~抜粋~
東エルサレム、ヨルダン川西岸地区、そしてガザ地区は
1967年以来、半世紀にわたりイスラエルの占領下に置かれている。
占領の暴力について西岸出身の映画監督ブサイナ・ホーリーは
次のように語る(1966年生まれの彼女は、占領された故郷しか知らない)
占領は私たちから刻一刻と尊厳を奪い、私たちの人間性を失わせます。
一生涯、辱められながら生きるのです。
人生のあらゆる瞬間を支配されて、何をするのにも占領者の許し
乞わなければならないのです。
占領とは恥ずべきものであり、卑劣であり、占領に正義はありません。
それは、人を破壊する苦しみです。
私たちはその苦しみと闘い続けているのです。
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(本を通じてしか知りえないことです。
知っておくことは、大事なことだと、私は思います。)