テレビのニュースや新聞・雑誌などで報道されている独居老人。
高齢化が進んでいる今の時代。
核家族で育った子供たちはそれぞれ独立し、親元を離れます。
独居老人が確実に増えています
ごくありふれた事実です。
そのありふれた事実の結果として事故がおこりました。
こんな記事を書くことは、憚られることなのですが事実だけ書きます。
80歳代の一人暮らしの女性でした。
すでにご主人は他界されて20年弱ぐらい経っていました。
足腰が弱ってられる奥様は、町内の一斉掃除にも参加なさいません。
きっと股関節が悪いのだと思います。
近所の交流も少ないようです。
日曜日ごと週一回、息子さんが見舞っておられたようです。
「生協」の車も止まっているのを見かけたこともあります。
6日の日曜日にその家の前を通りかかりますと、
警察車両や府警のオートバイが物々しくとまっていました。
ドキッとしました。何事が起ったのでしょう。
1週間のちに息子さんが訪れた6日の日曜日には、
もうお亡くなりになっていたそうです。
息を引き取るときは、ひとりぼっちだったのです。
こんな事実がごく近所におこってしまいました。
けっして新聞やテレビだけのニュースではないのです。
ご遺体は息子さんが住むところに引き取られたそうです。
お別れのあいさつも何もありませんでした。