EU、アルメニアに440億円支援 旧ソ連国取り込み

欧州連合（EU）と米国によるアルメニア支援会合に出席したパシニャン首相
（5日、ブリュッセル）=ロイター

 

欧州連合（EU）と米国は5日、ブリュッセルでアルメニアの支援会合を開いた。アルメニアのパシニャン首相やブリンケン米国務長官らが出席した。

フォンデアライエン欧州委員長は記者会見で、2027年までの4年間で計2億7000万ユーロ（約440億円）の資金支援をすると発表した。

 

アルメニアは旧ソ連諸国の軍事同盟、集団安全保障条約機構（CSTO）からの脱退を示唆する。

20年にアゼルバイジャンとの紛争が再燃し、係争地ナゴルノカラバフを最終的に奪還された。アルメニアはロシアなどが助けなかったとして批判してきた。

 

旧ソ連地域でのロシアの影響力が低下するなか、欧米は経済面での後押しを通じて取り込みを急ぐ。2月末にはアルメニア議会のシモニャン議長がEU加盟を検討する可能性を示した。

EUの外相にあたるボレル外交安全保障上級代表は5日の記者会見で、「EUと米国はアルメニアの主権や民主主義を支援する取り組みに協力する。

 

あらゆる側面で連携を強めるための新たな戦略的なフェーズに入っている」と述べた。

 

 

 

日経記事2024.04.06より引用

 

 

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・ロシアを圧倒するNATOの軍事力と最新兵器
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★ロスチャイルド財閥-111 国際金融財閥の序列

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★ロスチャイルド財閥-215　ロスチャイルド当主　ANAホテル（赤坂）プライベート会合

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米中、軍事海洋協議を再開 偶発的衝突の回避へ対話

　　偶発的衝突を回避するための軍同士の対話が本格的に再開した=AP

 

【ワシントン=飛田臨太郎、北京=田島如生】

米中両政府は3〜4日、海軍が中心となって海洋安全保障を話し合う協議（MMCA）をハワイ州ホノルルで開催した。米インド太平洋軍が発表した。

偶発的な衝突を回避するための対話の場が本格的に再開した。

 

「軍事海洋協議協定」に基づく作業部会として開いた。バイデン大統領と習近平（シー・ジンピン）国家主席が2023年11月の首脳会談で再開すると合意した軍同士の対話の枠組みの1つとなる。

開催は21年12月にオンラインで開いて以来となる。22年8月にペロシ米下院議長（当時）が台湾を訪問したのに中国側が反発し、その後の協議を拒否していた。

 

米代表団のイアン・フランシス氏（米インド太平洋軍北東アジア政策局長）は声明で「中国軍とのオープンで直接的なコミュニケーションは事故や誤解を避けるために最も重要だ」と強調した。

中国国防省によると、中国側は米軍による台湾海峡や南シナ海への艦船や航空機の派遣に反発した。

 

「航行と飛行の自由の名のもとに中国の主権と安全保障を危うくするいかなる行為にも断固反対する」と表明。

「中国軍は法に基づいてあらゆる危険で挑発的な行為に対応し、領土主権と海洋権益を守り、地域の平和を維持する」と強調した。

 

過去数年、空域や海域では両軍の軍用機や艦艇が異常接近するなどの事案が発生した。両軍が遭遇した際の安全な運用を話し合った。国防総省によると、両軍から18人がそれぞれ参加した。

南シナ海では中国船がフィリピンの船に放水銃を発射するなどの妨害行為を繰り返す。台湾周辺でも中国軍による威圧的行為が続く。一方、米側の説明によると、中国軍が米軍に異常接近するなどの危険な事案は23年11月の首脳会談後に減っている。

 

• 
  米中、軍事海洋協議を再開　偶発的衝突の回避へ対話（10:43 更新）
• 韓国SK、生成AIで米半導体供給網に参入　中国と板挟みも（4日 更新）

 

 

日経記事2024.04.06より引用

 

 

ボルティモア橋崩落 再建「全額負担」バイデン米大統領

バイデン米大統領は5日、事故現場を訪問して橋再建や雇用確保への支援を約束した=AP

 

【ワシントン=八十島綾平】米東海岸のボルティモア港の橋が大型コンテナ船の衝突で崩落した事故で、バイデン米大統領は5日、事故現場を視察した。

橋の再建は「連邦政府が全額負担する」と述べたうえで、最終的には事故当事者に「損害の修復費用を負担させ最大限の責任を負わせる」と話した。

 

事故は3月26日未明に発生した。シンガポール船籍のコンテナ船「ダリ」がフランシス・スコット・キー橋に衝突し、作業員6人が行方不明になった。米メディアによると、このうち3人の遺体が5日までに見つかった。

米軍は4月末までには代替の水路を開通させ、5月末までに水路を完全復旧させることを目指している。

 

　　　　　崩落した橋に通じる幹線道路は封鎖されていた（3月31日）

 

バイデン大統領は、ボルティモア港のなかで現在も稼働し続けているスパローズ・ポイント地区のターミナルについて、能力拡張のため800万ドル（約12億円）の資金を投じる考えも示した。

