飛騨の山猿マーベリック新聞

💛専守防衛💛れいわ新選組💛立憲民主党💛日本共産党💛社民党
💛気晴らしには演歌が一番💛別館 山猿の部屋

◎千年の森長城プロジェクト(姫井由美子速報!)

2014年05月31日 19時08分13秒 | ●YAMACHANの雑記帳

まさに千年の森長城プロジェクトに命を掛けて取り組む宮脇昭先生が熱く語ります。この森は9千年大丈夫です。と!!!
ブログタイトル: 姫井由美子オフィシャルブログ
記事タイトル: 千年希望の丘植樹祭

▼ブログを見る
http://ameblo.jp/yumiko-himei/entry-11867145350.html?frm_src=favoritemail

姫井さんの地道な活動。嬉しく思います。


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◎概要 なぜ安倍首相は北朝鮮拉致問題でスピンさせるのか?2014/5/30(金

2014年05月31日 16時27分59秒 | ●YAMACHANの雑記帳
概要 なぜ安倍首相は北朝鮮拉致問題でスピンさせるのか?2014/5/30(金)
2014/05/30 に公開
話題のページ http://tweettvjp.blog.fc2.com/blog-en...
概要 なぜ安倍首相は北朝鮮拉致問題でスピンさせるのか?2 2014/5/30(金 - Captured Live on Ustream at http://www.ustream.tv/channel/tweettv

米軍レーダー、府知事受け入れ表明へ 国財政負担に見通し
http://www.kyoto-np.co.jp/top/article/20130910000014

京都府京丹後市の航空自衛隊経ケ岬分屯基地に米軍がXバンドレーダーを配備し、近畿で唯一となる在日米軍基地を建設する計画について、京都府の山田啓二知事は9日までに、受け入れる意向を固めた。10日に小野寺五典防衛相と会談した上で、17日開会予定の9月定例府議会で正式に表明する見通し。府は基地建設に伴う交番新設や道路改修について、防衛省側に国の財政負担を求めてきた。これまでの交渉で国から一定の回答が得られる見通しとなり、受け入れ条件が整ったと判断した。会談には、条件付きで受け入れを表明している同市の中山泰市長も同席する。Xバンドレーダーは北朝鮮などの弾道ミサイルを探知する高性能レーダー。日米両政府が国内2カ所目の配備地に同分屯基地を選び、防衛省が府や同市に協力を求めている。レーダー配備に伴い米軍は約5ヘクタールの基地を開設し、最大で約160人の軍人や軍属を配置する。

Xバンドきょう着工 京丹後配備の米軍レーダー 京都
http://sankei.jp.msn.com/region/news/140527/kyt14052702040003-n1.htm

2014.5.27 02:04
航空自衛隊経ケ岬分屯基地(京丹後市丹後町)への米軍早期警戒レーダー(Xバンドレーダー)配備計画で、市は26日、関連工事の着工が27日に決まったと発表した。防衛省から26日に連絡が入ったとしている。市によると当面は管理棟や倉庫の建設のほか、通信機材や発電機を設置。工事は平日に行われ、建設現場には保護柵が設けられるという。防衛省によると10月ごろにレーダーを備え、12月末から運用する方針。Xバンドレーダーは北朝鮮などの弾道ミサイルを探知、追尾する高性能レーダーで、国内では空自車力分屯基地(青森県つがる市)に次いで2基目となる。京丹後市の中山泰市長は「工事で不測の事故がないように万全の配慮と施工の管理を(国に)お願いする」とコメントした。航空自衛隊経ケ岬分屯基地へのXバンドレーダーの関連工事を27日から着工することについては、府にも26日午後、防衛省近畿中部防衛局の担当者から着工日決定の連絡があったという。(西家尚彦)
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★安倍政権と集団的自衛権 「生かそう憲法!今こそ9条を!世田谷の会」 ―講演 孫崎享氏

2014年05月31日 16時17分22秒 | ●YAMACHANの雑記帳
2014/05/30 安倍政権と集団的自衛権 「生かそう憲法!今こそ9条を!世田谷の会」 ―講演 孫崎享氏
2014/05/30 に公開
IWJ Webサイトの記事はこちら→
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【遠隔操作ウイルス事件】片山被告、ウイルスが上書きされる仕掛けを自ら語る

