべき遅延状況に! そんなに私を遅刻させたいのか、低気圧さんよ!?
いや~、東京駅から乗った地下鉄丸ノ内線は最高だったね……だってまず、冷たい風が入ってこないでしょ、地下だから! それにちゃんと定刻どおりに動いてくれるしねぇ~。
今回の酷寒体験で、これはもう完全なとばっちりなんですが、私の JR武蔵野線に対する印象はそうとう悪いものになってしまいました……命にかかわる災害にくらべればこんなものは軽すぎてお話にもならないくらいなんでしょうが、それでもあの、老若男女がガタガタ震えて赤ちゃんがびゃーびゃー泣いている状況でもなおドアが全開になって数十分間なんの動きもないという車内の体験は恐ろしいものがありましたよ、ええ。『信長の野望 嵐世記』でいったら、「友好」だった関係がいっきに「疎遠」を通り越して「対立」にまで悪化しちゃったよ、コノヤロー!! 戦争になったら一瞬で「つくばエクスプレス軍」に加勢して攻め込んでやるからな、覚悟しとけ!
とにもかくにもこういった経緯で、そうとうな余裕をもってやや緊張しながら「いやぁ、久しぶりだね♪」なんて感じで手をふりふり集合するつもりだった私のプランは完全に粉砕され、約束の時間を20分も遅れて、ずぶぬれの状態で2人のいる魚のおいしい飲み屋さんにはうはうのていで駆け込むという最低な再会になってしまいました……大雪、だいぃ~っキライ!! ファッキンスノーくらいわかるよバカヤロー!!
でも、無事に集まることができて本当に良かった……18年ぶりの旧友たちとの再会は、それはもうステキなステキなものになりました。
わたくし自身は、この『長岡京エイリアン』でも折に触れて語っているように、数年前に劇団の役者をやめて現在は新しい世界で生きていくための修行&資格勉強中というまだまだなんにも始まっていない状態なのですが、会った2人のうち、ひとりは家庭を作って1児の父となり、もうひとりは10年以上のキャリアを持つ一流のエンジニアになられているのです。いうまでもなく、てぇしたもんだ!!
18年も会ってなかったのよね……最後に会ったのはおそらく中学3年生の卒業直前のころだったのでしょうが、まさかその後そんなに長く顔をあわせなくなるなんてことはお互いに露ほども想像しておらず、はっきりこれといった卒業パーティなどもするはずがなく、なんとな~くフェイドアウトするようなかたちで、お互いの生活からお互いの姿が消えていったわけだったのですが。18年たっちゃったか。
でも、やっぱり感動しちゃいますね、なんだか。メイクとかじゃなくて本当に時間がたったんだなぁ、ってことをお互いの姿や環境の報告を通して実感するのは。太ったりシワが増えたりねぇ~。私の場合は頭髪の方面が絶賛減少中なんですが。
基本的にはやっぱりそれぞれの近況と、3人が他の友だちもあわせてよくいっしょにつるんでいた小・中学校時代の思い出とかあるあるネタとかが中心になったのですが、夕方の6時半から11時まで、場所を変えつつも途切れなくたっぷり語りあうこととなりました。ほんとは終電ギリギリまでねばりたかったのですが、比較的にいちばん遠くに住んでいる私の使う JR総武線が大雪でちゃんと動くかどうかが心配だったので、ちょっと早めの解散になってしまいました。あっという間だったねェ~、ホントに。実に楽しかったです。
昔のノリをじょじょに思い出してきてみんなでワイワイ盛り上がっていたら、ひとりが、
「みんなホントに変わってねぇんだなぁ。なんかさぁ、3人でおんなじタイミングで『う~……やあっ!!』ってジャンプしたら、18年前にもどれるんじゃないかな。」
と、特に冗談を言っているていでもない、やけに神妙な表情でつぶやいたのはちょっと印象的でしたね。
でも、今さら18年前に戻る必要はないのよねぇ。夢だけしか見ていなかった子どものころとはまるでちがう今のこの状態でも、集まりたいときに自由に集まることができるってことの幸せをかみしめるほうが楽しいなぁ~、私は。
そんなに若くはないけど、さいわい3人とも、まだ「老い」や「死」を感じる歳にはなっていないわけですからね。できれば少なくともあと10年くらいは、大人の世界の大変さや楽しさをわかちあっていきたいもんだなぁ。なにが起こるかはわかりませんけどね。
今回は3人が首都圏に住んでいるということで再会が実現したのですが、企画した旧友が、最初にこの『長岡京エイリアン』をのぞき見て「もしや……こいつは!?」と思い立って私に連絡してきてくれたことがそもそものきっかけとなりました。
こんなやりたい放題な個人ブログも、続けていれば思わぬ役に立つもんなんですなぁ……やっぱ、継続は力なり、よね!
