あちこち散歩みち

近畿圏内を小さくあちこち歩き・たまに寺社めぐり・日々のとりとめない暮らしなどを書いています

近くでおきた事実

2017年08月11日 | 感じたままに

テレビのニュースや新聞・雑誌などで報道されている独居老人。

高齢化が進んでいる今の時代。

核家族で育った子供たちはそれぞれ独立し、親元を離れます。

独居老人が確実に増えています

ごくありふれた事実です。

 

そのありふれた事実の結果として事故がおこりました。

こんな記事を書くことは、憚られることなのですが事実だけ書きます。

 

80歳代の一人暮らしの女性でした。

すでにご主人は他界されて20年弱ぐらい経っていました。

足腰が弱ってられる奥様は、町内の一斉掃除にも参加なさいません。

きっと股関節が悪いのだと思います。

近所の交流も少ないようです。

 

日曜日ごと週一回、息子さんが見舞っておられたようです。

「生協」の車も止まっているのを見かけたこともあります。

 

6日の日曜日にその家の前を通りかかりますと、

警察車両や府警のオートバイが物々しくとまっていました。

 

 

ドキッとしました。何事が起ったのでしょう。

 

 

1週間のちに息子さんが訪れた6日の日曜日には、

もうお亡くなりになっていたそうです。

息を引き取るときは、ひとりぼっちだったのです。

 

こんな事実がごく近所におこってしまいました。

けっして新聞やテレビだけのニュースではないのです。

 

ご遺体は息子さんが住むところに引き取られたそうです。

お別れのあいさつも何もありませんでした。

 

 

 

 

 

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