2014年05月31日 15時10分57秒 | ●YAMACHANの雑記帳
【遠隔操作ウイルス事件】片山被告、ウイルスが上書きされる仕掛けを自ら語る

2014/05/30 に公開
http://www.videonews.com/プレスクラブ (2014年05月30日)
遠隔操作ウイルス事件
片山被告、ウイルスが上書きされる仕掛けを自ら語る
遠隔操作ウイルス事件の第10回公判が5月30日、東京地裁で行われ、前回の公判で犯­行を全面的に認めた被告の片山祐輔氏が、自ら証言台に立ち、これまで解明されていなか­った遠隔操作ウイルスが上書きされる手口を説明した。横浜市のホームページに小学校の襲撃予告が書き込まれた「横浜CSRF事件」について­、片山氏は捜査で見つかっていない第2のサーバーが存在することや、踏み台にしたPC­が遠隔操作プログラムを読み込み、脅迫文の書き込みを終えた後で、改めて無害なプログ­ラムを読み込むような仕掛けを作ることで、ウイルスが別のプログラムに上書きされ、発­見されにくくなる手口を自ら証言した。この事件では神奈川に住む大学生が誤認逮捕され­ていたが、遠隔操作の踏み台になったとされるパソコンからは遠隔操作ウイルスは発見さ­れなかった。公判後記者会見を行った佐藤博史弁護士は、公判の前に片山氏と接見した際に、片山氏自­らが法廷の場で犯行の手口を証言することに同意していたことを明らかにした。佐藤氏は­また、6月以降に片山氏の精神鑑定などを求め、一連の犯行に情状酌量の余地があること­を訴えていく意向を改めて強調した。


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◆原発ゼロと既得権打破で野党再編を-江田憲司・代表に聞く

2014年05月30日 14時13分21秒 | ●YAMACHANの雑記帳
原発ゼロと既得権打破で野党再編を-江田憲司・代表に聞く

2014/05/30 に公開
France10は橋本龍太郎・元首相の秘書官として橋本外交に同行し、現場を見てき­た江田憲司「結いの党」代表に、15日、衆院第2議員会館にてインタビューした。
江田代表は
・原発ゼロ
・既得権打破
を旗印に政界再編を目指すという。このインタビューを聞けば、何故に、石原慎太郎「東日本維新の会」と連携できなかった­かが分かるだろう。

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★映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』予告編

2014年05月30日 13時35分03秒 | ●YAMACHANの雑記帳
映画『猿の惑星:新世紀(ライジング)』予告編
2014/05/29 に公開
猿と人類の存亡を賭けた決断とは 2014年9月より全国にて 配給:20世紀フォックス映画
公式サイト:http://www.foxmovies.jp/saruwaku-r/

(C) 2014 Twentieth Century Fox

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●参議院・外交防衛委員会・主濱了(生活の党)の質疑

2014年05月30日 00時21分00秒 | ●YAMACHANの雑記帳
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☆五百旗頭真 前防衛大学校長 2014.5.28