友人 「そうだいさぁ、今でもたまにあのブログ(『長岡京エイリアン』)見てるんだけど……結局お前、いったいなんのオタクなの?」
私 「それがさぁ……俺もやればやるほどわかんなくなるんだよ、自分がなんのオタクなのか! 助けてくれ!!」
た、た、助けて~!! ♪ずっびっずっば~っ ぱっぱっぱっや~
そういえば、『老人と子供のポルカ』という歴史的怪曲の存在を私に教えてくれたのも、小学校時代の君だったね。
2人とも! いろいろひっくるめて、無数の思い出をどうもありがとう! そしてこれからも、なにとぞよしなによろしくね!!
いやぁ、昨日の関東地方はものすごかったですねぇ~、雪が!! もうドカ降りのドカ積もりで! 天気はよくなりましたけど、翌日の陽気でも、雪が全部とけることはないでしょうねぇ。
私はね~、昨日実は仕事で埼玉県の八潮という土地にいたんですけど、やっちゃいましたね~、近くの駅まで雪中行軍2時間! なんでかって? そりゃあ私だからですよ!! 雪の降る日に外に出る用事がないわけがないっすよねぇ! 豪雪の厳しさを我が身で体感せずにはいられないハメになるのがわたくしの鉄板の運のなさなのであります。こんな自分と30年以上つきあってるんですから、もう笑いしかこみあげてこねーや、チキショウメ~イ☆
実は、豪雪のあった1月14日はかねてから計画してもらっていた集まりの予定があって、だいたい保育園の頃から小・中学校といっしょに成長してきた、地元の山形時代の旧友2人と実に18年ぶりの再会を果たす新年会をやることになっていたんですよ。これがあるもんですから、雪がガン降りだからといって、仕事終わりに即効で尻尾まいて千葉に帰るわけにはいかなかったんだなぁ~。
まさか、3人の東北に対する思い入れが関東地方に雪を呼ぶきっかけに……なったわけがないんですが、それにしても、なんでまたよりによってこの日にドカ降り!? バッドタイミングもいいところの首都機能ストップ! 運命の神様だか悪魔だかは知らないけど、邪魔するにしてもスケールがデカすぎるぜ、まったく!!
その日、私は午前4時起きで5時発の電車に乗って千葉を出発。7時から埼玉県八潮にある仕事場で働くというスケジュールになっていました。超朝型っつうか……むしろ夜型になりかけてるねコリャ。
実際に、空模様は思いっきりの曇天で埼玉県に着いてもいっこうに明るくなってこず、おまけにけっこうな本降りで雨も加わってきたため、私は駅のコンビニで傘を買って仕事場に向かいました。いちばん安いビニール傘じゃなくて、ちょっとふんぱつして1000円くらいのおしゃれなやつを買っちゃった! まぁなんてったって、この仕事のあとには旧友たちと集まるイベントがあるんですからねぇ。
それで予定通りに仕事は始まったんですが、午前11時になったくらいから外の雨はみるみるうちに雪に変わっていき、パッと見ても明らかに積もりやすい性質の「ぼた雪」であることがわかるような大粒のものが横なぐりに叩きつけるような勢いになってきました。風も強かったんだよね~!
その時はのんきに「予報よりも早く降ってきちゃいましたねぇ。」なんて話しあっていたんですが、私が早めに退勤することになっていた昼過ぎになってもまったく風雪のテンションは衰えず、むしろ私と交代で出勤する予定になっていた方の乗っているバスが大幅に遅れている、という電話までかかってくるしまつ。え? 道にどんどん積もってきてるんですか? 関東で?
