新代表としてのあいさつに立った泉氏は「国民のために働く政党として、そしてこの日本の未来を明るくする政党として、そしておかしな政治は許さない、国民の目線で、国民中心の政治をしていく政党として、困っている方に寄り添い、皆さまのために働く政党として、これから全員の力で歩んでいきたい」と決意を語った。
◆1回目投票は接戦に
1回目の投票結果は1位が泉氏で合計189ポイント、2位は逢坂氏で合計148ポイント、3位は小川氏で合計133ポイント、4位が西村氏で合計102ポイントだった。
吉村洋文公式サイトより
文書通信交通滞在費(文通費)問題の火付け役として、吉村洋文・大阪府知事がまたもメディアから脚光を浴びている。野党攻撃をおこなえばそれがそのまま記事となり、さらにインスタグラムに「紅葉が、綺麗だぜぃ」とメッセージを添えて紅葉をバックにした自身の写真を投稿しただけで「吉村知事 カジュアルコーデのオフショットに「カッコイイ」「イケメン」の声」だの「吉村知事、紅葉を楽しむ休日ショットを公開し黄色い声殺到」だのというくだらない記事がYahoo!ニュースになる始末。
まったくどうかしているとしか言いようがないだろう。本サイトでは繰り返し指摘してきたが、吉村知事は過去に文通費を在職日数1日で100万円を受け取りながら、その使途をいまだに公開しようともしていない「疑惑の渦中」にある人物だ。
にもかかわらず、メディアは追及をしようとせず、平然と「改革者」然と振る舞いつづける吉村知事を無批判に取り上げて、吉村知事を「改革を進める若きリーダー」「イケメン知事」だと喧伝するPR係に成り下がっている。
今回だけではない。コロナ対応の失政をごまかすために、「うがい薬が効く」だの「大阪産ワクチン」だのといった妄言を撒き散らし、コロナの最中に党勢拡大のためだけに巨額の税金を費やして2度目の「大阪都構想」住民投票を強行するなど、めちゃくちゃなことを繰り返してきたが、メディアはほとんど批判しようとせず、ひたすら持ち上げつづけてきた。
だが、吉村知事を「改革を進める若きリーダー」「イケメン知事」などと褒めそやすことは、「自分の問題棚上げ」「失政ごまかしの詐欺的手口」を放置するというだけではすまない。もっと危険な事態を招くことになる。
なぜなら、吉村知事が、安倍晋三・元首相とも通ずる、民主主義を破壊する強権的体質をもっているからだ。じつはつい最近も、そのことがあらわになった。
それは、今年7月に大阪府が所有する施設である大阪府立労働センター「エル・おおさか」で開催された、「あいちトリエンナーレ2019」で一時中止に追い込まれた「表現の不自由展・その後」の出展作品を集めた展覧会「表現の不自由展かんさい」をめぐる問題だ。まず、経緯を説明すると、施設の指定管理者は今年3月に「表現の不自由展かんさい」の実行委員会に対して施設の利用を許可したが、6月25日になって一転し、抗議のメールや電話が相次いでおり安全管理上に問題があるとして施設利用の許可を取り消した。吉村知事は当時、記者団に対して「取り消しには賛同している」「安全な施設管理運営が難しい」と語っていた。
本来、施設を所有する行政の長ならば、不当な抗議をおこなう者たちを徹底非難し、市民と「表現の自由」を守ると宣言するのが当然だ。ところが、吉村知事は施設が使用許可を取り消したことに「賛同」し、市民と「表現の自由」を守る責任をあっさり放棄したのだ。
東京革新懇は23日、東京都千代田区で「東京革新懇結成40周年記念のつどい」を開催しました。
「総選挙後の情勢と政治変革の展望 東京革新懇に期待するもの」と題して、市民連合運営委員で法政大学教授の山口二郎氏、全国革新懇事務室長の乾友行氏、作家・活動家の雨宮処凛氏をパネリストに、代表世話人の杉井静子氏がコーディネーターとなってシンポジウムを開きました。
山口氏は総選挙の結果について、市民と野党の共闘が前進し、一定の成果を挙げたものの、市民連合との共通政策実現に向けた新政権について、反共デマ攻撃をはじめ支配層による激しい攻撃があったと指摘。草の根の共闘をさらに前進させる必要性を訴えました。
乾氏は、自公など与党が、総裁選で自民党の主張をメディアで垂れ流し、安倍・菅政権の失敗を岸田政権の誕生でリセットし、臨時国会も開かずに選挙を行ったと批判。「オール沖縄のたたかいに学び、新たなたたかいに挑もう」と語りました。
雨宮氏は、コロナ禍で困窮する女性が急増していると述べ、貧困やジェンダーの問題に取り組む重要性を強調。「政治に目を向けた人に私たちの思いを届けられたのかが課題だ」と述べました。
日本共産党の田辺良彦都委員長が「共産党の議席増はなかったが、東京では比例票は前進し、共闘も深まった。革新懇とともに、さらに共闘を発展させる」とあいさつしました。
立憲民主党と社民党もメッセージを寄せました。