2014年05月29日 18時39分50秒 | ●YAMACHANの雑記帳
五百旗頭真 前防衛大学校長 2014.5.28

2014/05/29 に公開
Makoto Iokibe, Former President of the National Defense Academy of Japan
歴史・政治学者の五百旗頭真氏が、第一次世界大戦からの教訓などを引きながら台頭する­中国を背景にアジア太平洋地域での日本のとるべきスタンスについての考えを述べた。
司会 伊藤芳明 日本記者クラブ理事長
日本記者クラブのページ
http://www.jnpc.or.jp/activities/news...
五百籏頭真(いおきべ まこと)-Wikipedia
近年の発言・行動
イラク戦争には一定の理解を示したが、当初より懐疑的な立場をとった。
防衛大学校長の就任に際し「自分は自衛隊を合憲だとは思っているが、昨今の周辺脅威論や武装論にはくみせず、『国民が軍事力を監視し暴走を押さえ付ける』というシビリアンコントロールを最重視していきたい」と新聞のインタビューで答えた。
2006年(平成18年)9月7日配信の「小泉内閣メールマガジン」内の特別寄稿では、小泉政権の外交政策について「とりわけ大きな業績は、対米関係の高水準化」「首相自らがあの北朝鮮を訪問し、拉致を認めさせ、問題解決の大筋を共同声明に示す大業は、小泉以外の誰にもできなかったであろう」などと述べ、高い評価を与えた。その一方で「(小泉首相の)靖国(神社)参拝一つで、どれほどアジア外交を麻痺させ、日本が営々と築いてきた建設的な対外関係を悪化させたことか」とも述べ、「後継者たちに残したものと考えて対処せねばなるまい」と締めくくった。
歴代政権の外交政策の助言者として行動しているが、特に福田康夫政権では外交政策勉強会、防衛省改革会議と外交・防衛分野における主要なブレーントラストとなった。これは福田の官房長官時代に私的親交を結ぶ機会があったからとされる。
防衛省改革に向けて2007年(平成19年)末に発足し、五百籏頭が委員として参加した諮問機関「防衛省改革会議」では、最終報告書(2008年7月提出)の実質的な取りまとめ役となり、穏健な提案をまとめた。このため、より急進的な改革構想を持つ石破茂防衛大臣と激しく対立することとなった。
2009年(平成21年)6月1日、北京で開催された「中国科学・人文フォーラム」で演説し、「日本が起こした侵略戦争は日本の国益を損ねた」とする見解を示した。
一方で、歴史認識問題について日本政府の姿勢を批判する論客や諸外国は、戦前の植民地支配や対外侵略だけでなく、その歴史を反省して平和的発展に尽くした戦後日本の歩みも踏まえて評価すべきだとしている。
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[2014.5.29]孫崎享<おはよう寺ちゃん活動中!「集団的自衛権 国会での論戦がスタート」を言及!

2014年05月29日 16時00分24秒 | ●YAMACHANの雑記帳
[2014.5.29]孫崎享<おはよう寺ちゃん活動中!エルフモーニングダッシュ>「集団的自衛権 国会での論戦がスタート」を言及!

2014/05/28 に公開
「おはよう寺ちゃん活動中!」の中で気になる時事をとりあげて
『孫崎享』が独自に解説する「エルフモーニングダッシュ」の
テーマの一つです。

<ニュース目玉焼き>
「【朝日新聞】集団的自衛権 総理、国会で答弁 自衛隊派遣、中東も想定」はコチラ
http://youtu.be/5CtVTcN3coE
「【毎日新聞】日朝協議継続で一致」はコチラ
http://youtu.be/WANC1IPwg3g
「【産経新聞】オバマ大統領、中国の進出非難」はコチラ
http://youtu.be/allIXU5zpac
<エルフモーニングダッシュ>
「戦闘が続くウクライナ情勢について」はコチラ
http://youtu.be/SryGDf9h15w
「集団的自衛権 国会での論戦がスタート」はコチラ
http://youtu.be/tdLg5MZ6l9Q
水曜日の「エルフモーニングダッシュ」はコチラ
http://youtu.be/zDYsfbzHqkw
金曜日の「エルフモーニングダッシュ」はコチラ

木曜日コメンテーター 孫崎享(元外交官 評論家)

『おはよう寺ちゃん活動中!エルフモーニングダッシュ 2014/05/29 放送分より』
公式サイト:http://www.joqr.co.jp/tera/
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●集団的自衛権 解釈改憲へ 非現実的15事例

