トヨタ自動車は2023年8月1日、2023年度第1四半期(2023年4~6月)の連結決算(国際基準)を発表した。営業収益(売上高に相当)は、前年同期比24.2%増の10兆5468億円、営業利益は同93.7%増の1兆1209億円だった。営業利益は四半期ベースで初めて1兆円を超えた。
2023年度第1四半期の世界販売台数(連結販売台数)は、前年同期比15.5%増の232万6000台。日本や北米、アジアなどすべての地域で販売台数を増やした。車載半導体を含む部品不足が緩和し、生産台数が回復したことが寄与した。
日経記事 2023.08.01より引用
宇宙での無線の電力伝送のイメージ
日本ガイシや名古屋工業大学などは2日、宇宙空間や地上で電力を無線で送るシステムの実証に向けて共同研究を始めると発表した。日本ガイシが開発した窒化ガリウム(GaN)基板などを生かし、月面での放射線にも耐えられる受電素子を開発する。将来は宇宙航空研究開発機構(JAXA)の月面探査プロジェクトへの活用を目指す。
日本ガイシのGaN基板は結晶の向きが一定で、月面の放射線を受けても機能に影響が出にくいという。無線の電力伝送を月面で実現できれば世界初の取り組みになる。日本ガイシは地上での無線給電の普及も目指す。
共同研究には長距離の無線給電機器を手掛けるスタートアップ、Space Power Technologies(スペースパワーテクノロジーズ、京都市)や名古屋大学、金沢工業大学を含め3社3大学が参加する。10月から2年間、共同研究に取り組み、その後の実証を目指す。
日経記事 2023.08.02より引用
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電力の無線伝送の用途は拡大の一途です。 宇宙空間でに配置した太陽電池から地球上に電力を送ることも考えれますし、軍事用のドローンに宇宙空間から電力供給することも可能となります。 期待しています。