☆「ラースと、その彼女」
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー、ケリ・ガーナー、パトリシア・クラークソン、R・D・レイド、ナンシー・ビーティ、ダグ・レノックス、ジョー・ボスティック、リズ・ゴードン、ニッキー・グァダーニ、カレン・ロビンソン
アカデミー賞脚本賞にノミネート。
小さな田舎町を舞台に、リアルドールに恋した青年と、彼を取り巻く人々の心の成長を描いたハートフル・ドラマ。
リアルドール・ビアンカに恋した青年ラース・リンドストロムを演じるのは「完全犯罪クラブ」、「きみに読む物語」のライアン・ゴズリング。
ラースの兄ガスには「幸せのポートレート」、「ジェシー・ジェームズの暗殺」のポール・シュナイダー。
ガスの妻カリンには「ケミカル51」、「マッチポイント」のエミリー・モーティマー。
ラースの同僚で彼に想いを寄せるマーゴには「サムサッカー」、「チアガール VS テキサスコップ」のケリ・ガーナー。
去年に比べ、今年の年末・年始に公開される映画は不作とでもいいましょうか、いまいち惹かれる作品がない(>_<)
本作は、そんな数少ない作品の中でも「観たい!」と思ったひとつでもありました。
ですので公開を楽しみにしていました。
結果から言うと少し期待し過ぎたかも(^-^;
感動することも共感することもできず、全く引き込まれなかったなぁ(^-^;
こういった類の題材は観る人によっては、非常に理解しがたい世界。
ちなみに劇中登場するリアルドールとは“大人”の人形♪、ようするにダッチワイフ。
しかし、これが以前のような空気を入れて膨らますビニール人形ではなく、肌の質感から容姿、体のサイズまで自分好みで製作できる優れもの。
日本でも愛好者がいて、噂ではリアルドールマニアのための風俗もあるとかないとか・・・。
前半はテンポもよく、田舎町の長閑な感じもよくでており、観ていてほんわか心が温まる。
ビアンカが登場後、ガスとカリン、町の人々の困惑感も実にシュールで笑いを誘う。
しかし、中盤はダラダラ(^-^;
そして、そのダラダラ感のままラストまで一直線。
1時間46分が少々苦痛に感じてしまう。
ラースに好意を寄せるマーゴに、ラース自身も彼女に好意を寄せていることは、劇中の彼を見ていてよくわかり、歯がゆささえ感じてしまう。
その気持ちを素直に伝えられないジレンマからか、果たまた現実逃避からなのか、ビアンカに走ってしまうラース。
ビアンカは“人形”、反抗もしないし、自分の思い通り。
現実から逃げて、他人と向き合おうとしないラースにとってはまさに“理想の女性”。
しかし、ガスやカリン、マーゴや村人たちの温かさに触れ、徐々に自分や他人と“向き合う”事をし出した彼は、“ビアンカ離れ”することによって、心の再生・成長をしていくのです。
そして村人たちもビアンカの世話をすることで今まで失いがちだった他人への思いやりや優しさを取り戻していく。
と、本来だったらこの時点で感動し涙、涙のはずなんですが、あのラストはいただけないなぁ(^-^;
これが数日後とかならわかるのですが、何故あの時あの場所で言ってしまうのかな?
ラースくん、いくらなんでもあれは節操ないのでは(^-^;?
監督:クレイグ・ギレスピー
出演:ライアン・ゴズリング、エミリー・モーティマー、ポール・シュナイダー、ケリ・ガーナー、パトリシア・クラークソン、R・D・レイド、ナンシー・ビーティ、ダグ・レノックス、ジョー・ボスティック、リズ・ゴードン、ニッキー・グァダーニ、カレン・ロビンソン
アカデミー賞脚本賞にノミネート。
小さな田舎町を舞台に、リアルドールに恋した青年と、彼を取り巻く人々の心の成長を描いたハートフル・ドラマ。
リアルドール・ビアンカに恋した青年ラース・リンドストロムを演じるのは「完全犯罪クラブ」、「きみに読む物語」のライアン・ゴズリング。
ラースの兄ガスには「幸せのポートレート」、「ジェシー・ジェームズの暗殺」のポール・シュナイダー。
ガスの妻カリンには「ケミカル51」、「マッチポイント」のエミリー・モーティマー。
ラースの同僚で彼に想いを寄せるマーゴには「サムサッカー」、「チアガール VS テキサスコップ」のケリ・ガーナー。
去年に比べ、今年の年末・年始に公開される映画は不作とでもいいましょうか、いまいち惹かれる作品がない(>_<)
本作は、そんな数少ない作品の中でも「観たい!」と思ったひとつでもありました。
ですので公開を楽しみにしていました。
結果から言うと少し期待し過ぎたかも(^-^;
感動することも共感することもできず、全く引き込まれなかったなぁ(^-^;
こういった類の題材は観る人によっては、非常に理解しがたい世界。
ちなみに劇中登場するリアルドールとは“大人”の人形♪、ようするにダッチワイフ。
しかし、これが以前のような空気を入れて膨らますビニール人形ではなく、肌の質感から容姿、体のサイズまで自分好みで製作できる優れもの。
日本でも愛好者がいて、噂ではリアルドールマニアのための風俗もあるとかないとか・・・。
前半はテンポもよく、田舎町の長閑な感じもよくでており、観ていてほんわか心が温まる。
ビアンカが登場後、ガスとカリン、町の人々の困惑感も実にシュールで笑いを誘う。
しかし、中盤はダラダラ(^-^;
そして、そのダラダラ感のままラストまで一直線。
1時間46分が少々苦痛に感じてしまう。
ラースに好意を寄せるマーゴに、ラース自身も彼女に好意を寄せていることは、劇中の彼を見ていてよくわかり、歯がゆささえ感じてしまう。
その気持ちを素直に伝えられないジレンマからか、果たまた現実逃避からなのか、ビアンカに走ってしまうラース。
ビアンカは“人形”、反抗もしないし、自分の思い通り。
現実から逃げて、他人と向き合おうとしないラースにとってはまさに“理想の女性”。
しかし、ガスやカリン、マーゴや村人たちの温かさに触れ、徐々に自分や他人と“向き合う”事をし出した彼は、“ビアンカ離れ”することによって、心の再生・成長をしていくのです。
そして村人たちもビアンカの世話をすることで今まで失いがちだった他人への思いやりや優しさを取り戻していく。
と、本来だったらこの時点で感動し涙、涙のはずなんですが、あのラストはいただけないなぁ(^-^;
これが数日後とかならわかるのですが、何故あの時あの場所で言ってしまうのかな?
ラースくん、いくらなんでもあれは節操ないのでは(^-^;?