スパローズ・ポイントは事故現場より外側にあったおかげで、唯一稼働し続けられている。アマゾン・ドット・コムの大型倉庫や独フォルクスワーゲンやBMWの拠点もこの地区にある。

 

バイデン氏は、アマゾンやホーム・デポなど港に倉庫などを置く大企業は雇用維持を確約していると述べた。地域の小規模事業者への低金利融資などを通じ、雇用対策に力を入れる姿勢を示した。

復旧作業に携わる労働者向けに、助成金を創設することも明らかにした。バイデン氏は「新しい橋のセメントが乾くまで休まない」と支援継続を強調した。

 

 

• ボルティモア橋崩落　再建「全額負担」バイデン米大統領（10:37 更新）
• クボタ、米向け建機供給が停滞　ボルティモアの橋崩落で（5日 20:11）

 

 

 

 

日経記事2024.04.06より引用

 

 

 

 

三菱商事、宇宙基地開発に参画 ISSの後継候補へ出資

               米スターラブ社が開発する宇宙関連設備のイメージ

 

三菱商事が宇宙ステーションの開発事業に参画する。

米宇宙関連企業ボイジャー・スペースと欧州エアバスの共同出資会社、米スターラブスペースと資本提携した。

 

現在の国際宇宙ステーション（ISS）は2030年に退役する見通しで、スターラブは後継基地の開発で有力企業。三菱商事は関連する日本企業の仲介などで商機を見込む。

スターラブが5日、三菱商事から出資を受け入れたと発表した。

 

三菱商事はスターラブに取締役と常駐の駐在員を1人ずつ派遣し、事業に参画する。出資比率や投資額は開示していない。

宇宙関連設備のメーカーや宇宙基地を使いたい日本や各国・地域企業の仲介事業を想定する。「基地内はほぼ無重力で、薬や新素材の開発需要も見込む」（三菱商事の事業担当者）

 

米欧日など15カ国が参画するISSの退役に伴い、米航空宇宙局（NASA）は民間企業が開発する後継基地候補として3陣営を選んだ。スターラブはその1つだ。

NASAは26年ごろに1陣営以上を選定し、29年ごろに新基地の運用開始を見込んでおり、3陣営に4億ドル（約600億円）規模の支援を決めた。一般的に宇宙基地の開発は数千億円の投資が必要とされる。

 

三菱商事はロケットや人工衛星など宇宙関連の仲介事業を古くから手がける。

23年に宇宙ごみ（デブリ）を除去するサービスのアストロスケールホールディングス（東京・墨田）に出資するなど、宇宙事業の強化を模索している。

 

宇宙基地事業をめぐり、日本の商社の動きは活発だ。

後継候補で他の2陣営のうち、米アクシオム・スペースとは三井物産が資本提携した。そのほか、米ブルーオリジンなどの計画に参画する米シエラ・スペースには兼松などが出資している。

 

日経記事2024.04.06より引用

 

 

ブラックロックCEO、英アクティビストから会長退任要求

　　米資産運用会社ブラックロックのラリー・フィンク氏=ロイター

 

【ニューヨーク=伴百江】

英ヘッジファンド運用会社でアクティビスト（物言う株主）として知られるブルーベル・キャピタル・パートナーズは、世界最大の資産運用会社ブラックロックの株主総会に向けて委任状を提出し、ラリー・フィンク最高経営責任者（CEO）が取締役会会長を退任することを要求した。

CEOの兼任は会社経営を客観的に評価すべき会長の役割を損ない、利益相反につながると主張している。

 

ブラックロックが4日、米証券取引委員会（SEC）に報告した。

株主総会への委任状によると、ブルーベルはブラックロックのESG（環境・社会・企業統治）に関する事業戦略について、フィンク氏が投資先企業の「グリーンウオッシュ（見せかけの環境対応）」の有無を適切に精査していないと指摘した。

 

ESG投資の重視をうたい、気候変動やエネルギー関連の政策を巡り世論に影響を与える運用会社としての立場を利用しながら、実際には戦略の後押しを怠っているとも批判した。

CEO職と会長の兼任を解くことで、取締役会はESGなどを巡る事業戦略を客観的に判断できるようにすることが重要だとブルーベルでは訴えている。

 

2019年に英ロンドンに設立したブルーベルは小規模なヘッジファンド運用会社だが、近年アクティビストとして大手企業に相次いで株主としての要求を提出している。

英石油大手BPに再生可能エネルギー事業からの撤退を求めたことで話題になった。SECの資料によるとブラックロックへの投資金額は最低でも2万5000ドル（約380万円）となっている。

 

ブラックロックの取締役会はブルーベルの委任状について「フィンク氏は会社の株主の最大の利益を追求しており、会長職からの退任は理にかなわない」と表明。

「時価総額で米企業トップ100社のうち、CEOと会長職を兼任している会社は54%に上る」として、ブラックロックの状況が異例ではないとの見方を示した。

 

• ブラックロックCEO、英アクティビストから会長退任要求（5:19 更新）
• 首相、有報の開示「株主総会前に」　環境整備に意欲（3日）

 

 

日経記事2024.04.06より引用

 

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ロスチャイルド財閥ー224　Black Rock　と親会社　Black Stone、そしてワシントンコンセンサス

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