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「宇宙は人類のために設計されている」説が、あながち間違いとも言えないワケ…物理学から考える「この世界の存在理由」

2024-03-11 23:43:33 | 宇宙・地球・航空宇宙ビジネス・星座神話・

 宇宙はどのように始まったのか……  これまで多くの物理学者たちが挑んできた難問だ。火の玉から始まったとするビッグバン理論が有名だが、未だよくわかっていない点も多い。

 

「ビッグバン」の前に何が起きていたか…「宇宙の起源」のナゾを解く

 

宇宙は人類のために絶妙にデザインされている?

 

宇宙の法則が少し違ったら人類はどうなっていた?

人間は「選ばれし存在」か?

マルチバースと人間原理


前年比61%増、ロシア企業の倒産がますます止まらない...「経済戦争」ではすでに敗戦状態

2024-03-11 22:11:50 | NATO・ウクライナ・ロシア・中国・中東情勢

ロシア倒産

 

<プーチン大統領は年次教書演説でインフラや社会福祉を強化する方針を表明するなど強気だが、倒産件数の増加と増税でロシア企業は大ピンチ。今後も倒産件数増加が予想されている>

ロシアで倒産企業が急増している。

 

同国の経済紙コメルサントが裁判所記録で確認したところによれば、今年1月の企業倒産件数は571件で、前年同月比57%増。2月は771件で、同61%増だった。

その数は今後さらに増えると、専門家は予想している。

 

そんななか、ロシアのプーチン大統領は2月29日に行った年次教書演説で、インフラや社会福祉を強化する方針を表明し、企業への増税を示唆した。

米ブルームバーグの推定によれば、年次教書演説で発表した6カ年経済計画の支出規模は1640億ドル相当に上る。

 

3月15~17日に予定されるロシア大統領選はプーチン勝利が確実視されており、次の任期6年に向けて布石を打った格好だ。

 

571件

今年1月のロシアの企業倒産件数

771件

今年2月のロシアの企業倒産件数

61%

前年同月と比べた今年2月の倒産件数の増加率

 

 

地球の凍結「スノーボールアース」、小惑星衝突が原因か

2024-03-11 11:25:25 | 宇宙・地球・航空宇宙ビジネス・星座神話・


6億5000万年前、雪と氷が惑星表面と海の大半を覆っていた時代の地球の復元図。
新たな研究は、この「スノーボール」状態は小惑星によって引き起こされたのではないか
と提案している。(ILLUSTRATION BY SPENCER SUTTON, SCIENCE PHOTO LIBRARY)

 

 

もし何億年も前の時代にタイムトラベルしたなら、地球はまるで映画『スター・ウォーズ』に出てくる惑星ホスのような姿をしていることだろう。

凍りつくように寒く、陸地と海をほぼ隙間なく覆う果てしない氷の世界を、乾いた空気が吹き抜けていくのだ。

 

「スノーボールアース」として知られるこうした全地球規模の凍結状態は、少なくとも2回、どちらも6億年以上前に発生している。

世界が巨大な氷の球に変わってしまうなど、何か重大な問題が起こっていたに違いない。

 

しかしその問題とは、一体なんだろうか? 

異常な火山活動から超大陸の破壊までさまざまな仮説が唱えられてきたが、2月9日付けの学術誌「Science Advances」に発表された研究は、これまでほぼ無視されてきた新たな可能性について検証している。小惑星の衝突だ。

 

大きな小惑星が高速で地球に衝突すると、大量の岩石が空に向かって噴き飛ばされる。この噴出物の多くは硫黄を含む鉱物であり、成層圏(大気の最下層より一つ上の層)において日光を反射するエアロゾルとなる。

成層圏に十分な量のエアロゾルがあると、地球はまたたく間に寒冷化する。

 