2014年05月29日 12時53分53秒 | ●YAMACHANの雑記帳
集団的自衛権 解釈改憲へ 非現実的15事例
「日米同盟」前面に 政府、自・公に提示「米本土への核攻撃」も想定
しんぶん赤旗
政府は27日、自民、公明両党の「安全保障法制整備に関する与党協議会」に、集団的自衛権の行使容認など、「海外での武力行使」を禁じた憲法解釈の変更を正当化するための15事例(表)を正式に提示しました。これらの事例はいずれも、「非現実的」との指摘が相次いでおり、与党協議もスムーズにいく保証はありません。事例は、(1)他国からの武力攻撃に至らないグレーゾーン事態(2)国連の平和維持活動(PKO)や国際活動(3)武力行使に当たり得る活動(集団的自衛権)―の3分野にわたります。一度は外された「潜没潜水艦の居座りへの対処」も「参考」として加えられ、事実上、16事例まで膨らみました。安倍晋三首相は15日の記者会見で、「国民の命と暮らしを守る」と力説しましたが、示された事例は、核攻撃を含む米本土への攻撃に対処する米艦の防護など、「日米同盟」が日本の存立に「不可欠」だと強調しています。政府が示した「事例集」は、公明党に配慮して「集団的自衛権」の文言は一切、使用していません。一方、当初、3分野の中で最後に議論する予定だった(3)について、早くも来週の次回会合で協議することで一致。年末の日米軍事協力の指針(ガイドライン)改定に憲法解釈の変更を反映させるため、何としても協議を急ぎたいという政府・自民の姿勢が浮き彫りになりました。自公は27日の会合で、グレーゾーン事態への対処について主に議論を交わしました。このうち、「離島等における不法行為への対処」について、政府側は「離島等の『等』には本土も含まれる」と説明。武装集団の本土上陸という、ありえない事態の想定を新たに加えたことを明らかにしました。公明党は了承せず、結論は出ませんでした。また、これまで憲法9条との関係で「武力行使との一体にならないこと」とされてきた要件について、自民党側からは、要件を狭めるべきだとの意見が出されました。PKOでの「駆け付け警護」への参加などを可能にするためです。

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◆2014.05.28 UPLAN【記者会見】国民安保法制懇設立記者会見

2014年05月29日 10時29分09秒 | ●YAMACHANの雑記帳
2014.05.28 UPLAN【記者会見】国民安保法制懇設立記者会見
田中龍作氏のブログより
http://blogos.com/blogger/tanakaryusaku/article/

「安保法制懇」が、国民の声を聞かない安倍首相の私的諮問機関であるなら、我々は国民の立場に立った安全保障論議をしよう。法律家、元外交官、元国連職員らがきょう、「国民安保法制懇」を発足させた。メンバーは元内閣法制局長官の阪田雅裕氏、元外務省国際情報局長の孫崎享氏、紛争解決請負人の伊勢崎賢治氏ら12人。外交や安全保障の実務を知る人たちがいるのが特徴だ。安倍首相の唱える「集団的安全保障の容認」がいかに現実離れしているか。元実務者たちが斬りまくった―元国連職員の伊勢崎賢治氏は、安保法制懇が事例として挙げる「駆けつけ警護」がいかにナンセンスかを指摘した―「安倍首相の説明で自衛隊が国連のPKO要員として入った時に、現地で働いている日本のNGOワーカーや国連職員を助けられないじゃないか。9条が足かせになって集団的自衛権が行使できないで困るという。これは非常に不謹慎だ」「多国籍軍に同道した経験があるが、国連は国籍を差別しない。国連ピースキーパー全体として、現地で働いている軍民官を一丸となって、正当防衛という形で区別せずに彼らを警護する。国連の安全保障の議論上、問題にすることは非常に不謹慎だ。こういう議論をなさらないで頂きたいと首相官邸に申し上げたい」「駆けつけ警護と言う言葉、現場の我々の中でそんな言葉はありません。駆けつけて当たり前だ。ピースキーパーであろうと、国籍が違う部隊であろうと、ひとつの部隊が窮地に陥っている時に助けないという事態はありえない。駆けつけ警護は当たり前の正当防衛だ」。伊勢崎氏はアフガニスタンで紛争当事者の間に入り武装解除に漕ぎ着けた。内戦が続いていたシエラネオネ、東チモールなどでも紛争解決にあたった。武力衝突の現場では、安倍首相が唱えるような集団的自衛権の行使はあり得ない―伊勢崎氏はこう説いているようだった。
安倍首相の飼い犬

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◎集団的自衛権等・鈴木克昌(生活の党) の国会質疑が一番良かった(^^)

2014年05月28日 21時49分16秒 | ●YAMACHANの雑記帳

http://www.shugiintv.go.jp/jp/index.php?ex=VL&media_type=fp&deli_id=43975&time=29777
案件:
予算の実施状況に関する件(集団的自衛権等)

