この地に住んで50数年以上経過します。
当然ご近所さんも同じように年数が経過しています。
本日、ご近所さんが引っ越しをされます。
ご主人を亡くされてからは、一人で頑張っておられたのですが、
さすがに90歳越えの高齢となればいつも不安が付きまといます。
大阪市内に住む息子さんのマンションで一緒に暮らすことになりました。
高齢になってからの引っ越しも、心身ともに負担が大きいと思います。
普段の毎日、運動を兼ねて、手押し車を押して散歩をなさっている姿に
「えらいなぁ~」 と感じていました。
何ごとも積極的に行動なさっていた人ですので、
住まいが変わっても馴染んでいかれることと思います。
今後は・・・
柿の木も、もみじも、松も、多種多様な植木も
和風庭園、家屋、もろとも壊される予定です。
何もかも取り壊されて、思い出も失いそうです。
いよいよ引っ越しなさると思うと、
寂しさがこみあげてきます。
「新しい住まいで、末永くおだやかに暮らしてください」
私のこころに50数年間の思い出を残そうと思います。