天使のエナジー

「すべてなるものの源」への、愛の告白

マシュー・ブック2

2010-08-28 19:14:06 | ブックレビュー
ブックレビュー:
『新しい時代への啓示』
(スザン・ワード著/森田玄訳、ナチュラルスピリット)


「マシュー」という名前にピンと来た方は…もうご存知ですよね。

マシュー・ワード。それが、彼がこの前、地球に転生したときの
名前でした。

アメリカ人として生を享けた彼は、1980年、弱冠17歳で交通事
故のため亡くなってしまうのですが……

その14年後、母親のスザン(スザンヌ)さんへ、ニルヴァーナ
(霊界)からメッセージを送ってくるようになったのです。

その内容がインターネットを通して公開され、本としても刊行
されているのですが、その日本語訳本の二作目が本書です。

(一作目はすでに当ブログで紹介ずみ。2009年1月20のとこ
ろをご覧ください。)


さて、この本、一読してみて感じたのは……

地球が今まさに、大きな変革の前の、この上なく重要な時期を
迎えているのだ、ということです。

これは、一作目のときも同様に感じたのですが、今回も改めて
そのことがひしひしと胸に迫ってきました。

大きな変革というのは、具体的に言えば……

地球自体の周波数が上がり、現在の第三密度といわれる段階
から、第四密度(あるいは第五密度)へと次元上昇(アセンショ
ン)することだと言われています。

その次元上昇の最終段階に今、私たちは生きているわけです
が、そのことを認識している人は、まだあまり多くはないようで
す。

(こう書いている私も、ほんの二年前までは、全く知りませんで
した。)

しかし、マシューさんのメッセージによれば、第四密度のエネル
ギー領域内に肉体を持ったまま入っていくには、こんな条件が
あるのだといいます。

即ち、私たちの「肉体とスピリチュアルな明晰性(気づき)がそ
れと同じレベルになっていなければならない(本書、352頁)」
ということ。

けれども、目に見えない、スピリチュアルな世界を信じない、
関心を持たない人たちには、そんなことを知る手立てがあり
ませんよね。

地球に暮らしている限り、やがて訪れるアセンションと無縁で
いられる人は誰一人いないはずです。

それなのに……

スピリチュアルな世界に深く関わっている人たちの中には、
こんなふうに考える人もいます。

「アセンション、アセンションといっても、結局のところはその
人自身の内面がどうであるかが大切なのだから、なにもア
センションだけを特別視しなくてもいいのではないか。」

確かに、究極的には、一人ひとりの内面のあり方が大切だ
ということはもっともだと思います。

でも、「アセンション」が起こりうること自体を知っているのと
知らないのでは、大きな違いが生じるかも知れない、そう
思いませんか。

第四密度へと移行した地球で、今と同じ肉体を伴った形で
生き続けるのか、あるいはそれが叶わずに今生を終えるの
か……

それを意識的に選択できるのと、「アセンション」への認識
がないために選択のチャンスを逃してしまうのと、あなたな
らどちらがいいですか?

私なら、前者です。

(ただし、選択する意思があっても、無事に第四密度へ移
行できるかどうかは別問題ですが。)

それと同時に、一人でも多くの人が、その選択ができる状
況になればいい、そう思います。

そのために、自分一人にできることはそれほど多くないけ
れど……

それでも、スピリチュアルな世界に関わっている人たち(ラ
イトワーカー)に、一人でも多くの人に向けて「アセンション」
のことをPRしてもらえたら……そう思うのです。


さて、それで、「アセンション」がどんなことかは把握できた
としましょう。

それに備えて「肉体とスピリチュアルな明晰性(気づき)」
を高めるには、具体的にどんなことをしたらいいでしょうか。

その方法は、たくさんあります。

例えば、本書をひもといて、マシューさんのメッセージに
触れるという手もあります。

今回読んでみて、私自身もまるで視界をぐんと広げてもら
ったような気がしましたよ。

中にはとてもショッキングな内容もありますが、心が救わ
れるような、希望の持てるメッセージもたくさんあります。

地球がこれから移行しようとしている第四密度の世界は、
今私たちのいる第三密度に比べ、「愛と平和と自然との
調和」に満ちた世界なのだそうです。

そして、そんな地球の「アセンション」のために、高度に
進化した地球外のあまたの生命体たちがエネルギー
を送り、惜しみない協力をしてくれているのだとか。

なんて、ありがたいことでしょうか。

この本を通して、そんなもろもろのことを知れば、あなた
自身の「アセンション」が、きっと起こるでしょう。