浅尾慶一郎(みんなの党)  15時 35分  26分
江田憲司(結いの党)    16時 01分  25分
志位和夫(日本共産党)   16時 26分  26分
鈴木克昌(生活の党)    16時 52分  25分


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◆田原総一朗×郷原信郎【第4回】ネタのない西山建設事件と陸山会事件

2014年05月28日 19時36分16秒 | ●YAMACHANの雑記帳
田原総一朗×郷原信郎【第4回】ネタのない西山建設事件と陸山会事件で小沢一郎を失脚させた検察と司法メディアの癒着
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39351
2014年05月26日 現代ビジネス
WOWOW連続ドラマW「トクソウ」放送記念対談


[左から] 郷原信郎氏、田原総一朗氏、サンキュータツオ氏


⇒【第1回】はこちらからご覧ください。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39104
⇒【第2回】はこちらからご覧ください。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39232
⇒【第3回】はこちらからご覧ください。
 http://gendai.ismedia.jp/articles/-/39287


田原: これはまた違う話なんですが、鈴木宗男はやまりん事件で製材会社のやまりんからカネをもらって逮捕されました。あの事件も同じような話でしょう?


郷原: 私はあの事件の頃は長崎地検の次席検事をやっていましたから、東京の特捜部でどういうことがあったかはまったく知りませんが、「かなり無理をしているなぁ」とは感じました。


田原: あの事件がひどいのは、鈴木宗男はやまりんからカネをもらったこと自体は認めているんですね。たしか400万円だったかな? しかし、問題なのはあの時点で贈賄側は時効が成立していたけれども、収賄側は時効になっていなかったということを利用して、検察がやまりんに「おまえら、自白しないといつまでも留めておくぞ、自白すれば釈放してやる」と言って、それでやまりん側が自白して鈴木宗男が逮捕されたということなんです。


郷原: あのムネオ捜査というのは迷走に次ぐ迷走を重ねてますね。


田原: 元々ムネオ捜査というのは、北方領土問題ですよね。ムネオハウスとか。でも、これはまったく関係なかった。


郷原: しかし世の中が、「鈴木宗男という政治家は真っ黒だ」と思い込んでいますから。だから、その真っ黒な政治家をどうして逮捕できないのかということで、また検察にペンキが投げつけられるような事態になりかねなかったから、何とかして、どんな事件でもいいから鈴木宗男氏を逮捕起訴しようとしたということだと思います。私はそのときの内情は知りませんが、そういうことなんだろうな、と思いながら見ていました。


■常識では考えられない政治資金規正法での立件


田原: 小沢一郎の事件というのも同じことで、僕は民主党政権が3年数ヵ月で失敗したことにはいろいろと理由はあるけれども、結局小沢一郎に振り回されたということなんだと思うんです。ところが小沢一郎が民主党を振り回した一方で、小沢一郎自身も検察に振り回されていたんですね。だから、検察に振り回された小沢一郎に振り回されて民主党は政権を失ったということで、結局民主党政権を潰したのは検察だと言えなくもないですよね。


郷原: それは、政権をとろうとしていたし、その可能性があった民主党の党首だった小沢氏に、検察が最初から狙いを定めて政治的な目的で組織的に捜査を仕掛けたというような話であれば、検察は組織として統率のとれた行動をしたということになるんでしょう。でも、おそらく私はそうじゃないと思っています。


特捜の現場としては、西松建設事件でろくなネタがなくて捜査のやりようがなくて、結局小沢さんの秘書の事件だけしか立件できなかったから、それで小沢さんに、政治資金規正法の代表者処罰規定か何かでプレッシャーをかけて代表辞任に追い込んで、それで格好をつけて西松建設事件を決着させようと思ったという、そういうところから始まったんだと思うんですよ。



田原: 当時小沢一郎は民主党の代表だったわけで、まさに今の第二次安倍政権にもつながる話なんだけど、あのときの参議院選挙で第一次安倍政権の自民党が負けて小沢の民主党が勝った。次の衆議院選挙も民主党が勝つ可能性があったわけですね。もしもあのとき、小沢一郎が民主党代表のままで衆議院選挙を闘っていたら、民主党の圧勝だったはずなんですね。ところがその衆議院選挙の直前に、小沢の秘書の大久保隆規が陸山会事件でいきなり逮捕されたわけです。これも虚偽記載で逮捕なんてわけのわからない話でしたよね。


郷原: 表の献金の問題で、寄付の名義が誰なのかという政治資金規正法違反事件でした。野党第一党の党首の秘書を政権交代がかかった選挙の直前に逮捕する事件としては、常識では考えられないような軽微な事件で立件したわけです。


■小沢を打倒するという特捜部のリベンジ


田原: あんなことで普通逮捕するものですか?


