のーざんぷらんつ

庭のこと、ばらのこと、植物全般

粉粧楼が咲きました

2014-01-09 | ティー(T)・チャイナ(Ch)・シュラブ



お昼の気温は-5℃。今日からしばらく寒い日が続くようです。
なかなか太陽が出なくて、朝起きても気分が上がらないのですが、
今朝、フンショウロウが咲いて心も晴れ晴れです!

秋に余っていた苗を室内に入れていましたが、
しっかりとした葉が出てきて、蕾も2つほどついたのです。





白でもなく、濃いピンクでもなく、優しいピンク色でした。
香りはそんなに強くはないですが、この時期生のバラが見られるなんて
なんて素敵でしょう~



もう一つの蕾も大きくなっています。
このまま2番花、3番花と続かないかな~などと都合のいいことを考えています^^


一方で秋に発芽した実生苗達もきれいな葉が展開しています。


ロサ・ニティダ

幹にトゲトゲがいっぱいです。



ブライトサイドクリーム(真中)とプレイザーズ・ピンク・ムスク(左奥)
ピンクムスクは実は5回ほど楊枝の先のような小さな蕾をつけました。
その度に摘芯。多花性のなのかしら~?
ブライドサイドクリームの葉は、先が細長くてきれいですね~
一番新しい葉は、オレンジの縁になりました。



名前が不確かな品種です。
こちらもギザギザした葉が可愛い!



そして、アラスカノイバラです。
小さな種に小さな芽で、双葉の次に一枚葉、次が3つに割れた葉が出てきました。
外に2株、お兄さんたちが雪の中で休眠しているはずですが、
この子も大きくなってほしいなあ。

葉にたまっている埃は見なかったことにして下さい・・・^^;

また、初冬に挑戦したブルームーンの接ぎ木ですが、
芽が膨らんで葉が展開するかなと思った矢先、
枝が黒く枯れこんで失敗に終わりました・・・><
外のブルームーンはげんこつ剪定状態で越冬しています。
来春は、もう駄目になってしまうかな~・・・
可哀そうな事をしました。


外は雪がちらつき始めました。
今回の寒波で予想される積雪は65cmだそうです。
来るべき雪かきに備えて、今のうちに体力温存です^^;

百合ヶ原 モスローズ -2-

2014-01-06 | ガリカ(G)・モス(M)

今朝は-10℃まで冷え込んで、日中も-5℃。
日中は晴れたり、曇ったり、雪が降ったり天気がコロコロ変わっています。
冷え込みが厳しい時期になってきました。

さて、今日も有名なモスローズの2品種です。



ウイリアム・ロブ(William Lobb,Jean Laffay,France,1855)

別名 Centifolia Muscosa 'William Lobb'
Duchesse d'Istrie
Old Velvet Moss
Rosa centifolia f. muscosa 'William Lobb'



オールドベルベットモスなんて素敵な名前ですね。





モスローズは、ケンティフォーリア・モス、ダマスク・モス、ポートランド・モスに
分かれるのだそう。
 


葉も、ケンティフォーリアモスはグレイ・グリーン
ダマスク・モスは、明るい緑で丸くて大きめ
ポートランド・モスは、明るい緑からやや濃い目の緑
こうして品種毎に追って見ていると、なんとなくわかる気がします^^



それにしてもこの咲き方、すごいですね^^




そして、ケンティフォーリア・モスは一季咲き、ダマスク・モスは一季咲き/返り咲き
ポートランド・モスは四季咲き/返り咲き
なるほど!
 
私の持っているラネイは一季咲きの返り咲き?だからダマスク・モスかしら・・・?



この写真がウイリアム・ロブかどうかちょっと自信がないのです。
モスローズであることは確かなのですが・・・
でも素敵でしょう!!





