ＤＶＤ「ある子供」観ました♪

☆「ある子供」
監督：ジャンピエール＆リュック・ダルデンヌ
出演：ジェレミー・レニエ、デボラ・フランソワ、ジェレミー・スガール、ファブリツィオ・ロンジョーネ、オリヴィエ・グルメ、ステファーヌ・ビソ、ミレーユ・バイィ、アンヌ・ジェラール


カンヌ国際映画祭でパルムドール大賞に輝いた社会派ドラマ。
若者の失業率が２０％に達したベルギーの社会情勢を背景に、大人になりきれないカップルの姿をリアルに描いてます。
出演者の演技もすごくリアルで僕好み（＾－＾）
その分内容も重いです（＾－＾；
爽やかさ一切無し、観終わった後すごくブルーになります。
ダメな人はダメかも・・・
ラスト全てを失ったブリュノ・・・あの後いったいあのカップルはどうなるのだろう・・・？
あまりにも（精神年齢が）幼く、あまりにも無知なブリュノ。
彼の姿を見るといろいろ考えさせられます。
こういった若者は何もベルギーだけではなく、世界中にいますね。
ニート問題や、失業問題がとりただされる日本でも似たような若者いっぱいいます。
僕のまわりにも。
かくいう僕も似たようなものです。
僕もニートみたいなものだし、子供が出来てもどうしてよいかわからない。
結婚して子供がいる友達はすごいと思う・・・

リアリズム演技の凄さを改めて実感。
タイトルの「ある子供」というのは、観る前は赤ん坊の事なのかと思っていたのですが、もしかしたらブリュノの事のように思えます。