りんたろうのきときと日記

好きな事だけ只々綴る

「ペネロピ」観てきました♪

2008年03月02日 00時15分23秒 | 映画
☆[ペネロピ]
監督:マーク・パランスキー
出演:クリスティーナ・リッチ、ジェームズ・マカヴォイ、キャサリン・オハラ、リチャード・E・グラント、ピーター・ディンクレイジ、サイモン・ウッズ、リース・ウィザースプーン


先祖にかけられた呪によって、豚の鼻と耳をもって生まれた少女が、ありのままの自分を受け入れ、運命を切り開いていく姿を描いたファンタジックなラブストーリー。

主人公ペネロピを演じるのはクリスティーナ・リッチ。
ホント、いい女優さんに成長しましたね。
演技の幅が広く、演じる役によって全く印象が違います。
ただ声は若干アニメ声(^-^;
次回作「スピード・レーサー」も楽しみ(^-^)

記者のレモンに雇われペネロピに近づくマックスには「ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女」のタムナス(下半身が山羊の半神半獣の)を演じたジェームズ・マカヴォイ。

家を出たペネロピの初めての友人となるアニーには「キューティ・ブロンド」シリーズのリース・ウィザースプーン。
この作品では制作も務めています。

ペネロピのスクープ記事を狙う記者レモンにはピーター・ディンクレイジ。
いい味だしています(^-^)

この作品、先月試写会を観る予定だったのですが、稽古のため断念(>_<)
公開を楽しみにしていました☆
初日&映画の日というのもあって場内は満席。
女性とカップルがすごく多かったなぁ。

魔女に呪いをかけられたお姫様を、王子様が現れて救うという、これまで王道の物語とは違い、今作は「呪いをかけられたお姫様は、王子様の力を頼るのではなく、自分の力で運命を切り開き幸せを勝ち取る」といったお話。
それが新鮮で、すごく現代的な御伽噺となっております。

ペネロピが豚鼻だというだけで、怪物を見たようにパニックとなったり、ちょっとオーバー過ぎるのでは?
一見ファンタジーのようで、よく考えれば差別的で残酷な映画だなぁと(^-^;
外見だけで人を判断する・・・まぁ、この世の中そういう人の方が多いですが。

「ありのままの自分を受け入れる」
言うのは簡単ですが、これが一番難しい事のように思えます。
それは容姿であったり、内面など性格であったり。
僕は芝居をやりはじめてから、コンプレックス(僕の場合は大きな目とクドイ顔(笑))を自分の武器にするように心掛けています。
そうする事で、考え方が変わったり、新しいことが見えたりしたり(^-^)

長年ウィルハーン家に使え、ペネロピの成長を見守ってきた使用人の秘密には驚き。
ラストは心温まるハッピーエンド☆
デート向けな作品かも(^-^)