http://www.gifu-np.co.jp/news/kennai/20081031/200810310959_6261.shtml
景気対策を優先するため、衆院解散・総選挙が当面見送られることになった30日、臨戦態勢に入っていた県内の民主、共産の各党は一斉に反発。「金融危機を政権延命に利用しているだけ」「国民の信を得た政党が、景気を立て直すべき」と批判し、あらためて早期の解散を強く求めた。
岐阜3区から出馬する民主の園田康博衆院議員(比例東海)は追加経済対策を「規模、内容を見ても単年度限りの場当たり的なバラマキ」と断じた。岐阜1区の新人柴橋正直氏も「政治空白をつくれないというが、解散時期があやふやになっていること自体が政治空白だ」と強調する。
ただ、民主の立候補予定者のほとんどが事務所を開設しており、その金銭的負担も大きい。中には「走り続けるのはもう限界」と悲壮感をにじませる陣営も。岐阜2区の新人橋本勉氏は「新人は特にきつい。新事務所の一時閉鎖ももちろん選択肢」と語る。一方で「知名度の低い私は、活動期間が伸びたことはありがたい」とマイナスとは受け止めなかった。
民主党県連は11月2日に緊急常任幹事会を開き、今後の戦略を見直す。伊藤正博県連幹事長は経済危機を政権延命に利用しているだけと指摘するが、「(解散の先延ばしによって)できた時間で、特に未公認の候補者の活動を見直す」とし、各選挙区で体制の見直しを急ぐ考えを示した。
岐阜1区から出馬する共産新人の鈴木正典氏も「大企業やアメリカ政府をみて政策を判断している麻生流では経済は立て直せず、ますます格差と貧困は広がる」と批判するが、突然の解散もあり得るとして、現態勢を継続させる。
景気対策を優先するため、衆院解散・総選挙が当面見送られることになった30日、臨戦態勢に入っていた県内の民主、共産の各党は一斉に反発。「金融危機を政権延命に利用しているだけ」「国民の信を得た政党が、景気を立て直すべき」と批判し、あらためて早期の解散を強く求めた。
岐阜3区から出馬する民主の園田康博衆院議員(比例東海)は追加経済対策を「規模、内容を見ても単年度限りの場当たり的なバラマキ」と断じた。岐阜1区の新人柴橋正直氏も「政治空白をつくれないというが、解散時期があやふやになっていること自体が政治空白だ」と強調する。
ただ、民主の立候補予定者のほとんどが事務所を開設しており、その金銭的負担も大きい。中には「走り続けるのはもう限界」と悲壮感をにじませる陣営も。岐阜2区の新人橋本勉氏は「新人は特にきつい。新事務所の一時閉鎖ももちろん選択肢」と語る。一方で「知名度の低い私は、活動期間が伸びたことはありがたい」とマイナスとは受け止めなかった。
民主党県連は11月2日に緊急常任幹事会を開き、今後の戦略を見直す。伊藤正博県連幹事長は経済危機を政権延命に利用しているだけと指摘するが、「(解散の先延ばしによって)できた時間で、特に未公認の候補者の活動を見直す」とし、各選挙区で体制の見直しを急ぐ考えを示した。
岐阜1区から出馬する共産新人の鈴木正典氏も「大企業やアメリカ政府をみて政策を判断している麻生流では経済は立て直せず、ますます格差と貧困は広がる」と批判するが、突然の解散もあり得るとして、現態勢を継続させる。