子二次世界大戦で、アメリカに大敗北した日本は、アメリカ合衆国の衛星国の一つで、実質的に植民地でした。 アメリカは、国際政治学(インターナショナル・リレーションズ)の用語でいえば、「世界覇権国(ザ・ワールド・hrゲモニック・ステイト)」であり、アメリカ帝国と呼んでも。良いくらい強大な力を有してました。
覇権国と帝国は呼び方が違うだけで、中身は変わりません。 大英帝国はとーま帝国以来の「最強帝国」ですが、第一次世界大戦で、世界覇権は大英帝国からアメリカ帝国に移動しました。 決して大英帝国とアメリカが戦ったわけではありません。
大英帝国はヨーロッパでドイツと戦い、アメリカはFRBという中央銀行を設立sおにし、ただ同然紙切れに印刷しただけの紙幣をドル札と法律で認め、イギリスやフランスの戦時国債を購入したり、軍需物質を供給し、ぼろ儲け。 イギリス・フランスはアメリカへの巨額の借金をし、世界覇権がヨーロッパからアメリカに移ったのです。
FRBはアメリカ政府が一株すらもたない純粋ン民間銀行です。 大株主は国際金融機関(ロスチャイルド財閥・クーンローブ財閥・ロックフェラー財閥・モルガン財閥が所有する大銀行)です。
第一次大戦は2014年から始まりますが、その1年前の1913年にFRBが設立されました。 国際銀行家たちは、欧州での大戦争を察知していたのです。
帝国の教育システムとジャパン・ハンドラーズ
ここで、あえて大英帝国とかアメリカ帝国という表現を使った理由は、かつてのローマ帝国と同じように、世界各地に衛星国の管理・教育を行う事実上の「執政官(プロコンスル)」を送り込んでいるという事実があるからです。
覇権国は、周辺国から優れた人材を呼び寄せて、徹底的に教育し、送り返します。 これが出来なければ、強国であっても覇権国にはなれません。
具体的に言えば、大英帝国(ザ・ブリティッシュ・コモンウェルズ)の場合、オックスフォード大学のローズ奨学金・留学制度。 アメリカの場合はフルブライト奨学金・留学制度です。
J.W.フルブライト(米上院議員1905-1995)自身も、ローズ奨学生としてオックスフォード大学への留学経験を持っています。ローズ奨学生であったフルブライトは自らの留学経験から、エリート育成のための人材交流システムとして、米政府資金による外交政策の一つ、日米交換留学制度である「フルブライト奨学金制度」を。つくったのです。
この交換留学制度で築かれたフルブライター同士のネットワークは、アメリカにとって極めて重要な意味を持つことになりました。
フルブライト奨学生の日本側の窓口になっている「日米教育委員会」のホームページによれば、日本における対米学生交流は、連合国による日本占領期間中である1949年に既に始まっています。ルーツとする
また、同ホームページからは、カーギルやデュポン、JPモルガン、モービル石油(ロックフェラー財閥の石油企業でスタンダード石油をルーツとする、今のエクソン社)のようなアメリカのエスタブリッシュメントメント層と密接な関係にある「石油・ウォール街複合体」企業も資金援助していることが分かります。
この点からもアメリカの政府と企業が極めて戦略的な目的で、政策とビジネスのためにフルブライト事業を支援していることが分かります。
この交換留学制度によって、現在に至るまで約6,000人以上の日本の学生がアメリカに留学しています。彼らはみんなアメリカの政治・経済・文化をみっちりと教育されて日本に送り返されています。日米の間には、フルブライト留学生だけでなく、さまざまな交換留学制度やフェローシップ、スカラーシップが存在ます。
一方、欧州にも、日欧産業協力センター(EU-Japan Centre for Inustrial Corporation)という組織があり、政策関連事業として日・EUビジネス・ラウンド・テーブルや、日欧企業支援事業として日EU中小企業パートナーシップ促進支援、理工学生向け日欧企業研修「ヴルカヌス」、そして欧州企業対象事業・サービスなどのプログラムがあります。
https://ja.eu-japan.eu/ja
これら制度の下、私はEU加盟国の駐日大使全員と名刺交換・面識があります。 かといって、あいさつ程度の話ですが。