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台湾TSMC、熊本第2工場も菊陽町に CEOが表明

2024-04-07 19:37:42 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


TSMCは2月に開所した第1工場と同じ菊陽町に第2工場を設ける(2月、第1工場)

 

【台北=龍元秀明】

半導体世界大手の台湾積体電路製造(TSMC)は6日、熊本県で計画する「第2工場」に関し、2月に開所した第1工場と同じ同県菊陽町に建設すると明らかにした。

TSMCは2月に熊本第2工場の建設を発表したが、詳細な立地は示していなかった。

 

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SMCの魏哲家・最高経営責任者(CEO)が同日、熊本工場を視察した岸田文雄首相との意見交換の場で「第2工場は菊陽町に建設される予定だ」と表明した。

第2工場は2027年末までに稼働する計画だ。国内最先端となる回路線幅6ナノ(ナノは10億分の1)メートルなどの半導体を生産する。

 

 

 

日経記事2024.04.06より引用

 

 

 


日本通運のNXHD、半導体向け物流5拠点 国産化に対応

2024-04-07 19:32:36 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業


           NXHDが熊本に開設する半導体向け物流倉庫

 

NIPPON EXPRESSホールディングス(HD)は半導体向けの物流拠点を5カ所設ける。

ラピダスが工場を建設中の北海道や台湾積体電路製造(TSMC)が進出した九州に年内に新設する。経済安全保障をにらんで素材などの工場立ち上げも国内で相次ぐ。半導体の国産化に伴う供給網の広がりが物流分野にも及んできた。

 

北海道や佐賀県、滋賀県などに新設する。国内の半導体向け拠点の床面積は2024年末に28万平方メートルと23年末に比べて7倍になる。

半導体の部材であるウエハーや工場の機械の保守に必要な部品を保管する。25年には岩手県での新設も検討している。

 

 

半導体の部材や製造装置を保管するには結露などを防ぐ温度管理やちりを防ぐ対策が欠かせない。専用の倉庫を新たに設けるため他の製品に比べて料金も高い。

政府は半導体を経済安保上の重要物資と位置づける。これまでの3年で半導体の関連予算を計約4兆円確保し、国内での供給網づくりを支援している。

 

旭化成が素材の新工場の立ち上げを、TOPPANホールディングスも基板の増産をそれぞれ決めた。国産化で関連産業の裾野が拡大しており、物流などインフラにも広がってきた。

NXHDは半導体向けの物流で国内最大手だ。半導体関連の売上高を28年度に前期比2倍強の1000億円まで引き上げ、自動車や医薬品の物流と並ぶ収益の柱に育てる。

 

海外でもTSMCや米インテルの工場新設を見据えて米欧などに物流拠点を設けている。

 


三井化学が千葉のフェノール設備を2026年度までに停止、自動車向けなど国内生産能力半減

2024-04-07 19:16:35 | エレクトロニクス・自動車・通信・半導体・電子部品・素材産業

三井化学が生産停止を発表した千葉県市原市のフェノールプラント
三井化学が生産停止を発表した千葉県市原市のフェノールプラント
(写真:三井化学)

 

三井化学は、2026年度までに市原工場(千葉県市原市)のフェノールプラントを停止する。

自動車や家電などの樹脂材料の原料となる誘導品「ビスフェノールA」などを製造しているプラント。市原の拠点の生産能力は年間19万トンで、今回の停止により国内のフェノール生産は大阪工場(大阪府高石市)のみとなり、生産能力は半減する。

 

 同社は1970年から市原工場でフェノールの生産を続けてきたが、2022年以降、中国でのプラントの建設ラッシュによる供給過多などによりアジア市況が悪化し、収益性を維持できなくなっていた。

同様の理由で、同社は同じ千葉地区内にあるエチレンプラントの集約の検討に入ったことを、2024年3月に発表したばかり。石油化学事業全般で、中国企業の台頭による影響が大きく出始めている。

 


ホワイトハウス晩さん会に「YOASOBI」 首相の国賓訪米

2024-04-07 17:30:17 | 日本政治・外交

 

 

 


YOASOBIは2023年に楽曲「アイドル」が世界的にヒットした
©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会
©Sony Music Entertainment (Japan) Inc.

 

岸田文雄首相が国賓待遇で米国を訪問する際の公式晩さん会に日本の男女2人組の音楽ユニット「YOASOBI(ヨアソビ)」ら著名人が招待されていることが分かった。

晩さん会はバイデン大統領が10日、ホワイトハウスで主催する。日米両国の友好をアピールする場となる。

 

YOASOBIは2023年に楽曲「アイドル」が世界的にヒットし、米国でも認知度が高い。首相はバイデン氏へのお土産として、1月に能登半島地震が発生した石川県の伝統工芸品「輪島塗」を手渡すことも検討している。

 

 

 


部長職外れても、リスキリングで道 58歳で憧れの職場へ

2024-04-07 17:08:38 | 日本の企業・世界の企業、ビジネスマン、技術者


      外国人スタッフらと打ち合わせするエーザイの長井伸之さん(3月)