郷原: さっき申しあげたように、あのときの特捜部が西松建設事件でやれるネタとしては、あんなものしかなかったんですよ。それで何とか秘書だけは逮捕して、その責任を小沢さん本人に負わせて代表辞任に追い込もうということですね。


田原: まさにそれで小沢は追い込まれたわけで、もう民主党代表を辞めざるを得なくなったわけです。それで代表は辞めることになったけれども、次の選挙で民主党が勝っているんだから、小沢は事実上総理大臣になれたわけですよね。検察としては、あんな男をどうしても総理大臣にさせてはならないというふうに思ったんですかね?


郷原: 私は、それは検察組織の方針というよりは、特捜の現場がそれしかやれることがなかったということだったと思っています。ただ、地検の幹部も最高検の幹部も、普通だったらあんなつまらない事件の着手にゴーサインは出さないですよ。ところがやはり、そこに「小沢を打倒するためなら、多少ハードルを下げてもいいんじゃないか」という政治的な配慮が働いたんだろうという気がします。


田原: あのときに僕は「サンデープロジェクト」で郷原さんと宗像さんのお2人に来てもらいましたが、宗像さんは「こんな容疑だけで逮捕するわけがないから、きっと裏には収賄の事実があるんだ」と言ってましたね。


郷原: 私は、「そう思うのが当然ではあるんだけれども、多分、特捜部には収賄でやれる見通しなどないと思いますよ」と言ったんですよね。


田原: 宗像さんも、「収賄の事実がないのに逮捕するなんて、とんでもない話だ」と怒っていましたよね。それで、そのために小沢は結局首相になれなかったんだけど、しかも西松建設事件では何にもできなかったものだから、世田谷の深沢の土地の問題にしたわけですね。


郷原: 西松建設事件では、特捜部は大恥をかいたわけです。そのリベンジですよ。リベンジというのに加えて、まさに小沢氏にあれだけ刃向かったわけですから、その小沢氏が民主党の幹事長という要職を務めている。何とかしてそれを政治的にたたき落とすようなことをしないと、自分たちがやられるかもしれないというふうに、当時の特捜部の人間が思ったのかもしれないですね。


■官僚と検察、マスコミの歪んだ関係


田原: それにしてもさっき郷原さんは、西松建設事件は特捜部は大恥をかいたと言ったけれども、マスコミは特捜部が大恥をかいたとはどこも報道しなかった。「次は何でいくんだ」とくるわけですね。


郷原: 最初は多くのメディアは「政治資金規正法違反だけで終わるわけがない、その背後に何か贈収賄事件のような大きな事件があって、そのための入り口捜査に過ぎないだろう」と見ていたわけです。


私はおそらく「そんなものはないだろう、追い込まれてあの事件で捜査を始めただけじゃないのか」と見ていたら、結果的に私が言っている通りになりました。それでマスコミも「あれっ? 違うじゃないか、われわれが見ていたのと全然違う結果になった、検察はとんでもない」と言うかと思ったのら、そんなことは全然言わないんですね。「秘書が起訴された事実を重く受け止めるべきだ。小沢氏は代表辞任すべきだ」と騒いだわけですね。





田原: なんで郷原さんは「検察が大恥をさらした、あれは失敗だ」と言えるのに、マスコミはそう言えないんですかね?


