19日、ウクライナ北部チェルニヒウにミサイル攻撃があり7人が死亡した=ウクライナ非常事態省・ロイター
ウクライナの北部チェルニヒウの市街地の広場に19日、ロシア軍によるミサイル攻撃があり、6歳の女児を含む7人が死亡、約120人が負傷した。ウクライナメディアが報じた。
ゼレンスキー大統領は攻撃を受けたチェルニヒウの被害状況の動画をSNSに投稿し「世界がロシアのテロに立ち向かうことを強く求める」とロシアを強く非難した。
ゼレンスキー氏は同日にスウェーデンを訪問し、クリステション首相と会談した。同国の戦闘機「グリペン」の供与など安全保障面の協力を求めた。
ロシア大統領府は同日、プーチン大統領がロシア南部ロストフ州ロストフナドヌーの軍事拠点を訪問したと発表した。プーチン氏はゲラシモフ参謀総長や各方面の指揮官らから報告を受けた。
ロストフ州はウクライナとの国境と接し、ロシアの南部軍管区の司令部が設置されている。会議は非公開で具体的な内容は明らかにしなかったが、ウクライナ軍の反攻への対応などを協議した可能性がある。
侵攻の長期化で両軍の死傷者は拡大している。米紙ニューヨーク・タイムズは18日、米当局者の推計として、2022年2月に始まったロシアのウクライナ侵攻による両国軍の死傷者の合計が50万人に迫ったと報じた。
死者数はロシアが約12万人、ウクライナが約7万人にのぼるという。
ウクライナ侵攻
<button class="buttonStyle_bnuftwn button_bo640f6 lightFollow_lyi914i withIcon_w1i9coj7 button_b1cjt4vw text_t1tz9kvy icon_i11am7l2" title="このトピックをフォローする" data-follow-button="" data-popover-target="follow-button" aria-pressed="false" aria-label="このトピックをフォローする"></button>2022年2月、ロシアがウクライナに侵攻しました。戦況や世界各国の動き、マーケット・ビジネスへの影響など、関連する最新ニュースと解説をまとめました。
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