続いてもLaffayさん。



アンリ・マルタン(Henri Martin,Jean Laffay,France,1862)

「Red Moss」と言われるこのバラの名前は、フランス新印象派画家「 アンリ・マルタン」
の名からつけられているそうです。

とても目の引く美しいバラなので一目で分かります。
最近、この量感を感じるこの花形にとても惹かれます。
グリスアンテプリッツもこんな風に咲くんですよね。
この角度から見るバラ、たまりません^^



モスローズはやっぱり蕾も素敵です。






このバラも枝がしなやかですね。
ちょっと支えてあげたいです~










最後の最後で黄色いシベが見えてきました。
退色した色もまた素敵ですね。


気がつけば大雪

2014-01-05 | 冬模様

今シーズンの雪は降り始めが遅くて、去年に比べたら大分楽だと
思っていたのですが、年末から断続的に雪が降っていて
あっという間に去年の積雪に追いつきました^^;
現在70cmです。

今朝もどっさりたまった雪かきに家族総出で丸2時間です><
しかも、我が家は角地のために道路除雪の雪が家周りに高く積まれて、雪の壁に閉ざされます~(泣)



枕木フェンスに沿って、スコップ幅の通路を確保しているのですが、
ご覧の通り、ここもすっかり埋まりました。
でも、がんばってかきだしますよ~





フェンスの内側の庭部分をのぞくと・・・
こちらも雪がどっさりしていて、バラも雪の中です。



なんとか通路を確保です。
右側部分は、大人の背の高さ程の雪の壁になっています。
学校が始まる20日前には一度排雪が入るので無くなる予定ですが、
3月の融雪までもう1回。こんな風に雪だらけになります。



大人達が雪かきをしている間、子供は家の道路前でスキーの練習~^^
この後、近くのスキー場に初すべりに行きました。
私は末の子供と留守番です。
晴れてきたので、気持ちのいいスキーになるかな~


明けましておめでとうございます 百合ヶ原モスローズ -1-

2014-01-02 | ガリカ(G)・モス(M)



明けましておめでとうございます。
今年も一年、宜しくお願いします。

さて、こちらは元旦から吹雪が断続的に続いています。
室内ではミニシクラメンが満開ですが、窓の外は真白で前の家もよく見えないほど吹雪ました。
それでも子供が楽しみにしていた映画を見に行ったり、初売の買い出しなど
結構精力的にお正月を楽しんでいます。

さて、今年初めのブログも百合ヶ原のバラです。
四季咲きにいきたいところですが、モスローズをアップするのを忘れていました。
よろしかったら、またお付き合い下さい^^
まずは、赤のモスローズから!



ムコーサ・ルブラ(Muscosa Rubra,Bred by Unknown,before 1835)

R. centifolia muscosa rubra や Old Red Moss という名前がついています。
ケンティフォリアのバラのように花びらが多くて華やかな花です。



新しいトゲは赤くてやわらかそうです。



苔むした緑の蕾から赤い花びらをのぞかせた蕾が美しい~



古いバラですがとても上品ですね。




つづいては、



クリムゾン・グローブ(Crimson Globe,William Paul (United Kingdom,1890)

こちらは、同じ赤でもクリムゾンという名がついているバラです。
ムスコーサ・ルブラに比べると少し明るい赤です。
この色がクリムゾンレッドという色なのでしょうか。



実は、光が強くて赤い色を写すのが至難の業なのです。
写真の技術がなくて申し訳ありません。
このバラもトゲが赤くてきれいです^^





ムソー・デュ・ジャポン(Mousseus du Japon,France,1900年)

日本の苔という名がついたフランス生まれのバラです。
名前からしてずっと気になっていました。



一昨年は、あまりきれいな花が見られなかったのですが、
昨年はいつ行っても素敵な姿が見れました。
まず、この蕾!



枝先は枝もトゲも赤く、蕾は全て緑で覆われていますが、
とても落ち着いた色合いです。



そして、花は小さめのセミダブルの底白で、少女のように可愛いのです。



昨年は咲き進む様子が何度もみれました。



散り際もだらしがない感じがなく、次の花へとバトンタッチという感じです。



ムソー・デュ・ジャポンは非常に個性的なバラですね。