郷原: それはマスコミの側に小沢氏を何とか政治的に葬ろうという政治的な意図があったからじゃないですか。なぜかはわからないですが、小沢さんに対するメディアの見方ですかね。


田原: あれは田中角栄の子分だったから汚いに違いない、と(笑)。


郷原: それと、小沢氏は官僚批判とか、官僚とマスコミの関係についてもの批判も随分していて、小沢氏が政権をとったら、その部分に抜本的なメスを入れてくるんじゃないかというようなことは言われていましたよね。記者クラブ制度もそれによって変わってしまうんじゃないかと言われていましたし。


田原: ああそうか、下手に小沢が政権をとったらマスコミの記者たちが持っている既得権益が損なわれるということなんですね。結局マスコミというのはいつも検察の味方なんですかね?


郷原: 官僚の味方ということにはなりますね。


田原: マスコミ=官僚ということですか?


郷原: 検察は官僚の用心棒のような存在であり、官僚の言うことをかなりの部分代弁しているのがマスコミということになるのかもしれないですね。


田原: 大体司法マスコミというのはそんなものなんですか?


郷原: 検察がマスコミに露骨にネタを提供してリークするというようなことがそんなに頻繁に行われるわけではないとは思うんですよ。しかし、マスコミの側は、いろいろな取材の結果を検察にぶつけたりしながら、その顔色を見ていろいろ探っていくだけだと言いますが、それだけではない。検察からマスコミへの情報が流れるのはいろいろな形態があるのだろうと思います。


田原: 郷原さんは検察のやり方にも相当怒っているんだけれども、マスコミに対してもこんなやり方はとんでもないという怒りが相当渦巻いているように見えます。


郷原: 結局、そういう検察とメディアの間の構造やシステムができあがってしまっているんですよ。要するに司法マスコミというのは、検察にとっては従軍記者とかサポーターみたいなもので、利害が一致している運命共同体みたいなものなんです。検察が大きな事件を手がけてくれたら自分たちも大きな記事が書けるし、検察がダメだったら自分たちの努力もまったく酬われないわけです。そういうことで、とにかくメディアは検察の意向に沿う記事を書いて、検察批判は差し控えるということになってくるんですね。


田原: その構造は今も変わっていないんですか?


郷原: 基本的には、司法マスコミというのは検察の批判はあまり書かないですね。


サンキュー: 子会社みたいなものでしょうか。特捜部のなかでは、それはやり過ぎなんじゃないかというような意見は出ないんですか?


郷原: あんまり出ないですね。


■検察に強大な権限が与えられている日本の制度は独特


サンキュー: 本当にリアルなお話をたくさんうかがうことができたんですが、検事の適性みたいなものってあるんですか? 最初に望んで検事になられたわけじゃないというお話がありましたが。


郷原: いろいろな個性を持った検事がいますが、やっぱり検察のなかに長くいると、段々考え方が権力志向になっていって、自分が権力者だということが当たり前の感覚になってくるんです。ですから、常に上から見下ろすような意識を持つようになってしまうんですよ。とりわけ検察のなかのエリート集団のように思われている特捜部では、そういう意識が強いことは間違いないですね。


サンキュー: アメリカやヨーロッパと比較したうえで日本はどうなんでしょうか?


郷原: 日本の制度は独特ですね。検察周りから一切干渉も介入もされずに、やろうと思えば何でもできるというような、そこまで強大な権限が与えられているというのは他の国ではなかなかないですね。


逆に一頃の韓国のように、大統領が替わる度に、検察がそのときの大統領の意向に従って検察が前大統領を逮捕するというような、政治的な意図で検察が動かされるというのも問題なんですけれど。あまりに独立していて、何でも検察で判断したことが何でもできるという日本独特の特捜のあり方にも問題があります。


サンキュー: それを監察する立場の人はいないのでしょうか。


郷原: 具体的な事件のチェックというのは最終的に起訴した事件を裁判所が無罪にするしかないんです。ところが特捜が起訴した事件で無罪になったケースというのはほとんどないんです。去年国税が告発して特捜が起訴した八田隆さんという方の脱税事件で、一審で無罪、検察の控訴棄却で無罪が確定しましたが、これは画期的なことなんですよ。これまでそんなことはほとんどなかったんです。


ほとんど裁判所は特捜の事件を無罪にできない、そういう構造だったんです。検察との力関係ですよね。特捜の事件というのは、検察の最上層部、最高検検事総長まで了承して起訴しているわけで、組織を挙げて有罪を主張して立証しようとしている事件を、裁判官3人の合議体で「それは違う」と引っ繰り返すことは難しかったんです。