しかし、現状は「道に積もってきてる」どころではなく、私が着替えて外に出た頃には視界に入るものすべてがホワイト一色になっている非常時におちいっており、どう見ても私が乗って駅に向かうつもりの路線バスが定刻どおりに来ることは見込めない状況になっていたのです。
そこで、ちゃっちゃと「これはバスじゃダメだ。歩いて駅まで行こう!」と江戸っ子なみのせっかちさで即断した私は、さっき買ったばかりの傘と病気予防のために持っていたマスクを装備して雄々しく出発したわけだったのですが……
すごかったね……私の故郷は何度も言うように東北の山形県なのですが、いやがおうでもそこで見てきた風景の記憶を思い出させる恐るべき雪のいきおい! さすがに積もり具合は10cmくらいで済んでいる状態だったのですが、私が履いてきた靴が単なるスニーカーだったこともあって、まぁ~おもしろいように足をとられるとられる。すぐに足元は雪が入り込んでグッチャクチャになり、靴下はびっちょびちょ! こんなときに、今ごろは私のアパートでのんびりしているであろう、フランス軍製のブーツ(高さ40cm)があればのう! でも、そんなものを履いて出勤するわけにもいかなかったからよ~う。それにあれ、本革製だから異常に重いし、濡れるとなんかヘンなにおいがしてくるから!
結局、道に迷うという最悪の事態にこそおちいらなかったものの、仕事場から最寄の駅までに実に2時間もかかるというものすごさになりました。いや、いちおう途中でラーメン屋によって遅い昼食をとったり、サイゼリヤでコーヒーをすすりながら一休みしたりもしたのでかなり余裕をとっての2時間はあったのですが、全身はズダズダに濡れるし、つい数時間前に購入したばかりのおしゃれ傘は途中でふいの突風によって一瞬にして殉職!! まぁ不測の天候なんだから仕方ないにしても、こんなんだったら激安のビニール傘にしときゃあよかったよ、コンチクショウ! その1000円のために働いた時間、返せ~☆ もう大爆笑ですよね、30すぎ男の風雪流れ旅 feat. 骨だけの傘。
でも、見るからに刻一刻と笑えない惨状になりつつあったのが、私よりも車道の渋滞で、市街地に近づくにつれて車が車線いっぱいにひしめいてしかも数センチも進まないというひどさになっていき、それにくらべればいちおう目的地に向かって確実に進めてはいる徒歩の私のほうがマシっちゃマシなのかな、と感じもしました。雪だまりにはまってギュルギュルいってる車もあったし! やっぱり関東地方での不意の大雪はこわいね~。
2時間歩いても雪の勢いはまるでおさまらないし降り積もる一方だったので、「これはもしや……電車も運休? 新宿での旧友との再会はおろか、千葉に帰ることさえ今日はムリなのか!?」と腹をくくる事態も頭をよぎったのですが、なんとかギリギリ、JRの武蔵野線はタイムスケジュールをむちゃくちゃに混乱させながらもゆっくり運転で運行しており、水分を最大限に吸収したために重くなった上にじょじょに温度を低下させつつあった服をまとった私もやっと一息つくことができました。
がが、んが!! ここからが長かったのよね、ホントに……電車が東京に行くまでに止まる止まる! しかも、ホームでドアを全開にしたまま。ここ! この開いたドアから絶え間なく入り込んでくる酷寒の冷気が実にツラいの!!
雪を全く考慮に入れていなかったときの私の予定としては、さっさといったん千葉に帰ってから着替えなおして新宿に向かう予定だったのですが、豪雪を起点とする思わぬ一連の番狂わせに時間の余裕はあっという間になくなっていき、やむなく新宿に直行するというかたちに変更になったものの、それでも集合時間の夕方6時までに新宿に到着できるかどうかさえ怪しい事態になってしまいました。東京都に入ってから電車が止まって動かない!
最終的には、埼玉からお隣の東京に行くために、なんと2時間半もかかるという恐るべき遅延状況に! そんなに私を遅刻させたいのか、低気圧さんよ!?
いや~、東京駅から乗った地下鉄丸ノ内線は最高だったね……だってまず、冷たい風が入ってこないでしょ、地下だから! それにちゃんと定刻どおりに動いてくれるしねぇ~。
今回の酷寒体験で、これはもう完全なとばっちりなんですが、私の JR武蔵野線に対する印象はそうとう悪いものになってしまいました……命にかかわる災害にくらべればこんなものは軽すぎてお話にもならないくらいなんでしょうが、それでもあの、老若男女がガタガタ震えて赤ちゃんがびゃーびゃー泣いている状況でもなおドアが全開になって数十分間なんの動きもないという車内の体験は恐ろしいものがありましたよ、ええ。『信長の野望 嵐世記』でいったら、「友好」だった関係がいっきに「疎遠」を通り越して「対立」にまで悪化しちゃったよ、コノヤロー!! 戦争になったら一瞬で「つくばエクスプレス軍」に加勢して攻め込んでやるからな、覚悟しとけ!