今回の研究において科学者らは、成層圏に硫酸塩エアロゾルをさまざまな濃度で注入するシミュレーションを行った。

巨大な小惑星の衝突によって発生すると考えられるエアロゾルの状態を、地球がうだるほど暑かった時期から、かなり寒冷になった時期まで、過去のさまざまな地球で検証したのだ。

 

その結果判明したのは、暖かい時期には凍りつくことなく小惑星の衝撃に耐えられる一方、すでに気候が寒冷になっている場合は、地球外からの一撃によってスノーボール状態に追い込まれる可能性がある、ということだった。

現在のところ、これが実際に起こったことを示す地質学的証拠は存在しない。しかしこの研究は、小惑星の衝突がスノーボールアースの原因となった可能性を認識すべきであることを示している。「とても興味深い思考実験と言えます」。英サウサンプトン大学の地球科学者トーマス・ガーノン氏はそう述べている。

 

この研究はまた、現在開発が進められている、小惑星の衝突を防ぐ地球防衛システムの有用性も実感させてくれる。

「大きな衝撃に続いて地球全体が氷に覆われれば、複雑な生命に壊滅的な影響を及ぼし、人類の絶滅を引き起こす可能性があります」と、論文の筆頭著者である米エール大学の気候力学者ミンミン・フー氏は言う。

 

スノーボールが解け、複雑な生命が爆発的に増えた

太陽光が長期間遮られると、地球は冷え、氷に覆われた領域が広がる。氷は太陽光を宇宙空間へ反射するため、地球はますます冷え、より多くの氷がつくられる。

そして、氷がある量に達すれば、もはや地球はどうしようもなくスノーボールになっていく。

 

数十億年の歴史の中で、地球が暑い時代や寒い時代を経験してきたことは疑いがないが、すべての科学者が、地球が完全に氷に覆われたことがあるという説に同意しているわけではない。

それでも例えば、氷河によって形成され、運ばれたと考えられる圧縮された堆積物の層や岩石の破片が赤道付近で見つかるなど、奇妙な古代の地質学的特徴がたくさん存在する。

 

これらは地球が新原生代のクライオジェニアン紀(7億2000万年前から6億3500万年前)に、少なくとも2回、雪と氷に包まれた証拠だと多くの人が考えている。

こうしたことがなぜ起こったのか(そしてなぜ終わったのか)を明らかにするのは、非常に重要だ。2回目のスノーボールが解けてからまもなく、カンブリア爆発と呼ばれる、複雑な生命が爆発的に増える現象が起こっている。

 

「ですから、こうしたことが起こる理由を理解することは、地球上の生命の歴史と、ほかの惑星上の生命の可能性を理解するうえで重要なのです」と、フー氏は言う。

火山は、スノーボールアースの有力な容疑者と考えられてきた。火山が二酸化硫黄(大気中でエアロゾルになる)を大量に噴出し、冷却効果を生じさせた、あるいは、かつての地球は二酸化炭素を吐き出す火山の数が今よりもはるかに少なく、温室効果も弱かった、という仮説だ。

 

「どちらの仮説も起こり得ます」と、今回の論文の最終著者で、エール大学の気候モデリングの専門家アレクセイ・フェドロフ氏は言う。

ただし、火山がスノーボールアース現象を引き起こすほど大量の二酸化硫黄を素早く噴出できるのか、また、二酸化炭素の排出量が劇的に減ったりするのかどうかについては、はっきりしたことは明らかになっていない。

 

一方、小惑星の衝突は事情が異なる。「衝突は地質学的に瞬間的な出来事です」と、論文の共著者で、オーストリア、ウィーン大学の衝突の専門家クリスティアン・クーベル氏は言う。また、小惑星の衝突は、すぐに大量の硫酸塩を大気中に放出することがわかっている。


「彼らのモデルには説得力があります」

6600万年前に地球にぶつかった直径約10キロの小惑星は、数多くの環境および気候に関する問題を生じさせ、その結果大量絶滅が引き起こされた。

衝突によって発生した硫酸塩エアロゾルはまた、長期にわたり地球全体の冷却と海氷の拡大を引き起こした。このときはスノーボール現象は起こらなかったが、もし歴史上の別の時点で、これと同様の壊滅的な衝突が起こったならどうなっていただろうかと、論文の著者らは考えた。

