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アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-22  スペイン継承戦争から7年戦争まで

2024-03-24 23:27:19 | ヨーロッパ・中東・アメリカ全般、歴史・文化・食文化・芸術・建築

アメリカを正しく認識する 建国までの歴史概略-21  ハワイ併合
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/99aea47efbed9ba44e593b88c4c3cf12

からの続き

 

18世紀の大西洋は、『英仏の覇権をかけての抗争』の舞台でした。アメリカ独立革命後も、両国の利害が鋭く対立する国際政治の枠組みの中で怒りました。

ヨーロッパ史でいう『スペイン継承戦争』は、新大陸では1702年から1713年までの『アン女王の戦争』として戦われました。

 

英国側の新大陸に関する戦争目的は、フランスとスペインの連合によって、英領植民地が両国の植民地に包囲されるのを阻止することにありました。

1713年のユトレヒト条約によって、フランスはセントローレンス川の航行拠点は維持しましたが、イギリスはニューファンドランド、ノヴァスコシア、ハドソン湾運河沿岸の領土を手に入れ、さらに年間4800人の黒人奴隷をスペイン領植民地に輸出する権利を獲得しました。

 

英国商人は限定的とはいえ、スペイン領海域への立ち入りが認められると、それを足掛かりに盛んに密貿易を行いました。 

こうしたk状況下で、スペイン官憲側に密貿易の罪で捕らえられ、耳を削ぎ落された ロバート・ジェンキンズ船長が、削ぎ落された自分の耳をもって本国議会に現れ復習を訴えました。 

こうして『ジェンキンズの耳戦争』(1739年~1742年)が始まり、」これが欧州の複雑な外交関係の中で、 イギリス・オーストリア vs プロイセン・フランス・スペインとの間で戦われた『オーストリア継承戦争』(1740年~1748年)の新大陸における一局面となり、英国は1744年フランスに宣戦を布告し『ジョージ王の戦争』が開始されました。

 

この対仏戦争で、ニューイングランドの植民地は多大の犠牲を払ってセントローレンス湾の入口にあるルイーズバーグ要塞を攻略しました。 

フランスの私掠船を排除し、ニューファウンドランド漁場を確保するために必要だったのです。
しかし本国は1748年の講和に際し、インドのマドラスとの交換にこの『新世界のジブラルタル』をフランスに返還してしまいました。

 

アメリカ人の言う『フレンチ・アンド・インディアン戦争』、すなわちイギリスとフランス・スペイン間で戦われた『7年戦争』の直接の原因は、フランス軍とヴァージニア人のたび重なる衝突にありました。

フランスは、オハイオ川流域にインディアンとの毛皮取引のための拠点を確保しようとし、ヴァージニアの大プランターたちはこの地域に対する植民地の領有権を主張し、オハイオ会社作って、土地投機に乗り出そうとしていました。

 

今日のピッツバーグが攻防の要衝となり、大プランター、ジョージ・ワシントンも小部隊を率いてこの前哨戦に参加しています。 

イギリスはこの戦争で1756年から1763年にかけて、フランスとインディアンとの連合軍を相手に戦うことになりましたが、全面的勝利を勝ち取り、カナダおよぼミシシッピ川以東の地域の領有権をフランスに認めさせました。

 

また、フランスは同じブルボン王家の支配する同盟国スペインにミシシッピ川以西の地を譲り、イギリスはスペインからフロリダを手に入れました。

そしてインドでもイギリスはフランスを破りました。 しかし、このイギリスの覇権の確立を画するかにみえた戦争が、実は新大陸における英国の植民地支配体制の崩壊の序章となるのです。

 

一方、フランスのルイ14世からのこれらイギリスとの死闘で、フランスの財政は傾き、後の1789年(覚え易い年)に、ルイ16世とマリーアントワネットがギロチンにかけられたフランス革命となるのです。

 こういう事実を知っておれば、マリーアントワネット(アントン)の贅沢など、兵士一人分の支出にもならないくらい知れた金額であることが分かります。

 

 

 

(関連情報)

 

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ロシアを圧倒するNATOの軍事力と最新兵器

2024-03-24 23:17:57 | 安全保障、戦争・軍事・テロ・ハニトラ、マフィア、スパイ・犯罪・詐欺

 

 

・もしNATOが1つの国になったらどうなるのか#shorts
https://www.youtube.com/shorts/POSZopbFFGo


・NATOのハイテク兵器の数々
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・NATO:若者たちのための分かり易い説明(動画)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/3181b08c3108381ae439f53486902c7f

 
・DSEI Japan 2023 (防衛・セキュリティ総合 展示会)
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【軍事費】

・欧州NATO加盟国57兆円にアメリカの軍事費8769億ドル(約131兆円)を足すと188兆円。 ロシアの10倍以上+日本

・ロシアの軍事費約18兆円(2024年度予算案:10兆8000億ルーブル)

 

 

 

(関連情報)

 

・西側諸国の対ロ制裁「効果60兆円」 英政府が試算https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/a5f01a014b97c732fe837a98110f9474

 

・NATOとロシアのパワーバランス (北野氏のメルマガより引用)https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/6f31ba493b8cbd252a167517d27a10ca

・【RPE】プーチンは24年でどう変わってきたか?https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/ed430315fe0080e99105ba57d46a5181

・ウラジミール・プーチンの幼少期【幼少期に子供への愛情は必要】
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PS. ロシアとお馬鹿youtuberの デマ、プロパガンダに騙されないように!