これまでは、なかなかそれができなかったんですね。だから検察にすべての権限が集中してしまうんです。ただ、大阪地検の不祥事の問題もあり、近年、少しは状況が変わってきているんじゃないかとは思います。そういうこともあって、八田さんの事件が無罪になったとも言えます。


サンキュー: 暴走することもあって、これは間違っていることもあるんですね。


郷原: むしろまったく間違っていない事件のほうが少ないんじゃないかというくらいです。複雑な事件がどうなっているかなんて、調べてみなければわからないですよ。


ところが特捜の場合は、最初の段階から全部自分たちでやるので、まずストーリーを組み立てて、それを上に報告して「この事件はこういう事件です」ということで了解を得てから始めるので、最後までそのストーリーにこだわってしまうんです。途中で別の証拠が出てきたとか新たな証言が出てきて、どうもこれはおかしいということになっても、引き返せない。それが特捜が最初の方針通りに暴走してしまう原因なんですね。


サンキュー: 間違っていても罰則はないんですか?


郷原: 裁判所で最終的に、起訴した事件が有罪になれば、間違っていたということにはならないわけです。


サンキュー: 検察の逮捕状請求というのは、警察より簡単なんですか?


郷原: いや、これは同じです。逮捕状、勾留状にしても同じだし、捜索差押許可状にしても、やはり検察官が一応ちゃんと書類を整えて請求すれば、出ないということはないです。


サンキュー: 郷原さんはドラマの撮影現場をご覧になったんですよね。いかがでしたか?


郷原: 驚いたのは、一つのシーンを撮るのに、何回も何回もいろいろな角度から撮ることですね。それによって、ちょうどいいアングルからの映像を組み合わせることができるんだな、ということがよくわかりましたね。このようにしてドラマができあがっていくんだな、ということを初めて知りました。



連続ドラマW 「トクソウ」
日曜夜10:00放送 WOWOWプライムで放送中


田原総一朗(たはら・そういちろう)
1934年滋賀県生まれ。早稲田大学文学部卒業。岩波映画製作所、東京12チャンネル(現・テレビ東京)を経て1977年フリーに。現在は政治・経済・メディア・コンピューター等、時代の最先端の問題をとらえ、活字と放送の両メディアにわたり精力的な評論活動を続けている。


郷原信郎(ごうはら・のぶお)
1955年島根県松江市生まれ。弁護士。東京大学理学部卒。東京地検特捜部、長崎地検次席検事、法務省法務総合研究所総括研究官などを経て、2005年より桐蔭横浜大学法科大学院教授、06年弁護士登録。08年郷原総合法律事務所開設(現・郷原総合コンプライアンス法律事務所)。関西大学客員教授、公正入札調査会議委員(国交省、防衛省)、産業構造審議会商務流通情報分科会安全小委員会委員(経産省)、横浜市コンプライアンス外部委員なども務める。由良秀之のペネームで出版した『司法記者』をはじめ、『独占禁止法の日本的構造』『コンプライアンス革命』『思考停止社会』『特捜検察の終焉』『銀行問題の核心』など著書多数。



著者: 由良秀之
『司法記者』
(講談社、税込み745円)
密室の女性記者死体・大物政治家「政治とカネ」疑惑---二つの事件が交差するとき、驚愕の真実が明らかに。検察を知り尽くす元特捜弁護士がこの国の「正義」の暗部を暴く!






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●日本維新の会「分裂」へ、石原・橋下両氏が合意

2014年05月28日 18時48分47秒 | ●YAMACHANの雑記帳
日本維新の会「分裂」へ、石原・橋下両氏が合意

2014/05/28 に公開
日本維新の会が事実上の分裂です。石原氏、橋下氏の2人共同代表が会談し、分党で一致­しました。

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☆フクロウ・FoEチャンネルFFTV 緊急報告 川内原発 最新情報

2014年05月28日 11時39分01秒 | ●YAMACHANの雑記帳
フクロウ・FoEチャンネル
FFTV 緊急報告
川内原発 最新情報
署名大作戦
どうなる!?火山審査
ほか

堀田千栄子さん 2014/5/27

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