 

小惑星説を検証するために、研究チームは、地球の歴史上、大陸、海洋、大気の状態がそれぞれに異なるさまざまな時期についての詳細なシミュレーションを作成した。

産業革命以前の温暖な時代(1850年以前)、極寒の最終氷期極大期(2万年前)、白亜紀のような高温の時代(1億4500万年前から6600万年前)、そして新原生代(7億5000万年前)だ。

 

これらの時代の成層圏に、6600万年前の衝突から妥当とされる66億トン、2000億トン、2兆トンの二酸化硫黄ガスを注入し、何が起こるかを観察した。

果たしてスノーボールアース(ここでは地球の97%が海氷に覆われると定義)は起こるのだろうか?

 

産業革命前や白亜紀のような温暖な時代には、どのような条件下でも完全に氷に覆われた世界は現れなかった。

しかし、より寒冷な新原生代と最終氷期極大期に2000億トンの二酸化硫黄を加えたときには、10年足らずで世界中の海が氷で覆われるのを確認できた。

 

「地球が温暖なときにスノーボールを誘発するのは、はるかに困難です」とクーベル氏は言う。しかしこの研究は、地球がすでに寒冷である場合には、それが「あり得る」ことを示唆している。

この仮説の確証を得るには、スノーボールアースができた時期のチクシュルーブと同程度のクレーター(直径約180キロ)か、衝突によって噴出した硫黄を含む残骸を見つけるしかない。

 

10億年近くにわたって、水、火山活動、生物、および地殻変動による侵食活動が続いた後でも、こうした大きなクレーターが地球上のどこかに隠れている可能性はあると、ガーノン氏は考えている。

「これは興味をそそる学説であり、彼らのモデルには説得力があります」。ただし、決定的な地質学的証拠が見つかるまでは、懐疑的な態度を崩すわけにはいかないと、氏は述べている。

 

今のところ、この仮説は理論的な演習に過ぎない。「衝突ですべてを説明できるわけではありません。しかし、可能性は常に考慮に入れておくべきです」とクーベル氏は言う。

なぜなら、この研究や6600万年前のような出来事は、小惑星がどれほど強力に地球の運命を変えるかを示しているからだ。

 

文=ROBIN GEORGE ANDREWS/訳=北村京子(ナショナル ジオグラフィック日本版サイトで2024年2月16日公開)

 

 

任天堂、マリオの新作映画26年4月公開 宮本茂氏指揮

2024-03-11 03:54:27 | 音楽全般・ダンス・映画・アニメ、オペラ、クラシック、POP、


 23年公開の「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」のイメージ

 

任天堂は10日、人気ゲームシリーズ「スーパーマリオ」の新作映画を2026年4月に公開する予定だと発表した。

任天堂の宮本茂フェローと米イルミネーションのクリス・メレダンドリ代表が共同プロデューサーを務める。任天堂とイルミネーションによる共作は23年4月公開のマリオの映画に続き2回目。

 

新作は米国を含む多数の国と地域で26年4月3日に劇場公開し、その他の地域でも同月中の公開を目指す。製作費用は任天堂と米ユニバーサル・ピクチャーズが共同で拠出する。

マリオの生みの親として知られる宮本氏は10日、動画メッセージを公開した。「マリオらしい世界をさらに広げ、明るくて楽しい展開を考えている」としつつ「詳細は手応えを感じられる段階になったらお知らせする」と話した。

 

任天堂は近年、ゲーム以外のコンテンツ展開を加速している。前作のマリオ映画の世界興行収入は13億6000万ドル(約2000億円)を超えた。

23年11月には人気ゲーム「ゼルダの伝説」(公開時期は未定)を実写映画化すると発表した。