 

『何事も失敗の原因の本質は無知。 そして根拠なき思い込みと根拠なき楽観!』

政治・ビジネス、個人の人生も同じです。         Renaissancejapan                                                                  
                               

 

 

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キャサリン英皇太子妃ががんを公表、治療の初期段階と

2024-03-24 23:10:51 | 国際政治・財閥

イギリス王室のキャサリン皇太子妃(42)は22日、がんの診断を受け、治療の初期段階にあると発表した。

動画での声明で皇太子妃は、がんの診断は「非常につらい数カ月」の後に受けたもので、「大きな衝撃」だったと語った。

 

一方で、「私は元気で、毎日強くなっています」と前向きなメッセージを発した。

ウェールズ公ウィリアム皇太子夫妻の公務を管理するケンジントン宮殿は、がんの種類を明らかにしていないが、キャサリン皇太子妃が全快するだろうと述べている。

 

キャサリン皇太子妃は今年1月に腹部の手術を受け、公務を数カ月休んでいる。動画の中で皇太子妃は、手術の際にはがんがあるとは分かっていなかったと説明。

「しかし、術後検査でがんがあったことが分かりました。医療チームから予防的な化学療法(抗がん剤治療)を受けるべきだとの助言を受け、現在、この治療の初期段階にあります」と述べた。

 

また、がんを発症したすべての人のことを思っていると語り、「どんな形であれ、この病気と向き合っている皆さん、どうか信念や希望を失わないでください。あなたはひとりではありません」と語った。

皇太子妃は、1月に受けた手術からの回復には時間がかかっており、今は家族を安心させることが最優先だと語った。1月の手術がどのような症状に対するものかは、公表されていない。

 

「ウィリアムと私は、幼い家族のために、このことを内密に処理し、管理するために全力を尽くしてきました」

そして、2人の子供のジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子に「適切な方法ですべてを説明し、私は大丈夫だと安心させるために、時間がかかりました」と、皇太子妃は述べた。

 

「最愛の義理の娘」とチャールズ国王

バッキンガム宮殿の報道官は、英国王チャールズ3世が「勇気を持って話したキャサリンを誇りに思う」と述べたと発表した。

チャールズ国王も1月に前立腺疾患の治療を受け、その際にがんが発見されたことを公表している。がんの種類は明らかになっていない。

 

国王は、同じ病院で過ごした後も、「この数週間、最愛の義理の娘と最も緊密に連絡を取り合っていた」と、報道官は明らかにした。

ウィリアム皇太子の弟のサセックス公爵ハリー王子とメガン妃も、「私たちは、ケイトとその家族の健康といやしを願い、プライベートで穏やかに過ごせることを願っています」とメッセージを発表した。

 

 

皇太子妃の健康をめぐる憶測

皇太子夫妻は現在、複数の王族が出席するイースター(キリスト教の復活祭)の礼拝には欠席する見通し。皇太子妃が公務に早期復帰する見込みもない。

ケンジントン宮殿は、ウィリアム皇太子が2月27日に参列する予定だった追悼式を突然欠席したのは、皇太子妃のがん診断が判明したためだと述べた。

 

皇太子夫妻をめぐっては、ここ数週間にわたって憶測や陰謀説が飛び交っており、ケンジントン宮殿はプライバシーを尊重するよう求めていた。

こうした憶測は、皇太子妃が母の日(イギリスでは今年は3月10日)に合わせて公開した家族写真について、大手通信各社がデジタル加工された懸念があるとして配信を撤回したことで一層激化した。キャサリン皇太子妃はその後、加工について謝罪した。

 

また、今週初めにウィンザーで夫妻が買い物をしている様子を映した映像についても、ソーシャルメディア上で諸説が飛び交っていた。

ケンジントン宮殿によると、皇太子妃ががんを公表した動画は、BBCの制作部門、BBCスタジオズが20日に撮影したもの。

 

BBCニュースは声明で 「同社は他のメディアと共に、ケンジントン宮殿から22日午後に、この発表について説明を受けた」と述べた。

(英語記事 Kate, Princess of Wales: I am having cancer treatment


BBC記事2024.03.23より引用

 

 

 


米下院、24年度予算案可決も共和党保守派が議長の解任動議提出

2024-03-24 22:57:34 | 米大統領選2024

予算案可決後、共和党のグリーン下院議員(左)がジョンソン下院議長の解任動議を提出/Getty Images 
予算案可決後、共和党のグリーン下院議員(左)がジョンソン下院議長の解任動議を提出

 

(CNN)

 米連邦議会下院は22日、1兆2000億ドル(約181兆円)規模の2024会計年度予算案を賛成多数で可決した。

つなぎ予算の期限が深夜0時に迫る中、政府機関の部分的な閉鎖を回避するべく上院での迅速な可決が求められる。

 

採決は賛成286、反対134。共和党議員112人、民主党議員22人が反対に回った。両党の指導部は部分的な政府機関閉鎖の回避を目指すとしているが、上院議員が一人でも異議を唱えれば採決は遅れる可能性がある。

こうした中、共和党のマージョリー・テイラー・グリーン下院議員は、予算案への怒りを表明し、ジョンソン下院議長の解任動議を提出した。

 

グリーン氏は下院を混乱に陥れることは望まないとしつつ、民主党の側に立つのではなく、共和党及び共和党の多数派の側に立つ新たな下院議長を見出す必要があるとの認識を表明。

CNNの単独取材に対し、「かなりの数の」議員が解任動議を支持していると述べた。ただそれらの議員の正確な数には言及しなかった。

 

解任に向けた手続きの具体的な日程についても、同氏は明らかにしていない。

グリーン氏によれば、当該の予算案はホワイトハウスが成立を待ち望んでおり、国境にまつわる危機の阻止にはつながらないという。国境からは連日、米国への侵入が繰り返されているとも述べた。

 

一方、穏健派の共和党下院議員、マイク・ローラー氏はグリーン氏による解任動議提出を「ばかげている」と一蹴。「保守運動を前進させることには全くならない」と批判した。

 

 

CNN記事2024.03.23より引用

 

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>穏健派の共和党下院議員、マイク・ローラー氏はグリーン氏による解任動議提出を「ばかげている」と一蹴。「保守運動を前進させることには全くならない」と批判した。

 

その通りです。 共和党は、お馬鹿とランプに振り回されすぎ。 まさにネットによるポピュリズムに陥った典型。 民主主義の負の部分。 

ネット・TV芸人のトランプの人気で選挙を意識しすぎです。 世界中の政治家が、ネット・TV芸人で占められるようになるだろう。

 

 

【事実】2016年、トランプ・ブームはマケドニアの小さな町ヴェレスの若者たちのデマから始まった。
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/02dc2fa491e85b3d17884ebf16907127


・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-1 ~トランプはDSと戦っている? アホかhttps://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/358b3a0253fd576b529d92a0057dca71


・トランプとQアノンのデマを信じる阿呆たち-2 ~トランプは平和主義者で暗殺も戦争もしない? アホか
https://blog.goo.ne.jp/renaissancejapan/e/56dd7b8ead46e7304879c33ee5f4e10b


・【解説】 Qアノン陰謀論とは何か、どこから来たのか 米大統領選への影響はhttps://www.bbc.com/japanese/features-and-analysis-53929442

 

 


メローニ伊首相、ディープフェイクポルノ被害で提訴 1600万円の賠償求める

2024-03-24 22:47:58 | AI・IT・サイバーセキュリティ・メタバース・NFT・ゲーム、

メローニ伊首相が、ディープフェイクポルノ被害での賠償を求めて訴訟を起こした/Maxym Marusenko/NurPhoto/Shutterstock
メローニ伊首相が、ディープフェイクポルノ被害での賠償を求めて訴訟を起こした

 

ローマ(CNN) 

イタリアのメローニ首相が、10万ユーロ(約1600万円)の損害賠償を求めて民事訴訟を起こしている

。自身のディープフェイクのポルノ動画がネット上に流れたことを受けて、提訴に踏み切った。

 

メローニ氏は7月2日に、サルディーニャの裁判所での証言を求められている。

提訴した相手は男性2人で、メローニ氏の顔をポルノ動画の出演者の顔に合成した動画を作成した疑いが持たれている。

 

動画は2020年に米国を拠点とするポルノサイトに投稿したとされる。

訴えられたのは40歳と73歳の父子。メローニ氏からの民事訴訟に加え、名誉毀損(きそん)で刑事告訴もされている。

 

警察が捜査したところ、父子は携帯電話を使用して複数のポルノ動画及びポルノ画像を作成、アップロードしていた。

当該の動画が投稿された当時、メローニ氏は首相を目指して政治活動中だった。その後22年の選挙で圧勝し、首相に就任した。

 

刑事告訴状によれば、オンライン上では複数の画像が数カ月間アップされ、数百万人が閲覧。まだネットに流れている画像もあるという。

メローニ氏の弁護士は、CNNの取材に答え、本人の意向により訴訟で得られた賠償金は全て内務省内に設置された家庭内暴力 (DV)被害者のための基金に寄付される予定だと述べた。

 

弁護士がイタリアのメディアに伝えたところによれば、メローニ氏は自らが前例となることで、リベンジポルノやディープフェイクポルノの被害者が声を上げ、自分たちの名誉を傷つけた相手を告発するのを望んでいるという。

 

 

CNN記事2024.03.23より引用