とにもかくにもこういった経緯で、そうとうな余裕をもってやや緊張しながら「いやぁ、久しぶりだね♪」なんて感じで手をふりふり集合するつもりだった私のプランは完全に粉砕され、約束の時間を20分も遅れて、ずぶぬれの状態で2人のいる魚のおいしい飲み屋さんにはうはうのていで駆け込むという最低な再会になってしまいました……大雪、だいぃ~っキライ!! ファッキンスノーくらいわかるよバカヤロー!!
でも、無事に集まることができて本当に良かった……18年ぶりの旧友たちとの再会は、それはもうステキなステキなものになりました。
わたくし自身は、この『長岡京エイリアン』でも折に触れて語っているように、数年前に劇団の役者をやめて現在は新しい世界で生きていくための修行&資格勉強中というまだまだなんにも始まっていない状態なのですが、会った2人のうち、ひとりは家庭を作って1児の父となり、もうひとりは10年以上のキャリアを持つ一流のエンジニアになられているのです。いうまでもなく、てぇしたもんだ!!
18年も会ってなかったのよね……最後に会ったのはおそらく中学3年生の卒業直前のころだったのでしょうが、まさかその後そんなに長く顔をあわせなくなるなんてことはお互いに露ほども想像しておらず、はっきりこれといった卒業パーティなどもするはずがなく、なんとな~くフェイドアウトするようなかたちで、お互いの生活からお互いの姿が消えていったわけだったのですが。18年たっちゃったか。
でも、やっぱり感動しちゃいますね、なんだか。メイクとかじゃなくて本当に時間がたったんだなぁ、ってことをお互いの姿や環境の報告を通して実感するのは。太ったりシワが増えたりねぇ~。私の場合は頭髪の方面が絶賛減少中なんですが。
基本的にはやっぱりそれぞれの近況と、3人が他の友だちもあわせてよくいっしょにつるんでいた小・中学校時代の思い出とかあるあるネタとかが中心になったのですが、夕方の6時半から11時まで、場所を変えつつも途切れなくたっぷり語りあうこととなりました。ほんとは終電ギリギリまでねばりたかったのですが、比較的にいちばん遠くに住んでいる私の使う JR総武線が大雪でちゃんと動くかどうかが心配だったので、ちょっと早めの解散になってしまいました。あっという間だったねェ~、ホントに。実に楽しかったです。
昔のノリをじょじょに思い出してきてみんなでワイワイ盛り上がっていたら、ひとりが、
「みんなホントに変わってねぇんだなぁ。なんかさぁ、3人でおんなじタイミングで『う~……やあっ!!』ってジャンプしたら、18年前にもどれるんじゃないかな。」
と、特に冗談を言っているていでもない、やけに神妙な表情でつぶやいたのはちょっと印象的でしたね。
でも、今さら18年前に戻る必要はないのよねぇ。夢だけしか見ていなかった子どものころとはまるでちがう今のこの状態でも、集まりたいときに自由に集まることができるってことの幸せをかみしめるほうが楽しいなぁ~、私は。
そんなに若くはないけど、さいわい3人とも、まだ「老い」や「死」を感じる歳にはなっていないわけですからね。できれば少なくともあと10年くらいは、大人の世界の大変さや楽しさをわかちあっていきたいもんだなぁ。なにが起こるかはわかりませんけどね。
今回は3人が首都圏に住んでいるということで再会が実現したのですが、企画した旧友が、最初にこの『長岡京エイリアン』をのぞき見て「もしや……こいつは!?」と思い立って私に連絡してきてくれたことがそもそものきっかけとなりました。
こんなやりたい放題な個人ブログも、続けていれば思わぬ役に立つもんなんですなぁ……やっぱ、継続は力なり、よね!
友人 「そうだいさぁ、今でもたまにあのブログ(『長岡京エイリアン』)見てるんだけど……結局お前、いったいなんのオタクなの?」
私 「それがさぁ……俺もやればやるほどわかんなくなるんだよ、自分がなんのオタクなのか! 助けてくれ!!」
た、た、助けて~!! ♪ずっびっずっば~っ ぱっぱっぱっや~
そういえば、『老人と子供のポルカ』という歴史的怪曲の存在を私に教えてくれたのも、小学校時代の君だったね。
2人とも! いろいろひっくるめて、無数の思い出をどうもありがとう! そしてこれからも、なにとぞよしなによろしくね!!
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます