りんたろうのきときと日記

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「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」観てきました♪

2008年12月02日 08時39分31秒 | 映画
☆「トロピック・サンダー/史上最低の作戦」
監督:ベン・スティラー
出演:ベン・スティラー、ジャック・ブラック、ロバート・ダウニー・Jr、ブランドン・T・ジャクソン、ジェイ・バルチェル、ダニー・マクブライド、スティーヴ・クーガン、ビル・ヘイダー、ニック・ノルティ、ブランドン・スー・フー、レジー・リー、マリア・メノウノス、タイラ・バンクス、クリスティーン・テイラー、マシュー・マコノヒー、トム・クルーズ、ジョン・ヴォイト、ジェニファー・ラヴ・ヒューイット、ジェイソン・ベイトマン、ランス・ベース、アリシア・シルヴァーストーン、トビー・マグワイア、エイミー・スティラー


全米興行成績初登場第1位。
放り込まれたジャングルが、実は麻薬組織が支配する本物の戦場で、それに気づかず演技を続けていく俳優たちのおバカな姿を描いたアクション・ブラック・コメディ。
落ち目のアクション・スター・ダグ・スピードマンを演じるのは、本作で製作・監督・脚本も務めるベン・スティラ
始まってすぐの「プラトーン」の名シーンや、「アイ・アム・サム」をパロった「シンプル・ジャック」は秀逸で爆笑(>_<)(笑)
ラストのスピードマンVS悪魔の赤ちゃんにいたっては、「ここまでやっていいの!?」と思うほどブラックで腹抱えながら笑ってしまいました☆

下ネタ命のオゲレツコメディアン・ジェフ・ポートノイにはジャック・ブラック。

役のためなら手術もいとまない超やり過ぎ演技派俳優カーク・ラザラスにはロバート・ダウニー・Jr。
本作では、肌の色を黒くして黒人に。

ベトナム帰還兵で「トロピック・サンダー」の原作者テイバックにはニック・ノルティ。
ダグ・スピードマンのエージェントにはマシュー・マコノヒー。

公開前からTVや雑誌、ネットなどでネタバレしちゃっているから書いちゃいますが、利益命の冷徹プロディューサーにはトム・クルーズ。
これまでのイメージはどこへやら、ハゲヅラ&おデブなスーツに身を包み、テンション高くノリノリで演じております(^-^;
その姿は「マルコヴィッチの穴」のチャーリー・シーンを彷彿。
そっち方向へ移行していくのかな(^-^;?

その他、ジェイソン・ベイトマン、トム・ハンクス、ジェニファー・ラブ・ヒューイット、キャシー・ヒルトン、マーティン・ローレンス、トビー・マグワイア、アリシア・シルヴァーストーン、ジャスティン・セロー、ジョン・ヴォイトなどなど超豪華な俳優陣がちょい役でカメオ出演☆
これは嬉しい(^-^)

肝心の内容はというと、もうほとんどないです(^-^;(笑)
最初からラストまで、ただただ力押し、強引なアメリカン・ギャグで押し切り、投げっぱなし(^-^;
全編、「ランボー」、「地獄の黙示録」、「プライベート・ライアン」、「アイ・アム・サム」、「レインマン」、「ターミネーター」、「ナッティ・プロフェッサー」、「薔薇の名前」、「M:i:III」、「サボテン・ブラザーズ」などなど数々の映画のパロディが散りばめられ、元ネタ知っていれば大いに楽しめる、知らない人は何のことだかさっぱりわからない(>_<)
オープニングのフェイク予告編は見事な出来で映画好きなら、ニヤっとしてしまうかも(^-^)
そして、これまた恐ろしいほど超ブラックギャグ、オゲレツネタ、人種差別&障害者ネタ、同性愛に動物虐待、残酷シーン、ハリウッド映画への皮肉などなど、不謹慎極まりないネタのオンパレード。
なもんで、真面目な方は憤慨するか、はたまたドン引きするか・・・。
完全に観る人を選ぶ映画で、好き嫌いがはっきり分かれるでしょうね(^-^;
予告を観て、普通のコメディ映画だと思って鑑賞するとギャップにビックリするかも(^-^;
ブラック大好きな僕には、十分楽しめる作品でした(^-^)