 

製薬会社エーザイ一筋で働いてきた長井伸之さんは2023年春、58歳で憧れだった国際業務部門への異動をつかんだ。

東京の本社に勤め、年下の上司のもと長男や長女と同じ世代の外国人スタッフと肩を並べて働く。

 

アジアやラテンアメリカにある現地法人のリスクマネジメント業務が担当だ。年齢を気にすることも、されることもない。

入社時に300点台だったTOEICのスコアは今は800点台。当初は海外とのメールのやりとりにも苦労したが、通勤中などの時間に参考書を手に学び続ける。

 

確かな成長を日々感じる。「いくつになっても挑戦できることを、働く姿を通じて同世代にも若手にも伝えたい」

順風満帆に見える会社員人生。だが、挫折も味わった。

 

入社以降、大学病院などを担当する医薬情報担当者(MR)の営業職としてキャリアを重ねた。

初めは取り合ってくれない医療関係者も、本気で付き合えば次第に心を開いてくれる。目立つタイプではなかった自分が徐々に変わっていった。

 

「やらないで後悔するならば何でもやろう」。自社の医薬品の有効性や副作用など適正な情報を医療関係者に伝え、患者の健康を助けることに仕事の重みを感じた。

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MR時代の長井さん。優秀な営業成績が認められ、海外研修に参加した=本人提供

 

結果を出し続け、出世街道を進んだ。41歳で同期で先駆けて部長職に抜てきされた。担当部署で全国トップの成績を上げたこともある。

それでも管理職に向いているか迷いがあった。現場の担当と違って「自分でまいた種を刈り取る面白みがない」。結果を出し続けなければというプレッシャーで眠れない時期もあった。

 

会社員人生の曲がり角が訪れたのは、49歳の時だった。

人事から異動を告げられた。全社的な組織改編に伴い、部長職を外れることが決まった。若手にポストを譲って現場に戻ることになった。

 

「家族や知人、取引先に格好がつかない。何と説明すればいいのか」

会社に貢献してきたというプライドは傷ついた。出世を望んでいなかったはずが、部長職に後ろ髪を引かれている自分に気づいた。

 


                       英語の勉強に使った教材を手にする長井さん

 

希望退職制度を使って第2の人生に進む先輩や同期もいた。だが、退職してやりたいこともなかった。

営業担当に戻ると、53歳の時に病院や介護施設の経営課題について助言する業務を担当した。病院経営の知識や能力に関する民間資格「医療経営士」を取得。現場でのやりがいに加え、仕事の幅は広がり、肩書に縛られる必要はないと気づき始めた。

 

新型コロナウイルス禍の外出制限の時間を使って英語にも取り組んだ。

そして57歳の時、「人生100年時代」をテーマにした中高年社員向けの研修で定年に向けたキャリア観が変わった。

 

出席者同士のグループワークで、輝かしい経歴の持ち主でも浮き沈みのある人生サイクルを歩んでいることがわかった。

定年後のイメージも変わった。金銭に不自由せず、家族らとの時間を快適に過ごせると思っていた。現実には暇を持て余してしまう。変化を望み、学び直すことが何歳になっても輝くために必要だと悟った。

 


        58歳で国際部門にチャレンジし、希望の部署に配属された

 

社内公募していた「グローバルチャレンジ」の研修プログラムが目に止まった。応募資格は入社3年以上が対象で、国際的に活躍できる将来のリーダー輩出を目的としていた。

「どうせこの年齢では蚊帳の外だろう」と思ったが、調べてみると年齢制限はない。新たなステージで成長したい思いを抑えられず申し込んだ。

 

参加してみると、周囲は20〜30代ばかり。場違いとも思ったが後には引けず、足手まといと思われないよう全力で課題に取り組んだ。熱意が認められ、修了後にグローバル人材として希望部署に配属された。

「この年齢になると若い頃ほど『チャンス』というバスは来なくなる。それでも、たまにくる便に飛び乗れるように準備すれば次の扉は開ける」

 

65歳の定年後もスキルを生かす仕事をしたい。海外に住むのも良いかもしれない。そのための小さな一歩を踏み続けたい。将来を思いワクワクする自分がいる。

文 佐藤淳一郎

写真 川崎聡子

 

「キャリア自律」18%どまり

リクルートが2023年1〜2月、70代までの約1万人に実施したアンケート調査によると、自分のキャリアに満足していたのは26.5%にとどまった。
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近年は雇用慣行の変化などを背景に、自ら主体的にキャリア形成を進める「キャリア自律」が注目される。
 
ただ、同調査ではキャリア自律が「できていると思う」と回答したのは18.3%だった。
 

自律に向けて課題を感じることを尋ねた複数回答の質問には、「何をしたらいいか分からない」(32.4%)や「自分の強み・持ち味・市場価値が分からない」(30.1%)、「行動に移せない」(29.2%)が上位にあがった。
 
 

『人生最大の失敗は後悔することである』  皆さんも後悔なき人生を!