アメリカでは、10セント硬貨の子とを「ダイム」と呼びます。 その語源をたどると、ラテン語で「10分の1」という意味の「デシマ」や「デセム」に行き当たります。
これがフランス語の「ディーム」を経て、英語にも取り入れられて、10分の1や、10セント硬貨を表すようになりました。
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英国の王室によって創設
コロンビア大学は、正式にはその名称を Columbia Univerisity in the City of New York といいます。
ニューヨーク州のマンハッタンにあります。
もともとは、１７５４年にジョージ二世の許可状に基づいて、「キングス・カレッジ」として建てられました。英国の王室が、「将来の植民地のリーダー」を要請するために設立した、全米で五番目の古さを誇る大学です。
合衆国独立をめぐるゴタゴタから８年間も閉鎖されていた同大学は、１７８４年には再開されて、「コロンビア大学」の名を冠するようになりました。
ドワイト・アイゼンハワーは、大統領就任前に、1948～53年、学長を務めています。ジャーナリズムの世界で優れた人物に与えられる「ピューリッツァー賞」はこの大学の選考委員会が授与するものです。
コロンビア大学で国際関係学部が設立されたのは、１９４６年のことです。東アジア研究が始まったのは、１９４９年、コロンビア大学東アジア研究所が設立した時期にさかのぼります。
２００３年に、この研究所は、ウェザーヘッド東アジア研究所と改名しています。 これは慈善活動に熱心な、アルバート・ウェザーヘッドがコロンビア大学やハーバード大学の東アジア研究所に資金を提供したことに由来してます。
お菓子のドーナツは、1847年にアメリカのメイン州で生まれました。
ただし現在のものとは違うドーナツは、それ以前からありました。
ドーナツの「ドー」は小麦を意味する「ダウ」、「ナツ」は木の実の意味の「ナッツ」。 元々のドーナツは木の実大の小麦粉の塊を油で揚げたお菓子でした。
それｎ穴をあけたのが、1847年当時メイン州に住んでいたハンソン・グレゴリーという船乗り。彼母親がドーナツを揚げるのを見ていて、ふと思いつきました。
「真ん中に穴をあけると、まんべんなく火を通せる。 すると真ん中が半生になることもなくなる。・・・」
リチャード・サミュエルズ
MIT教授
サミュエルズ教授は、「シミュレーション」という独自の手法を使った政治予測を行っています。
２～３年おきに、世界各国からジャーナリストや官僚、研究者をＭＩＴに招き、それぞれに各国の「指導者」という立場なら、自分はどのように行動するのかをしミューレーションさせる研究を行っています。
１９９７年、産業経済新聞の古森義久（こもりよしひさ）も参加しており、その時のテーマは「もし日米同盟がなくなったら」というものでした。
これらのシミュレーションの成果は、教授自身も執筆者となって参加した『日米同盟 米国の戦略』（：勁草書房：けいそうしょぼう １９９９年）という、ＳＡＩＳによる研究の「政策提言」としてまとめられました。
この本には、マイケル・グリーンやパトリック・クローニンのような「第五世代」の主に安全保障を専門とする対日戦略家がレポートを寄せており、「鳩（日本）と鷹（アメリカ）が一緒に飛んで太平洋の安全保障の安定を図ろう」という日米同盟論の集大成になっています。
当然の事ですが、無色透明の近未来予測などあり得ず、このシミュレーションの「ルール設定」には、サミュエルズやその当時の米国政府の「願望」が少なからず含まれています。
週刊「アカシック・レコード」というメールマガジンを発行している作家の佐々木敏（ささき さとし）は、次のように貝瀬宇しています。
今後、どのような世界秩序が各国の政治勢力によって構築「される」かを「傍観者のように予想する」のではなく、自ら構築する方法を研究している、という点である。・・・ もっとはっきりいえば、ＭＩＴの政治学者は「自分の学説通りに」世の中を作り替えることがえきるのである。
彼らは、アメリカの他の大学の学者とも、机上の空論で満足する日本の左翼政治学者とも異なり、一種の権力者であり、その政策提言は、そのままアメリカの保守本流の方針となり、アメリカの次の外交・国防政策（スパイ工作）として「実行」される可能性があるのである。
（ＭＩＴの不気味な警告／週刊「アカシック・レコード」 1997年4月21日号）
このサミュエルズと一笑になってシミュレーションを担当している若手パートナーのクリストファー・トｳミーは、MIT博士課程の学生であり、グンジシンクタンクのランド研究所の元顧問です。
アメリカの学問研究はどのようなものであれ、国家戦略を抜きにしては、考えられません。 サミュエルズのシミュレーション研究は、国家戦略と学問が結びついた良い例です。
技術・工学という言葉の背後には「人間の行動をアメリカが自らの望み通りに変える事がでという一種の「技術信仰」が隠されています。
MITは原爆製造を生み出した「マンハッタン・プロジェクト」にも関わりました。 狂気の側面も持っています。 シミュr－ションとか、未来予測とった学問も同様です。
逆の言い方をすれば、どの国の国家戦略もこのように、未来を国益に合致するようにつくりかえるという発想を持たない限り、世界覇権は握れないのです。
尚、サミュエルズは、日米友好基金の議長を務めていました。
（関連情報）
ジャパン・ハンドラーズ マサチューセッツ工科大学（MIT）ー１ 概要
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/9f51cf7b23c58305cd9546c12303491f